MIME-Version: 1.0 Content-Location: file:///C:/85899AB1/41.htm Content-Transfer-Encoding: quoted-printable Content-Type: text/html; charset="us-ascii"
「えーで=
399;これから…第2回戦=
434;始めます」
中央の会場=
395;は試験官であるハヤ=
;テを含め、『油女シ=
12494;』・『ザク・アブ}=
11;』の姿が見える。<=
span
lang=3DEN-US>
シノはポケ=
483;トに両手を入れて立=
;っていた。
対するザク=
399;右腕を包帯で巻いて=
;おり、痛々しい様子=
12384;。
(アイツ…音忍の…)
サスケの容=
907;が気になっているサ=
;クラだったが、ザク=
12395;視線を向ける。
(あんな状=
907;で闘う気…?)
泥で全身は=
615;れ、最大の武器であ=
;る腕は損傷。
勝率は高い=
392;言えないだろう。=
(ちょっと=
453;って…アイツの=
618;我…もしかし=
390;本当にナルトが…!?)
サクラの脳#=
023;に不意に浮かぶ。=
サスケの生=
629;を狙い襲ってきた音=
;忍3人衆と戦ったサ=
12463;ラ。
リーやいの$=
948;の加勢もあり、善戦=
;したモノの結局は敗=
21271;してしまった。
そして目覚=
417;るナルト…だが何処=
363;雰囲気が違っていた=
;。
そこで一旦=
289;記憶が途切れてしま=
;っている。
次に目覚め=
383;時には音忍達の姿は=
;無かった。
『音忍達は=
490;ルトが追っ払った』=
;
誰かがそう#=
328;っていたのを確かに=
;聞いた憶えがある。=
span>
ハッとして=
469;クラはナルトの方に=
;眼を向けた。
「本当にコ=
452;ツったら起きないわ=
;ね~」
「ダ=
8230;ダメだよ、いのち=
12419;ん」
ヒナタの膝=
517;で幸せそうに眠って=
;いるナルトにちょっ=
12363;いを掛けているい{=
98;。
それを控え=
417;に止めているヒナタ=
;。
先程まで何=
392;も言えない雰囲気だ=
;ったのだが、何故か=
12371;の辺りだけは違っ{=
90;いた。
(…=
230;……まさか…ね…=
65289;
忍者アカデ=
511;ー時代からナルトの=
;事を知っているサク=
12521;だけあって『強い{=
03;ナルトなんて想像で=
きない。
…とは思って=
399;いるモノのサクラの=
;顔は思いっきり引き=
25891;っていた。
(ナルトを#=
211;てると、何かこう=
…変な気持=
385;になるのよね…)
それが『好=
847;』と言う感情なのを=
;気付いているのか、=
12381;れとも気付いてい{=
94;いのか…乙女心は#=
079;雑だ。
「どうした=
398;よ、サクラ?」
サクラの視 =
218;に気付いたいのが声=
;を掛ける。
「べ、別に=
309;でもないわよ!」=
遂、大声で$=
820;してしまう。
そんなやり=
462;りが行われている中=
;、第2回戦が開始さ=
12428;た。
「ここで闘=
358;なら、お前は再起不=
;能になる。危険しろ=
span>……」
相手の事を=
671;遣ってか、シノは静=
;かに口を開く。
「フン…どうにかこっちだ=
12369;は動くからなァ…」
ザクは比較=
340;軽傷な左腕を突き出=
;す。
「テメェな=
435;ぞは…片手で十=
998;だ!!」
その言葉を=
512;図に一気に間合いを=
;詰める。
振り上げら=
428;た左腕は躊躇なくシ=
;ノの顔面に向けて薙=
12366;払う。
「片腕だけ=
376;ゃ…オレには=
213;てない…」
「チィ!!=
301;
ポケットに=
361;っ込まれていた筈の=
;右腕でシノは受け止=
12417;た。
舌打ちをし=
394;がらザクは更に力を=
;込めて行く。
しかし、シ=
494;も負けじと押し返す=
;。
「いちいち=
358;っせーんだよ!喰ら=
;いやがれ!!」
左の掌にあ=
427;『風穴』にチャクラ=
;を送り込み、空気圧=
12434;精製し増幅させるz=
90;
『斬空波!A=
281;』
「!!?」
シュゥゥと=
354;気が洩れている音に=
;気付いたシノ。
だが、既に=
178;は遅し。
全てを吹き'=
131;ばす衝撃波がシノに=
;牙を剥き襲い掛かる=
12290;
その風圧は=
722;塵を含め、シノの身=
;体を吹き飛ばした。=
span>
「…フン」
鼻で笑って=
356;るザクだったが、衝=
;撃波を放った左腕に=
12399;鈍痛が響いていたz=
90;
「此処ら辺=
394;ら大丈夫だろう…」
カカシは肩=
395;担いでいたサスケを=
;降ろすと一息着いた=
12290;
そして取り=
986;したクナイで掌を傷=
;付け、指先を血で濡=
12425;す。
血で濡らし=
383;指を筆代わりにして=
;地面に術式を書き込=
12435;でいった。
「…しかし、『うちは=
19968;族』のサスケがナ}=
23;トに固執するなんて=
なァ…第2の試'=
443;で何かあったのか?=
;」
独り言を呟=
365;ながらも、カカシは=
;作業を進めて行く。=
span>
「確かにナ=
523;トは『あの人』の血=
;を受け継いでいるが=
span>…」
地面が済ん=
384;ら次はサスケの全身=
;に血文字を刻む。
サスケはま=
384;気を失っている為、=
;何も答えない。
カカシは意#=
672;を集中させ、印を結=
;んで行った。
戦闘用の術=
392;は違って多量の印を=
;正確にだ。
『封印術 =
553;邪法印!!』
カカシは掌=
434;サスケの首筋に宛が=
;うと、血で描かれた=
25991;字が一声に動き出{=
75;た。
「ぐあぁあ=
354;ああ!!」
それは生物=
398;様にざわめき、『呪=
;印』を包み込むよう=
12395;陣を組む。
「フ=
8213;……」
カカシにし=
390;見てもかなり高度な=
;術だったらしい。
先程まで意#=
672;を失っていたサスケ=
;は、今の術の衝撃で=
30524;が覚めた。
全身を取り=
059;いていた『呪印』は=
;消え去り、サスケ自=
36523;の雰囲気も元に戻{=
87;ている。
「お前…何も覚えてないの=
12363;?」
「試合は…どうなっ=
383;?…オレは負=
369;たのか?」
荒々しい呼=
560;を繰り返し、サスケ=
;は何とか言葉を紡ぎ=
20986;す。
「いや…お前は勝ったよ。=
span>…代償はデ=
459;かったがな…」
「試合の途=
013;から記憶がない……いӖ=
7;たい何がどうなった&=
#65311;」
「ヨロイっ=
390;奴にトドメを刺され=
;そうになった時…首筋の『=
610;印』が暴走した」=
「!!」
サスケの眼=
364;大きく見開かれた。=
;
「だが、一=
808;ずは安心だ。オレが=
;その『呪印』を封じ=
12390;おいた……こӚ=
8;からは普通に戦える&=
#12301;
「…=
230;そうか」
「今後、も=
375;その『呪印』が再び=
;動き出そうとしても=
span>…この封邪=
861;印の力がそれを押さ=
;え込むだろう」
カカシの言!=
865;を聞いて安堵の溜め=
;息を吐くサスケ。
「ただし…この封印"=
899;はサスケ…お前の意=
605;の力を礎にしている=
;…」
「オレの…意思の力…?」
「もし、お=
069;が己の力を信じず=
…その意思=
364;揺らぐような事があ=
;れば…『呪印』=
399;再び暴れ出す」
カカシの言!=
865;を聞いていたサスケ=
;だったが、その眼は=
24464;々に閉じて行く。
そして完全=
395;閉じられた時、サス=
;ケの身体が石床に崩=
12428;落ちた。
「柄にもな=
367;…いや、『=
610;印の暴走』に『封邪=
;法印』…打っ倒れ=
427;のは当然か……」
普段は決し=
390;見せないサスケの割=
;と幼い寝顔。
カカシは一=
629;してからサスケの身=
;体を抱き起こそうと=
12375;た時……。
《封印の法"=
899;まで扱えるようにな=
;ったなんて…成長した=
431;ね…カカシ》
「…=
230;アンタは…<=
/span>」
この場には!=
258;分とサスケ以外の気=
;配はなかった筈。
《お久しぶ=
426;ね……カӝ=
9;シ君…》
石柱の影か=
425;現れたの圧倒的な存=
;在を放っている伝説=
12398;三忍…
「…=
230;大蛇丸…」
極めて冷静=
395;言っているつもりだ=
;が、カカシの額から=
12399;一筋の汗が流れ落{=
85;る。
木ノ葉隠れ=
398;里でトップクラスと=
;言われているカカシ=
12391;さえ不安は隠せな{=
63;った。
《でも、悪=
356;けど…カカシ君=
395;は用ないのよ。ある=
;のは…その後ろ=
398;子》
「…何故、サスケを付=
12369;狙う…!」
カカシの言!=
865;を聞いた瞬間、大蛇=
;丸の鋭い瞳が更に切=
12428;味を増す。
《フン…君は良いわよね
「!?」
《昔は持っ=
390;なかったじゃない=
…それ」
「!!」
《その…左眼の『写輪眼』=
65281;!》
「…=
230;…!!」
不意にカカ=
471;の左眼に鈍痛が走る=
;。
《私も欲し=
356;のよ…『うちは=
398;血』がね…」
「目的は何=
384;…!?」
《…最近できた音隠れ=
12398;里…アレは私=
398;里でね…これだけ#=
328;えば分かるわよね=
…》
「下らない%=
326;望か……」
《君にとっ=
390;は下らなくても…私にはと=
390;も真剣なモノよ…で、その=
858;には色々…良いコマ=
364;必要なのよ》
「オラ…立てよ!!」
己が放った"=
909;撃波の手応えを感じ=
;たザクは勝利を確信=
12375;て叫ぶ。
風圧によっ=
390;巻き上げられた砂塵=
;の中から、人影がゆ=
12387;くりと立ち上がるz=
90;
さすがに無=
663;と言う理由にも行か=
;ず、シノの頬からは=
39854;血が流れ出ていたz=
90;
「!?」
だが、ザク=
399;妙な違和感を感じた=
;。
シノの頬か=
425;流れ出ている血液が=
;モゾモゾと波を打っ=
12390;いるのだ。
(…な…=
20309;だ…!?)
眼を凝らし=
390;見るとそれは『血液=
;』ではなく小さな生=
29289;。
(む=
8230;虫…=
65281;?身体の中から…皮膚を突=
365;破って…!?)
それに気付=
356;たと同時に、背後か=
;ら何かが聞こえて来=
12383;。
一つだけじ=
419;ない…無数の小=
373;な音が……。
「!!?」
ザクは慌て=
390;振り返り、視界に入=
;ったのは数え切れな=
12356;ぐらいの小さな虫ű=
48;。
「こいつら=
399;『寄壊蟲』と言って=
;、集団で獲物を襲い=
span>…チャクラ=
434;喰らう」
そう言って=
046;し出した指先には寄=
;壊蟲の姿があった。=
span>
「これだけ=
398;数で襲い掛かれば=
…さっき言=
387;た通り、お前は再起=
;不能になる」
「チィ!!=
301;
「嫌ならギ=
502;アップしろ…それが得=
574;だ。もし、左手の技=
;をオレに使えばそれ=
12392;同時に背後から蟲{=
95;スキをつかせる…。
その左手=
398;技を蟲に使えば、そ=
;れと同時にオレがス=
12461;をつく…何れにし=
390;もお前は此処を突破=
;できない…」
シノは両手=
434;胸の前で重ね合わせ=
;ると印を結ぶ。
「奥の手は=
462;っておくモノだ!!=
;」
(クッ…このオレがこんな=
22900;に……)
数年前…ザクがまだ幼い頃=
12398;事だった。
コソコソと=
423;みを働くしか生きる=
;術がなかった。
友人はおろ=
363;、親すらいないザク=
;はいつも貧しかった=
12290;
そんな時、A=
297;人の男に声を掛けら=
;れた。
《見込みあ=
427;わね…君》
《私の所に=
469;れば、もっと強くな=
;れるわよ…》
《私の為に&=
360;いなさい…そうすれ=
400;もっと強くしてあげ=
;る…》
《さあ、期=
453;に応えて頂戴…》
空気圧と超&=
899;波を操る能力『風穴=
;』を手に入れたザク=
12399;我武者羅に戦ったz=
90;
自分の価値=
434;上げる為…伝説の三=
525;に選ばれた自分は特=
;別だと…そう思っ=
383;。
(これ以上…このオレ=
096;が失態を晒せるか!=
;!)
「オレを舐=
417;るなよ!!」
左手で右手=
395;巻いてある包帯を雑=
;に取り払う。
「奥の手は=
462;っておくものだよな=
;ァ!!コラァ!!」=
span>
そして、ナ=
523;トによって砕かれた=
;右腕を背後にいる蟲=
36948;に…左腕はシ=
494;に向けて突き出す。=
;
掌に開いて=
356;る風穴にチャクラを=
;送り込み、空気圧を=
31934;製し増幅。
「喰らえ!=
301;
『斬空波!A=
281;』
前後同時に=
521;けて衝撃波を放った=
;瞬間、ザクは砲身で=
12354;る両腕の内部で『Ë=
09;か』が膨れ上がるの=
を感じた。
通常なら敵=
446;掛けて発射される衝=
;撃波が、行き場を失=
12387;たかのように暴れÑ=
86;す。
「な=
8230;何だよコレェ!?=
12301;
一度増幅さ=
428;た衝撃波を止める術=
;は皆無。
肘関節の部=
998;で更に膨張……そӕ=
5;て、弾け飛んだ。左腕は辛う=
376;て残っているが、右=
;腕の肘から先は無残=
12395;も引き千切れ…冷たい石=
202;に落ちた。
肉塊と化し=
383;右腕の慣れの果てに=
;ある『風穴』には無=
25968;の『寄壊蟲』が所Ħ=
21;しと入り込んでいる=
。
「さっき、=
362;前にギブアップを勧=
;めた時…念の為、"=
802;達にこう指示してお=
;いた…『あの厄=
171;な風穴をお前達の身=
;体で塞ぎじっとして=
12356;ろ』とな…」
何時の間に=
363;シノがザクの背後に=
;姿を現していた。
「…こっ、このォ…!!」
ザクは振り=
521;き様に裏拳を繰り出=
;すが、シノはしゃが=
12435;で回避する。
そして、相=
163;の顎先に狙いを定め=
;て拳を放った。
「グハァッA=
281;!」
ザクの身体=
364;大きく仰け反り、後=
;方へ吹き飛ぶ。
「確かめる=
414;でも有りませんね=
…第2回戦=
289;勝者『油女シノ』!=
;!」
試験官『月=
809;ハヤテ』が勝ち名乗=
;りを上げた。
「サスケも=
381;の『コマ』の…1人って=
702;由か…」
《違うわ…サスケ君=
399;『優秀な手ゴマ』=
…そして今=
126;っている彼らは…『捨てコ=
510;』よ…》
それだけ言=
358;と大蛇丸は嫌な笑み=
;を浮かべ、徐々に近=
12389;いて行く。
「サスケに=
371;れ以上近づくな!!=
;…幾らアン=
479;があの三忍の1人で=
;も…今のオレ=
394;らアンタと刺し違え=
;る事位は出来るぞ!=
65281;」
カカシは印=
434;結び、左手を右腕に=
;添える。
『忍法 雷=
999;!!』
有りっ丈の=
481;ャクラを右手に収束=
;させ、放電現象が巻=
12365;起こっているのがŠ=
11;えた。
《ククク…クハハハ=
495;…》
「何が可笑=
375;い!?」
己の放てる=
885;義を目の前にして、=
;嘲笑う伝説の三忍。=
span>
《悪いけど…私が狙っ=
390;いるのはサスケ君だ=
;けじゃないのよ…》
「何だと…!?」
《君の部下=
398;『うずまきナルト』=
;君……彼Ӕ=
4;今すぐにでも欲しい&=
#65281;!》
乾いた唇を!=
296;め、大蛇丸は恍惚の=
;表情を浮かべている=
12290;
「ナルトを…!?」
《そうよ…サスケ君=
399;将来的に楽しみだけ=
;ど…ナルト君=
399;今すぐ私の片腕にな=
;って欲しいの…》
「アンタ程=
398;奴が…えらくナ=
523;トの事を買ってるん=
;だな…?」
大蛇丸は困=
785;の表情を浮かべる。=
;
《カカシ君…アナタは=
490;ルト君の事を何も知=
;らないのね…》
「そうでも=
394;い。言っちゃ悪いが=
;、ナルトの奴は忍者=
12450;カデミー始まって{=
98;『落ちこぼれ』で『=
万年ドベ』だ…」
《あの子の=
455;力で『落ちこぼれ』=
;なら…木ノ葉の=
525;は全員…火影クラ=
473;になれるわよ…》
ナルトに砕=
363;れた右腕を愛しそう=
;に撫でる。
《何て言っ=
383;って…この私に=
163;傷を負わせたんだも=
;の…》
「ナルトの=
900;が…!?」
《私と張り=
512;えるのは同じ三忍で=
;ある『自来也』か『=
32177;手』…それか三=
195;目火影ぐらいだと思=
;ってたけど…》
更に大蛇丸=
399;サスケに向けて歩み=
;を進める。
《ナルト君=
399;楽しみに取っておい=
;て…まずはサ=
473;ケ君の番ね…》
「それ以上$=
817;づくな!!」
カカシは体=
218;を低く構え、視線を=
;大蛇丸に向けていた=
12290;
《カカシ…そんな封=
360;してみてもまるで意=
;味ないわ》
「!?」
《分かるで=
375;ょ…目的の為=
302;どんな邪悪あ力であ=
;ろうと求める心』
「そこに付=
369;込んだのか…だが、サ=
473;ケは…」
《何れ彼は=
289;必ず私を求める…力を求め=
390;ね…!!それ=
395;…君が私を=
578;すんだって?やって=
;みれば?出来ればだ=
12369;ど…》
それだけ言=
356;残すと大蛇丸は後ろ=
;を向き、暗闇の中へ=
28040;えて行く。
「!!?」
その後姿を#=
211;た瞬間、カカシの脳=
;裏には己の死のイメ=
12540;ジが浮かび上がっ{=
83;。
(…くっ、刺し違える=
span>…!?馬鹿=
363;…オレは…!?)
カカシの右=
163;に収束されていたチ=
;ャクラは拡散。
眼を見開き=
289;体中が酸素を求め呼=
;吸が荒くなる。
普段の様子=
363;らは絶対に見れらな=
;い。
伝説の三忍=
302;大蛇丸』
彼は圧倒的=
394;実力を持つ、純粋な=
;邪悪そのモノであっ=
12383;。
「治療班の=
041;、搬送をお願いしま=
;す」
片腕は吹き'=
131;んだが、死に至る程=
;の重傷ではない。
「な=
8230;何ですか…<=
/span>アイツは…<=
/span>ネジ!!」=
呟きを溢し=
383;のはロック・リー。=
;
体術しか使=
360;ない自分とは対照的=
;なシノの戦いを見て=
12289;リーは焦りを隠せ{=
94;かった。
『白眼!!=
303;
ネジはリー=
395;言われ、印を結ぶと=
;『血継限界』を発動=
12290;
純白の瞳の=
238;りに血管が浮き出て=
;きた。
そして、視 =
218;をシノへと向ける。=
;
「何て奴だ…『口寄せ=
398;術』で蟲を呼び出す=
;なら兎も角……身߮=
7;中に寄生させている<=
/span>…」
『白眼』で=
307;内を透視して見ると=
;、まるで蟻の巣の様=
12395;各部に住み着いて{=
56;るのが分かる。
「な=
8230;何ですとォ!!」=
span>
これには思=
431;ずリーも声を上げて=
;しまった。
「アイツは=
408;ノ葉に伝わる『蟲使=
;いの一族』だな……」
「そう言え=
400;聞いた事がある…この世に=
983;を受けると同時に=
…その身体=
434;巣として蟲に貸し与=
;え、戦うという秘伝=
12434;持つ一族の話」
ガイの言葉=
434;耳にしたネジは漸く=
;思い出す。
「一族は蟲=
434;自在に操り、その戦=
;闘の殆どを蟲に委ね=
12427;と代償として…自らのチ=
515;クラを餌として与え=
;続ける契約をすると=
35328;う…」
「その末裔=
364;…彼と言う=
702;由ですか…」
「残念だっ=
383;ね、ザク…」
「どうして…ザクの腕=
364;破裂したのよ!?」=
;
チームを組=
435;でいたドスとキン。=
;
「恐らくあ=
398;シノとか言う奴…スキをつ=
356;てあの蟲達をザクの=
;手の排空口に詰めた=
12398;でしょう。
その状態=
391;斬空波を撃てば逃げ=
;場を失ったエネルギ=
12540;は腕の中で出口をĕ=
14;めて拡大―」
此処まで言=
360;ば、キンでも分かっ=
;た。
(アナタと=
399;同じ任務を与えられ=
;た間柄でしかなかっ=
12383;…でも、結=
083;楽しかったですよ=
…)
非情な音忍$=
948;にも少しは思いやり=
;と言った感情がある=
12398;だろうか。
「やったな=
289;オイ!」
階段を昇っ=
390;きたシノに向かって=
;キバが労いの一言。=
span>
「うむ…お前にも期待して=
12356;るぞ」
返って来た=
398;は辛辣な言葉。
(コイツ、=
481;ームのリーダーみた=
;いなノリで帰って来=
12420;がって…クソッ!A=
281;)
自称リーダ=
540;を名乗っているキバ=
;は胸の内で罵声を浴=
12403;せ捲くり。
「えーでは=
289;早速なんですが…次の試合=
395;移りたいと思います=
;…ゴホッ」
第2回戦が =
066;わり、次いで第3回=
;戦が始まる少し前。=
span>
「よっ!少=
375;遅くなったな」
白煙と共に=
459;カシが参上した。=
「『よっ!=
303;じゃないわよ!カカ=
;シ先生、サスケ君は=
65311;サスケ君は大丈夫{=
94;の!?」
「ま!大丈=
827;だ…今、病室=
391;ぐっすりだ」
(ただし、=
263;部の護衛付きだけど=
;…)
それを聞い=
383;サクラは安堵の溜め=
;息を一つ。
「それにし=
390;も…ナルトの=
900;、ま~だ寝てるの?=
;」
カカシの眠=
381;うな眼がナルトに向=
;けられる。
「そうなの=
424;!一向に起きる気配=
;なし!このままで大=
19976;夫かしら…?」
「ま!心配=
399;要らないよ…外傷は特=
395;見当たらないし…」
そんな軽口=
434;叩きながら、カカシ=
;は大蛇丸の言葉を思=
12356;出していた。
(ナルトが=
823;蛇丸に手傷を…幾ら『九=
614;』のチャクラと言え=
;ども……)
色々と考え=
434;張り巡らせて見るが=
;、『ナルトの正体は=
26263;部』と言ったピー|=
73;が見つからない限り=
…答えは見=
388;からない。
様々な所で=
605;惑が動き回っている=
;中、ナルトは幸せそ=
12358;に眠っている真っć=
68;中。
いのはジィA=
374;とナルトの寝顔を見=
;つめ、ヒナタは秀麗=
12394;金髪を手櫛で解い{=
90;いた。