MIME-Version: 1.0 Content-Location: file:///C:/85899B11/71.htm Content-Transfer-Encoding: quoted-printable Content-Type: text/html; charset="us-ascii"
第一回戦=
289;二戦目がが終了し、=
;いよいよシカマルの=
20986;番がやって来た。
だが、当の=
412;人からは覇気が感じ=
;られない。
眉間にシワ=
434;寄せて何やら考え込=
;んでいる。
(最初は大=
976;夫だと思ったんだが=
;…スパイ野%=
070;にやられた個所が痛=
;むぜ、畜生…)
それもその=
560;、カブトの術で『腱=
;』と『神経』を断ち=
20999;られてから数日し{=
63;経っていない。
ナルトの掌=
185;術で応急処置はした=
;が、完治するのには=
25968;ヶ月掛かる。
無理をした=
425;再発する可能性が高=
;い。
(でも、ま=
354;…ここで修"=
892;の成果を見せねーと=
;な…模試で満=
857;でも本番で赤点なら=
;意味がねェ)
首筋を手で=
276;さえ、首の間接を小=
;気味良く鳴らす。
【言われな=
367;ともそのつもりだ】=
;
ナルトが不$=
969;な笑みを浮かべ、そ=
;れを見たシカマルが=
35430;験会場に続く通路|=
08;歩いて行く。
【…シカマル】=
「あん?」
【頑張れよ=
305;
「へッ…言われなくてもそ=
12398;つもりだ」
ナルトが言=
387;た言葉をそっくりそ=
;のまま返すシカマル=
12290;
一方のナル=
488;は苦笑いを浮かべて=
;いた。
「さてと…じゃあ、=
169;も行くとするか」=
シカマルの=
550;戦相手であるテマリ=
;が巨大な扇子を持ち=
19978;げた。
「…=
230;姉さん」
「どうした=
398;、我愛羅?」
中央へ向か=
358;通路に足を進めた時=
;、我愛羅が声を掛け=
12383;。
普段通りの=
961;表情だが、心配そう=
;な声。
別に姉の実=
147;を疑っている訳じゃ=
;ない。
それ所か間$=
949;いなく木ノ葉の忍で=
;は勝てないだろう。=
span>
「何ならオ=
524;がアイツを………」
殺気を放ち=
289;砂を轟かせる我愛羅=
;。
「大丈夫よ=
289;すぐ終わらせるから=
;…」
「だが…」
我愛羅は尚=
418;食い下がる。
「この一ヶ=
376;間、禄に運動してな=
;いから適度に流して=
26469;るよ」
「…分かった」=
渋々引き下=
364;る我愛羅だったが、=
;まだ何か言いた気で=
12354;った。
「我愛羅…お姉ちゃ=
435;の強さは知ってるだ=
;ろ?」
言葉に出さ=
377;小さく頷く我愛羅。=
;
「じゃあ、"=
892;って来る…カンクロ=
454;?我愛羅を頼むから=
;な」
「ちょ、ち=
423;っと待つじゃん!!=
;オレなんかで押さえ=
36796;めるかって!!」
そんなカン=
463;ロウの叫びも虚しく=
;、テマリは足早に通=
36335;に消えた。
後に残され=
383;我愛羅とカンクロウ=
;。
「…=
230;カンクロウ」
「な、何だ=
424;」
「オレに指=
968;本でも触れたら殺す=
;ぞ」
テマリの時=
392;は全く正反対と言っ=
;ても良いほどの態度=
12290;
鋭く眼光を=
330;し、砂を待機させて=
;いた。
俗に言う『#=
686;戒』
しかし、我=
859;羅のこれは『外敵か=
;ら身を守る為』では=
12394;く『いつでも殺せ|=
27;用意』である。
(べ、別に=
931;れてるから良いけど=
;よ)
少しも信用=
373;れてない事が残念な=
;のか、カンクロウは=
24515;の中で泣いていたz=
90;
「コイツは =
080;構な場所じゃねーか=
;」
会場の中央=
395;足を踏み入れた途端=
;、観客達の歓声が全=
36523;を振るわせる。
『ナルトVA=
331;ネジ』に続いて『シ=
;ノVSカンクロウ』=
12398;試合を見て客達のŌ=
88;奮も頂点に達してい=
るようだ。
中忍選抜試'=
443;は殺し合いではなく=
;、自分を如何に魅せ=
12427;かが決め手。
しかし、そ=
398;事に集中し過ぎても=
;いけない。
そんな中、=
471;カマルと対象的に向=
;こう側からテマリの=
23039;が見える。
「厄介なの=
399;あの扇子だな…『風遁』=
434;用いた広範囲の攻撃=
;…どうやっ=
390;止めりゃ良い?」=
今まで見て=
469;たテマリの戦法・特=
;徴を瞬時にして思い=
20986;す。
シカマルの=
784;色の脳はフル回転。=
;
「よし、揃=
387;たな…では第一=
238;戦三戦目……開ࣺ=
7;ッ!!」
両者が対峙=
375;たと思ったら突然の=
;試合開始。
審判員であ=
427;ゲンマはダラダラと=
;続ける気はないらし=
12356;。
「ちょ、ち=
423;い待った!!」
急な開始宣#=
328;に異議を申し立てる=
;シカマル。
しかし、次=
398;瞬間………
『風遁 カ=
510;イタチの術ッ!!』=
;
テマリの持=
388;巨大な扇子が唸りを=
;上げ、風の刃を幾つ=
12418;の発生させる。
それだけで=
399;ない、地面を抉り出=
;す程の風圧さえ生み=
20986;す。
至近距離で=
398;直撃を受けたシカマ=
;ルは盛大に吹き飛び=
12289;辺りは砂塵に包ま|=
28;た。
「手応えは=
354;った…他愛もな=
356;な」
巨大な扇子=
434;軽く一振り、辺りに=
;舞い上がった砂塵を=
21561;き飛ばす。
己の術をま=
392;もに喰らえば無事で=
;は済まないだろう。=
span>
だが、テマ=
522;は念の為に確認。=
しかし、そ=
371;には『ズタズタに切=
;り刻まれた丸太』が=
36578;がっているだけで|=
71;カマルの姿は何処に=
もない。
「『変わり$=
523;の術』だと!?」=
「その通り…一応、基=
412;忍術は出来るんだよ=
;、殆ど赤点だけどな=
12301;
聞こえて来=
383;声は背後からであり=
;、いつのまにかシカ=
12510;ルの姿があった。
一瞬の隙を#=
211;逃さずチャクラを練=
;り合わせ、胸の前で=
29420;特の印を結ぶ。
『忍法 影=
495;似の術ッ!!』
自身の影を =
048;長く伸ばし、テマリ=
;の影を目指す。
殺傷能力は=
342;無だが、相手の動き=
;を封じる事に当たっ=
12390;は優秀。
「舐めるな=
483;!!この程度の速さ=
;で私を捕えられるか=
65281;?」
「そんな事=
399;百も承知だぜ、そら=
;…もう一丁A=
281;!」
更なるチャ=
463;ラを練り上げ、テマ=
;リを追撃する影に変=
21270;が起きた。
シカマルの=
433;が二つに分かれ、そ=
;れぞれが違う動きで=
12486;マリを追って行くz=
90;
「数が…増えた!?」
「これぐら=
356;で驚くのは早いぜッ=
;!!」
先ほど二つ=
395;分かれた影の先が更=
;に分かれ、無数の枝=
12398;如く伸びる。
計数十本の=
433;が次々とテマリを捕=
;えようと蠢く。
(こんな細=
356;影でアイツを完全に=
;止めれる訳はねーが=
span>…動きを制&=
480;する事は可能な筈)=
;
一本では効=
524;が薄くても、それが=
;何重にもなれば脅威=
12392;なる。
まずは相手=
398;動きを鈍らせてから=
;徐々に絡め取る作戦=
12395;出た。
要するに『=
979;手な鉄砲、数打ちゃ=
;当たる』
「面白い…だが、幾=
425;影を増やそうと無駄=
;な事」
巨大な扇子=
434;勢い良く閉じ、妖艶=
;で不適な笑みを浮か=
12409;る。
その間にも=
961;数の細い影がテマリ=
;に迫るが、依然とし=
12390;動じない。
しかし、す=
368;足元まで来た瞬間に=
;回避行動を取った。=
span>
「お前に私=
399;捕えられないからな=
;」
そう言って=
289;何と前方に向かって=
;駆け出す。
無数の影が"=
850;く中、その合間を縫=
;うように迫り来る。=
span>
「前に突っ$=
796;んで来やがった!?=
;」
とてもじゃ=
394;いが影の速さ程度で=
;は追い付けない。
「チッ!!=
301;
瞬時に『影=
495;似の術』を解き、別=
;の印を結び始める。=
span>
自分では赤=
857;と言っていたが、中=
;々の印速度。
『忍法 変=
431;り身の術ッ!!』=
術の発動と=
516;時に丸太と入れ替わ=
;り、シカマルは更に=
24460;方へと跳躍。
あの厄介な=
159;子で眼眩ましの煙幕=
;もすぐに掻き消され=
12427;だろう。
その僅かな=
178;間に戦略を練り上げ=
;なければならない。=
span>
「何とか距&=
626;を空けねェと…接近戦じ=
419;『影真似』の分が悪=
;ィ」
「もう遅い=
289;既に背後は貰った」=
;
不意に背後=
363;ら声が聞こえ、シカ=
;マルが勢い良く振り=
21521;く。
それと同時=
395;テマリが閉じた巨大=
;な扇子で殴打。
だが、何と=
363;両腕で防御して耐え=
;切る。
「まだまだ=
483;!!」
更に腹部を=
401;った足刀蹴りがまと=
;もに入り、シカマル=
12398;身体が浮いた。
『風遁 カ=
510;イタチの術ッ!!』=
;
トドメの一=
731;と言わんばかりの突=
;風がシカマルに襲い=
25499;かる。
「ぐあッ!A=
281;」
三連続の攻=
731;に成す術もなく吹き=
;飛ばされるシカマル=
12290;
綺麗な弧を=
551;いて地面に激突し、=
;それでも慣性が失わ=
12428;ないのか地面を転{=
64;りながら仰向けに倒=
れる。
両手を左右=
395;広げ、まるで昼寝を=
;しているようだ。
「どうした…もうお終=
356;か?」
余裕の笑み=
434;浮かべるテマリ、更=
;には巨大な扇子を孔=
38592;の羽のように扇形{=
95;広げた。
パフォーマ=
531;スのつもりなのか、=
;それとも単なる癖な=
12398;か……
砂隠れ三兄=
351;の実姉であるテマリ=
;の実力はかなり高い=
12290;
中・遠距離=
398;間合いでは『風遁』=
;で全てを切り刻み、=
36817;距離では素早い身{=
98;こなしと巨大な扇子=
で迎撃。
非常に厄介=
394;相手である。
「シカマル…動かなく=
394;っちゃった」
今までお菓=
376;を食べ続けていたチ=
;ョウジの手が止まり=
12289;小さく呟いた。
遠くからで=
354;るが、シカマルが壁=
;に叩き付けられた様=
23376;は良く見える。
「ちょ、ち=
423;っとどうするのよ=
…いの!!=
301;
「どうする=
418;こうするも見てるし=
;かないでしょ!!」=
span>
サクラが隣=
395;座っている幼馴染の=
;身体を揺する。
冷たく言い=
918;ついのだが、その表=
;情は極めて険しい。=
span>
(普段の時=
424;りもシカマルの動き=
;が鈍い…やっぱり=
414;だ傷が癒えてないん=
;じゃ…)
ナルトから =
862;いた話だと、両足の=
;腱・腕の神経を切断=
12373;れたらしい。
自分も片足=
398;腱を切断されたが、=
;凄まじい激痛で立つ=
20107;さえも出来なかっ{=
83;。
今でも無理=
434;すれば痛む。
そんな中、=
471;カマルはあんなに激=
;しく動いている。
「あの程度=
376;ゃテマリにゃ絶対に=
;勝てねーよ…なあ、我=
859;羅?」
「当たり前=
398;事を聞くな」
ドサクサに =
027;れて我愛羅に話し掛=
;けるが、にべも無く=
30636;時に斬り捨てられ|=
27;。
「木ノ葉の=
979;忍如きが姉さんの動=
;きを見極められる筈=
12364;ない」
姉であるテ=
510;リの絶対的な勝利を=
;確信している我愛羅=
12290;
それもその=
560;、テマリの身のこな=
;しは並居る受験生達=
12398;中でもトップクラ|=
73;。
体術に全て=
434;掛けて来たロック・=
;リー程ではないが
「お前は逆=
395;時間を掛け過ぎだ」=
;
「だからそ=
428;は悪かったって!!=
;」
「ふん」
カンクロウ=
395;して見れば、油女シ=
;ノとは最後までケリ=
12434;着けたかったのがĈ=
12;音だ。
傀儡ではな=
367;、素手で戦うなんて=
;久方ぶり。
我愛羅との =
004;束がなければ相手が=
;動かなくなるまで戦=
12387;ていただろう。
(ハァ…手の掛かる弟じゃ=
12435;)
気取られる=
107;なく小さな溜息を一=
;つ吐き、ムスッとし=
12390;いる我愛羅を見たz=
90;
何が『じっ=
367;り見てろよ』だ…クソ情け=
397;ェ。
丸っきり歯=
364;立たねェじゃねーか=
;…そりゃ手=
069;が弱い事は知ってる=
;けどよ。
『影狼の術=
303;ならアイツを捕らえ=
;られる…だが、会=
580;内にある影が少ねェ=
;な。
太陽が真上=
395;あって、雲一つ在り=
;もしない。
それよりも=
309;か身体中が気持ちよ=
;くなって来た。
さっきまで=
496;ラバラになりそうだ=
;ってのに…確か前に=
418;同じような状況があ=
;ったような…?
ああ、そう=
384;…『クロガ=
493;』と戦った時だ。=
全身が血塗=
428;なのに痛くなくて=
…逆に力が=
263;いてきたんだよ。=
脳内麻薬っ=
390;言ったか?
肉体がダメ=
540;ジの許容量を越える=
;と分泌される……マӟ=
2;で良い気分だ。
これなら勝=
390;る…負ける要 =
032;が見つからねェ。=
ポーチの中=
395;は数枚の起爆札に煙=
;玉が数個…上等、十=
998;過ぎるぜ。
さあて、反=
731;開始と行きますか。=
;
脳内麻薬の=
177;果はそう長くは続か=
;ねェからな。
「審判、も=
358;勝負は着いた…勝利宣言=
434;してくれ」
「オレとし=
390;もさっさと先に進め=
;たいが…どうやら=
414;だのようだ」
「…何だと?」=
審判員であ=
427;ゲンマに勝利宣言の=
;催促をするが、一向=
12395;首を縦に振らないz=
90;
テマリがそ=
398;訳を問い質そうとし=
;た時、ゲンマが小さ=
12367;呟いた。
「アイツは=
420;る気十分のようだぜ=
;?」
「…ッ!?」
ゲンマの視 =
218;の先には先ほどまで=
;大の字になっていた=
12471;カマルが立ってい{=
83;。
首筋に手を =
622;き、小気味良く鳴ら=
;す。
ゆっくりと=
486;マリの方を振り向く=
;と口元に笑みを浮か=
12409;る。
「悪ィな、=
385;ょっと寝てたぜ」=
「何なら永=
496;させてやるよ」
「それは多=
998;、無理だ…この試合=
399;オレが勝つからな」=
;
今まで散々=
395;攻撃を受けて来たシ=
;カマル、それが何と=
21213;利予告をした。
(どうやら=
412;当に打ち所が悪かっ=
;たようだな…瞳の焦点=
418;合っていない)
拡がってい=
383;巨大な扇子を閉じ、=
;後方へ大きく間合い=
12434;取る。
そのまま接$=
817;戦で終わらせても良=
;いが、何やら様子が=
21487;笑しい。
此処は念の=
858;に距離を取って様子=
;を見極める。
「ちょうど!=
391;い間合いだ…じゃあ、"=
892;くぜッ!!」
右手には手#=
023;剣、左手にはクナイ=
;を持てるだけ持って=
33016;の前で構えた。
大量に手=
395;した手裏剣・クナイ=
;を僅かにタイミング=
12434;ずらしならが投擲z=
90;
凄まじい勢=
356;で空を裂き、テマリ=
;を目指して飛んで行=
12367;。
「ふん…その程度なら軽く=
36991;けれる!!」
迫り来る手#=
023;剣を直前で回避、次=
;いで牙を向くクナイ=
12399;地に伏せて余裕でű=
91;けた。
その様を見=
390;いたシカマルは新た=
;な手裏剣を取り出す=
12392;、再び投げ付けるz=
90;
「どうしたA=
311;無駄だと言う事が理=
;解できないか!?」=
span>
余裕の笑み=
434;浮かべ、後転の連続=
;で次々と捌いて行く=
12290;
最後は巨大=
394;扇子を広げて盾代わ=
;りに防いだ。
「直線に飛=
406;手裏剣やクナイじゃ=
;ダメか…」
小さく呟く=
392;胸の前で印を次々を=
;組み上げて行った。=
span>
チャクラの=
918;出量を徐々に増やし=
;、左手に右手を被せ=
12427;ように印を結ぶ。
『忍法 影=
436;の術ッ!!』
術の発動と=
516;時にシカマルの左右=
;に漆黒の狼が姿を現=
12377;。
ハッキリと'=
080;貌は見えなく、心な=
;しか陽炎のようにボ=
12531;ヤリとしていた。
だが、その=
422;黒の狼は鋭い牙を向=
;いて今にも襲い掛か=
12425;んとしている。
「アイツの=
205;きを止めるには狼の=
;機動性…頼むぜッA=
281;!」
主人からの=
629;令を受け、二匹の影=
;狼が一斉に駆けた。=
span>
左右を交互=
395;何度も入れ替わり、=
;着実にテマリとの間=
21512;いを詰める。
「この術は=
968;体…!?」
テマリから'=
514;きの声が漏れ、影狼=
;が襲い掛かった瞬間=
12395;後方に跳躍。
それと同時=
395;巨大な扇子を振り上=
;げた。
『風遁 カ=
510;イタチの術ッ!!』=
;
振り下ろす=
392;同時に発生する風の=
;刃と風圧で迎撃。
「これでど=
358;だ!?」
扇子を閉じ=
289;安堵した刹那に砂塵=
;から二匹の影狼が勢=
12356;良く飛び出す。
前脚の爪で=
999;り付け、鋭い牙でテ=
;マリを引き裂こうと=
12377;る。
「チッ…こいつら!!」
だが、その=
968;撃が虚しく空を切る=
;だけ。
『バーカ…影に実体=
364;ある訳ねェだろ!!=
;」
シカマルが=
823;声で叫び、テマリが=
;即座に睨み付けた。=
span>
だが、その&=
291;にも二匹の影狼が延=
;々と仕掛ける。
鋭い爪を備=
360;た前脚がテマリの顔=
;面を狙う。
「くッ!!=
301;
優れた動体#=
222;力で軌道を見極め、=
;ギリギリで回避。
しかし、完=
840;には避けれなかった=
;のかテマリの髪が数=
26412;切られていた。
(実体がな=
356;んじゃないのか…何故私の'=
658;が切られる?)
(畜生ッ…影狼でも=
429;えられないのかよ!=
;?)
避け続けて=
356;るテマリは息切れ一=
;つなく、対するシカ=
12510;ルは呼吸が激しいz=
90;
この『影狼=
398;術』―仕掛ける=
636;間だけ意識的に実体=
;化させる為、『影狼=
12303;は決して怯まないz=
90;
だが、チャ=
463;ラの消費量は生半可=
;ではないのだ。
実体化させ=
427;数にも拠るが、術中=
;は常にチャクラを大=
37327;放出。
シカマルの=
481;ャクラでは五分が限=
;度と言った所である=
12290;
(確かにこ=
398;術の特性は脅威だが=
;…チャクラ=
398;消費が激しいようだ=
;な)
徐々にだが=
302;影狼』の機動力に衰=
;えが見え始めた。
(このまま!=
258;滅を誘っても問題は=
;ない…でも、奴=
399;私の手で倒す!!)=
;
巨大な扇子=
434;一振りして砂塵を巻=
;き起こし、更に勢い=
12434;加えて扇子を振りÞ=
38;す。
するとカマ=
452;タチが砂塵を含み、=
;巨大な突風を産み出=
12375;た。
目標は言う=
414;でもなく術者である=
;シカマル。
『風遁 風=
722;塵の術ッ!!』
テマリの起=
371;した突風が一瞬にし=
;て視界を奪い、細か=
12394;砂粒がシカマルのÐ=
40;身を襲う。
風圧が加わ=
426;、砂粒が散弾の威力=
;を持つ為に破壊力は=
24213;知れない。
『風遁 カ=
510;イタチの術ッ!!』=
;
トドメと言=
431;んばかりに最大級の=
;風の刃が襲い掛かっ=
12383;。
地面を削り=
462;り、更なる砂塵を巻=
;き起こしながら突き=
36914;む。
さすがのシ=
459;マルも術を解き、何=
;故か忍具ポーチに手=
12434;突っ込んでいる。
(身体中が=
051;まれてるって言うの=
;に痛みを感じねェな=
12435;て…変な気分=
384;ぜ)
言葉通り、=
471;カマルの全身至る所=
;に裂傷が刻まれてい=
12383;。
大小、浅い=
663;に深い傷…薄っすら=
392;血を滲ませている物=
;もあれば、鮮血が流=
12428;続けている物もあ|=
27;。
脳内麻薬が=
998;泌されている為、痛=
;みを感じないだけで=
23455;際はかなりのダメ}=
40;ジ。
正気に戻れ=
400;地獄の苦しみが待っ=
;ているだろう。
(それより=
418;視界が隠れている今=
;が絶好のチャンス
その間にも=
032;たな裂傷が刻まれて=
;行く中、乱暴に上着=
12434;脱いだ。
「ちょっと=
450;スマ!シカマルはも=
;う限界よ、止めなく=
12390;も良いの!?」
「ん~?…大丈夫だ=
429;」
裂傷に塗れ=
390;行くシカマルの全身=
;を見て、紅がアスマ=
12395;向かって問い詰め|=
27;。
しかし、問=
356;詰められた本人は火=
;の点いていない煙草=
12434;弄ぶ。
「頭部を地&=
754;に打ち付け、極め付=
;けに全身からの大量=
20986;血…本当に死=
396;わよ」
「大丈夫だ=
387;て…出血し過=
366;て死ぬんならゲンマ=
;が止めるさ…それに……」
「それに…何なのよA=
311;」
「ダメージ=
364;許容量を越えると脳=
;内麻薬が分泌され、=
30171;みはやがて陶酔感{=
95;変わる」
「…=
230;…?」
「今のシカ=
510;ルがその状態って訳=
;だ…立ち上が=
387;た時に笑ってやがっ=
;たからな」
さすがは担=
403;上忍と言うべきか、=
;シカマルの状態を一=
30446;で看破。
(脳内麻薬=
398;効果が切れた時はま=
;ともに動けなくなる=
span>…シカマル=
289;早く決めろよ)
声には出さ=
378;、胸の内でソッと付=
;け足す。
会場全体を=
253;んでいた砂塵が徐々=
;に晴れて行き、満身=
21109;痍となったシカマ}=
23;の姿が見えた。
地面に片膝=
434;突き、既に印は解か=
;れている。
「ハァ…ハァ…ハァ…ゴホッ!!」
「どうやら=
170;度こそ終わりのよう=
;だな?」
傍から見て=
289;シカマルはもう戦え=
;る状態ではない。
観客達も勝$=
000;の行方が明確に分か=
;っているだろう。
「ふん、強=
364;りだけは一人前か=
…良いだろ=
358;、今楽にしてやる」=
;
今までより=
418;更にチャクラを練り=
;込み、巨大な扇子を=
19978;部に構えた。
その時、シ=
459;マルの口元が僅かに=
;笑みを浮かべる。
シカマルの=
096;子に違和感を覚え、=
;テマリの動きが止ま=
12387;た。
どう考えて=
418;自分が優勢であり、=
;相手は劣勢以外の何=
29289;でもない。
それにも関=
431;らず、余裕の笑みを=
;浮かべるシカマルが=
35299;せなかった、
(私が仕掛=
369;てから何のリアクシ=
;ョンも起こしてない=
span>……いӚ=
0;、コイツの上着は何&=
#20966;に行った!?)
ようやくシ=
459;マルの上半身が鎖か=
;たびらだけになって=
12356;た事に気付く。
間違いなく=
808;程までは短めの上着=
;を着ていた筈。
別に上着一=
522;で優勢が変わると思=
;っていないが、シカ=
12510;ルの笑みが気にな{=
87;て仕方がない。
「お前…何を考えてる?」=
span>
「決まって=
435;だろ、勝つ事だよ」=
;
「この絶対=
340;不利な状況でか?」=
;
「ああ…身体はボロボロ、=
12481;ャクラも残り僅か…」
「ふん、そ=
435;な状態で何が出来る=
;!?」
「何が出来=
427;?…いや、勝=
033;への布石はもう打っ=
;たんだよ」
「何だとッA=
281;?」
テマリが声=
434;荒げた途端、二人の=
;頭上で爆発が起きた=
12290;
それと同時=
395;濃度の高い煙が空を=
;覆い尽くす―とは言う=
289;の試験会場の中だけ=
;だが。
そして、そ=
398;煙が陽の光を遮って=
;広範囲に影が拡がる=
12290;
「爆発ッ!A=
311;一体何が…!?」
一瞬の事で=
605;考能力が正常に働か=
;ないテマリ、それを=
12471;カマルは見逃さな{=
63;った。
全身から残=
387;たチャクラを掻き集=
;め、胸の前で印を組=
12415;上げて行く。
次いで自身=
398;影を中継し、辺り一=
;面に拡がった影にチ=
12515;クラを送り込む。
「ぐッ…ぎッ…!!」
凄まじい勢=
356;で体内からチャクラ=
;が流れ落ち、身体が=
28608;痛で悲鳴を上げるz=
90;
眼は真っ赤=
395;血走り、額には筋が=
;浮かんでいた。
少しでも気=
434;抜けば、即座に意識=
;を失うだろう。
「ナルト、#=
211;てろよ…これがオ=
524;の底力ッ!!」
血が滲むほ=
393;に喰い縛り、両手を=
;合わせて印を結んだ=
12290;
『忍法 影=
436;・大牙の術ッ!!』=
;
最後に全て=
398;チャクラを送り込む=
;と、辺り一面の影に=
22793;化が起きた。
一つ、二つ=
289;三つ……七Ӗ=
8;、八つ、九つ…
次々と影が=
427;り上がって行き、そ=
;れら全てが『影狼』=
12392;化す。
その数、お=
424;そ数十頭。
爆発に気を=
462;られていたテマリの=
;周囲を完全に取り囲=
12435;でいる。
そこでやっ=
392;無機質な気配に気付=
;いたのか、テマリが=
27671;付いた。
「さっきと=
516;じ術!?いや、数が=
;多過ぎるッ!!」
(煙幕の効=
524;は約三十秒…術の効果=
418;ほぼ同じ…これで決=
417;る!!)
己の意思を=
481;ャクラを通して伝え=
;、影狼達が一斉に襲=
12356;掛かった。
疾風の如く'=
366;け抜け、鋭い爪と牙=
;が舞う。
「奴が影を=
805;る事は知っていた=
…だが!!=
301;
迫り来る影=
436;達を垣間見て、テマ=
;リが空高く跳躍。
巨大な扇子=
391;風を起こし、テマリ=
;は文字通り宙を舞っ=
12383;。
僅かに軌道=
434;変え、静かに着地。=
;
「考え自体=
399;悪くない。しかし、=
;本気になった私は疾=
39080;よりも速い!!」
テマリが叫=
435;だ瞬間、その姿が瞬=
;く間に掻き消えた。=
span>
ただでさえ=
289;人並み外れた機動力=
;に瞬発力。
―にも関わら=
378;、テマリの移動速度=
;が更に上昇する。
多勢に無勢=
392;でも言うのだろうか=
;、疲れを知らない影=
29436;達が波状攻撃を仕þ=
99;けて来た。
回避した先=
293;に影狼達が現れ、急=
;激に体力が消耗して=
34892;く。
この事から=
375;て、テマリは本気に=
;『なった』のはない=
12290;
シカマルに=
424;って本気に『させら=
;れた』のだ。
(後=
8230;十五秒ッ!!)
徐々に痛み=
364;全身を蝕んで行く。=
;
戦闘不能ど=
371;ろか再起不能になり=
;兼ねない。
試合会場を#=
211;下ろす場所に鎮座し=
;ている三代目火影と=
39080;影。
「ほう、さ=
377;がは『奈良一族』で=
;すな…影を使役=
377;る術に長けている」=
;
「本来は戦&=
360;補助の役目を果たす=
;術…それを完=
840;な戦闘用の術にまで=
;発展させるとは…」
風影がシカ=
510;ルの術に大して感嘆=
;する中、三代目火影=
12418;アゴヒゲを撫でな{=
64;ら呟いた。
三代目火影=
364;若かりし頃、今から=
;およそ数十年前。
例えるなら=
400;『影縫いの術』・『=
;影縛りの術』・『影=
30495;似の術』
よって『影=
303;を用いて相手を殺傷=
;しようとする『影狼=
12398;術』は類を見ないz=
90;
「ふふ…私も老いましたか=
12394;」
「何を仰る=
290;風影殿はワシとまだ=
;若いからの」
口元を綻ば=
379;て笑う三代目。
「『油女一=
063;』に『奈良一族』=
…それにし=
390;も木ノ葉は本当に粒=
;が揃っていますな」=
span>
その言葉に=
399;皮肉や嫌味は一切含=
;まれていなかった。=
span>
(その中で=
418;ナルト君は特に…ね)
代わりに大=
356;なる野望が込められ=
;ていたが。
その頃、テ=
510;リは影狼達の猛威を=
;未だに避け続けてい=
12383;。
四方八方に=
152;えて真上からも襲い=
;掛かり、多少なりと=
12418;息が荒い。
全力で回避=
377;るだけでなく、幾つ=
;かの『風遁』を駆使=
12375;た為である。
(影の動き=
364;鈍い…この試合=
289;私の勝ちだ!!)=
(チャクラ=
364;足りねェ!!こんな=
;事なら真面目に修行=
12375;とくんだったぜ…ド畜生ッA=
281;!)
衰えを見せ=
394;いテマリの機動力、=
;影狼達を縫うように=
39366;け抜けて間合いをŢ=
40;めて行く。
一方のシカ=
510;ルは影狼で懸命に仕=
;掛けるが一向に命中=
12375;ない。
(後=
8230;十秒ッ!!)
脳内麻薬の=
177;果が薄れ、印を結ん=
;でいる両手が激痛の=
28858;に震え始めた。
一度に具現=
270;させる影狼の数も減=
;少し、眼に見えて術=
12398;効果が弱くなってŜ=
92;く。
その間にも=
486;マリは避け続け、巨=
;大な扇子を片手に舞=
12358;。
―にも関わら=
378;二人の距離が徐々に=
;縮まる。
(残り五秒=
483;!!)
僅かなチャ=
463;ラを振り絞り、シカ=
;マルが限界寸前まで=
25361;む。
普段から昼=
517;をして暇があれば雲=
;を眺めている怠け者=
12392;同一人物とは思え{=
94;い。
(四=
8230;…三……二……一ッ!!)=
遂に眼前ま=
391;迫って来たテマリに=
;向けて、影狼達を向=
12363;わせた。
影を使役す=
427;術は扱う者と距離が=
;近ければ威力が増す=
12290;
だが、テマ=
522;の機動力が上回り影=
;狼達の隙間を突き抜=
12369;る。
閉じた扇子=
434;振り上げると、力任=
;せに殴打。
「残念だっ=
383;な!!これで…終わりだ=
483;!!」
勝利を確信=
375;た笑みを浮かべ、シ=
;カマルの顔面に叩き=
36796;んだ瞬間―丸太と入=
428;替わっていた。
『忍法 変=
431;り身の術』―忍者アカ=
487;ミーで習う忍術の初=
;歩中の初歩。
テマリの双=
520;が大きく見開かれ、=
;不意に背後から感じ=
12427;気配。
振り向き様=
395;一撃を与えようとす=
;るが、背中に感じる=
20919;たい金属の感触が{=
81;れを遮る。
見なくとも=
028;別できる感触にテマ=
;リの頬を一筋の汗が=
20253;う。
「お前…最初からこれを狙=
12387;ていたのか?」
「ゼェ…ゼェ…ああ、『影狼の術=
12303;を破るには術者をĝ=
28;さなきゃ意味がねェ=
からな」
身体中の至=
427;場所に裂傷が刻まれ=
;、所々が鬱血して腫=
12428;上がっている。
「だとする=
392;…ハァ…ハァ…必ず一撃で決める=
span>…その為に=
205;作は大振りになって=
;隙が生じる」
「一つ聞き=
383;い。試合の途中で広=
;がった一面の影はど=
12435;な仕掛けだ?」
「上着をパ=
521;シュート代わりにし=
;て有りっ丈の煙玉を=
36215;爆札で拡散させた{=
01;
シカマルは=
462;行中に編み出した大=
;技―『影狼・=
823;牙の術』で相手が放=
;つ一撃を断定。
術者を一撃=
391;戦闘不能する為には=
;生半可な攻撃では意=
21619;が無い。
零距離とも#=
328;える間合いでは忍術=
;よりも体術が効果的=
12391;あり、力任せに殴û=
71;する事は極めて正し=
い判断。
しかし、そ=
398;万人が行う判断をシ=
;カマルは逆に利用し=
12383;。
大振りな一=
731;は強烈だが空振りし=
;た時の隙は致命的に=
12394;る。
テマリとシ=
459;マルの勝敗の行方は=
;最後の一撃を避けれ=
12427;か否かに決まって{=
56;た。
「全てはお=
069;の手の内で踊ってい=
;たと言う事か…言い訳は=
375;ない。私の負けだ」=
;
テマリが敗=
271;した原因はもう一つ=
;存在する。
それは試合=
403;初から相手を侮って=
;油断していた事だ。=
span>
身体能力・=
525;術の威力はシカマル=
;よりも数段も上であ=
12426;、最初から全力な|=
25;ば文字通り瞬殺。<=
span
lang=3DEN-US>
試合が終わ=
387;た後で気付いても遅=
;いが、これはもしも=
12398;話だ。
「いいや…テメェの=
213;ちだ」
「…=
230;何だと?」=
「もう……立ってられねェ」=
span>
それだけを#=
328;い残すと手からクナ=
;イが離れ、シカマル=
12418;膝から崩れ落ちたz=
90;
最後の気力=
391;仰向けになり、荒い=
;呼吸を何度も繰り返=
12377;。
脳内麻薬で=
171;覚が麻痺してなけれ=
;ば当の昔に動けなく=
12394;っていただろう。
それ程まで=
395;シカマルはダメージ=
;を追っていた。
だが、不幸=
013;の幸いと言うか『薬=
;師カブト』に切断さ=
12428;た腱や神経等に支Ɓ=
56;は出ていない。
「こりゃ試=
512;続行は無理だな…下手した=
425;死んじまう」
審判員であ=
427;ゲンマがシカマルを=
;上から覗き込み、状=
24907;を確認する。
「全身打撲=
395;無数の裂傷…加えて骨=
418;何本か逝ってるな」=
;
煙草代わり=
395;咥えている串を器用=
;に動かし、ゲンマが=
21491;手を大きく上げたz=
90;
「勝者、テ=
510;リ」
「ちょ、ち=
423;っと待て…今の試合=
289;何処を見れば私の勝=
;ちになる!?」
「あん?」
勝利宣言す=
427;ゲンマに抗議するテ=
;マリ。
最初は優勢=
384;ったが土壇場で逆転=
;された挙句、背後を=
21462;られてクナイを突{=
65;付けられた。
言うなれば=
381;の時点で己の敗北は=
;確定していた筈。
「それはそ=
358;だが…」
「試合開始=
363;らオレが終了の合図=
;をするまでが戦いな=
12435;だよ」
「…=
230;………」
「オレの中=
391;はお前と同じでシカ=
;マルの勝ちなんだが=
span>…規則だか=
425;仕方がねェ」
「…=
230;………」
「だからお=
069;の勝ちだ」
第一回戦三=
126;目、勝負の行方はテ=
;マリに委ねられた。=
span>
しかし、そ=
398;勝利を本人は認めて=
;おらず、逆に不満を=
38646;している。
―とは言う物=
398;勝った事は確かで次=
;の試合へ進む。
テマリは地&=
754;に打っ倒れているシ=
;カマルを一瞥してか=
12425;『瞬身の術』で姿|=
34;消した。
【惜しかっ=
383;な…シカマル=
305;
指一本動か=
377;にも億劫な中、何と=
;か眼を開ける。
そこには金'=
658;碧眼の親友の姿が在=
;った。
「惜しいも=
435;かよ。負けちゃ様ァ=
;ねーぜ」
【そんな事=
399;ない、良い試合だっ=
;た…ほら、俺=
398;肩に掴まれ】
「悪ィ…マジで疲れた」
「そういや=
425;はサスケの番だけど=
;よ…アイツま=
384;来てないんだろ?」=
;
【ああ…少なくとも会場内=
12395;気配はない】
「大丈夫かA=
311;アイツ…」
【間に合え=
400;いいんだがな】
シカマルの#=
430;合開始前に聞いた話=
;だと、我愛羅とサス=
12465;は一度立ち会って{=
56;るらしい。
我愛羅曰く―たった一=
731;で勝負が着いたとの=
;事。
もし、それ=
364;事実なら試験会場に=
;現れる確立は低い。=
span>
増してやサ=
473;ケは『うちは』のエ=
;リートを自負してい=
12427;。
更に言うな=
425;ばたった一人の生き=
;残り。
己が持つプ=
521;イドを粉々にされた=
;まま、尻尾を巻いて=
36867;げるか。
それとも粉=
293;になったプライドを=
;更に鍛え上げて再戦=
12434;挑むか。
本人以外に=
399;その真意は分からな=
;い。