MIME-Version: 1.0 Content-Location: file:///C:/85899AB9/49.htm Content-Transfer-Encoding: quoted-printable Content-Type: text/html; charset="us-ascii" 第3の試験予選も= 823;詰めとなってきた

第3の試'= 443;予選も大詰めとなっ= ;てきた。

残りはたっ = 383;の4人。

いや、既にA= 298;人の対戦は決まって= ;いる。

砂隠れの我= 859;羅、木ノ葉のロック= ;・リー。

互いが互い = 434;見据えていた。

「ナルトお前から#= 211;て、あの砂の野郎は= ;どうだ?」

視線を我愛 = 645;に向けながらシカマ= ;ルは尋ねた。

【そうだな簡潔に言 = 360;ば、俺と『同類』と= ;言った所だ】

…= 230;『同類』?」

そう聞き返 = 375;たのはいの。

【ああ、奴 = 363;らは2つのチャクラ= ;が感じられた1つは我= 859;羅、それとは別の『= ;何か』のチャクラが
我愛羅から= 029;のチャクラを感じた= ;のは中忍選抜試験が&#= 22987;まる前。

初めて我愛 = 645;達と面識を持った時= ;だ。

「その『何 = 363;』って何よ?」

「まさか、 = 362;前の中にいる『九尾= ;』みたいな代物か?&#= 12301;

だろうな】=

いのとシカ = 510;ルの2人がゴクリと= ;喉を鳴らす。

ナルトの強 = 373;の秘密、それは『生= ;まれ育った過酷な環&#= 22659;』・『金毛白面九ì= 14;の妖狐』にある。<= span lang=3DEN-US>

他に前例は = 394;いが、体内に妖魔の= ;類を宿しているのだ&#= 12290;

人外の戦闘!= 021;力を秘めている可能= ;性が高い。

「あのオカ = 483;パがどんな攻撃をす= ;るかは知らねーが
我愛羅に = 399;勝てねェな、絶対=
我愛羅の実= 147;を最も熟知している= ;実兄。

カンクロウ = 398;口から誰ともなしに= ;吐き出された。

「当たり前 = 384;私の可愛 = 356;我愛羅だぞ?」

その言葉に= 453;応するテマリ。

少々興奮気= 619;。

「わ、分か = 387;たじゃん!?だからそ = 435;なに興奮するなよ」= ;

両手を前に= 361;き出し『落ち着け、= ;落ち着け』とジェス&#= 12481;ャーを送る。

(テマリの$= 817;くに居ると何か危険= ;じゃん此処は1 = 388;、情報収集を兼ねて= ;金髪のチビの所にで&#= 34892;って来るか……

ズボンのポ = 465;ットに両手を突っ込= ;み、カンクロウはテ&#= 12510;リの邪魔をしない|= 24;うに後ろを通り過ぎ= ようとする。

前を通って = 486;マリの視界を遮った= ;ら何をされるか分か&#= 12425;ない。

そそくさと= 671;配を消して歩みを進= ;めるが………

「待て、カ = 531;クロウ何処へ行 = 367;?」

テマリのハ = 473;キーな声色に捕まっ= ;た。

ビクッと肩 = 434;震わせ、ゆっくりと= ;振り返ってみる。

「ッ!!」

そこには般!= 509;がいた。

割と端整な&= 996;立ちをしているテマ= ;リの視線が鷹を思わ&#= 12379;るような鋭さを帯|= 03;ている。

「我愛羅の#= 430;合は見ないのか?」= ;

そう言って = 289;愛用の巨大扇子を広= ;げた。

実力行使その言葉 = 364;最も似合っている。= ;

「ちょ、ち = 423;っとアイツらの所に= ;な
視線をナル = 488;達に向けた。

「何で行く= 517;要があるんだ?」=

「そ、それ = 399;本戦で奴 = 425;と戦うかもしれない= ;じゃん?だから、 = 381;の情報収集と思って= ;……

そこまで言 = 387;て、カンクロウはテ= ;マリの視線が更に険&#= 12375;くなるのを見た。

「奴らから= 408;ノ葉の下忍の情報を= ;聞いとけば、我愛羅&#= 12364;怪我するなくなる{= 76;ゃん?」

カンクロウ = 399;まるで速射砲の様に= ;言葉を紡ぎ出す。

「我愛羅が……怪ৎ= 5;だと?」

「いや、ほ = 425;万が一って事が……

テマリは視 = 218;を我愛羅に向け、何= ;やら考え込む。

数秒が経ち = 289;視線を再びカンクロ= ;ウに向けた。

「分かった行って来 = 356;」

何気に命令= 475;調。

我愛羅の特= 064;能力からして怪我を= ;負う事はないと思う&#= 12364;、それでも何が起{= 71;るか分からない。<= span lang=3DEN-US>

こんな『奴 = 303;でも役に立つだろう= ;。

そう心の中 = 391;呟いていた。

(ふぅ助かった)=

対するカン = 463;ロウは盛大な溜息を= ;吐く。

普段ならテ = 510;リの実力は自分と大= ;差はない。

だが、我愛 = 645;が絡むと話は別だ。= ;

テマリの戦&= 360;能力は自分の上を行= ;く。

「じゃあ、"= 892;ってくる」

一言残して&= 542;段へ足を向けるが、= ;テマリは既に我愛羅&#= 12395;視線を戻しておりz= 89;カンクロウの言葉は= 無視された。

…= 230;…別に良いじゃん」

それでもめ = 370;ずにカンクロウは歩= ;みを進めた。

「それでは = 289;第9回戦始めて下 = 373;い」

試合開始の= 512;図と共に舞台の幕が= ;上がった。

既に戦闘態= 218;を整えているリー。= ;

対する我愛 = 645;は両腕を胸の前で組= ;んでいた。

「では行きますッ!!」

溌剌とした= 499;け声と同時に、リー= ;は駆ける。

サスケを翻= 324;したその動きは正に= ;俊足。

一瞬にして= 105;愛羅を間合いに捕ら= ;え、上半身を捻ると&#= 36468;りを繰り出す。

『体術 木 = 494;葉旋風ッ!!』

狙いは我愛 = 645;の頭部。

完璧に直撃 = 377;ると思った瞬間、我= ;愛羅の背負っている&#= 12498;ョウタンから何か{= 64;溢れ出した。

(なッこれは砂ッ!?)

ヒョウタン = 363;ら溢れ出た砂が、そ= ;の流れでリーの蹴り&#= 12434;受け止める。

しかし、そ = 428;だけでは終わらない= ;。

蹴りを受け= 490;めていた砂が自らの= ;意思で動き、リーの&#= 36523;体を覆い隠す。

「くッ!! = 301;

背筋に冷た = 356;モノが走り、咄嗟に= ;避けるリー。

少し距離を= 462;って体勢を立て直す= ;。

そして、再 = 403;我愛羅に向かって駆= ;け出した。

フェイント = 434;混ぜ、ジグザグに走= ;る。

…= 230;無駄な事を= …

我愛羅が小 = 373;く呟いた。

その言葉が = 862;こえたのか、リーの= ;視線が険しさを増し&#= 12383;。

「せいッ!A= 281;」

左正拳突き = 290;

「はッ!! = 301;

上段足頭蹴 = 426;。

「とりゃッA= 281;!」

回転浴びせ$= 468;り。

体術を連続 = 391;繰り出していく。=

だが、それ = 425;全てが砂によって防= ;がれてしまう。

そうしてい = 427;間に徐々にだが体力= ;が失われていった。

(砂&#= 8230;砂を操っているの&#= 65311;あの速い = 522;ーさんの攻撃が全然= ;効かないなんて
サクラは驚 = 365;の余り、眼を見開い= ;ていた。

(オレも長 = 356;こと忍をやってるが= ;……変ӛ= 1;った術だ)

木ノ葉一の= 989;師を称されるカカシ= ;でさえも驚きは隠せ&#= 12394;かった。

土や岩を利= 992;した『土遁』

その術の殆 = 393;が大規模な範囲にダ= ;メージを与えるモノ&#= 12290;

自分自身を= 432;ると言った小回りが= ;効く代物ではない。

【あの砂やはりア = 452;ツが操っていたのか= ;
ナルトの脳#= 023;に浮かぶのは、気を= ;失ったテンテンを暗&#= 22120;の散らばった床にÖ= 81;き付けようとした時= 。

間一髪、自= 998;が受け止める事が出= ;来た。

それと同時 = 395;、リーが飛び出して= ;テマリに攻撃を仕掛&#= 12369;る。

その際、先= 243;見た砂の塊がリーの= ;攻撃を防いだのだ。

「ああありゃ砂の盾だ」

ナルト・い = 398;・シカマルの3人が= ;並んで見ている場所&#= 12395;第4者が現れた。

「アンタは= 906;か砂隠れの……

「その通り = 289;それよりもアイツの= ;事を詳しく聞きたく&#= 12394;いか?」

いのが尋ね = 289;カンクロウはニヤリ= ;と口元に笑みを浮か&#= 12409;る。

情報収集と#= 328;っていた筈なのに、= ;自分から教えようと&#= 12377;るとは……

我愛羅達の$= 817;くにいるとカンクロ= ;ウは思う事が言えな&#= 12356;。

だから、ナ = 523;ト達の元へ来たのだ= ;。

要するに喋 = 426;たいだけ。

「だったら= 945;えて貰おうじゃねェ= ;か」

シカマルが= 495;剣な表情で聞いた。= ;

「あのヒョ = 454;タンから出た砂は我= ;愛羅の意思に関係な&#= 12367;盾となるどんな物= 702;的攻撃も通用しねェ= ;
シカマルと = 356;のが視線を中央へ向= ;ける。

「だから、= 170;までとしていねーん= ;だ我愛羅を= 663;付けた奴なんてな」= ;

少しだけ優$= 234;感に浸っているカン= ;クロウ。

実に良い顔 = 434;していた。

普段ならこ = 435;な事を言おうモノな= ;らテマリに怒鳴られ&#= 12427;からだ。

「どうして = 522;ーさんは体術ばかり= ;なの!?」

中央では尚 = 418;リーが体術を繰り出= ;していた。

しかし、全 = 390;が砂で防がれている= ;。

「あれじゃ = 289;接近戦は厳しいわ!= ;!少しは忍術で距離&#= 12434;置く戦いをしない{= 92;!!」

サクラは忍 = 773;アカデミーで習った= ;兵法を思い出す。

「リーは忍"= 899;を使わないんじゃな= ;い………

「え?」

不意に聞こ = 360;たガイの声。

…= 230;使えないんだ」

…= 230;!?」

サクラは思 = 431;ず自分の耳を疑った= ;。

それもその= 560;、忍術を使えない忍= ;など聞いた事がない&#= 12290;

体術だけで = 418;アレだけ凄いのだ。= ;

他の術もど = 428;だけ凄いのか……

そう思って = 356;たサクラだが、その= ;期待は見事に裏切ら&#= 12428;る事になる。

リーには殆ど『忍&#= 34899;・幻術』の技術が{= 94;い
「う&#= 8230;うそ!?それじゃ&#= 12354;、どうやってこん{= 94;所まで残って
驚きの余り = 289;自然と声を荒げてし= ;まう。

「オレが初 = 417;てリーと会った頃は= ;完璧ノーセンス何の才能 = 418;なかった」

ノーセンス = 392;言っているが、サク= ;ラが見た体術は既に&#= 19979;忍ではトップレベ}= 23;。

サスケでさ = 360;、リーの体術の前で= ;はなす術もなかった&#= 12398;だ。

そんな話を= 449;じられる理由がない= ;。

「だから、= 525;者としてリーにでき= ;る技は唯一体術しか= 531;されてなかったのだ= ;よ忍術も幻"= 899;も使えない忍者なん= ;てそうは居まい」

それが事実 = 394;らとんでもない事だ= ;。

何の才能も = 394;い状態から体術のみ= ;とは言え、サスケを&#= 22311;倒する実力。

だが、逆に#= 328;えば相手に体術が通= ;用しないのなら打つ&#= 25163;がなくなってしま{= 58;。

「ハァハァハァ……


(本人はピ = 463;リとも動いていない= ;のにこのまま = 376;ゃボクの方が自滅し= ;てしまう)

どれだけ突 = 365;を繰り出しても、蹴= ;りを放っても全てが&#= 38450;がれる。

体術しか残 = 373;れていないリーには= ;厳しい状況であった&#= 12290;

しかし、リ = 540;は体術を繰り出すし= ;かない。

「でりゃあ = 483;!!」

拳を振り上 = 370;、渾身の正拳を打ち= ;出す。

「フン何度やっても無駄&#= 12384;」

砂が噴水の= 096;に湧き上がり、リー= ;の正拳の勢いを殺し&#= 12383;。

「そろそろこっちか = 425;行くぞ」

ヒョウタン = 363;ら更なる砂が溢れ出= ;し、宙を舞い踊る。

そして、生 = 365;物の様にリー目掛け= ;て襲い掛かった。

「くッ!! = 301;

攻撃から一$= 578;して回避行動へ移る= ;。

砂の攻撃は= 932;まじいが、見切れな= ;い程のスピードでは&#= 12394;い。

リーは連続 = 398;バク転で距離を取り= ;、試験会場の一部で&#= 12354;る『印を組む両腕{= 03;に飛び乗った。

「ハァハァ

体術の連打 = 395;よってリーの体力は= ;かなり失い、浅い呼&#= 21560;を繰り返す。

対する我愛 = 645;は両腕を胸の前で組= ;んだまま、リーを見&#= 19978;げていた。

…= 230;…だからこそ、勝て&#= 12427;!!」

「え?」

「ん?」

絶対的不利 = 394;状況で『勝てる』と= ;言い放ったガイに、&#= 12469;クラだけでなくカ|= 59;シまで疑問符を浮か= べた。

だが、ガイ = 399;そんな2人に構わず= ;にリーに向かって親&#= 25351;を立てる。

「リーッ!A= 281;外せッ!!」

会場にいる= 840;員の視線が熱血教師= ;へと向けられた。

案の定、ガ = 452;が何の事を言ってい= ;るかは分からない。

「で&#= 8230;でもガイ先生ッ!それは、 = 383;くさんの大切な人を= ;守る場合じゃなけれ&#= 12400;ダメだってッ!!」

リーも負け = 376;と大声で聞き返す。= ;

「構わーん = 483;!!オレが許すッ!= ;!」

凄まじい声%= 327;にサクラの鼓膜はビ= ;リビリと震えていた&#= 12290;

聞こえない = 424;うに耳を手で防いで= ;いたが、大して効果&#= 12399;無い様だ。

「アハハハハ……

何が嬉しい = 398;か突然笑い出すリー= ;。

その場に座 = 426;込み、脛当てを取り= ;外すと何かが巻かれ&#= 12390;いるのが見える。

…= 230;重り?」

(何てベタ = 394;修行させてんだガイの奴 = 399;……

サクラの言!= 865;通り、それは重りで= ;あった。

中忍ベスト = 398;巻物ポーチのような= ;モノに重りを入れて&#= 12356;るのだろう。

そこには『= 681;性』と小さく書かれ= ;ている。

「よーしィA= 281;!これでもっと楽に= ;動けるぞーッ!!」

両脚に装着 = 375;ていた重りを取り外= ;すと無造作に投げ落&#= 12392;す。

それを見て = 356;た砂隠れの下忍であ= ;る『テマリ』・『カ&#= 12531;クロウ』

何処か馬鹿 = 395;していた眼差しで見= ;ていた。

(下らねェ馬鹿じゃ = 397;ェのか?)

(フン重りを外したぐら&#= 12356;で我愛羅の砂に付{= 56;て行ける理由が……

嘲笑を含ん = 384;物言いだが、次の瞬= ;間
《ズドンッA= 281;!》

手の平サイ = 474;の重りが、地面に触= ;れた刹那轟音を立 = 390;たのだ。

石床は蜘蛛 = 398;巣のようにひび割れ= ;、中心部が深く減り&#= 36796;んでいる。

それだけで%= 325;りの重量が見て取れ= ;た。

(やり過ぎ = 391;しょガイ

余りのスポ= 681;風味にやや引き攣っ= ;た表情を浮かべてい&#= 12427;カカシ。

しかし、ガ = 452;は構わず我が道を行= ;く。

「行けーッA= 281;リーッ!!」

ガイの激励 = 364;リーに更なる力を与= ;え、不適な笑みを浮&#= 12363;べた。

「オッス!A= 281;」

腰を低く落 = 392;し、跳躍の前傾姿勢= ;を取る。

そして、次 = 398;瞬間リーの姿 = 364;掻き消えた。

「ッ!?」

我愛羅の眼 = 364;見開かれた。

ジッと相手 = 434;見ていた筈が、いつ= ;のまにか居ないのだ&#= 12290;

…= 230;後ろかッ!?」

気配を感じ= 462;った我愛羅が振り向= ;く。

そこには自= 998;目掛けて繰り出され= ;るリーの正拳突きが&#= 35222;界に写った。

「せいッ!A= 281;」

我愛羅の顔&= 754;まで後数センチと言= ;った所で、先程同様&#= 12395;砂に遮られる。

さっきまで = 392;は動きがまるで違っ= ;た。

「忍術や幻"= 899;が使えないだからこ = 381;体術の為 = 395;時間を費やし、体術= ;の為に努力し、全て&#= 12434;体術だけに集中し{= 90;きた」

サクラは今= 702;解できた。

何故、担当= 978;忍であるガイが冷静= ;に笑って見ていられ&#= 12427;か
教え子を信&= 972;しているのだ。

強くなる為 = 395;凄まじい努力をして= ;きたリーを知ってい&#= 12427;からこそ……

「例え、他 = 398;術は出来ぬともアイツは#= 504;にも負けない体術のス = 506;シャリストだッ!!= ;」

更なるスピ = 540;ドを有し、リーは次= ;々と攻撃を繰り出し&#= 12390;いく。

どれもこれ = 418;後少しと言った所ま= ;で来ている。

(砂の盾で = 377;か厄介です = 397;)

直撃寸前で$= 974;られる砂の存在に下= ;を巻く。

(ならもっと速く= …もっと強くッ!!&#= 65289;

リーは動き = 434;止めて、再び独自の= ;構えを取った。

「行きます = 483;!!」

フェイント = 434;使わず、リーは真正= ;面から突っ込む。

「はッ!! = 301;

正拳2段突 = 365;。

「うりゃあ = 483;!!」

後ろ回し蹴 = 426;。

「そいやッA= 281;!」

更に逆方向 = 363;らの後ろ回し蹴り。= ;

「これで決 = 414;りですッ!!」

我愛羅の頭= 978;に跳び上がり、身体= ;を縦に回転させた。

そして、遠= 515;力を利用しての回転= ;踵落としを打ち下ろ&#= 12377;。

『体術 木 = 494;葉疾風ッ!!』

猛獣の牙と= 270;した鋭い蹴りが、我= ;愛羅の脳天に襲い掛&#= 12363;る。

「くッ!! = 301;

頭上に感じ = 383;嫌な気配。

我愛羅は咄= 983;に上を見上げるが、= ;時既に遅し……

容赦なく、= 391;り下ろされた。

だが、危機 = 395;面した人間の反射神= ;経は凄まじい。

間一髪と言 = 387;た所で直撃は避ける= ;。

しかし、我= 859;羅の頬には深い裂傷= ;が刻まれていた。

「す、凄い速い!! = 301;

ただそれだ = 369;しかサクラは言えな= ;かった。

とても同じ= 979;忍とは思えない。=

それ程、リ = 540;のスピードは群を抜= ;いていた。

「リーはス = 500;ードでは誰にも負け= ;ない一言忠告 = 375;ておいた筈だ『この子 = 399;強いよ』ってな」=

ガイも不適 = 394;笑みを浮かべる。=

頬に裂傷を$= 000;った我愛羅だが、何= ;事も無かったかのよ&#= 12358;に立ち上がった。

対するリー = 399;『木ノ葉疾風』の勢= ;いを殺し、更に構え&#= 12427;。

「さあこれからです!!&#= 12301;

リーの反撃&= 283;始だ。

『リーッ!A= 281;爆発だァ!!』

「オッス!A= 281;」

ガイの激励 = 434;合図に、リーは動い= ;た。

一瞬にして= 531;き消えるその姿は『= ;眼にも止まらぬ速さ&#= 12303;

「ッ!!」

先程のリー = 398;動きを思い出し、我= ;愛羅は後ろを振り返&#= 12427;。

……
が、そこ = 395;は砂が盾となって盛= ;り上がっているだけ&#= 12290;

リーの姿は= 309;処にもなかった。=

「こっちで = 377;よ……

声が聞こえ = 390;きたのは真正面。=

我愛羅が再 = 403;振り向いた瞬間、リ= ;ーの放った正拳突き&#= 12364;クリーンヒット。

最早、砂の= 462;が追い付かず我愛羅= ;は盛大に吹き飛んだ&#= 12290;

(手応えありです = 483;!!)

さすがに先= 243;よりも呼吸が荒かっ= ;た。

重りと外し = 383;とは言え、トップス= ;ピードを保つにはか&#= 12394;りの体力が必要の|= 24;うだ。

「す&#= 8230;凄い!速い速い!&#= 65281;完璧砂のガードがŰ= 61;い付いてない!!直= 撃よォ!!」

拳をギュッ = 392;握り締め、サクラは= ;興奮している。

「す&#= 8230;凄ェ眼で追えねェ
「わ、私は= 309;とか見えるけど反応でき = 427;かどうか
シカマルに = 375;て見れば、黒い影が= ;動いているとして見&#= 12360;ない。

一方、いの = 399;体術が秀でている為= ;か、辛うじて見えて&#= 12356;るらしい。

そして、ナ = 523;トは……

【下忍にし = 390;は『まあま = 354;』と言った所か?】= ;

『五行封印 = 303;で戦闘力を抑えられ= ;ているナルトだが、&#= 12495;ッキリと見えてい|= 27;ようだ。

別段、驚い = 383;表情は見せていない= ;。

それだけで= 508;々の実力差が分かっ= ;た。

(私の我愛 = 645;に傷がッ!?)

溺愛してい = 427;弟の顔に裂傷が走り= ;、気が気でないテマ&#= 12522;。

(あのオカ = 483;パ中途半端 = 395;我愛羅を傷付けやが= ;った不味いなA= 289;

カンクロウ = 399;焦りが隠せなかった= ;。

今まで殆ど= 105;愛羅が傷付いた事は= ;ない。

だからこそ= 981;安だ。

見下してい = 383;相手に傷付けられ、= ;我愛羅のプライドが&#= 12393;れだけダメージをŨ= 00;ったか?

(間違いな = 367;殺される = 394;。もしかしたら『アイツ = 303;を出すかも知れない= ;
『アイツ』 = 434;想像した瞬間、胃液= ;が込み上げて来た。

カンクロウ = 395;とってそれは思い出= ;したくないモノらし&#= 12356;。

中忍選抜試'= 443;で初めて傷を負った= ;我愛羅。

「少々侮り過ぎた」

そう言って&= 996;を上げる。

何の抑制も = 394;い声色。

「なッ!? = 301;

我愛羅の顔 = 434;見た途端、リーは驚= ;きを表情を見せた。

何故なら、= 105;愛羅の顔にヒビが入= ;っていたからだ。

更にポロポ = 525;と欠片が落ちて行く= ;。

(身体中に= 722;を纏っていたとは= まるで無= 663;か
恐るべき防= 481;力。

下忍で此処 = 414;での戦闘能力を有し= ;ているとは
様々な忍を#= 211;てきたカカシでさえ= ;驚きを隠せない。

(な&#= 8230;何なのアイツ)

サクラは得= 307;の知れない恐怖を感= ;じていた。

身近に居な = 367;て、初めて見るタイ= ;プだからだろうか。

恐怖よりも= 244;悪感の方が強いかも= ;知れない。

「な&#= 8230;何だ!?顔が崩れ&#= 12420;がった!?」

冷静沈着な = 471;カマルも思わず声を= ;荒げた。

「砂の盾に= 152;えて更に砂を = 399;っているなんて
【今までの= 915;撃がゲジマユの持て= ;る全てなら勝てる見&#= 36796;みはないなカンクロ = 454;と言ったな説明して$= 016;おうか?】

初対面時の = 490;ルトの口調と雰囲気= ;。

カンクロウ = 399;又もや後悔していた= ;。

我愛羅やテ = 510;リの近くにいると怖= ;いが、この『うずま&#= 12365;ナルト』は得体がIJ= 93;れないから更に恐い= 。

「あ、ああアレは最= 021;から自分の意思で薄= ;い砂の防御壁を身に&#= 32399;いガードするいわ{= 74;『砂の鎧』……

「『砂の盾 = 303;とは他に何処が違う= ;の?」

今度はいの = 364;尋ねる。

「普段、身 = 398;周りを流動する砂が= ;オートでガードする&#= 12302;砂の盾』とは違うアレが我= 859;羅の絶対防御だ!!」

そう簡単に = 399;突破できないだろう= ;。

リーがやっ = 392;の事で与えたダメー= ;ジも『砂の鎧』で防&#= 12364;れてしまった。

「成る程なお前の言 = 356;方からするとオート= ;の『盾』と違い『鎧&#= 12303;は自身のチャクラ|= 34;使ってる理由だそう言う = 398;は『絶対』とは言わ= ;ねェよな?」

無限に使え = 427;ワケじゃなく、有限= ;なのだ。

チャクラが= 613;きれば効果は無くな= ;る。

頭脳明晰な = 471;カマルはカンクロウ= ;の言い方だけで推測&#= 12434;立てた。

(ま&#= 8230;不味いじゃんオレの方 = 363;ら情報教えてどうす= ;んだよ!?)

調子に乗っ = 390;しまったカンクロウ= ;。

間違えて我= 859;羅の特異能力まで説= ;明してしまった。

結構なヘッ = 509;コである。

(しかし、= 309;てガードだ幾ら速く= 205;けてもガードを纏っ= ;ていられてはボクの&#= 25915;撃も意味がない)

チマチマと= 567;技を繰り出しても単= ;なるジリ貧になって&#= 12375;まう。

なら残る手= 573;はただ一つ……

(こうなっ = 383;ら砂のガードの上か= ;ら強烈なダメージを&#= 19982;えるしかない!!)

リーの視線 = 364;険しさを増す、それ= ;はまるで何かを決意&#= 12375;たかのように見え{= 83;。

『禁術 表"= 030;華』

包帯で動き = 434;封じ、受身を取れな= ;い状態から逆さに高&#= 36895;で叩き落す。

その破壊力 = 399;絶大。

如何に『砂 = 398;鎧』と言えども無傷= ;では済まない。

…= 230;ガイ先生)=

包帯を解き = 394;がら憧れの師を見上= ;げる。

(最早オレは何も言わんリー、お= 069;の全てを叩き込んで= ;来いッ!!)

その言葉が= 253;わったのか、リーは= ;腰を低く落とすと戦&#= 38360;態勢を取った。

(行きますガイ先生A= 281;!)

初速からト = 483;プスピードを出した= ;リーは我愛羅の周り&#= 12434;円を描くように駆{= 69;る。

恐らく様子 = 434;見ているのだろう。= ;

現に我愛羅 = 398;周りには砂が蠢いて= ;いた。

(しかし重たい砂 = 398;ガードを纏われてち= ;ゃ簡単には蹴り上が&#= 12426;ませんねこうなっ = 383;ら!!)

色々と思索 = 434;張り巡る。

「どうしたさっさと= 469;い」

その言葉に= 605;考を遮られ、リーは= ;瞬時にして我愛羅の&#= 25040;に飛び込む。

「ではお望み通りにッ!&#= 65281;」

下から上に= 521;けて放たれる強烈な= ;蹴り。

サスケはこ = 428;を喰らって宙を舞っ= ;た。

…= 230;その程度か?」

全身に砂を = 399;っている為、通常の= ;倍以上の重量になっ&#= 12390;いる。

そう易々と$= 468;り上がらない。

「まだまだ = 449;!!」

リーは更な = 427;蹴りで我愛羅を突き= ;上げた。

一発でダメ = 394;ら数十発それでも = 480;メなら更に倍……

そんな風に = 522;ーは連蹴りを繰り出= ;して行った。

「くッ!? = 301;

不意に走る&= 957;痛。

正確には三= 322;規管、音隠れの下忍= ;達と戦った時のダメ&#= 12540;ジが此処に来て効ĉ= 24;を現す。

(通常の蓮!= 775;でさえ身体にはとて= ;つもない負担が掛か&#= 12427;アレだけ = 398;連蹴りはリーにもヤ= ;バいこれで決 = 417;ろッ!!)

我愛羅の身= 307;がある程度まで持ち= ;上がると、事前に解&#= 12356;ていた包帯をそのŭ= 23;体に巻き付ける。<= span lang=3DEN-US>

幾重にも厳%= 325;に四肢を封 = 376;られ、我愛羅は受身= ;すら取れない状態。

「喰らえッA= 281;!」

リーは我愛 = 645;の頭部を地面に向け= ;、逆さにした。

更にキリモ = 511;回転を加えて地面へ= ;と落下。

『禁術 表"= 030;華ッ!!』

回転から発 = 379;られる風圧が砂塵を= ;巻き起こす。

そして、我= 859;羅の頭部が地面に接= ;触。

轟音を伴い = 289;石床は粉々に砕け散= ;っていた。

リーは直前 = 395;離脱して、無事に着= ;地。

「直撃ですね」

そう言って= 213;利の笑みを浮かべる= ;。

『リーさん = 364;勝ったッA= 281;!』

2階からは = 469;クラの声も聞こえた= ;。

(くッやはり身体が
『禁術』と= 628;ばれる奥義の後遺症= ;が、リーの身体を蝕&#= 12435;でいた。

間接の節々 = 395;走る激痛。

立つ事すら= 288;足にままならない。= ;

誰もがリー = 398;勝利を確信した時、= ;砂塵から何かが聞こ&#= 12360;て来た。

「久しぶり = 395;痛みと言うモノを味= ;わった礼を言っ = 390;置く」

そこには確 = 363;に『表蓮華』の体術= ;の直撃を受けた筈の&#= 25105;愛羅の姿。

所々にヒビ= 106;れが見られるが、大= ;してダメージは負っ&#= 12390;いないようだ。

「そ&#= 8230;そんな馬鹿なッ!?」


驚きを隠せ = 394;いリー。

自分は既に= 288;身創意絶対的不= 033;なこの状況。

我愛羅の一= 041;的な惨劇が始まる。= ;