MIME-Version: 1.0 Content-Location: file:///C:/85899AB3/43.htm Content-Transfer-Encoding: quoted-printable Content-Type: text/html; charset="us-ascii"
試験会場=
840;体が沈黙に包まれて=
;いた。
圧倒的な実=
147;差からか…もしくは=
289;1人の乙女が口に出=
;した『愛』と言う感=
24773;の為か…
前者でもあ=
426;、後者でもある。=
その強さは$=
855;いなき想い故…
「純粋な体"=
899;だけなら、テンテン=
;より数段上だな……」
日向ネジが=
567;さく呟いた。
(サクラさ=
435;……)
(あの娘…強いわね=
290;このままじゃ、私=
……)
リーはサク=
521;の心配を。
テンテンは=
367;の一としてではなく=
;、恋敵としていのを=
21361;惧していた。
「オイ、シ=
494;…アイツっ=
390;あんなに強かったか=
;…?」
己も体術を=
554;門としている為だろ=
;うか、キバは隣にい=
12427;チームメイトに尋{=
97;る。
丸いサング=
521;スと深い襟で表情を=
;隠しているシノが口=
12434;開く。
「『山中家=
303;は名家の中でも…主に諜報=
995;の技術に優れている=
;筈だ」
「…でもよ!あの動き=
12399;明らかに熟練され{=
83;モノだぞ…?」
「オレの記=
014;が正しければ、『山=
;中いの』は此処1年=
12391;異常な程の成長をű=
30;げている事になる」=
キバはシノ=
395;向けていた視線を会=
;場に見えるいのに直=
12377;。
(あの体術=
418;凄ェが…くの一ト=
483;プの『山中いの』が=
;ナルトの事を…クソッ!=
309;であんな奴が…)
忍と言えど=
418;年頃の少年。
異性に関し=
390;敏感になってしまう=
;時期でもある。
そんな彼、=
302;犬塚キバ』はチーム=
;メイトの1人…『日向ヒ=
490;タ』視線が向けられ=
;ていた。
「大衆の面=
069;で『愛してる』…か。さす=
364;と言うか何と言うか=
;……」
『山中家』=
392;並ぶ名家。
『奈良家』=
398;跡取、シカマルが何=
;とも無しに呟いてい=
12383;。
忍者アカデ=
511;ー時代から、いのの=
;ナルトに対する感情=
12399;知っている。
ナルトに負=
285;を掛けまいと通常の=
;鍛錬に加えて、夜遅=
12367;までの自主鍛錬。
一方的に守=
425;れるのではなく、互=
;いに助け合う存在に=
12394;る為に…
「シカマル…いのの奴=
289;何時の間にあんなに=
;伸びたんだ?」
3人の担当=
978;忍を担っている猿飛=
;アスマが尋ねる。
「あの娘は=
906;か…山中の所=
398;…成る程の=
457;…」
三代目火影=
399;顎鬚を弄び、意味有=
;り気に笑みを浮かべ=
12390;いた。
それに対し=
390;アンコはと言うと=
……
(あの小娘…私を差し =
622;いて何を…)
危な気な雰=
258;気を醸し出していた=
;。
(忍者アカ=
487;ミー時代、いのとサ=
;クラはサスケを巡っ=
12390;好敵手と聞いてい{=
83;んだが……)
下忍の担当=
395;上忍の勤めとして、=
;部下達の情報は逐一=
21454;集している。
言っちゃ悪=
356;がナルトは嫌われ者=
;だ。
身体に『九=
614;』を宿している事も=
;ある。
大半の理由=
399;大人達の影響。
『九尾』を=
974;む=ナルトを憎む=
その言葉は=
516;義語だから……
(オレの知=
425;ない所で色々と動い=
;てるみたいだねェ
カカシは内=
515;で呟いていた。
(ナ=
8230;ナルト君…<=
/span>)
いのが放っ=
383;突然の告白に動揺し=
;たのは何を隠そう『=
12498;ナタ』であった。
ヒナタは忍 =
773;アカデミーに入る前=
;からナルトの事を知=
12387;ている。
火影岩に落=
360;きやその他の悪戯な=
;ど、ナルトは嫌でも=
30446;立っていたからだz=
90;
1日に1回=
399;ナルトの姿を見る機=
;会があった。
何時からだ=
429;うか…暇さえあ=
428;ば金髪の少年を見つ=
;めていたのは…
ヒナタはす=
368;隣りにいるナルトに=
;視線を滑らした。
そこまでな=
425;まだいい。
いのの真剣=
394;想いを知ってナルト=
;の心は思いっきり掻=
12365;回されてしまったz=
90;
自分に好意=
434;持っている事は知っ=
;ていた。
だが、いざ=
392;なると複雑な気分だ=
;。
いのの事は=
244;いじゃない、寧ろ好=
;きと言う感情が強い=
12290;
ナルトはそ=
398;出生から人の好意や=
;愛情と言ったモノに=
30094;かった。
幼い頃から=
974;まれ、何度も命を狙=
;われた事もある。
(下忍で…しかもく=
398;一でこれほどまでの=
;体術を…私の知る&=
480;り、アンコさんだけ=
;だったのですが…)
試験官『月=
809;ハヤテ』は同僚の女=
;性を思い浮かべてい=
12383;。
「サクラ…アンタ、=
169;との違いの事を言っ=
;てたわよねェ…教えてあ=
370;るわ」
仰向けに倒=
428;ているサクラにいの=
;は言葉を投げ掛ける=
12290;
「アンタ、=
469;スケ君が好きって言=
;ってるのに…ナルトを#=
211;てる事に気付いてる=
;?」
いのは少し=
081;れ気味の髪を指です=
;く。
「それなの=
395;ナルトの事を何も知=
;ろうともしてない
それだけ言=
356;残すと、いのは踵を=
;返して歩いて行く。=
span>
自分の持つ=
368;大の奥義をまともに=
;喰らったのだ。
サクラが動=
369;る筈がない。
既に勝負は=
770;まった…そう思っ=
383;時だった。
「ちょっと…待ちな…さいよ……」
息も絶え絶=
360;と言った感じの声が=
;聞こえ、いのの歩み=
12364;止まった。
ゆっくりと=
460;ろを振り返る。
そこには腹%=
096;を手で押さえ、苦悶=
;の表情を浮かべてい=
12427;サクラの姿。
「まさか…効いてな=
356;!?」
「何を…言ってるのよ…頭はガン=
460;ンするし、胸もズキ=
;ズキと痛む…わ=
8230;」
床に手を突=
365;、それを支えにサク=
;ラは何とか立ち上が=
12427;。
「全力で打=
385;込んだのに……」
「額当ての…お陰。こ=
428;のお陰でアンタの打=
;突の威力が軽減され=
12383;のよ…」
同時8ヶ所=
395;掌底を繰り出す『奥=
;義 八乙女』
一つ一つの=
041;力も高いが、同時8=
;ヶ所に決まってこそ=
30495;価が発揮される。
「そう…だったら今度こそ=
27784;めてあげるわ!!{=
01;
言うや否や=
289;いのは地を蹴り一気=
;に間合いを詰めた。=
span>
サクラの呼=
560;は荒く、焦点も定ま=
;っていないように見=
12360;る。
後一撃、た=
387;た一撃でサクラは沈=
;む。
「これで…終わりよA=
281;!」
いのの放っ=
383;掌底がサクラの顔面=
;に吸い込まれて行く=
12290;
「ぐっ…くぅ!!」=
だが、その=
968;撃はサクラによって=
;防がれた。
うめき声を=
330;しながら、両の掌で=
;受け止めたのだ。
「不思議…そう…な顔してる=
…わね…」
サクラはニ=
516;リと口元を歪ませる=
;。
「肉体活性…教科書で…呼んだ事…あるわ。$=
523;体能力を限界近く=
…まで引き=
978;げる…確かに凄=
356;けど、致命的な…欠点があ=
427;のよね」
いのは力任=
379;にサクラの手を振り=
;切り、後方へ跳ぶ。=
span>
「度合いに=
418;よるけど…肉体活性=
434;行った後、身体は急=
;激的に…疲労…する」
サクラの言!=
865;通り、よく見るとい=
;のも呼吸が荒い。
「『女の意=
320;』よ…私が倒れ=
390;る間…無茶苦茶=
395;言って…くれたわ=
424;ねェ…」
既にサクラ=
398;肉体は限界を越えて=
;いた。
今の彼女を=
205;かしているのは気力=
;。
精神が肉体=
434;支配しているのだ。=
;
「本当の事=
376;ゃない…サスケ君=
363;ナルト…ウジウジ=
375;ているアンタを見て=
;ると腹が立つのよ!=
12301;
いのは再び&=
291;合いを詰め、上段左=
;回し蹴り。
「皆がみん=
394;…いのみた=
356;に割り切れる理由=
…ないわ!A=
281;」
脚を踏ん張=
426;、回し蹴りを受け止=
;める。
それと同時=
395;サクラは、いのの軸=
;足に脚払いを掛けた=
12290;
「くっ!!=
301;
いのは宙に=
918;り出された感覚に襲=
;われる。
だが、いの=
399;右手を地面に突いて=
;身体を支えた。
それでだけ=
399;ない、払われた右の=
;軸足で更に攻撃を加=
12360;たのだ。
「キャッ!A=
281;」
その衝撃で=
469;クラは軽く吹っ飛ぶ=
;。
「ハァ…ハァ…ハァ…」
(身体が重=
356;…まだ慣れ=
390;ない肉体活性をした=
;のが不味かったわね=
span>…)
いのも蹴り=
434;放った反動で地面に=
;転げ落ちた。
既に受け身=
377;ら満足に取れなくな=
;っていたようだ。
脚をふら付=
363;せながらもサクラは=
;立ち上がる。
「私はサス=
465;君が好き……でә=
8;、ナルトも…気になる=
398;よ…」
「何度も言=
387;てるでしょ…私はアン=
479;の中途半端な所が大=
;ッ嫌い!!」
一途に想い=
434;寄せている少女『山=
;中いの』
ナルトに想=
356;を寄せつつある少女=
;『春野サクラ』
「人の数だ=
369;恋の数もある…私とアン=
479;の考えが違うだけ=
……」
「このまま=
376;ゃ…何時まで =
076;っても水掛け論。お=
;互いに限界も近いよ=
12358;だし、最後の一撃{=
91;決めようじゃない<=
span
lang=3DEN-US>…?」
そう言って=
289;いのも立ち上がった=
;。
いのとサク=
521;が互いに構えを取る=
;。
場が2度目=
398;沈黙を迎え、2人の=
;呼吸音だけが響く。=
span>
ホンの一瞬=
398;間を置いてから、2=
;人がほぼ同時に飛び=
20986;す。
いのは左、=
469;クラは右拳をそれぞ=
;れ振り上げる。
2人の距離=
399;徐々に縮まって行っ=
;た。
そして、互=
356;が攻撃を加える事の=
;できる間合いまで辿=
12426;着き、渾身の力をů=
96;めた一撃を繰り出す=
。
「サクラア=
449;ッ!!」
「いのオオ=
457;ッ!!」
それぞれの=
331;が互いの頬に減り込=
;み、磁石のS極とN=
26997;みたいに弾け跳ん{=
84;。
サクラは『=
885;義 八乙女』を喰ら=
;った時と同様に仰向=
12369;で倒れ込む。
一方、いの=
418;吹っ飛んで倒れたが=
;何とか立ち上がった=
12290;
「サクラ…アンタの#=
226;悟がどれだけのモノ=
;か知らないけど…その気が=
354;るなら、自力で真実=
;を探しなさい…」
いのはこの#=
430;合でサクラの覚悟を=
;感じた。
確かに彼女=
398;言う通り、恋の数は=
;無限大…人それぞ=
428;だ。
だから、い=
398;は言う。
ナルトを好=
365;になるならば全てを=
;知らなければならな=
12356;。
要するに『=
516;じ土俵』まで上がっ=
;て来いと言う意味。=
span>
「ゴホンッ…えー色々=
392;イベントがありまし=
;たが、予選第4回戦=
21213;者…山中い…!!」
ハヤテが勝=
033;宣言を出そうとした=
;瞬間、いのは膝から=
23849;れ落ちて倒れた。
「…=
230;…ゴホンッ…<=
/span>実に残念ですが、=
20001;者続行不可能…ダブルノ=
483;クダウンにより―予選第4=
238;戦通過者なし!!」=
;
非情に厳し=
356;評価だが、実戦では=
;最後まで立っていな=
12369;れば意味がない。
こうして、=
302;いのVSサクラ』の=
;戦いが幕を閉じた。=
span>
「さてと…」
「やれやれ…」
試験会場で=
171;っ倒れていた2人を=
;、それぞれの担当上=
24525;が抱き抱えた。
そして、階=
573;の上へと運ぶ。
「オイ…いの!」
「サクラさ=
435;ッ!!」
シカマルが=
356;のを、リーがサクラ=
;に声を掛ける。
「しー…」
だが、カカ=
471;は口元に指を充てた=
;。
「治療班の=
835;療が必要ないぐらい=
;だ…と言いた=
356;が、医務室で寝かし=
;とくぞ…カカシ」
「ああ…頼む」
大柄なアス=
510;が2人を背負う。=
「しかし…驚いたな…」
「ああ…ナルトとサスケは=
20814;も角、あの頼りな{=
63;ったサクラまでが<=
span
lang=3DEN-US>…こんなに=
104;長してるとはな…」
アスマは深=
367;頷くと、医務室に向=
;かって言った。
「第5回戦=
289;テンテン対テマリ=
…前へ!」
いの達の試=
512;が終わったばかりだ=
;と言うのに間髪入れ=
12378;に次の試合が始ま{=
87;た。
「さて…砂の国の2人目か=
span>…面白い試=
512;になりそうだな」=
「ガンバで=
377;!!テンテン!!」=
;
ネジはクー=
523;に…リーは灼=
105;の如く声援を送る。=
;
一方、砂隠=
428;の里側では……
「お=
8230;おい!我愛羅、貧=
20047;揺すりは止めろっ{=
90;―!!」
「うるさい=
289;黙ってろ!姉さんが=
;怪我でもしたらどう=
12377;る!?」
何時になく=
966;りの表情を見せてい=
;る我愛羅。
普段はとこ=
392;ん無表情だが、姉が=
;加わるとこうまで変=
12431;るとは…
ナルトは先=
243;と同じく複雑な表情=
;のまま。
「ナルト、=
362;前に話がある…ちょっと&=
754;貸せ」
そこへ、シ=
459;マルがやって来てナ=
;ルトに声を掛けた。=
span>
ナルトは言=
431;れるままにシカマル=
;の後に着いて行く。=
span>
「お前…何でこんなとこに=
23621;る?」
2人が今い=
427;場所は余り人が通ら=
;ない通路。
「何で医務=
460;に…いのの所=
395;行かないか聞いてん=
;だよ。何時もなら真=
12387;先に行くだろうが…」
【…=
230;…】
行かない理=
001;はただ一つ。
ナルトの中=
391;心の整理が出来てい=
;ないからだ。
勿論、シカ=
510;ルはその心境を知っ=
;ている。
「ナルト、=
362;前…いのと修"=
892;してた時、どんな事=
;を教えた…?」
【…それがどうかした=
12363;?】
「いいから=
572;えろよ」
【組み手と=
481;ャクラ感知…それと基=
412;的な事だ…】
シカマルの=
361;然の問いに、ナルト=
;は疑問を隠せない。=
span>
「だろうな…ハァ~っ=
383;く…」
大きな溜め=
687;を吐いた。
「いのが何=
391;あんなに強くなった=
;か…お前は分=
363;るか?」
【…いや】
「少しでも=
362;前に近づきたいから=
;だ。一方的に守られ=
12427;立場じゃ嫌だって{=
94;…」
【!!】
「アイツの=
671;持ちは本物だぜ…大方お前=
399;その事で悩んでんだ=
;ろ?何も考えずに突=
12365;進め…てめェに=
419;それがお似合いだ」=
;
ようやくシ=
459;マルの言いたい事を=
;理解したナルト。
【済まない=
289;シカマル。ちょっと=
;行ってくる!】
善は急げ…ナルトは=
307;務室に向かって走り=
;出す。
「ちょっと=
453;て、ナルト。お前に=
;一つ言っておく事が=
12354;る…」
【…何だ?】
「絶対にい=
398;を泣かすような真似=
;はすんなよ…もし、泣=
363;せたら絶対にお前は=
;許さねェ…良いな!A=
281;」
【当たり前=
384;!!】
「フン…それで良いんだよ=
12290;俺の分までアイツ{=
95;『よろしく』って言=
っといてくれ」
【ああ】
話が終わっ=
383;瞬間、ナルトの姿は=
;掻き消えていた。
やれやれ…と苦笑い=
434;隠せない。
「…=
230;…シカマル」=
「あん?チ=
519;ウジじゃねェか…どうしたA=
311;」
突然現れた=
823;喰らいなチームメイ=
;ト。
今度はチョ=
454;ジが複雑な表情をし=
;ていた。
「話は全部 =
862;いてた…良いの?=
471;カマルも…いのの事…」
「バ~カ!=
309;言ってんだよ!んな=
;理由ないだろうが」=
span>
「だって『=
515;の森』の所だって、=
;いのの為に危険が少=
12394;い場所を選ん……」
チョウジは=
368;後まで言葉を紡ぐ事=
;ができなかった。
「いのはナ=
523;トに惚れてる…それに、=
450;イツは幼馴染…オレの妹=
415;たいなモンだ」
「…=
230;…分かった」=
それ以上、=
481;ョウジは何も言わな=
;かった。
シカマルの#=
328;葉が真実でも偽りで=
;あっても……
その頃、医=
209;室では―
「ん=
8230;うん…」
サクラの眼=
364;ゆっくりと開かれて=
;行く。
どうやら意#=
672;を取り戻したようだ=
;。
「やっと眼=
364;覚めたみたいね~サ=
;クラ…」
「!!…私、負けたの…?」
自然と目尻=
395;涙が浮かぶ。
「アンタだ=
369;じゃない…私も負け=
383;わ」
「え?」
「ダブルノ=
483;クダウン…引き分け=
384;ってさ…」
そう言って=
289;いのはサクラに向か=
;って手を差し出す。=
span>
「はい、こ=
428;…」
「あ=
8230;ありがと」=
手渡された=
398;は木ノ葉マークの額=
;当て。
2人にとっ=
390;それは特別なモノな=
;のだ。
「サクラ…憶えてる=
290;くの一の授業で生け=
;花をやった時、アン=
12479;が自分の事を『蕾{=
03;だって言ってた事<=
span
lang=3DEN-US>…」
「え=
8230;…うん、憶えてるわ=
12301;
「正直言っ=
390;認めたくないけど=
…アンタも=
682;かせたじゃない―キレイな!=
457;を…」
「…いの」
先程まで争=
387;ていた2人とは到底=
;思えない。
「…とまあ、それはさ=
12390;置き…サクラ、=
450;ンタにナルトは渡さ=
;ない…サスケ君=
391;我慢しなさい」
結構、感動=
340;な場面だったのだが=
;今の一言で音を立て=
12390;崩れ去った。
『ナルトは=
193;さない』『サスケ君=
;で我慢しなさい』の=
12393;ちらの言葉かは知|=
25;ないが、サクラはカ=
チンと来た。
「何ですっ=
390;ェ~」
「ほら、そ=
435;なに元気があるなら=
;会場に戻りなさいよ=
span>…私達は負=
369;たけど最後まで顔出=
;すのが筋でしょ?」=
span>
「そ=
8230;そうね。それと一=
12388;聞きたいんだけど…ナルトの$=
942;去にどんな事がある=
;の?」
「私はその=
107;を自力で暴いたわ=
…アンタも=
693;りたければ自分で努=
;力しなさい…じゃない=
392;私は認めないわよ」=
;
いのの真っ=
452;ぐな瞳がサクラを射=
;抜く。
「…=
230;分かったわ。じゃ=
12354;、私は先に行くか|=
25;…」
サクラは純=
333;のベッドから降りる=
;と部屋を出て行った=
12290;
「ふぅ~身=
307;中が筋肉痛~何でサ=
;クラはあんなに元気=
12394;のよ…『八乙女=
303;を喰らったのに…」
1人になっ=
383;瞬間、色々と愚痴が=
;こぼれ出す。
5分程言い =
154;けただろうか、いの=
;は喋り疲れて横にな=
12429;うとした時…
《コンコン=
299;
「サクラが=
536;れ物でもしたのかし=
;ら…は~い、&=
283;いてるわよ~!」=
金属製のド=
450;ノブが回り、姿を現=
;したのは金髪の少年=
12290;
「ナ=
8230;ナルト!?」
【お疲れ様…いの】
ナルトの姿=
434;見た途端、いのは思=
;い出してしまった。=
span>
公衆の面前=
391;『愛してる』と言っ=
;た事。
顔面が燃え=
427;ように真っ赤になる=
;。
「あ=
8230;ありがと」=
ナルトはベ=
483;トの近くにある椅子=
;に腰を降ろす。
「そ、それ=
391;突然どうしたのよ!=
;?」
柄にもなく=
966;っているいの。
その様は尋=
120;ではない。
【いのが試=
512;中に言っていた事な=
;んだが……】
そう口を開=
356;た瞬間、いのの体感=
;温度が更に上昇。
「ストップ=
289;ナルト!!」
ナルトにし=
390;は歯切りが悪く、い=
;のはそれを遮った。=
span>
「今はまだ#=
430;験中だし、ナルトの=
;気持ちの整理もつい=
12390;ないみたいだから…」
【…=
230;いの】
「そうねェ…返事は別=
395;『給料3ヶ月分』で=
;も良いわよ♪」
いのが満面=
398;笑顔でそう言う。=
因みに『貰=
358;』を前提にしている=
;。
【…『給料3か月分』=
span>…?】
ナルトにと=
387;ては聞き慣れない言=
;葉であった。
『うずまき=
490;ルト』12歳
乙女心を理#=
299;するのにはまだまだ=
;若い。
第3の試験=
288;予選第5回戦も始ま=
;り、漸く半分まで来=
12383;。
この先何が=
453;っているのか、ナル=
;ト達はまだ知らない=
12290;