MIME-Version: 1.0 Content-Location: file:///C:/85899A97/37.htm Content-Transfer-Encoding: quoted-printable Content-Type: text/html; charset="us-ascii"
『1日目―第2の試'=
443;開始約50分後―』
「ひゃほあ=
353;!!サバイバルはや=
;っぱココだぜ!!な=
12353;、赤丸!!」
《ワン!!=
299;
森の中を大=
768;を張り上げながら、=
;駆け抜けて行くキバ=
65286;赤丸。
「罠に掛か=
387;た奴等が運良く『地=
;の書』を持ってるた=
12353;ーな!この分じゃz=
89;オレ達が塔に一番乗=
りだぜ!!」
「調子に乗=
426;すぎる…それは危&=
522;だ。敵に遭遇しない=
;よう注意を払う…これが安=
840;だ。…どんな小=
373;な虫でも、いつも外=
;敵から身を守る為
有頂天にな=
387;ているキバを、シノ=
;は宥めるが…。
「んなの分=
363;ってるよ!相変わら=
;ず分かりにくい喋り=
12375;やがって、この虫|=
58;タク!ボス面すんな=
っての!チームリー=
2480;ーはオレだぞ!」
「で=
8230;でも、シノ君の言=
12358;事も一理あると…」
気性の荒い=
461;バに、ヒナタは控え=
;めに発言する。
「…=
230;分かったよ!った=
12367;!!」
シノとヒナ=
479;の2人から言われて=
;、キバは仕方なしに=
32013;得した。
(ナルト君…無事だと!=
391;いけど…)
どんな時で=
418;ナルトの身を案じて=
;いるヒナタ。
そこが彼女=
398;良い所だ。
『犬塚キバ=
303;・『油女シノ』・『=
;日向ヒナタ』の3人=
12364;かなりのスピード{=
91;木の枝を飛び移って=
いる最中、忍犬赤丸=
2364;何かに気付く。
それと同時=
395;、キバも嗅覚に何者=
;かの気配を感じた。=
span>
「オイ!2=
154;とも止まれ!」
キバは両手=
434;左右に広げ、2人の=
;歩みを遮った。
「「!?」=
301;
シノとヒナ=
479;の2人は何事かと思=
;い、木の枝の上で停=
27490;する。
「敵に遭遇=
375;ないよう注意すんだ=
;ろ…だったら=
498;ナタ!あっちの方角=
;1キロ先見えるか?=
12301;
「うん…見てみる」=
ヒナタは深=
367;頷き、特殊な型の印=
;を結ぶ。
『白眼!!=
303;
日向一族が=
377;する『血継限界』で=
;ある『白眼』
その穢れ無=
365;瞳はあらゆるモノを=
;透視、更には数キロ=
20808;の光景すら見える{=
92;言う。
キバに言わ=
428;た通り『白眼』で見=
;てみると、そこには=
12498;ョウタンを背負っ{=
83;少年の姿があった。=
「あ=
8230;あっちで誰かが戦=
12387;てる…」
「…どうやらこれは
シノは木の=
525;に耳をあてると呟い=
;た。
音…それとも振動で判=
26029;したのだろうか。
「よっしゃ=
354;!!見に行くぜ!!=
;」
「え?」
「キバ…何を言ってる、そ=
12428;はダメだ」
既に『天地=
398;巻物』を手に入れて=
;いる筈だが、キバは=
20309;を血迷ったのか自Ñ=
98;から敵に会いに行く=
と言い出した。
ヒナタは疑=
839;符を浮かべ、シノは=
;異議を唱える。
「試験官は=
302;天・地』1組の巻物=
;を持って来いって言=
12387;ただけで…それ以上=
890;うなとは言ってない=
;ぜ。
此処でオ=
524;達が余分に頂けば、=
;その分他のチームが=
33073;落する理由だろ?{=
01;
「で=
8230;でも…」
男2人に比=
409;て、戦闘力の低いヒ=
;ナタの胸は不安で一=
26479;だ。
「まずは様=
376;を見るだけだ…ヤバけり=
419;無理に戦いはしない=
;って…じゃ行く=
380;!!」
それだけ言=
356;残すと、キバは一足=
;先に森の中を進んで=
12356;った。
(全く、虫=
398;好かない奴だ…)
丸いサング=
521;スで表情は見えない=
;が、この時のシノは=
12373;ぞかしウンザリし{=
90;いた事だろう。
因みにキバ=
398;台詞を『中忍』や『=
;上忍』達が耳にした=
12425;一斉にこう答える…『楽観的=
681;拠』と。
ヒナタ達が=
808;に進んでいたキバを=
;見つけ、その茂みに=
38560;れた時だった。
《クゥ~ン=
299;
赤丸が元か=
425;小さな体躯を更に縮=
;め、プルプルと震え=
22987;める。
「ど=
8230;どうしたの?…急に立ち=
490;まって…」
「赤丸が急=
395;怯え出した……!ӎ=
1;
何かに恐怖=
434;感じている赤丸は、=
;キバの服の中に潜り=
36796;む。
「ど=
8230;どうして…<=
/span>?」
「コイツは=
973;のチャクラを嗅ぎ分=
;けて…本能的に=
381;の力の度合いが分か=
;っちまうが…
此処まで=
623;えるとはな…この先で=
420;り合ってる奴等…タダ者じ=
419;ねェぜ!」
赤丸の震え=
399;治まる所か、益々酷=
;くなって行く。
キバ達から=
569;し離れた場所には、=
;2組のチームが対峙=
12375;ていた。
「砂の餓鬼=
364;…オレ達に=
495;っ向から挑んで来る=
;なんてのはァ……」
「愚かだね=
455;………」
「…=
230;…」
それぞれ同=
376;装束を纏い、中心に=
;は無数の傘を背負っ=
12383;男。
左右には編=
415;笠のようなモノを被=
;っている忍2人が立=
12387;ていた。
それに対す=
427;は『砂瀑の我愛羅』=
;・『カンクロウ』・=
12302;テマリ』の砂隠れ{=
98;忍達。
我愛羅は腕=
434;組み、雨隠れの下忍=
;達を睨む。
「あのチビ=
289;あんな奴等に絡むな=
;んて…何考えて=
420;がんだ…!!」
《クゥ~ン=
299;
体格差から#=
211;たら、どうしても雨=
;隠れの下忍に軍配が=
19978;がる。
「な=
8230;何だって赤丸…」
忍犬である$=
196;丸の言葉が理解でき=
;るのか、キバは驚い=
12383;。
「キバ…ソイツは何て言っ=
12390;る?」
「あのデカ=
452;奴が…ヤバイっ=
390;言ってる…」
「た=
8230;確かヤバそうな人=
36948;…とても強=
381;う…」
雨隠れのチ=
540;ムリーダーと思われ=
;る背の高い男が一歩=
36367;み出し、口を開い{=
83;。
「お前ら…本当にオ=
524;達と戦うのか?……死ӗ=
6;ぜ…」
その口調は=
126;らかに相手を格下と=
;見ている感じだ。
3人がそれ=
382;れ口にした能書きが=
;退屈だった我愛羅は=
12289;痛烈な一言を放つz=
90;
決して悪気=
364;あった理由じゃない=
;、極めて素直に表現=
12375;ただけだ。
『オジサン=
303;と呼ばれ、雨隠れの=
;下忍『シグレ』の目=
20803;が反応する。
(一体、ド=
452;ツが天地どっちの巻=
;物を持ってやがるか=
span>…又は既に=
890;われて持っていない=
;場合も考えられるじ=
12419;ん)
一応、我愛 =
645;の兄であるカンクロ=
;ウが内心で考えてい=
12383;。
そして、考=
360;た末の結論を我愛羅=
;に告げる。
「おい、我=
859;羅!後を尾けて情報=
;を集めて狩る…ってのが=
473;ジじゃん!巻物の種=
;類が同じなら争う必=
35201;はないし…余計な戦=
356;は…」
「…=
230;関係ないだろ」
余計な手間=
364;省け、尚且つ自分達=
;の身が危険に晒され=
12427;心配も少ない。
しかし、そ=
435;な考えを我愛羅は一=
;言で一蹴してしまっ=
12383;。
「眼が合っ=
383;奴は……皆ૅ=
8;しだ」
その言葉を =
862;いたカンクロウとテ=
;マリの反応は……。
(我愛羅の=
615;格からして…その考え=
399;無理よ…)
(だから嫌=
394;んだよ…コイツと=
968;緒にいるのは…!!)
幼い頃から=
120;に我愛羅の側にいた=
;テマリは、弟の性格=
12434;熟知している。
カンクロウ=
398;方は口には出さなか=
;ったが、内心では不=
28288;をぶちまけていたz=
90;
「フン…じゃあ、早くやっ=
12390;やるよ!行くぜ!ʌ=
81;」
シグレは背=
013;に両手を伸ばし、無=
;数の傘の柄を掴んだ=
12290;
片方に3本=
289;合計6本の傘を前方=
;に振り下ろすと同時=
12395;開かせる。
更に真上に=
918;り投げると、6本の=
;傘は意思を宿したよ=
12358;に宙を舞った。
「死ね!ガ=
461;!!」
チャクラを =
244;り上げ、両手で印を=
;結ぶ。
『忍法 如&=
632;露千本!!』
術の発動と=
849;に傘が高速回転を始=
;め、骨から無数の何=
12363;が発射された。
(仕込み千=
412;だ!!)
内心でキバ=
364;思わず叫んだ。
「は=
8213;―――ッ!!」
空を埋め尽=
367;さんばかりの千本が=
;、我愛羅に向かって=
19968;斉に襲い掛かったz=
90;
「フッ…上下左右、この術=
12395;死角は無い!しか|=
18;千本は全てチャクラ=
で統制され、狙った=
9554;物を貫く!」
千本の雨が&=
477;り注ぎ我愛羅に牙を=
;剥く。
そんな中、=
105;愛羅は腕を組んだま=
;ま微動だにしなかっ=
12383;。
(フン…他愛のない=
…)
無数の千本=
364;我愛羅に直撃し、砂=
;煙が舞い上がる。
砂煙の中に=
309;やら大きな影が見え=
;たような気がした。=
span>
「…それだけか=
……」
我愛羅は腕=
434;組んだまま言い放つ=
;。
砂が我愛羅=
398;身体を包み守るよう=
;に展開され、全ての=
21315;本を防ぎきった。
よって…その身体は全くの=
28961;傷。
「そ=
8230;そんな1本も…無傷だと=
289;馬鹿な…」
シグレは驚=
365;の余り、開いた口が=
;閉じなかった。
防御も回避=
418;不可能と思っていた=
;自身の術を何事も無=
12363;ったかのように……。
「くっ!!=
301;
悪夢を見て=
356;るとしか思えない。=
;
再び印を結=
403;、幾つモノの千本を=
;我愛羅に向かわせる=
12290;
だが、その=
915;撃も先程と同様に砂=
;によって防がれた。=
span>
(我愛羅に=
381;んな技が効く理由ね=
;ーじゃん…コイツに=
986;会った事自体がお前=
;らの不運だよ…)
年下の弟が%=
304;し出す恐怖を嫌と言=
;う程味わった事のあ=
12427;カンクロウ。
「千本の雨=
363;…じゃあ、=
458;レは…血の雨を&=
477;らせてやる」
我愛羅は眼=
434;鋭く細め、自身のチ=
;ャクラを解放する。=
span>
その強大な=
481;ャクラは湯煙の如く=
;身体から立ち昇った=
12290;
「何て、デ=
465;ーチャクラだ…それに、=
354;の砂…凄い臭い=
364;しやがる…」
「臭い―?」
思わず聞き$=
820;すシノ。
2人の額か=
425;は汗が流れ落ち、焦=
;りの表情が見えた。=
span>
「強い…血の臭いだ=
…」
その言葉に=
498;ナタはゴクリと喉を=
;鳴らす。
無数の千本=
364;突き刺さっている砂=
;の壁が、静かに崩れ=
33853;ちて行く。
「くっ…砂の壁だと=
…!?」
「そうだ、=
722;による…絶対防御A=
281;!」
カンクロウ=
398;有り難い御高説…しかし誰=
418;頼んでいない。
「ヒョウタ=
531;の中の砂を操り、膨=
;大なチャクラで固め=
span>―己の身体=
398;周囲を防御する。=
我愛羅だ=
369;に許された術…しかもそ=
428;は全て、我愛羅の意=
;思とは関わり無く
術が破られ=
383;今、雨隠れの下忍達=
;は漸く実力の差と言=
12358;モノを理解した。
「ぐっ…クソが…」
「お前らじ=
419;、ウチの我愛羅はヤ=
;レないよ…」
カンクロウ=
364;格好良く締めようと=
;するが…
「何が『ウ=
481;』の我愛羅だ!…自惚れる=
394;カンクロウ!!」=
異議を唱え=
383;のは勿論、過保護な=
;お姉さん…テマリ。
物凄い勢い=
391;捲くし立てるテマリ=
;に、若干引き気味の=
12459;ンクロウ。
そのやり取=
426;で、場の雰囲気が一=
;瞬にして崩れ去った=
12290;
「舐めんじ=
419;ねェ―!!」
如何にも馬(=
575;にされたように感じ=
;たシグレが、怒気を=
25918;つ。
冷静を失い=
289;我愛羅に向かって一=
;直線。
背負った傘=
395;手を掛け、駆け抜け=
;る。
我愛羅は両=
163;を合わせ、三角形を=
;模した印を結ぶ。
(我愛羅に$=
870;らうからよ)
2人のケン=
459;が止み、視線がシグ=
;レに向けられた。
左手で印を =
080;んだまま、我愛羅は=
;右腕を突き出す。
一つや二つ=
391;はない…全身を覆=
356;隠すように纏わり付=
;く。
「くっ……動けねェ…<=
/span>」
そして、出=
469;上がった砂の彫刻。=
;
禍々しい砂=
398;柩に閉じ込められた=
;シグレ。
それを見た=
289;その場にいる全員が=
;息を飲んだ。
《ズザッ!=
470;クッ!》
動きだけで=
394;く、チャクラまで封=
;じられたのか宙を舞=
12387;ていた傘が地面にĹ=
61;き刺さる。
「大気中や=
320;面にまかれた砂は=
…我愛羅の=
847;思のままにコントロ=
;ールできんだよ…」
そう言って=
356;るテマリは実に良い=
;顔をしていた。
過保護にし=
390;いる弟を自慢するか=
;のように……。
「こ=
8230;こんなも…<=
/span>ん…=
12368;っぐっ!!」
四肢の動き=
434;封じられたシグレに=
;とって、テマリの話=
12434;聞いている余裕はġ=
61;かった。
渾身の力を$=
796;めて、抜け出そうと=
;する。
しかし、強=
266;は砂の柩はビクとも=
;しない。
「うるさい=
475;まで覆っても殺せる=
;が…ちょっと=
808;め過ぎるからな…」
地面に突き=
050;さった傘を引き抜き=
;、勢い良く開いた。=
span>
前方に突き=
986;した右腕をゆっくり=
;と上に持ち上げて行=
12367;。
それに合わ=
379;て砂の柩も上昇を始=
;める。
ある程度の'=
640;さまで辿り着くと止=
;まり、砂が身体をき=
12388;く締め上げた。
(コ=
8230;コイツ、何て眼を=
12375;てやがるッ!!)
背筋に冷た=
356;モノが走り、シグレ=
;は恐怖に顔を引き攣=
12425;せる。
『砂瀑送葬A=
281;!』
我愛羅の右=
163;が握り締められると=
;同時に、真っ赤な花=
28779;は弾け飛ぶ。
その火薬と=
394;った素材はシグレの=
;血肉。
急激に加え=
425;れた圧力に成す術も=
;なく、若い生命を散=
12425;す。
我愛羅の示=
375;た通り、血の雨が降=
;り注ぎ、開いた傘に=
20184;着する。
「苦しみは=
394;い…与える必#=
201;もない程、圧倒した=
;から……。
死者の血=
057;は瀑瀑たる流砂に混=
;じり、更なる力を与=
12405;…」
人を殺すと#=
328;う禁忌を躊躇いなく=
;実行した我愛羅。
「ま=
8230;巻物は…お前にやる=
…」
「お願いだ…見逃して…」
腰が抜けて=
320;面に座り込んでしま=
;った2人の命乞い。=
span>
我愛羅は無#=
328;で返し、両の手を先=
;程と同じ様に突き出=
12377;。
「ヒィ!!=
301;
「イヤダァ=
450;ァ!!」
砂の手が足=
803;から這い出て、2人=
;の身体を絡み取る。=
span>
顔だけを残=
375;た状態で砂の柩に閉=
;じ込められた。
「バイバイ…」
死に行く者=
395;笑顔で手を振るテマ=
;リ。
それは歳相=
540;に可愛らしい笑みで=
;あったが、状況が状=
27841;だ。
その場には=
392;ても似合わなかった=
;。
「…=
230;……」
そんな中、=
486;マリの笑顔を見た我=
;愛羅の表情が険しく=
12394;る。
人を殺して=
418;何とも思わなかった=
;我愛羅だったが、初=
12417;て人間らしい感情|=
34;見せた。
「お前達に=
985;さんの笑顔は勿体無=
;い…死ね!」
感情の名は=
302;嫉妬』
自分だけに=
521;けられていた笑顔を=
;、何処の馬の骨とも=
30693;れない奴に見せた{=
98;だ。
雨隠れの下=
525;達に『憎悪・殺意』=
;と言った感情が芽生=
12360;る。
『砂瀑送葬A=
281;!』
シグレを圧=
515;させた時よりも数段=
;の怒気が込められた=
22768;で叫ぶ。
《グシャッA=
281;!》
生々しい音=
364;響き、今度は2つ同=
;時に真っ赤な花火が=
21682;いた。
「ヤ=
8230;ヤバイ…早く逃げるぞ!見=
12388;かったら殺されるʌ=
81;!」
我愛羅と雨&=
560;れの下忍達の戦いを=
;間近で見たキバ達。=
span>
次に殺され=
427;のは自分達かも知れ=
;ない。
そう言った =
771;えが頭の中を過ぎる=
;。
「都合良く=
302;天の書』じゃん…」
雨隠れの下=
525;が地面に置いた巻物=
;を手に取る。
多少、血で"=
180;汚れているが中身に=
;は別に以上はないだ=
12429;う。
「よし、こ=
398;まま塔へ行くぞ」=
(こんな森=
363;らは一秒でも早く抜=
;け出したいじゃん)=
span>
「…=
230;黙れ」
我愛羅は表=
773;を険しくさせたまま=
;言い放った。
「まだ…物足りないんだよ=
span>…」
胸の内で燻=
387;ている『嫉妬』
その炎は他 =
773;の血涙でしか消えは=
;しない。
「ヤ=
8230;ヤバイ―気付かれたか!?=
12301;
茂みに身を=
508;めている3人は、こ=
;の場から逃げようと=
12375;ていた。
しかし、我=
859;羅の言葉を耳にした=
;途端、身体が動かな=
12367;なる。
「もう止め=
424;う…我愛羅…」
「怖いのか…腰抜け…」
弱々しい口#=
519;のカンクロウを我愛=
;羅は見下した眼差し=
12391;凝視。
カンクロウ=
398;目元がピクリと動き=
;、額に血管が浮き出=
12383;。
「我愛羅!=
362;前は確かに大丈夫か=
;も知れねーが…オレ達に=
392;っては危険過ぎる!=
;
巻物なん=
390;1組あればいいじゃ=
;ん…これ以上=
399;さ……!ᦀ=
1;」
「愚図が…オレに指=
259;するな」
右手を突き=
986;す我愛羅。
カンクロウ=
399;その言葉を聞いて堪=
;忍袋の緒が断ち切れ=
12383;。
「いい加減=
395;しろ!偶には…兄貴の言=
358;事も聞いたらどーな=
;んだ、我愛羅!!」=
span>
胸倉を掴み=
289;力任せに引き寄せる=
;。
「お前を兄=
351;と思った事はない=
…邪魔をす=
428;ば殺す…」
チームを組=
435;でいるカンクロウに=
;まで殺意を露にした=
12290;
胸倉を掴ん=
391;いる手を払い除け、=
;右手に砂が絡み付く=
12290;
先程まで怯=
360;ていたカンクロウと=
;は一転、背負ってい=
12427;『カラス』を地面{=
95;突き立てた。
2人とも、=
362;互いに殺る気は満々=
;。
我愛羅の双=
520;に全てを凍て付かす=
;視線、カンクロウの=
30643;には激しい怒りが…。
想像を絶す=
427;兄弟ケンカは始まろ=
;うとした時…。
「我愛羅、=
490;めなよ…そんな冷=
383;い事言わないでさ=
…姉さんか=
425;もお願いするから=
…ね=
9834;」
テマリは我=
859;羅に向かって笑顔を=
;見せる。
するとどう=
384;ろう…我愛羅の&=
522;しい表情に変化が起=
;きた。
険しかった&=
996;付きが、普段の無表=
;情に戻る。
「分かった=
424;…姉さん」
そう言って=
289;我愛羅はヒョウタン=
;の栓を手元に引き寄=
12379;た。
その栓を背=
013;にあるヒョウタンの=
;口にはめ込んだ。
『カラス』=
414;で出そうとしたカン=
;クロウは納得が行か=
12394;かった。
不貞腐れた"=
920;情で、『カラス』を=
;再び背負う。
「アンタと$=
949;って、私は小さい頃=
;から我愛羅と一緒だ=
12387;たからね…その差だ=
424;」
それだけ言=
356;残すとテマリは我愛=
;羅を追って森の中へ=
36914;んで行く。
(チィ…だからガキは嫌い=
12394;んだよ…)
鼻息を荒く=
375;て、カンクロウも2=
;人の後を追って行っ=
12383;。
《クゥ~~=
531;》
キバの懐に&=
560;れていた赤丸が弱々=
;しい鳴き声で訴えた=
12290;
「何だよ…そういう=
107;かよ、赤丸…ったく…」
「な=
8230;何がだ…」
殺意が渦巻=
367;雰囲気から解放され=
;たキバ達は荒い息を=
20184;いている。
身体が動か=
394;くなる程の緊張感の=
;せいで、満足に呼吸=
12418;出来なかったのだz=
90;
「赤丸は砂=
398;チビに…あのデカ=
452;奴が『殺される』か=
;らヤバイって言った=
12435;だ…」
今更ながら=
395;自分の軽率な行動を=
;後悔する。
「兎に角…砂隠れの=
481;ビ…何者かは=
998;からねーが、アイツ=
;はヤバすぎる…」
3人は『ハ=
449;~』と大きく溜め息=
;を吐くと、地面に座=
12426;込んでしまった。
『再び、時&=
291;はナルト達に戻り=
―』
「とあああ=
354;あ~!!」
上半身素っ#=
064;のナルトが、高い石=
;垣から川に向かって=
20803;気良く飛び降りたz=
90;
『影分身』=
434;使っている為、3つ=
;の水柱が立つ。
「ふがぁば=
400;ぶごひぇ!!!」=
水中で我武 =
773;羅に暴れ回るナルト=
;。
それに驚い=
383;大きな魚が水上に踊=
;り出た。
岸にはサス=
465;がクナイを構えて立=
;っている。
そして、魚=
446;掛けてクナイを投げ=
;付けた。
《スコン!A=
281;》
小気味よい&=
899;を立てて、水上に踊=
;り出た魚が木に縫い=
20184;けられた。
「もっと暴=
428;ろ!保存用にも取っ=
;て置きたい…3匹じゃ$=
275;りん!!」
川から顔を=
986;したナルトに、サス=
;ケは酷な事を述べる=
12290;
「これって=
400;スッゲーしんでーん=
;だぞ!!」
「後3回だ…ウスラト=
531;カチ」
「て=
8213;か代われ!!」
前にも『九=
614;』の影響で、チャク=
;ラが使えなくなった=
20107;がある。
今回は純粋=
395;『五行封印』が原因=
;だ。
『忍法 影=
998;身の術』
両手の指を=
313;字に構え、ナルトは=
;印を結ぶ。
白煙と共に=
694;れたのは2人のナル=
;ト。
このまま続=
369;ても水掛け論になる=
;だけ…そう思っ=
383;ナルトは素直に魚を=
;誘き出す事に決めた=
12290;
「サスケく=
540;ん!火の用意できた=
;わよー!豪火球お願=
12540;い!!」
突如聞こえ=
390;来たサクラの声。=
「…=
230;……取り合えず、3匹=
12391;いいか…」
「ちょっと=
453;て、コラ!!」
激減してい=
427;チャクラを駆使して=
;、『影分身』を使っ=
12383;のに……。
サスケはサ=
463;ラの元へと戻って行=
;ってしまった。
やり切れな=
356;思いがナルトの身体=
;を駆け巡る。
「『第2の#=
430;験』…始まって=
289;もう4日目の昼だな=
;…」
「うん…」
ナルト・サ=
473;ケ・サクラの3人は=
;先程獲った魚を焚火=
12391;焼く。
昼食を兼ね=
394;がらの作戦会議と言=
;った所だ。
「第2の試'=
443;開始が昼の14時3=
;0分頃だった…時間で言=
358;と後…25・2A=
302;時間しかないな…」
「もう、既=
395;何チームも合格して=
;るかも…そうなる=
392;…」
2人が深刻=
394;話をしている最中=
…。
「あ=
8213;早く!早く!焼っ=
12369;ねっかなァ~!」
―チャクラを=
238;復させるには、栄養=
;のあるモノを食べな=
12356;といけないからな…。
今の状態で=
399;満足に術の一つも扱=
;えない。
先程の『影=
998;身』でガス欠だ。=
(そろそろ=
412;当にヤバイな……)
サスケは忍=
855;ポーチから『地の書=
;』を取り出す。
更に場所は=
227;り変わり、名も無き=
;小物のチームに照明=
12399;当てられた。
「追撃する=
395;も…もう標的=
395;なる奴等も殆どいね=
;ーんじゃねぇか?」=
span>
「…=
230;どうする?」
額当てには=
302;木ノ葉』のマークが=
;刻まれている。
「殆どの奴=
561;が合格しちまったん=
;だよ…きっとさ―」
「ああ…もう、4日目だし=
12394;…」
「兎に角…昼過ぎだ…飯にしよ=
358;。お前ら2人は休ん=
;どけ…オレが何=
363;探してくる」
3人とも荒=
356;呼吸を繰り返し、大=
;木の根っ子に腰を降=
12429;す。
「悪ィ…」
その内の1=
154;が、食料の確保に向=
;かった。
それから1A=
296;分程が経過して、呼=
;吸が整って来た頃
「おい…」
「ん?」
声を掛けた=
007;の手には『地の書』=
;があった。
「確か…もう一つの方は此=
20966;ん所に『天』ってć=
60;いてあって…コイツと$=
949;って巻物の両端が白=
;っぽかったよな……?ӎ=
1;
「んー…試験前に見せて貰=
12387;た時、オレよく見{=
90;なかったからな…どうした=
435;だ?急にそんな事=
…」
『地の書』=
434;凝視している男の口=
;元がニヤリと攣り上=
12364;る。
「ま=
8230;まさか、お前!!=
12301;
「ああ…そのまさかだ!!=
12301;
この2人は=
302;地の書』と対となる=
;『天の書』を偽造す=
12427;事を思い付いた。
「罠か何か=
354;るのかも…慎重に…気を付け=
390;…」
「ああ…分かってるよ」
そして、震=
360;る手で一気に拡げた=
;。
「「ぎゃあ=
354;あああああッ!!」=
;」
(敵か?!A=
289;
食料の確保=
395;出ていた者が仲間の=
;悲鳴を聞き付け、急=
12356;で戻った。
「!!?」
そこで見た=
398;は、完全に意識を失=
;って大の字に伸びて=
12356;る2人。
「お=
8230;おい!どうした!=
65311;何があった!?お{=
56;!!」
(ダメだ!=
436;全に気を失っている=
;…もう時間=
418;ないってのに…!!)
余談だが、=
371;の名も無きチームは=
;惜しくも『第2の試=
39443;』で失格となる。
「もしかし=
383;ら…もう、『=
825;の書』は無いのかも=
;…」
「どういう=
107;だ…サクラ」
勢い良くガ=
483;ツいているナルト、=
;そんな中…サクラの'=
135;事がゆっくりとなり=
;止まる。
「だって、=
371;の第2の試験…期限の5=
085;間の内、4日間も経=
;っちゃってるって事=
12399;……
試験のト=
540;タル時間の8割はも=
;う過ぎちゃってる事=
12384;し…参加人数A=
303;6人・26チーム。=
;
『天・地=
303;13本ずつしかない=
;巻物…ただでさ=
360;合格は最大13チー=
;ムでしょ…?」
「ん?」
既に魚の身=
399;食べ尽くし、ナルト=
;は骨を噛む。
「しかも…2人とも=
014;えてるわよね?大蛇=
;丸って奴が、私達の=
25345;ってた『天の書』|=
34;燃やしちゃったの<=
span
lang=3DEN-US>…」
「…という事は=
…」
「既に、こ=
398;時点で…合格チー=
512;が1チーム減った事=
;になるわ。それにそ=
12398;他の巻物が全て無É=
07;とは限らないし…。
何れかの=
278;類の巻物が紛失した=
;時点で、もう一方の=
24059;物も無意味なモノ{=
95;なるなんて…
『巻物の紛=
833;』・『僅かな残り時=
;間』その双方が原因=
span>…ナルト達=
398;合格率が著しく低下=
;。
「木ノ葉の$=
899;中と分かれて…傷の治癒=
395;2日間あてたからな=
;…これから=
399;行動距離を伸ばさな=
;きゃならん」
サスケの真=
091;な表情。
「何れにし=
390;も…次の敵が=
289;ラストチャンスだな=
;!!」
そう結論付=
369;ると、サスケは水筒=
;を手に立ち上がった=
12290;
「飲み水を=
762;んでくる…」
「…=
230;…」
その後姿を=
289;サクラは何とも言え=
;ない眼差しで見てい=
12383;。
―この気配は…誰だ?…感じた所=
289;1人のようだが…
ナルトは魚=
398;骨を噛み砕き、視線=
;だけで辺りを見回す=
12290;
此方をジッ=
392;見ているが、敵意や=
;害意と言ったモノは=
24863;じられない。
チャクラが=
302;下している現在では=
;、相手の気配を察知=
12377;るだけ精一杯。
―狙いは何だ…この巻物=
363;?
サスケが置=
356;て行った『地の書』=
;を手に持つ。
《ザワッ…》
―気配に乱れA=
311;……成Ӛ=
7;程、出て来る機会を&=
#20282;っているのか…
ナルトは『=
320;の書』を手に、サク=
;ラに小声で話し掛け=
12427;。
「あのさ!=
354;のさ!敵と戦わない=
;で『天の書』を手に=
12377;る方法があるって|=
00;よ」
「え!?」
《ザワッ…》
再び感じた=
671;配の乱れ。
どうやらナ=
523;トの予感は的中した=
;ようだ。
自身の忍具=
509;ーチを引っ繰り返し=
;、中身を全部ぶちま=
12369;る。
『忍道』・=
302;火遁』・『水遁』・=
;『土遁』と言った様=
12293;な種類の巻物が出{=
90;来た。
「ま=
8230;まさか…?」
「その、ま=
373;かだってばよ…巻物なら=
190;らでもストック持っ=
;てっからな…。
忍術マニ=
517;アルに猛毒マニュア=
;ルにメモ帳…これを弄=
387;て『天の書』に…」
「ちょ…ちょい待ち!!」=
span>
ナルトの提=
696;を、サクラは両手で=
;押し止める。
「そんな事=
375;たって、中に何が書=
;いてあるのか分かん=
12394;いのよ!!
試験官に=
013;を見られたらすぐバ=
;レるわよ…馬鹿!!=
301;
「だいたい=
289;こーゆーのは…合言葉か=
309;か書かれてて…2つの巻=
289;を揃えないと分かん=
;ない奴だってばよ。=
span>
つまりさA=
281;つまりさ!ゴールの=
;塔で合格するには合=
35328;葉がいるとか…そんなの=
384;ってばよ…」
それらしい=
107;を述べているが、如=
;何せん…ナルトは=
309;の根拠もないのだ。=
;
ないと言う=
424;りは、此方を監視し=
;ている輩を誘き出す=
28858;。
「だからど=
358;だってのよ!!結局=
;、中身の内容が分か=
12435;ないんだからフェ|=
52;ク作ってもしょーが=
ないでしょ!!」
「う~ん…やっぱダ=
513;だってばよ…」
(えらそー=
394;顔して何を言い出す=
;かと思えば…ツメの甘=
356;馬鹿ね…!!)
「でも…もし、その内容を=
20104;想できたら…この『地=
398;書』…」
「アンタ…まさか…!?」
サクラは眉=
434;吊り上げ、静かに言=
;った。
「この巻物=
434;…開いて見=
427;ってばよ!」
《ゴスッ!=
299;
ナルトが言=
356;終わると同時に、サ=
;クラの鉄拳が決まっ=
12383;。
「ダメに決=
414;ってんでしょ!アン=
;タ、ルールまで忘れ=
12383;の…馬鹿!!
巻物の中$=
523;は塔の中に辿り着く=
;まで決して見るなっ=
12390;言われたでしょ!{=
01;
「で=
8230;でも、このままじ=
12419;ヤバいんでしょ?{=
01;
涙目になり=
289;ナルトは殴られた所=
;を擦っている。
チャクラが=
302;下した今では、肉体=
;活性化は望めない。=
span>
「それはそ=
358;だけど…」
指摘された$=
890;り、今の状況では非=
;常に不味い。
残り時間も=
059;物の行方も不明だ。=
;
サクラは考=
360;込んだ後、ナルトの=
;案に乗った。
「それじゃ…開くって=
400;よ…」
―誰かは知ら=
435;が…来るなら=
469;い…
巻物を少し=
378;つ開きながらも、ナ=
;ルトの眼が鋭くなっ=
12383;。
『地の書』=
398;糊付けされた部分を=
;剥がし、手を掛ける=
12290;
そして一気=
395;拡げようとした瞬間=
;…。
「やめた方=
364;良い……ルӦ=
0;ルを忘れたかい?」<=
/span>
巻物に手を=
155;える人影が現れた。=
;
「!!」
―カブト!?…よりによ=
387;てコイツが…。
『301』=
945;室である試験会場で=
;、ナルトはカブトに=
20309;らかな違和感を感{=
76;た。
一言でいう=
394;れば『自分と同じ匂=
;い』
ナルトとサ=
463;ラの2人が人影の正=
;体を察した時、サス=
12465;が水汲みから帰っ{=
90;来ていた。
(!!…敵か!?)=
水筒を乱暴=
395;投げ捨て、疾風の如=
;く駆け抜ける。
「…=
230;ったく、救いがた=
12356;な…」
焚火を消し=
289;大方の事情が飲み込=
;めたサスケの一言。=
span>
「危ない所=
384;った…」
「ご=
8230;ごめんなさい…」
―敵意は感じ=
425;れない…何しに来=
383;?
サクラが素=
452;に謝っている中、ナ=
;ルトは眼の前の男を=
26908;証する。
「ルールを=
961;視した者は必ず…リタイヤ=
379;ざるを得ない状況に=
;追い込まれる…。
全開も試'=
443;では途中、巻物を見=
;た者には…『催眠の"=
899;式』が眼に入り込む=
;ように仕組まれてい=
12383;。
試験終了=
398;時間まで『死の森』=
;で横たわるって寸法=
12373;…」
伊達に4年=
418;落第していた理由で=
;はない。
そのベテラ=
531;の称号は確かな物だ=
;。
「所で…確か、カブトとか=
35328;ったな…こんなと=
371;1人で何ウロウロし=
;てんだ」
「…別に君達の巻物を=
29401;っていた理由じゃ{=
94;い…」
さすがと言=
358;べきだろうか…助けてく=
428;た恩人にも警戒する=
;サスケ。
カブトは笑=
356;ながら答える。
「だろうな…もし、そ=
398;気なら…さっきナ=
523;トから奪い取れた筈=
;だからな…アンタも=
401;いは『天の書』って=
;理由か…」
「いや…僕はもう揃ってる=
span>…」
そう言って=
525;具ポーチから取り出=
;したのは『天・地』=
12398;巻物。
「色々あっ=
390;な…はぐれた=
210;間を塔付近で待とう=
;と急いでいた途中さ=
span>…」
(君と…ナルト君の情報を=
38598;める為に…色々とね…)
穏やかな口#=
519;とは裏腹に、ホンの=
;一瞬だけカブトの視=
32218;が鋭くなる。
(なに!?…もう集ま=
387;ただと…)
自分達は所=
345;していない『天の書=
;』を見たサスケの眼=
12364;、驚きの余り見開{=
63;れた。
「じゃ、僕=
399;これで……」
カブトは挨=
334;もそこそこにその場=
;を去ろうとする。
サスケは背=
434;向けているカブトに=
;声を掛けた。
「何だい…?」
(引っ掛か=
387;たね…サスケ君A=
311;)
顔だけを此=
041;に向けた時、カブト=
;は胸の内でほくそ笑=
12435;でいた。
「勝負しろ…」
その瞳は限=
426;なく真剣。
残り時間も=
677;か…巻物を手=
395;入れるチャンスは皆=
;無と言って良い。
(ラッキー…!!)
ナルト達か=
425;少し離れた場所から=
;覗いている双眸。