MIME-Version: 1.0 Content-Location: file:///C:/85899AB4/44.htm Content-Transfer-Encoding: quoted-printable Content-Type: text/html; charset="us-ascii"
「つまら=
394;いな…ホントに…」
第5回戦開=
987;数十分、会場内は大=
;いにどよめいた。
「そ=
8230;そんなバカな…!!」
同じチーム=
434;組んでいる2人が呆=
;気に取られ呟く。
担当上忍の=
460;イでさえ、その表情=
;には驚きが含まれて=
12356;た。
「オレらが=
371;んなとこで負ける理=
;由ないじゃん」
「ふん…当たり前だ」
対する砂隠=
428;の里側は、さも当然=
;と言った感じだ。
(砂の国…恐るべし
タバコを吹=
363;しながら三代目火影=
;は思う。
【おい、シ=
459;マル】
「あん?…何だお前=
363;よ、ナルト」
【試合の方=
399;どうなった?…確かテン=
486;ンと砂隠れの奴が戦=
;ってたと思うが…】
「説明する=
424;りも見た方が早ェ=
…」
顎で試験会=
580;を示すシカマル。=
ナルトが視 =
218;を向けた先にはおび=
;ただしい量の武具や=
24525;具が散乱していたz=
90;
そして、そ=
398;中央にはテマリの背=
;負っていた巨大な扇=
23376;でテンテンを持ちÇ=
78;げているのが見える=
。
「第5回戦
月光ハヤテ=
364;勝利宣告を告げる。=
;
普通ならそ=
428;で試合が終わり、次=
;の試合へと向かう筈=
12384;が…テマリが=
981;意に口元を歪ませた=
;。
【!!…アイツ、まさか
胸の内に嫌=
394;予感が走る。
ナルトは手=
377;りを飛び越えると試=
;験会場内に乗り出す=
12290;
それとほぼ=
516;時期、テマリはテン=
;テンを乗せた巨大扇=
23376;を地面に向かってý=
91;り下ろした。
ただ地面に=
481;きつけるだけならま=
;だいい。
しかし、地&=
754;にはテンテンの放っ=
;た武具や忍具…刃物類が=
152;狭しと身体を光らせ=
;ている。
テンテンの$=
523;体が宙を舞い、凶器=
;だらけの地面に叩き=
20184;けられる瞬間…
【よっ…と】
ナルトがテ=
531;テンの身体を抱き止=
;めた。
「ナイス…キャッチ=
301;
不適な笑み=
434;浮かべるテマリ。=
「何をする=
435;ですか!!」
試験会場内=
395;もう一つの人影が現=
;れ、怒鳴り声が響き=
28193;る。
「それが死=
147;を尽くして戦った相=
;手にする事ですか!=
65311;」
その人影の=
491;体はロック・リー。=
;
「うるさい=
394;…早くその=
369;い奴を連れて退がれ=
;よ」
明らかに嘲=
505;を含んだ物言いにリ=
;ーの双眸が鋭く釣り=
19978;がる。
「止せ!リ=
540;!!」
仲間を愚弄=
373;れて黙っている程、=
;この熱血少年は大人=
12375;くない。
リーはネジ=
398;静止など気にも止め=
;ず、地面を蹴り上げ=
12383;。
『体術 木=
494;葉旋風!!』
以前、サス=
465;に喰らわせた上段回=
;し蹴り。
上体に捻り=
434;加え、反動を相乗し=
;て蹴り放つ。
(見かけ通=
426;、コイツも鈍いな=
…)
テマリは余#=
029;の笑みを作り、巨大=
;扇子で防御。
リーの強烈=
394;蹴りが直撃する。=
「なに!?=
301;
驚きの声を=
978;げるリー。
それもその=
560;、己の放った蹴りは=
;巨大扇子ではなく
「これは…砂?」
「ありがと
テマリの全$=
523;を包み込むよう展開=
;される砂の壁。
それはまる=
391;鉄に蹴りを入れた感=
;じがした。
―この砂は何=
384;?…土遁じゃ=
394;いのか?
ナルトも若=
178;の驚きを見せていた=
;。
『土遁の術=
303;にしては規模が小さ=
;い。
「姉さん…早く上が=
387;た方がいい」
声は階段の=
978;から聞こえた。
その声の主=
399;ヒョウタンを背負い=
;、眼の周りに隈を作=
12387;た茶髪の少年。
「勝ち名乗=
426;は受けたんだ…何時まで=
418;そんな保護者同伴の=
;雑魚と一緒にいると=
22985;さんが穢れる」
極めて冷静=
394;声色だが、隈で覆わ=
;れた眼は異常な程に=
34880;走っていた。
姉至上主義=
398;我愛羅。
テマリに危=
475;を加えようとした事=
;に対して、怒りは頂=
28857;に立っている。
その小柄な$=
523;体からは異様な殺気=
;が溢れ出していた。=
span>
「!!…なにィ」
リーも負け=
378;に睨み返す。
「止めろ、=
522;ー!!もういいだろ=
;う……」
今にも戦い=
364;始まりそうな険呑な=
;雰囲気。
それを止め=
427;べく担当上忍のガイ=
;が割って入る。
だが、リー=
398;拳はぶつけようのな=
;い怒りによって震え=
12390;いた。
「フー…砂の諸君…<=
/span>一言忠告しておき=
12383;いんだが良いかな……」
ガイは軽く =
937;に手を乗せる。
「この子は=
375;いよ…覚悟しと=
356;た方が良い…」
その言葉を =
862;いた瞬間、我愛羅の=
;口元が心成しか歪ん=
12384;。
笑っている=
398;だ。
姉に危害を=
152;えようとした者を殺=
;すのは当然。
しかし、簡=
336;に死なれては面白く=
;ない。
上忍がそこ=
414;で言ったと言う事は=
;、それなりに楽しめ=
12427;事なのだろう。
「砂の奴ら=
395;ケンカ売るとはな=
…オレだっ=
383;らぜってー奴らとは=
;やりたくねェ…」
『死の森』=
391;見た光景が頭の中に=
;浮かぶ。
雨隠れの下=
525;達が何の抵抗も出来=
;ずに死んでいく様を=
span>…。
ナルトは医=
274;班が運んできたタン=
;カにテンテンを乗せ=
12427;と、階段の上までū=
39;び上がった。
全く音を立=
390;ず、その動きだけで=
;熟された身のこなし=
12392;判断できる。
「ナルト、=
354;んな奴らに負けんじ=
;ゃないわよ!!」
着地された=
636;間に声を掛けられ、=
;ナルトは少し驚いた=
12290;
「サクラち=
419;ん…もう大丈=
827;なのか?」
少なくとも=
356;のが放った体術『八=
;乙女』は侮れない威=
21147;に見えた。
それなのに=
469;クラは元気に振る舞=
;っている。
「そんな事=
424;り、アンタは自分の=
;事を心配しなよ!こ=
12435;な所で負けたら男{=
64;すたる!火影なんか=
にはなれないよ!!=
2301;
「オ=
8230;オウ…」
何と言うタ=
501;ネス…これだけ=
399;いのよりも上だ。=
『第6回戦=
288;ナラ・シカマルVS=
;キン・ツチ』
「奴は影を=
805;る…影に気を=
184;ける事だね…」
「フン…あんな下らない術=
12395;は掛からないよ」
音隠れの紅=
968;点、キンが試験会場=
;に降り立つ。
既にシカマ=
523;は姿を現していた。=
;
準備運動な=
398;か、肩をグルリを回=
;している。
「あ~あ、&=
754;倒臭ェ…しかも女=
364;相手だし…」
「なら、す=
368;に終わらせてやるよ=
;」
シカマルに=
550;して強気な発言。=
実際、心の=
013;ではナルトと戦わな=
;くて安堵していた。=
span>
(…一応、こいつらの=
23455;力は第2の試験でIJ=
93;っているとは言え<=
span
lang=3DEN-US>…こいつの"=
899;に関しては全く分か=
;らねェ…)
「それでは…ゴホン、&=
283;始ッ!!」
ハヤテの合=
259;と同時に、シカマル=
;は印を結ぶ。
(取り合え=
378;…コイツで=
096;子見だな…)
『忍法 影=
495;似の術!!』
得意の術が=
330;動して、シカマルの=
;足元の影が動き始め=
12427;。
キンに向か=
387;て一直線。
「バカの一=
388;覚えか…そんな術…お前の影=
398;動きさえ見てれば怖=
;くないんだよ!!」=
span>
影が辿り着=
367;前に横に走った。=
その手には=
309;時の間にか千本が握=
;られており、シカマ=
12523;に狙いを定め放た|=
28;る。
《チリン =
481;リン》
澄んだ鈴の&=
899;が耳に届き、シカマ=
;ルはしゃがんで避け=
12383;。
千本はその=
414;ま進んで壁に突き刺=
;さる。
(千本に…鈴=
8230;成る程なァ=
…)
「古い手使=
356;やがって…お次は鈴=
434;付けた千本と付けて=
;ない千本を同時に投=
12370;んだろ?鈴の音にÖ=
53;応して避けたつもり=
でいたら―音のない=
433;千本にグサリ…だろ?」
意外にも頭!=
075;明晰なシカマル。=
たったそれ=
384;けで相手の戦略を見=
;抜く。
「お喋りな=
900;だ!!」
懐から取り=
986;した千本を再び投げ=
;付ける。
(じゃあ、=
433;千本に撃たれないよ=
;うに…っと…ネタが分かってち=
12419;避けるのは簡単だ…)
飛来する千=
412;を凝視する。
《チリン =
481;リン》
(何ッ?後=
429;だと!?)
不意に聞こ=
360;てきた鈴の音は背後=
;から…シカマル=
399;慌てて後ろを振り返=
;った。
壁に突き刺=
373;っている千本の鈴が=
;小さく鳴っている。=
span>
別段、風が=
561;いている理由ではな=
;い。
(あれは…糸?…しまった!!)
「遅い!!=
301;
放たれた千=
412;はシカマルの間近ま=
;で来ていた。
「ぐおッ!A=
281;」
両腕で頭部=
434;隠し、致命傷を受け=
;ないように防御する=
12290;
「影が避け=
425;れては手も足も出な=
;いだろ…そして、=
371;れがトドメ…!!」
両手に持っ=
383;千本を振り下ろそう=
;とするが、ピクリと=
12418;動かない。
「ようやく…影真似の"=
899;、成功」
「な=
8230;何を言っている!=
65281;?そんなお前の影{=
94;ど何処にも…」
「まだ気付=
363;ないのか?」
「ま=
8230;まさか…!!」
「そのまさ=
363;だ…バーカ!=
371;んな高さにある糸に=
;…影が出来=
427;理由ねーだろ!!」=
;
キンの手か=
425;伝っている糸の真下=
;にある影が蠢く。
右拳を突き=
986;し、ゆっくりと開く=
;。
「その程度=
398;手裏剣術なら寝てて=
;も掴める」
掌から零れ!=
853;ちたのはキンの放っ=
;た千本。
「後は言わ=
394;くても分かるだろ?=
;」
自分の影を=
997;限まで細め、糸に紛=
;れさせて術中に捕ら=
12360;た。
シカマルは=
507;ルスターから1枚の=
;手裏剣を取り出す。=
span>
「な=
8230;何をする気だ?お=
21069;とアタシは同じ動{=
65;をするんだよ!攻撃=
してみろ…お前も傷=
184;くのは…」
「だろうな…それがオ=
524;の狙いだ…」
回転数を増=
377;為に、シカマルは手=
;裏剣を横向きに投げ=
12383;。
「バカ!よ=
375;な!!」
徐々に近付=
356;てくる手裏剣。
身動きが取=
428;ないだけになまじ怖=
;い。
「クク…な~んてな=
…」
ニヤリと笑=
415;を浮かべるシカマル=
;。
上体に反動=
434;付け、後ろ向きに倒=
;れ込む。
俗に言う『=
502;リッジ』と名の体勢=
;だ。
「フン…やはり腰抜=
…!!!」
侮蔑の言葉=
434;投げ掛けた瞬間、キ=
;ンの視界はブラック=
12450;ウト。
第3者から#=
211;れば分かるが、キン=
;の後頭部は岩の壁に=
24375;打。
「へへ…一丁上がりだな」=
span>
キンは白目=
434;剥き、糸の切れた操=
;り人形のように倒れ=
36796;む。
「忍ならな…状況や地=
418;を把握して戦いやが=
;れ!オレとお前の『=
24460;ろの壁との距離』{=
99;互いに違ったんだよ=
!」
首に手を当=
390;ながら関節を鳴らす=
;。
「それに気=
184;かなかった時点でお=
;前の負けだ」
「勝者、奈!=
391;シカマル!!」
ハヤテの勝=
033;宣言が言い渡され、=
;第6回戦の幕が閉じ=
12383;。
「ふ~った=
367;面倒臭ェな…」
不貞腐れた"=
920;情のシカマル。
階段を昇り=
999;った所にナルトの姿=
;があった。
【さすがだ=
394;…シカマル=
305;
「別にどう=
387;て事ねェよ。オレは=
;お前みたいに強くね=
12455;から、狡い頭を使{=
87;て戦ってるだけだ」=
労いの言葉=
434;掛けるナルト、だが=
;返って来たのは大し=
12383;事はないと言ったø=
63;じだ。
その様子を#=
211;てナルトは苦笑いを=
;浮かべ、手を少し上=
12370;る。
《パーン!A=
281;》
シカマルは=
491;ヤリと笑い、掌を強=
;く打ち付けた。
「まあ、何=
395;せよ礼は言っておく=
;ぜ」
そこから少=
375;離れた場所にはいの=
;の姿。
男同士の友=
773;にちょっとだけ嫉妬=
;していた。
(あと残っ=
390;んのは音1人に…オレとヒ=
490;タとナルト…チョウジ=
289;ネジにリー…それに砂=
398;アイツ…)
キバは残っ=
390;いる受験生を指折り=
;数える。
(頼むから=
722;だけはよしてくれよ=
;…!!)
まだ出番の=
238;ってこないネジは辺=
;りを見回していた。=
span>
(今年のル=
540;キーとはやりがいが=
;有りそうだが…)
日向一族特=
377;の穢れなき瞳は宗家=
;であるヒナタに止ま=
12427;。
「では…ゴホンッ…<=
/span>失礼。次の試合で=
12377;…」
試合も半分=
197;上が昇華され、受験=
;生は残り僅か…
電光掲示板=
399;極短時間で次の対戦=
;相手の名前を打ち出=
12377;。
『ウズマキ=
539;ナルトVSイヌヅカ=
;・キバ』
「うっひょ=
362;お!ラッキー!!ア=
;イツになら確実に勝=
12390;るぞ、赤丸!!」
《ワン!》
最悪の相手=
392;は当たらず、キバは=
;既に勝った気でいた=
12290;
対するナル=
488;は……
―大分チャク=
521;も回復した…適当に流=
377;か…
先程昇って=
469;たばかりだが、ナル=
;トは再び試験会場の=
20013;央へと降り立つ。
「第7回戦A=
281;うずまきナルト対犬=
;塚キバ!!」
ナルトの眼=
069;には胸元に赤丸を携=
;えたキバの姿。
「てめェと=
126;う前に一つ言ってお=
;く事がある」
「…何だってばよ?」=
span>
唐突にキバ=
364;切り出し、ナルトは=
;疑問符を浮かべる。=
span>
「今は中忍#=
430;験の真っ最中だ…それはお=
069;も知ってるよな…」
「当たり前=
384;ってばよ…何を今更…」
「だったら…女とイチ=
515;ついてんじゃねーよ=
;!!」
ナルトはそ=
398;言葉に呆気に取られ=
;た。
もしかして…ヒナタの!=
181;枕やいのの告白の事=
;を言っているのだろ=
12358;か。
別に中忍試'=
443;だろうが何だろうが=
;構わないではないか=
65311;
それが試験#=
215;定に引っ掛かると言=
;う事ならいざ知らず=
span>…
因みにナル=
488;にはそんな自覚はな=
;い。
だが、今回=
398;ナルトは実に鋭かっ=
;た…頭にピキ=
531;ッと来たのだ。
「ハッハ~=
531;…お前、羨=
414;しいんだろ?」
「テ=
8230;テメェ!誰がそん=
12394;事言ったァ!!?{=
01;
「だったら&=
972;めば良いってばよ=
…『膝枕し=
390;くれ』って…」
「男がそん=
394;事を言えるかァ!!=
;」
「キバ…お前って意気地ね=
12540;な…」
試合開始前=
363;らキバは大興奮。=
此処だけの#=
441;だが、キバは少しだ=
;けヒナタに惹かれて=
12356;た。
同じチーム=
392;言う事もある。
それと、ヒ=
490;タを見ていると何時=
;も危なっかしく…心配で眼=
434;離せない。
知らず知ら=
378;の内にヒナタに対し=
;て『保護欲』が生ま=
12428;ていた。
それが段々=
392;恋に変わって行くの=
;に時間はいらなかっ=
12383;。
中忍試験の&=
291;、ヒナタはナルトの=
;事をずっと見ている=
12290;
その事がキ=
496;を不愉快にさせた。=
;
極め付けに=
399;『ヒナタの膝枕』=
…キバは激=
375;い嫉妬に塗れた。=
「くッ!…試験官、=
089;く始めてくれ!!」=
;
「ちょっと=
453;て!まさか子犬を使=
;うのか?」
「当たり前=
384;。オレの家は代々忍=
;犬使いの家系だから=
12394;」
これでもキ=
496;も名家の一つ『犬塚=
;家』の跡取。
因みに父親=
398;忍犬は体長2メート=
;ルを越す『黒丸』と=
35328;う名。
「オイオイA=
281;いいのかァ!アレェ=
;!?」
「はい!動=
289;や虫は忍具と同じ扱=
;いです。何の問題も=
12354;りません」
そう言われ=
428;ば返す言葉もない。=
;
―動物虐待は$=
259;味じゃないんだが=
…
「フン!ま=
354;いいや、ちょうど良=
;いハンデだってばよ=
65281;」
「ハン…強がりやがって
《クゥ~ン=
299;
赤丸の耳と=
611;尾が弱々しく垂れ下=
;がる。
「ナルトーA=
281;んな奴に負けんじゃ=
;ないわよー!!」
先程の戦闘=
391;受けたダメージを物=
;ともしていない。
(サクラの=
900;…元気だな=
449;…とそれは =
622;いといて…やっと来=
383;な…)
カカシは大"=
503;丸の言葉を思い出し=
;ていた。
『うちは』=
398;血を引くサスケを狙=
;うのは理由が付く。=
span>
だが、どう=
375;てナルトが……
確かにナル=
488;は四代目の……
しかし、自=
998;が知るナルトは『落=
;ちこぼれ』の『万年=
12489;ベ』だ。
決して大蛇=
024;が欲しがるような人=
;材ではない。
《そうよ…サスケ君=
399;将来的に楽しみだけ=
;ど…ナルト君=
399;今すぐ私の片腕にな=
;って欲しいの…》
《カカシ君…アナタは=
490;ルト君の事を何も知=
;らないのね…》
《あの子の=
455;力で『落ちこぼれ』=
;なら…木ノ葉の=
525;は全員…火影クラ=
473;になれるわよ…》
《何て言っ=
383;って…この私に=
163;傷を負わせたんだも=
;の…》
《私と張り=
512;えるのは同じ三忍で=
;ある『自来也』か『=
32177;手』…それか三=
195;目火影ぐらいだと思=
;ってたけど…》
その言葉か=
425;してナルトの実力は=
;相当の物だと言う事=
12395;なる。
伝説の三忍=
395;手傷を負わした下忍=
;。
そんな事は=
825;地が引っ繰り返って=
;も有り得ない。
(あんま気=
399;進まないけど…ナルトの=
107;…調べ直し=
390;みるかね…)
口調はこん=
394;んだが、その瞳は真=
;剣であった。
(ナルトか…悪いけど=
289;彼じゃキバには勝て=
;ないわよ…カカシ…)
キバが下忍=
395;なってから、紅はず=
;っと見て来た。
忍者アカデ=
511;ーの頃は遊んでばっ=
;かだが、木ノ葉の額=
24403;てを締めてからはÇ=
68;変。
上忍である!=
258;分が認める程の上達=
;を遂げた。
(ナ=
8230;ナルト君を応援し=
12383;いけど…一応、私…キバ君と=
516;じチームだし…キバ君、=
594;っちゃうかも…でも…)
ヒナタは胸=
398;前で両手をモジモジ=
;。
心の中で葛"=
276;と戦っていた。
その時、ヒ=
490;タの肩がポンと叩か=
;れる。
「ヒナタ~=
309;を悩んでんの~?」=
;
「い=
8230;いのちゃん?」
サクラとの=
126;いで医務室に行って=
;いたが、ナルトと共=
12395;戻って来ていた。
「えっと…その、私…」
自分の思っ=
390;いた事を口に出そう=
;としても上手く纏め=
12428;ない。
「大方、ナ=
523;トとキバのどっちを=
;応援するか…迷ってん=
391;しょ?」
「うん…そ、そうなんだけ=
12393;……」
この会話の=
809;景、まるでさっきの=
;ナルトとシカマルの=
12424;うだ。
「改めて言=
358;けど…ヒナタは=
490;ルトの事が好きなの=
;よね…?」
「え=
8230;その、それは…」
途端にヒナ=
479;の頬が桃色に染まる=
;。
「好きなの=
424;ね?」
幾分語気が=
375;めないの。
「…=
230;…うん」
頬だけじゃ=
394;く、首元まで真っ赤=
;になっている。
「なら、悩=
416;事ないじゃない…精一杯ナ=
523;トを応援しなさいよ=
;」
「で=
8230;でも…」
煮え切らな=
356;態度に、いのは溜め=
;息を吐く。
「ナルトに$=
960;回しな言葉は無駄=
…良いヒナ=
479;?積極的に押して押=
;し捲るしかないのよ=
span>…」
「押して押=
375;捲る…」
「その位は=
375;ないと通じないのよ=
;、アイツには……」
前々から抱=
356;ていたナルトへの想=
;い。
試合中に行=
387;た告白でやっと伝わ=
;ったのだ。
「サクラは#=
469;めないけど…ヒナタな=
425;良いと思ってる。だ=
;って、アンタは本当=
12395;ナルトの事が好き{=
94;んだから…」
そう言って=
289;いのは満面の笑みを=
;浮かべた。
(い=
8230;いのちゃん=
…)
ヒナタは思=
431;ず見惚れてしまった=
;。
恋をすると=
899;は変わると言うが、=
;こうまでもキレイに=
12394;るなんて。
胸の前でモ=
472;モジしていた両手を=
;握り締め、ヒナタは=
35226;悟を決める。
「ナ=
8230;ナルト君、頑張っ=
12390;ッ!!」
鈴の音のよ=
358;な、だがしっかりと=
;した声が会場内に響=
12365;渡った。
―ヒナタ?…こりゃ適=
403;には出来ないな…
背後から聞=
371;えて来たヒナタの声=
;。
途端にナル=
488;の眼付きが真剣なモ=
;ノに変わった。
「ナルト…テメェじ=
419;オレに勝てねーよ」=
;
キバは拳を=
361;き出す。
「せめても=
398;情けだ…キレ―に一発でのしてや=
12435;よ!」
「悪りーけ=
393;そうは行かないって=
;ばよ。ヒナタが応援=
12375;てくれてるからな{=
01;
ナルトから=
498;ナタの名が出た瞬間=
;、キバの額に青筋が=
28014;かぶ。
「…強がんじゃねェよ=
span>…ナルトの=
294;に…」
2人の視線=
364;交差する。
(フフ…若いって良いです=
12397;)
ハヤテは内=
515;で呟いた。
「ゴホンッ…では、始=
417;て下さい!!」
第7回戦予$=
984;、ナルトVSキバの=
;戦いが始まる。