MIME-Version: 1.0 Content-Location: file:///C:/85899AF0/60.htm Content-Transfer-Encoding: quoted-printable Content-Type: text/html; charset="us-ascii"
木ノ葉隠=
428;の里から少し外れた=
;山の中、そこで到底=
26377;り得ない状況が起{=
65;ていた。
陽がちょう=
393;真上に達し、雲一つ=
;ない快晴。
にも関わら=
378;、山の木々は音一つ=
;立てずにヒッソリと=
38745;かであった。
その原因は=
656;らく…口寄せさ=
428;し山の如き巨大蝦蟇=
;、年端も行かぬ金髪=
30887;眼の少年が対峙し{=
90;いるからであろう。=
双方から発=
379;られる戦闘的なチャ=
;クラが全てを物語る=
12290;
【どうした…『お仕置=
365;』と言うものをする=
;んじゃないのか?】=
span>
縦に裂けた=
154;外の瞳がガマブン太=
;を睨む。
一方、睨み=
184;けられた本人はキセ=
;ルに火を入れていた=
12290;
《まずは戦=
356;の前の一服じゃけん=
;のう》
そう言って=
289;ガマブン太はキセル=
;を吹かし始めた。
ナルトが変=
431;らず睨み付けている=
;中、ガマブン太が煙=
12434;ゆっくりと肺に吸{=
56;込む。
刹那、その=
475;元が歪んだ。
―……来るッ!A=
281;
どの方向に=
391;も動けるように重心=
;を低く落とす。
そして、危=
807;したと同時にガマブ=
;ン太がナルト目掛け=
12390;煙を勢い良く吐きÑ=
86;した。
途端に視界=
364;白煙に包まれる。=
《貰ったの=
358;!!》
キセルを右=
163;に持ち、ガマブン太=
;が種族特有の長い舌=
12434;鞭のように振り下|=
29;す。
余りの破壊=
147;故に大地が砕け、風=
;圧で白煙が全て吹き=
39131;んだ。
だが、そこ=
395;は人影一つ見当たら=
;ない。
ナルトが潰=
373;れた形跡さえもない=
;。
【不意打ち=
392;は中々……どӓ=
8;して】
《フン、お=
069;がどれだけのモンが=
;試しとうなっただけ=
12376;ゃけんのう》
それはガマ=
502;ン太の本心であった=
;。
先程までの#=
328;い合いで見た目通り=
;、子供だと思ってバ=
12459;にしたが肌が焼け{=
81;うな程のチャクラを=
感じて変わった。
『眼の前に=
356;るガキは強い』と本=
;能が叫ぶ。
今の一撃で=
213;負を決するなんて露=
;程も思っていない。=
span>
【それで感=
819;は?…不意打ち=
414;でしたんだ、答えは=
;出たんだろ?】
《ふん…自来也のスケベ親=
29238;でも此処までワシ{=
95;はタンカは切らん》=
【…だろうな、山のよ=
12358;な巨体を持つ相手{=
92;は戦いたいとは思わ=
ない】
《それでも=
527;シに対してケンカを=
;売るとは…お前みた=
356;なガキは初めてじゃ=
;わい》
キセルを再=
403;口に加え、ニヤリと=
;笑う。
だが、内心=
391;は穏やかではなかっ=
;た。
一刻も早く=
126;ってみたいと焦る。=
;
第3者から#=
211;れば『何をバカな事=
;を…』と一笑=
395;伏すかもしれない。=
;
しかし、そ=
428;程までにナルトから=
;強さを感じたのだ。=
span>
最早、見た=
446;は関係ない。
純粋な戦闘=
147;だけならそこらの忍=
;とは桁が違う。
《そう言え=
400;…お前がワ=
471;を口寄せしたと言う=
;とったのう》
強者は強者=
434;求む。
《その証拠=
395;お前の力を見せてみ=
;い…そしたら=
527;シの力を貸しちゃる=
;けんのう!!》
【ああ、俺=
398;力を思う存分に味わ=
;え】
ナルトの言!=
865;を合図に、ガマブン=
;太が仕掛けた。
水掻きの付=
356;た右腕を高らかに上=
;げ、力任せに振り下=
12429;す。
直撃する寸=
069;、ナルトの姿が掻き=
;消え左後方へと現れ=
12427;。
【これだけ=
398;体格差…さすがに!=
109;力では敵わないか】=
;
先程までナ=
523;トが立っていた場所=
;はガマブン太の一撃=
12391;粉々になっていたz=
90;
巨体から放=
383;れる剛力は尋常では=
;ない。
《まだまだ…これから=
376;ゃてッ!!》
今度は左腕=
434;ナルト目掛けて振り=
;下ろす。
此方も直撃=
544;前で回避、自分が立=
;っていた場所に左腕=
12434;振り下ろされてい|=
27;中…急に暗く=
394;った。
真上を見る=
392;逆の腕が己を潰さん=
;と迫る。
一撃目を避=
369;た場所へ間を空けず=
;に二撃目を繰り出す=
12290;
連続して仕=
499;けて来た。
【チィ!!=
305;
舌打ちしつ=
388;、間一髪で逃れる事=
;が出来た。
少しでも反=
540;が遅れていたら一巻=
;の終わり。
だが、ナル=
488;も攻められているだ=
;けではない。
ホルスター=
395;手を入れ、数枚の手=
;裏剣を取り出して投=
25842;する。
空を切り裂=
356;て飛ぶ手裏剣が狙う=
;のはガマブン太の顔=
38754;。
しかし、ガ=
510;ブン太は巨大な手の=
;甲で防ぐ。
《こんなち=
387;ぽけな手裏剣じゃあ=
;、蚊に刺されたよう=
12394;モンじゃ》
手裏剣は刺=
373;っているのだが、ガ=
;マブン太自身が巨大=
12394;為に効果が無い。
【知らない=
398;か?……蚊ӗ=
5;刺されたら後から効&=
#12356;て来るんだぞ】
手の甲に刺=
373;っている手裏剣は『=
;九尾』に放った物と=
21516;一。
『爆』の術=
335;が刻まれており、威=
;力は折り紙つき。
ガマブン太=
398;言葉と同時に、複数=
;の手裏剣が一斉に爆=
30330;。
顔面の近く=
391;爆音と風圧が牙を向=
;いて襲い掛かる。
一瞬、怯ん=
384;隙にナルトは更に足=
;元を目掛けて手裏剣=
12434;放つ。
地面へと突=
365;刺さった手裏剣も爆=
;発を起こす。
大量の砂塵=
364;舞い上がり、ガマブ=
;ン太の姿が隠れてし=
12414;った。
【どうした……もӓ=
8;終わりか?】
そう言いつ=
388;、ナルトはホルスタ=
;ーからクナイを取り=
20986;して構える。
膨大な質量=
434;持つ相手にこの程度=
;の攻撃が通用する筈=
12364;ない。
地球を相手=
395;手榴弾を喰らわせて=
;もホンの一部が欠け=
12427;だけ。
それと同じ=
384;。
まずは相手=
398;出方を覗う。
《手裏剣自=
307;に術式を刻むとはの=
;う…ちっとだ=
369;驚いたわい》
声からして=
480;メージは全くとして=
;皆無だろう。
そして、時&=
291;が経過するに連れて=
;砂塵が収まって行く=
12290;
《だが…まだまだ勝負はこ=
12428;からじゃあ!!》
雄叫びを上=
370;るガマブン太、次い=
;で両手で印を結ぶ。=
span>
ガマの特有=
391;ある頬が破裂寸前の=
;風船のように膨らん=
12384;。
『水遁 鉄=
770;玉ッ!!』
口から勢い!=
391;く放たれる巨大な2=
;つの水弾。
唸りを上げ=
390;迫り来る。
【か=
8230;カエルが忍術、水=
36929;を……っӗ=
2;そんな事を言ってい&=
#12427;場合じゃない!!=
305;
ガマが人語=
434;解するだけでなく、=
;忍術まで扱うとは思=
12387;ても見なかった。
さすがのナ=
523;トも驚いて一瞬だけ=
;動きを止めたが、慌=
12390;て印を組む。
『土遁 土=
969;壁ッ!!』
術の発動と=
849;に、ナルトの眼前に=
;ある地面が大きく盛=
12426;上がった。
それはやが=
390;巨大な土壁となり、=
;相手の攻撃から身を=
23432;る盾となる。
『土遁』と=
302;水遁』が激突。
一発目の水=
382;が直撃すると土壁に=
;大きなヒビが入った=
12290;
【た=
8230;たった一撃で!?=
12305;
次いで二発=
446;が直撃した瞬間、土=
;壁は砕け散ってしま=
12387;た。
此処まで簡=
336;に破壊されるとは思=
;っても見なかった。=
span>
しかも、水=
382;は勢いの衰えを見せ=
;ずに突っ込む。
【ぐッ!!=
305;
脚部にチャ=
463;ラを集中させ、跳躍=
;して難を逃れる。
《甘いのう…空中じゃ$=
523;動きは取れんじゃろ=
;うて!!》
ナルト目掛=
369;て、巨大な腕が横に=
;向かって薙ぎ払われ=
12383;。
【…=
230;回避は不可能か】=
span>
小さく呟く=
392;、両腕で頭部を守っ=
;て防御の体勢を取る=
12290;
なるべく身=
307;を縮込ませてダメー=
;ジを受ける面積を減=
12425;そうと考えた。
余り意味は=
394;いと思うが、何もし=
;ないよりはマシ。
大地をも砕=
367;強烈な平手打ちがナ=
;ルトの小さな身体を=
25417;えた。
喰らった瞬&=
291;、視界が大きく歪む=
;。
慣性の法則=
395;従ってナルトは思い=
;っきり弾け飛んだ。=
span>
どれ程の距&=
626;を飛ばされたのだろ=
;うか、ガマブン太の=
23039;が遠くにあった。
地面に激突=
375;ても慣性が失われず=
;、ナルトが吹き飛ん=
12384;跡が大きく刻まれ{=
90;いる。
【『九尾』=
398;治癒力がなかったら=
;……危ӗ=
4;かったな】
さすがのナ=
523;トと言えども無傷で=
;は済まなかった。
【しかし…体格差が=
492;処まで厄介だとは思=
;わなかった】
対人戦闘な=
425;負ける要素は何一つ=
;ないが、尋常ではな=
12356;質量を相手に苦戦z=
90;
また一つ、=
990;の広さを知った。=
だが、口寄=
379;動物を相手に生身で=
;挑む輩はそうはいな=
12356;。
【それより=
418;どう戦う…接近戦は=
522;スクが大きい、術で=
;遠距離から……】
独り言のよ=
358;に戦術を練るナルト=
;。
その時、此=
041;に向かって飛来する=
;物体を視界に捕らえ=
12383;。
【…また『アレ』かッ=
65281;?】
ナルトの視 =
218;の先には無数の水弾=
;が見えた。
どうやら息=
434;付く暇さえ与えてく=
;れないようだ。
高度と速度=
363;ら着弾地点を予想し=
;、ナルトは駆ける。=
span>
《あのガキ…ワシの平=
163;を喰らったゆーのに=
;まだあんな動けるん=
12363;?》
ガマブン太=
399;心底感心していた。=
;
自分の一撃=
434;喰らって走り回る元=
;気があるとは……
しかも、戦=
356;に熱中する余りに手=
;加減を忘れた一撃を=
12384;。
《フン…ワシの水鉄砲が岩=
23665;に誘導しとる事に|=
18;気付いとらんようだ=
のう》
森の中に対=
375;て放った『水鉄砲』=
;は殆ど勘。
手当たり次=
532;に仕掛ければ、嫌に=
;なって高い所に来る=
12384;ろう。
単純明快だ=
364;、戦闘経験が産み出=
;す本能とでも言うの=
12384;ろうか?
《見晴らし=
398;良いとこに出たが最=
;後……デӝ=
9;いのを喰らわしちゃ&=
#12427;けんのう!!》
チャクラを =
244;り、印を結ぶ。
『水遁 水=
770;弾ッ!!』
先程と同様=
395;頬が限界まで膨らん=
;だと思ったら、『水=
37444;砲』とは段違いのĕ=
00;弾が放たれた。
『弾丸』と=
689;違いの正に『砲弾』=
;
《この術を=
393;う防ぐかワシに見せ=
;てみい!!》
ガマブン太=
399;口元は楽しそうに笑=
;みを浮かべた。
『水弾』の$=
899;続で避け続けるナル=
;ト。
眼の前に高=
356;岩山が見えた。
【あのクソ=
460;エル…俺を岩山=
395;誘導しているな…良いだろ=
358;、受けて立つ】
ナルトは跳$=
493;して、岩山を凄まじ=
;い勢いで登って行く=
12290;
頂上よりす=
368;下、ガマブン太と同=
;じ高さまで来た所で=
27490;まる。
そして、改=
417;てガマブン太の方を=
;見てみると………
【…=
230;案の定か】=
巨大な水の=
770;弾を放っていた。=
直撃を喰ら=
360;ばこの岩山すら吹き=
;飛ぶだろう。
【さてと…久しぶり=
395;やるか】
大した焦り=
418;見せず、ナルトは膨=
;大なチャクラを練り=
22987;めた。
そして、大%=
327;の印を結んで行く。=
;
ナルトの人=
806;の瞳が更に鋭さを増=
;す。
『火遁 狐=
779;の術ッ!!』
水の巨塊が=
452;撃する寸前、ナルト=
;の周囲から異常な熱=
37327;が発生。
それらはや=
364;て業火と化した。=
巨大な業火=
398;帯が九つ……まӚ=
7;で『金毛白面九尾の&=
#22934;狐』が振りかざす=
614;のように…
九つ全てを=
524;前へと集中。
すると業火=
398;壁となった。
【制御が…できる?=
305;
以前までの=
302;狐火』は余りの火力=
;故に放出する事しか=
12391;きなかった。
自分を中心=
392;して天と地を結ぶ火=
;柱の如く。
【なるほど=
394;…色々と応=
992;が利きそうだ】
口元を歪ま=
379;、更なるチャクラを=
;送り込む。
それを動力=
392;して九つの業火が巨=
;大化。
次の瞬間、=
302;火遁』と『水遁』=
…相反する=
289;質が激突。
【俺の『狐=
779;』は絶対に消せはし=
;ない】
九つの業火=
364;ガマブン太の放った=
;『水砲弾』を蒸発さ=
12379;た。
辺りに水蒸=
671;が立ち昇る。
九つの業火=
364;掻き消え、ナルトは=
;印を結び始めた。
大気中に含=
414;れる水分と、先程の=
;水蒸気を凝固させ『=
27700;遁』を発動。
『水砲弾』=
395;勝るとも劣らない巨=
;大な水龍が天を飛翔=
12377;る。
【今度は俺=
398;番だ…存分に喰=
425;え】
ナルトがガ=
510;ブン太を睨み付けた=
;。
己の術を粉=
741;され、逆に『水遁』=
;放った相手を凝視。=
span>
ガマブン太=
399;突然、高らかに笑い=
;出した。
《ガハハハ=
495;ハッ!!ワシの『水=
;遁』を防ぎよったッ=
65281;!》
その間にも=
302;水龍』が牙を向いて=
;襲い来る。
笑い終わる=
392;、ガマブン太は咥え=
;ていたキセルを右手=
12395;持った。
《今度はワ=
471;の『火遁』を見せて=
;やるかのう!!》
そして、牙=
434;向く水龍に狙いを定=
;めて液体を吐き出し=
12383;。
ただの水で=
399;ない……黒ӓ=
6;水だ。
水龍の姿が#=
211;えなくなる程の広範=
;囲に………
《ガマが扱=
358;のは『水遁』だけじ=
;ゃねーけんのう》
すると黒い=
700;が激しく燃え上がる=
;。
『火遁 蝦"=
759;油炎弾ッ!!』
黒い水の正=
307;は油…キセルの=
779;種が引火し、瞬時に=
;火の海と化す。
その中で暴=
428;狂う水龍は徐々に動=
;きが鈍って行く。
だが、更に=
814;の勢いが増すと完全=
;に蒸発して消えた。=
span>
ガマブン太=
399;一仕事を終えたと言=
;わんばかりにキセル=
12434;噴かしている。
《術比べは =
066;わりじゃ…そろそろ=
333;黒ハッキリとしちゃ=
;ろうけんのう!!》=
span>
腰に挿して=
354;ったドスを引き抜き=
;、鈍く光る刀身を露=
12395;した。
それを両手=
391;構え、ややドスを引=
;いて構える。
狙いは少し&=
626;れた所に見える岩山=
;……にే=
5;っているナルト。《これで最=
460;にしちゃる……覚=
5;せいよッ!!》
巨体が前の=
417;りに屈み込み、ドス=
;を持つ手の内を締め=
12383;。
ガマブン太=
398;双眸がナルトを射抜=
;いた瞬間、一足で岩=
23665;の手前まで跳んだz=
90;
凄まじい脚=
147;、踏み込んだ足元が=
;衝撃に耐え切れずに=
23849;壊。
『奥義 蝦"=
759;ドス斬ッ!!』
岩山諸共吹=
365;飛ばすつもりなのか=
;、ガマブン太はドス=
12434;大きく振り抜く。
刀身がナル=
488;目掛けて襲い掛かっ=
;た。
ナルトは静=
363;に眼を閉じ、戦況を=
;考えていた。
己の全体重=
434;乗せた突進の一撃を=
;どう受けるか…それとも$=
991;けるのか?
術比べなら=
400;『金毛白面九尾の妖=
;狐』を宿しているナ=
12523;トが有利。
だが接近戦=
392;なると話は別だ。=
幾ら肉体を=
963;性化して身体能力を=
;飛躍的に高めても、=
37325;量を補うことは不Ö=
87;能。
【俺の術の=
013;で最も威力を誇るの=
;は『螺旋丸』…あの一撃=
434;防いだとしても足場=
;が耐えられるか…?】
問題はそれ=
384;けではない。
全体重を乗=
379;た一撃を『螺旋丸』=
;のみで防げるかどう=
12363;……
【『螺旋丸=
303;に……もӓ=
8;一つ、何かを……】
巨大な刀身=
364;襲い来る中、ナルト=
;は『金毛白面九尾の=
22934;狐』の記憶の一部|=
34;垣間見た。
それは全身=
364;金色の狐が巨大な火=
;球を放つ姿。
『九尾』が=
847;図的に見せたのか、=
;それとも無意識なの=
12363;分からないがナル|=
88;は活路を見出した。=
【『狐火』=
434;制御できた今…試してみ=
427;価値はあるッ!!】=
;
ナルトは大%=
327;のチャクラを放出。=
;
自分を中心=
392;して凄まじいチャク=
;ラが渦を巻く。
【ハアアア=
450;ァッ!!】
術のプロセ=
473;である印を結ぶ。=
『火遁 狐=
779;の術ッ!!』
九つの業火=
364;帯状となり、荒れ狂=
;う。
ナルトはそ=
398;業火を右の掌に集中=
;させた。
【ぐッ…言う事を…&=
#8230;聞けェ!!】
九つの業火=
364;掌よりも2回り程大=
;きい火球まで圧縮。=
span>
更に『螺旋=
024;』の要領でチャクラ=
;を元に業火の回転数=
12434;増幅させ威力を高|=
17;る。
限界まで達=
377;る寸前で腕が震え始=
;めたが、右手首を左=
25163;で掴んで無理矢理ü=
76;さえ付けた。
そして、刀$=
523;を向かい討つ。
『奥義 螺=
059;丸・焔霊ッ!!』=
『螺旋丸』=
392;『狐火』の融合術。=
;
計り知れな=
356;チャクラの奔流が巨=
;大な刀身を受け止め=
12383;。
その際に発=
983;した衝撃の余波が2=
;人を中心として拡が=
12387;て行く。
空間が弾け=
427;ような音が響き、中=
;央の2人は一歩も退=
12363;ない。
…とは言うモ=
494;の勢いを完全に喪失=
;する事はできず、ナ=
12523;トは徐々に押され{=
90;いる。
ガマブン太=
398;一撃にナルトが耐え=
;られても足場は違う=
12290;
重さの余り=
289;徐々に足元にヒビが=
;入って足が埋もれて=
34892;く。
《さすがに=
463;け止めるとは思わな=
;んだぞ……ガӞ=
1;ィ!!》
ドスを持つ=
163;に力を更に込めるガ=
;マブン太。
【ぐッ!!$=
275;場が…崩れるッA=
281;?】
だが、ナル=
488;も今以上のチャクラ=
;を練り上げると掌に=
36865;り込む。
するとチャ=
463;ラの奔流が度合いを=
;増す。
【まだまだ=
449;!!】
信じられな=
356;事に互いの攻撃は均=
;衡を保っていた。
永遠に続く=
363;も知れないと思われ=
;た硬直状態が、急な=
23637;開を見せた。
ガマブン太=
398;ドスの刀身に僅かな=
;変化が起こったのだ=
12290;
《ワシのド=
473;にヒビが入りよった=
;ッ!?》
初めて手に=
375;てから今日まで、刃=
;こぼれ一つさえしな=
12363;った自慢の光物が…
小さなヒビ=
364;入ってから、氷上に=
;圧力を掛けた時のよ=
12358;に全身に拡がってŜ=
92;った。
【どうやら=
483;……限=
8;みたいだなッ!!】<=
/span>
必死で歯を=
936;い縛るナルト、一瞬=
;たりとも気が抜けな=
12356;。
《その前に
【それは俺=
398;台詞だッ!!】
そう言って=
289;ナルトは右手首から=
;左手を離す。
次いで、左=
484;の中心にチャクラを=
;収束させた。
荒れ狂う奔=
969;を圧縮したチャクラ=
;の弾丸。
【これでッ…終わらせ=
427;ッ!!】
ナルトの放=
388;『螺旋丸・焔霊』と=
;ガマブン太のドスが=
20132;差している中心点{=
95;向かって更なる『螺=
旋丸』を繰り出す。
尋常ではな=
356;高出力のチャクラが=
;重なり合い、術の威=
21147;が相乗。
ガマブン太=
398;ドスが砕け散る寸前=
;、『螺旋丸』が眩い=
20809;を放った。
チャクラが=
313;りにも高密度になっ=
;た為、暴走を始めた=
12398;だ。
この土壇場…ナルトに=
046;御する余裕はない。=
;
そして、再=
403;眩い光を放った時=
…大爆発を$=
215;こした。
2人を中心=
392;してかなりの範囲を=
;巻き込んで…
「まさか…あれ程と=
399;のォ」
ナルトとガ=
510;ブン太の戦いが一望=
;できる崖の上で自来=
20063;は呟いた。
腕には意識=
434;失っているハナビの=
;姿もある
「幾ら『九=
614;』のチャクラを引き=
;出したと言っても
自来也の顔=
399;心なしか引き攣って=
;いた。
『九尾』の=
481;ャクラの凄まじさは=
;知っている。
だが、12=
507;の少年がそれを利用=
;して正に山と称する=
12395;相応しい蝦蟇と互Š=
82;以上に戦える筈がな=
い。
『伝説の三=
525;』と謳われた自分で=
;さえ、あそこまで死=
38360;を演じられるか?
答えは無理…だ。
正々堂々と=
126;うと言っても、あの=
;巨体だけで既に反則=
12290;
その上、術=
414;で行使する。
とてもじゃ=
394;いが、勝てる要素を=
;見つけるのは難しい=
12290;
これはあく=
414;でガマブン太と本気=
;で戦った場合だ。
自来也は一=
388;の仮定を立てた。=
ナルトが『=
061;尾』のチャクラで強=
;くなったのではなく=
12289;『封印』が解かれ{=
90;元の実力を取り戻し=
た。
そうすれば=
302;九尾』のチャクラ云=
;々は関係なくなる。=
span>
そして、木=
494;葉に属していると言=
;う『狐の暗部』の噂=
12290;
12年前、=
302;九尾』の事件が起き=
;てから…『狐』は=
524;み嫌われてきた。=
…にも関わら=
378;、何故に『狐』の面=
;を選んだのか?
「あの『暁=
303;も危惧している存在=
;…『狐の暗%=
096;』と同一と見ても良=
;いかもしれんのォ」=
span>
カカシから=
398;情報では『万年ドベ=
;の落ちこぼれで問題=
20816;』となっているがz=
89;先程までの戦いを見=
て信じろと言うのが=
8961;理な話だ。
実力からし=
390;木ノ葉のエリート『=
;うちは一族』のサス=
12465;なんて足元に及ば{=
94;い。
NO.1ル=
540;キーの称号なんて単=
;なる張りぼてと化し=
12390;しまう。
「だが、ナ=
523;トがその事を隠して=
;いるのも事実…此処は気=
184;かないフリをするの=
;が大人かのォ」
何の理由が=
354;って隠しているのか=
;は知らない。
だからと言=
387;て、追求したくはな=
;かった。
ナルトの生=
356;立ちを知っている自=
;来也だからこそだろ=
12358;。
今は静かに#=
211;守ってやるだけ。=
「ぬお!?=
381;う言えば…大変な事=
434;忘れておった!!」=
;
シリアスな&=
640;囲気が一気に壊れて=
;しまった。
途端に真っ&=
738;になる自来也の顔色=
;。
「今度、ナ=
523;トの奴と会ったら=
…ボッコボ=
467;にされるかもしれん=
;」
『伝説の三=
525;』と言えど、ガマブ=
;ン太と互角に渡り合=
12358;奴となんか戦いた{=
67;ない。
更にその相=
163;が最強と名高い『狐=
;の暗部』かもしれな=
12356;のだ。
「さっさと$=
867;げ出そうかのォ」=
取り合えず=
289;腕に抱いているハナ=
;ビをどうするか考え=
12427;。
それからで=
418;遅くない…と思う。
自来也は大=
365;な溜息を吐き、爆心=
;地から巻き上がる砂=
22645;を眺めていた。