「もう小=
968;時間で空が白むだろ=
;う…１日使っ=
390;食料と水は確保でき=
;たし……」
大木の根っ=
376;に腰を掛け、今後の=
;計画を相談している&#=
12398;は日向ネジ。
「活動を休=
490;しているチームが殆=
;どだ…予定通り=
289;この時を狙う」
リーは食料=
434;口に運び、真剣に聞=
;いている。
そして、紅=
968;点のテンテンは……。
（やだ…また枝毛…<=
/span>）
乙女の生命=
391;ある髪を掴み、色々=
;と悩んでいた。
本当に大丈=
827;だろうか…このチー=
512;…。
「この場所=
408;戻ってくる…良いな！=
301;
「ラジャーA=
281;！」
「…=
230;……」
ネジの決断=
395;、リーは元気良く返=
;事を返した。
しかしテン=
486;ンだけは………。
（こんな所=
376;ゃ、碌に髪も洗えな=
;いし……）
まあ、この=
180;頃は最もお洒落に気=
;を使う。
仕方ない…の一言で =
168;ますしかないだろう=
;。
テンテンと=
473;リーマンセルを組ん=
;でいるネジとリーは&#=
33509;干、表情を引き攣|=
25;せながらも、それぞ=
れ散っていった。
場所は変わ=
387;て、一際巨大な木の=
;根元…そこにサ=
463;ラ達は休んでいた。=
;
巨大な根で=
490;ルトとサスケの姿を=
;隠し、必死に看病し&#=
12390;いる。
（だんだん=
628;吸は整ってきたけど=
;…でも、ま=
384;凄い熱…）
（ナルトは=
418;っと酷い…呼吸が弱=
367;なってる…）
胸は微かに=
978;下している…辛うじて=
628;吸はしているようだ=
;。
（私が…私が２人を守らな&#=
12365;ゃ…！！）
そう思うと=
516;時に、サクラの双眸=
;に強い意志が宿る。
そんな中、$=
960;くからサクラ達を眺=
;めている人影が３つ…。
「邪魔する=
424;うなら、他の２人も=
;殺していーんだな
「もちろん…」
『ドス・キ=
492;タ』 『ザク・アブ=
;ミ』 『キン・ツチ&#=
12303;の冷酷な瞳が静か{=
95;光る。
サクラはサ=
473;ケの額からタオルを=
;取り、再び水を染み&#=
36796;ませた。
この行為を=
310;々と繰り返す。
いつしか時&=
291;が過ぎ去って行き、=
;サクラに睡魔が襲い&#=
25499;かる。
瞼は徐々に&=
281;じ、夢の世界へと誘=
;われる。
（ダ&#=
8230;ダメ！眠っちゃダ&#=
12513;！）
桃色の髪を=
038;右に振り、サクラは=
;必死に意識を保とう&#=
12392;していた。
それと同時=
395;、『死の森』の中に=
;光りが差し込み…朝を告げ=
427;。
（あ！もう=
812;明け…！？）
サスケ達の=
481;態も段々と良くなり=
;、サクラはホッと一&#=
24687;。
《ガサッ！=
299;
突然、背後=
398;茂みから物音が聞こ=
;え、サクラの身体が&#=
32202;張に包まれた。
クナイを両=
163;で構え、恐る恐る振=
;り向いてみると……。
（…=
230;……リス…？）
木の実を齧=
387;ていたリスの姿があ=
;った。
他チームの=
979;忍が襲ってきたと思=
;ったサクラは、拍子&#=
25244;けした表情を見せ|=
27;。
「何よ…あんまり脅かさな&#=
12356;で…」
サクラの声=
395;反応したのか、リス=
;は一瞬だけ硬直する&#=
12290;
そして、音 =
304;であるサクラの方へ=
;駆け出した。
（あ！！）
それを見た=
469;クラは内心で叫び、=
;リスに向かってクナ&#=
12452;を投げる。
リスの手前=
395;深々と突き刺さり、=
;それに驚いて逃げて&#=
34892;ってしまった。
（フー…危ない、危ない
「えらく気=
434;張ってやがるな…リスに付=
369;た起爆札に気付いた=
;のか！？」
「いや…そうじゃないよ
「…多分近くまで行け&#=
12400;分かるよ…だから、=
381;ろそろ行こうよ」=
再び場所が=
793;わり、スポットライ=
;トは『ロック・リー&#=
12303;に当てられる。
リーはネジ=
398;言う通りに『死の森=
;』を縦横無尽に駆け&#=
24033;っていた。
太い木の枝=
434;転々と飛び移り、そ=
;の１つに手を付ける&#=
12392;遠心力を利用してÞ=
38;転する。
鉄棒の競技=
395;ある『大車輪』の要=
;領で飛び上がって、&#=
19978;手く着地した。
その衝撃の&=
555;に落ちたのか、数十=
;枚の木の葉がヒラヒ&#=
12521;と舞い落ちる。
「…=
230;…」
暫く凝視し=
390;いたリー、そしてそ=
;の後…おもむろ=
395;ガッツポーズを決め=
;た。
（この葉っ=
401;２０枚…地面に落=
385;るまでに全て取れた=
;ら…サクラさ=
435;がボクの事を好きに=
;なる！！）
何を根拠に=
605;っているのかは知ら=
;ない。
だが、リー=
398;顔は真っ赤に紅潮し=
;ているのは事実であ&#=
12387;た。
（もし…もし一枚でも取れ&#=
12394;かったら…一生、片=
605;いで終わる…つーか『=
450;ンタ、ゲジゲジじゃ=
;ん』とか言われる
拳を更に握=
426;締め、瞳が炎を纏っ=
;て燃え上がる。
「とお！！=
301;
元気の良い=
499;け声と同時に木の枝=
;を踏み蹴り、木の葉&#=
12395;向かって一直線にĹ=
61;き進む。
リーは何時=
391;も何処でも自分ルー=
;ルで修行する癖が付&#=
12356;ていた。
常日頃から=
475;にする『努力』の結=
;晶の副産物とも言え&#=
12427;かもしれない。
（１枚！２=
522;！３枚……１ᦂ=
3;枚！１８枚！１９枚&=
#65281;！）
地面に向か=
387;て舞い落ちる木の葉=
;の大半を次々と掴み&#=
21462;って行った。
「！！…グオ！！」=
その途中で=
408;の枝に激突し、奇声=
;を上げる事もしばし&#=
12400;……。
激突した衝=
731;の最中、地面に舞い=
;落ちる寸前の木の葉&#=
12364;眼に入る。
（あと１枚A=
281;……んᦃ=
1;あれは…！？）
《キーキーA=
281;！》
すぐ近くか=
425;聞こえて来た動物の=
;鳴き声に気を取られ&#=
12390;しまうリー。
その小動物=
399;リスであり、何故か=
;炎に包まれている。
よく見てみ=
427;と、背中に張られた=
;札から出火しれいる&#=
12398;が分かった。
リーは急に=
041;向転換して、リスの=
;身体を鷲掴む。
そして背中=
395;張られた札を素手で=
;剥ぎ取った。
「フー間に=
512;った…これは『$=
215;爆札』って言って、=
;時間が立つと爆発す&#=
12427;んだ…」
「誰がこん=
394;に非道い事を……」
剥ぎ取った=
302;起爆札』を握り潰す=
;。
リーは忘れ=
390;いたようだが、残り=
;１枚の木の葉は既に&#=
22320;面に落ちていた。
日向ネジは=
522;ーと違い、地面を歩=
;いて偵察を行ってい&#=
12383;。
茂みが多く#=
211;える場所まで来た時=
;、ネジの歩みが止ま&#=
12427;。
「こそこそ&=
560;れずに出て来い…」
そこには『=
665;中いの』・『奈良シ=
;カマル』・『秋道チ&#=
12519;ウジ』の３人が隠|=
28;ていた。
（オイ！ど=
540;すんだよ、いの！？=
;）
（どーする=
418;こーするもないわよ=
;！闘うしかないでし&#=
12423;～！）
（む&#=
8230;無理だよ！絶対喰&#=
12431;れるって…！！）
ヒソヒソと=
567;声で会話している、=
;いの達。
色々と罵詈&=
609;言が飛び交い始め、=
;それから暫くして覚&#=
24735;を決めたのか、３É=
54;は茂みから姿を現す=
。
「何だ…お前達か…<=
/span>」
ネジは興味 =
961;さそうに呟く。
対するいの$=
948;は闘う気満々である=
;。
「その眼か=
425;して…オレと闘=
427;つもりか？…止めてお=
369;…弱い者イ=
472;メは趣味じゃない=
…」
「そんなモ=
494;闘ってみないと分か=
;らないじゃな～い？&#=
12301;
「そうそう…お前は１=
154;…こっちはA=
299;人…数の上で=
399;オレ達が有利だぜ」=
;
「…=
230;…」
いのは楽観 =
340;に、シカマルは若干=
;の焦りを含め、チョ&#=
12454;ジは無言であったz=
90;
「お前達の=
424;うな雑魚が何匹集ま=
;ろうと…オレを倒=
377;事はできない…それは『$=
939;命』だ…」
「『雑魚』=
387;てのは聞き捨てなら=
;ないわ～！こっちは&#=
12371;っちで一生懸命にÌ=
62;行してんのよ～！」=
「…=
230;…」
（この女の=
083;え…隙がない…）
それもその =
560;、いのは忍者アカデ=
;ミー時代にナルトか&#=
12425;様々な修行を付け{=
90;貰っていたのだ。<=
span
lang=3DEN-US>
特に重点的=
395;教わったのは『隠行=
;術』・『チャクラの&#=
35211;極め』・『ナルト{=
98;体術』
依然とは違=
356;、いのの戦闘力は比=
;較にならない程に成&#=
38263;している。
ネジは眼の=
069;の少女、次いで左右=
;にいる少年に眼を向&#=
12369;た。
（コイツら=
914;きに負ける事はない=
;…だが、無=
663;で済ますには無理だ=
;な…）
いのとチョ=
454;ジの体術…それを効 =
575;よく扱う頭脳を持つ=
;シカマル。
「お前達の=
230;胸に免じて…今回は見$=
867;してやる…」
もし、このA=
299;人に勝てたとする=
…しかし、=
381;の後が問題であった=
;。
中忍選抜第A=
298;の試験のルールの１=
;つにある『必ず３人&#=
12391;塔まで来る事』
この戦闘で=
663;を負い、他チームに=
;負ければその時点で&#=
12450;ウト。
ならば、最=
418;合理的な手段は何か=
;…それは闘=
431;ない事だ。
「お前達み=
383;いな奴等から巻物を=
;奪っても、里の笑い&#=
32773;になるだけだから{=
94;…」
「ちょっと=
309;なのよソレ～！勝手=
;に話を進めんじゃな&#=
12356;わよ！！」
闘る気満々=
384;った、いのの感情が=
;大爆発。
「何言って=
435;だ…助かった=
398;はこっちだぞ…」
そんな２人=
394;んかは露知らず、い=
;のは近くにあった大&#=
26408;に『いの連撃』をŃ=
68;り出して行く。
威力はそこ=
381;こ、スピード重視の=
;必殺技。
「シカマルA=
281;チョウジ！…次行くわ=
424;、次ィ！！」
アンコと同=
376;様な事を言いながら=
;、『イノシカチョウ&#=
12303;チームは次の標的|=
34;探し始める。
太陽が真上=
395;昇った頃、サクラは=
;頭を揺らし必死に看&#=
30149;を続けていた。
「クク…寝ずの見張りかい…御苦労さ=
435;…」
サクラは勢=
356;良く振り返り、眼を=
;見開く。
（こ&#=
8230;こいつら…<=
/span>！！？）
「でも、も=
358;必要ない…サスケ君=
434;起こしてくれよ」=
その声の主=
399;『音忍３人衆』のド=
;ス・キヌタ。
「ボク達、=
381;いつと戦いたいんで=
;ね…」
「な&#=
8230;何言ってるのよ！&#=
22823;蛇丸って奴が陰でĿ=
92;引いてるのは知って=
るわ…一体、何=
364;目的なのよ！？」=
恐怖で震え=
427;手を押さえ、サクラ=
;はクナイホルスター&#=
12408;伸ばす。
「「「！！A=
311;」」」
サクラの言!=
865;を聞いた『音忍３人=
;衆』の顔色が一斉に&#=
22793;わった。
「サスケ君=
398;首筋の変な痣は何な=
;のよ！サスケ君をこ&#=
12435;なにしといて…何が戦い=
383;いよ！！」
「…=
230;さーて…
「しかし…それを聞=
356;ちゃあ黙っちゃられ=
;ねーな…」
ザクは『大"=
503;丸』の名を出した途=
;端、更に殺気を放出&#=
12377;る。
「この女も=
458;レが殺る…サスケと=
420;らもオレが殺る…」
「あ？何だ=
424;？」
サクラに向=
363;って歩いて行くザク=
;を呼び止めた。
その様子を=
266;唾を飲んで見ている=
;サクラ。
ドスは姿勢=
434;低くして、地面に生=
;えている草に手を掛&#=
12369;る。
「ベタだな=
449;…引っ繰り$=
820;されたばかりの石=
…土の色、=
371;の草はこんな所には=
;生えない…
ブービー=
488;ラップってのはさ=
…バレない=
424;うに作らなきゃ意味=
;ないよ…？」
視線をサク=
521;に向け、ドスは草を=
;剥がして行く。
「チィ…下らねェ…<=
/span>あのクナイはリス&#=
12364;トラップに掛から{=
94;いようにする為だっ=
たのか…」
「！！……」
一瞬、驚い=
383;表情を浮かべたサク=
;ラだが、手に持った&#=
12463;ナイで近くにある{=
02;糸のようなモノ』を=
断ち切った。
「丸太！？=
301;
３人が跳躍=
375;た場所を見計らった=
;かのように、巨大な&#=
20024;太が振り下ろされ|=
27;。
「上にもト=
521;ップが―ヤバイ！A=
281;」
巨大な丸太=
399;障害物を破壊しなが=
;ら、３人に突き進ん&#=
12391;行く。
「なーんて=
397;…」
そして次の =
636;間、巨大な丸太は粉=
;々に砕け散った。
一体何がど=
358;なって壊れたのか見=
;当が付かないサクラ&#=
12290;
「はっきり#=
328;って才能ないよ、君=
;は…そういう=
900;はもっと努力しない=
;とダメでしょ！弱い&#=
21531;が僕らをナメちゃ{=
56;けないなァ！！」<=
span
lang=3DEN-US>
形勢逆転を =
401;ったトラップを難な=
;く突破され、後はサ&#=
12463;ラに一直線。
サクラの瞳=
363;ら一筋の涙が流れ落=
;ち、顎を伝って地面&#=
12395;落ちる寸前……。
『木ノ葉旋'=
080;！！』
聞き覚えの=
354;る声が響き、謎の人=
;影が音忍３人衆を一&#=
25993;に弾き飛ばす。
「くっ！」
「！！？」
何とか受け$=
523;を取って着地する音=
;忍達。
謎の人影は=
469;クラの眼前に降り立=
;つ。
「だったら=
531;達も…努力すべ=
365;ですね！！」
（え&#=
8230;こいつ…
「な&#=
8230;何者です！！？」
見覚えのあ=
427;オカッパ、逞しい眉=
;毛…そして、 =
420;特の構え…。
リーの眼差=
375;が音忍達を射抜く。=
;
「な&#=
8230;何でアンタが此処&#=
12395;…？」
「ボクは…アナタが=
500;ンチの時はいつでも=
;現れますよ…」
だが、今の=
522;ーにはこれ以上ない=
;ぐらいに決まってい&#=
12427;。
（…なんてね…<=
/span>ホントは君のお陰&#=
12384;よ…さあ、お"=
892;き…）
その間に音=
525;達は体勢を立て直し=
;、再び立ち上がって&#=
12356;た。
「兎に角あ=
426;がと…助かった=
431;…」
「…え？」
「死ぬまで=
450;ナタを守るって…」
『死ぬまで=
450;ナタを守りますから=
;！！』
サクラの脳#=
023;には、器用に歯を光=
;らせているリーの姿&#=
12290;
あの時はナ=
531;パの言葉と思ってい=
;たが、彼にとっては&#=
26412;心だったのだ。
（く&#=
8213;決まった！決まり&#=
12414;したよ、ガイ先生ʌ=
81;！）
小さくガッ=
484;ポーズを取り、自分=
;の言葉に酔いしれる&#=
12522;ー。
「仕方ない=
394;ァ…ザク、サ=
473;ケ君は君にあげるよ=
;…」
「こいつら=
399;ボクが殺す！」
（サクラさ=
435;も見る限り…もう戦え=
427;状態じゃない…）
しかし、ま=
384;戦意は失っておらず=
;、サクラはクナイを&#=
21462;り出し構えた。
（あのゲジ=
510;ユさん、かなり体術=
;に長けてる…少しは遊=
409;そうだな…）
リーの後方=
395;位置するサクラがド=
;スに狙いを付けた。
そして、ク=
490;イを投げ付ける。=
「遅いよ…」
ドスの狙い=
399;最初からリーだけで=
;ある。
特殊な手甲=
434;垣間見せる右腕を、=
;リーに叩きつけよう&#=
12392;した時…。
リーは地面=
395;深く腕を突き刺し、=
;巨木の根っ子を引き&#=
25244;いて盾代わりに使{=
58;。
「君の攻撃=
395;は何かネタがあるん=
;だろ…？バカ正 =
452;には避けないよ…」
「君の技は=
069;に見せて貰ったから=
;ね…」
サクラがそ=
358;思うのも無理はない=
;。
巨木を支え=
390;いる根っ子を片手で=
;引き抜くなんて、そ&#=
12358;簡単にはできない{=
98;だ。
数十キロ、=
968;百キロもあるモノを=
;持ち上げるには相当&#=
12394;筋力が必要になるz=
90;
（…とは言え、１対３&#=
12399;分が悪い…賭けに出=
427;しかないな、一人ず=
;つ…全力で潰=
377;！！）
「あ～ん！=
309;で見つかんないのよ=
;～！この怒りを何処&#=
12395;ぶつければ～！！{=
01;
ネジが去っ=
383;後、いの達は虱潰し=
;に他チームを探した&#=
12364;一向に見つからな{=
56;。
「つーかな…お前が殺=
671;を撒き散らしてるか=
;ら、他の奴等が寄っ&#=
12390;来ねェんだよ…」
そうは言っ=
390;いるが、シカマルの=
;言葉は正しかった。
『死の森』=
391;のサバイバルともな=
;れば、臆病なぐらい&#=
24910;重になる。
そんな中、=
105;が物顔しているいの=
;達に近づくチームは&#=
12356;ないのだ。
「フン、ど=
358;だかな…今のお前=
434;見たら、ナルトでも=
;ビビるぜ…」
腕を組みな=
364;ら憎まれ口を叩くシ=
;カマル、叩かれたい&#=
12398;は激怒している。
（…ったく、面倒臭ェ&#=
22900;。それよりもナル|=
88;達はどうなってんだ=
？）
「ナルトが =
169;を見てビビる理由な=
;いでしょ～！」
２人の言い=
105;いが白熱して行く仲=
;、お菓子を食べてい&#=
12383;チョウジが何かにĔ=
71;付いた。
「あ！…ナルトとサスケが&#=
25171;っ倒れている」
「チョ～ジ=
451;！アンタまで～！！=
;」
「―で、サクラが戦っ&#=
12390;る」
鋭い眼光を=
918;ついの、だがチョウ=
;ジは更に続ける。
「あ！？」
何かを見つ=
369;たのか、いのは思わ=
;ず叫んでしまった。
「遅いわねA=
374;ッ！リーったら…」
それなのに=
289;リーは姿を現す気配=
;すらない。
「おかしい…アイツ、=
178;間だけは正確な筈=
…敵に出く=
431;したのかな…」
「まさか…」
リーの実力=
434;知っているネジは、=
;テンテンの考えを即&#=
24231;に否定。
「取り敢え=
378;、リーを捜すぞ」=
ネジは簡潔=
395;述べ、２人はそれぞ=
;れの方向へ散った。
『やったーA=
281;！遂に会得できたぞ=
;―！！』
『はしゃぎ$=
942;ぎ』
大量の涙を=
969;し、歓喜の雄叫びを=
;上げているリー。
（くっ…）
ネジとテン=
486;ンの２人も泥塗れに=
;なり、荒い息を付い&#=
12390;いる。
（この技…結局リー=
384;けしか体得できなか=
;ったな…）
『おい、リ=
540;…』
千鳥足でフ=
521;付きながらも、リー=
;は狂喜乱舞している&#=
12290;
無視される=
418;になったガイ…逞し過ぎ=
427;眉毛をピクリと動か=
;す。
『あちゃーA=
281;！』
一呼吸を置=
356;て、ガイはリーの横=
;っ面を殴り付けた。
顔を歪ませ=
289;凄い勢いで吹き飛ぶ=
;。
『私の熱い=
513;ッセージを聴け！』=
;
『は&#=
8230;何でしょう！？ナ&#=
12454;い言葉でお願いし|=
14;す！！』
ガイの放っ=
383;拳一発で、立つのも=
;やっとのリー。
その一連の=
205;作を見ていたネジと=
;テンテンは…思いっき=
426;引いていた。
（アレが無=
369;れば…いいんだ=
364;…）
（え！！？A=
289;
『ど&#=
8230;どういう事ですか&#=
65311;』
技を伝授し=
390;くれたガイから出た=
;言葉に、リーは疑問&#=
12434;持つ。
『この術は =
563;細胞に多大な負担を=
;強いる…いわば【=
448;て身の技】なのだ。=
;
普段、人&=
291;というものは筋肉が=
;本来持つ【力】の
１００％=
395;近い【力】を出せば=
;筋肉自体が崩壊する…よって、=
222;段は脳が【力】を抑=
;制している。
しかし、=
371;の技はチャクラでそ=
;の脳のリミッターを&#=
28961;理やり外し……。
高速連続=
307;術を一連の技として=
;繰り出すだけの筋力…。
ガイの真剣=
394;表情に、リーの顔が=
;強張った。
『良いか、 =
925;に銘じておけ…それは…』
（ガイ先生…では、心 =
622;きなくあの技をやり=
;ます…何故なら=
170;が、その…）
ドスは鼻で =
505;い、リーに突っ込む=
;。
（大切な人=
434;守る時！！）
その言葉を=
512;図に、リーは体勢を=
;低くしてしゃがんだ&#=
12290;
そして次の =
636;間、リーの姿は掻き=
;消える。
（消えた！A=
311;）
ドスの動き=
364;止まり、驚愕の表情=
;を浮かべた。
思考が困惑=
375;ている最中、下段か=
;らの鋭い衝撃がドス&#=
12434;襲う。
顎下を蹴り=
978;げられ、ドスの身体=
;が宙を舞った。
リーはそれ=
434;『影舞葉』で追跡。=
;
「まだまだA=
281;」
背後に現れ=
383;リーは、解いた包帯=
;をドスの全身に巻き&#=
20184;け拘束する。
ドスの両手=
399;封じられ、受け身は=
;おろか印も結べない&#=
12290;
その状態の=
489;スを、リーは背後か=
;ら両腕を回し締め上&#=
12370;る。
「あれじゃ=
463;け身もとれねェ！！=
;ヤ…ヤバイ！A=
281;」
ザクは焦り=
398;表情を見せ、咄嗟に=
;印を結ぶ。
「喰らえ……！ᦀ=
1;」
『禁術 表=
539;蓮華！！』
リーは身体=
434;キリモミ回転させる=
;と、地面に向かって&#=
39640;速で落下。
キリモミ回$=
578;の凄まじい風圧が辺=
;りに砂塵を撒き散ら&#=
12377;。
そして、頭=
434;下にして地面へと叩=
;き付ける。
ドスの上半$=
523;は地面に思いっきり=
;減り込んでいた。
リーは地面=
395;激突する寸前に抜け=
;出すが、妙な違和感&#=
12434;感じた。
「やれやれ…どうにか&=
291;に合ったぜ…」
「フ&#=
8213;恐ろしい技ですね…」
「バ&#=
8230;バカな！」=
「土の『ス=
509;ンジ』の上に落ちた=
;のに、これだけ効く&#=
12394;んて……」
そして何事=
418;なかったように立ち=
;上がると、再び右腕&#=
12434;捲り上げる。
「次はボク=
398;番だ…」
しかし、ド=
473;はお構い無しに仕掛=
;ける。
右腕を横薙=
366;に一閃。
リーは何と=
363;ギリギリで避けるが=
;、脳に鋭い衝撃が走&#=
12387;た。
「君の技が'=
640;速なら―ボク達の=
216;は音速だ…努力だけ=
376;ゃどうにもならない=
;。
カベと言=
358;モノを教えて上げる=
;よ…ゲジマユ=
373;ん……」
「くっ！」
リーの視界=
395;映るドスの姿は、ま=
;るで蜃気楼のように&#=
25594;らいでいる。
次いで襲い=
499;かってきたのは嘔吐=
;感。
地面に両手=
434;突き、胃の中にある=
;モノ全てを吐き出す&#=
12290;
「リーさん=
483;！！」
サクラの悲(=
180;が響き渡る。
更に、リー=
398;左耳から一筋の血が=
;流れた。
（左耳が……）
「ちょっと=
375;た仕掛けがあってね=
;…避けても=
480;メなんだよ、ボクの=
;攻撃はね…」
「アンタ、=
968;体何を……！ᦃ=
1;」
「フフ…音だよ。拳は避け&#=
12390;も、音が君を攻撃{=
75;たのさ…」
「…音ってのはそもそ&#=
12418;何なのか…知ってま=
377;か？」
突然投げ掛=
369;られた問題。
「…振動！？」=
「御名答…音が聞こ=
360;ると言う事はつまり=
;…空気が揺=
428;ているのを耳の鼓膜=
;がキャッチすると言&#=
12358;事…」
「そして、=
154;間の鼓膜は―１５０ホ=
531;を越える音で破れる=
;………。
また、更=
395;奥深くにある三半規=
;管に衝撃を与える事&#=
12391;…平行感覚…バランス=
434;失う。
フフ…君は当分、満足に&#=
36523;体を動かす事もで{=
65;ないよ」
「オレたち=
395;古くせー体術なんて=
;通じねーんだよ…」
地面から手=
434;引き抜き、胸の前で=
;十文字に構えた。
土に空気=
434;送り込んでクッショ=
;ンに変える事も思い&#=
12398;ままだ。
…=
230;お前の下らねー技&#=
12392;は違うんだよ！」
ザクの両の=
484;には小さな穴が空き=
;、『シュー』と静か&#=
12394;音を立てている。
それと殺意=
398;込められた眼差しで=
;睨み付けるザクに、&#=
12469;クラは恐怖を覚え{=
83;。
（ちくしょ=
358;…）
『大切な人=
434;…守る時…』
（ちくしょ=
358;…）
よって、ド=
473;の次なる標的は…。
リーの後方=
395;いるサクラに向けら=
;れる。
（来るッ！A=
311;）
「くそッ…！！」
サクラはク=
490;イを構えるが、リー=
;がドスに向かって攻&#=
25731;を仕掛けた。
（何&#=
8230;バカな！！）
通常なら立=
388;事すら不可能な筈=
…ドスは驚=
853;の表情を見せる。=
『木ノ葉旋'=
080;！！』
リーは高速=
394;回し蹴りを繰り出す=
;。
「くっ！！=
301;
だが、自ら=
398;攻撃の衝撃で左耳に=
;激痛が走った。
「やはり、=
373;っきの攻撃…効いてる=
415;たいだね…」
「少々驚か=
373;れましたが…あの閃光=
398;ような連続体術が面=
;影もないじゃないで&#=
12377;か！？」
特殊な手甲=
434;装着された右腕を、=
;リーの頭部に殴り付&#=
12369;る。
「くっ！」
身体に鞭打=
385;ながら、左腕でドス=
;の攻撃をガード。
特殊な手甲=
364;リーの腕と接触した=
;瞬間……。
「この腕は=
869;部で発した小さな音=
;を、極限にまで増幅&#=
12377;る…言わば、=
473;ピーカーなんだよ！=
;！」
手甲に空け=
425;れた無数の穴から衝=
;撃音が飛び出す。
「うわぁあ=
354;ああぁ！！」
先程と同じ=
580;所を攻撃され、リー=
;の三半規管は完全に&#=
30772;壊される。
「さぁーて…じゃあ仕=
978;げだ…」
内部から響=
367;激痛に、リーはのた=
;打ち回った。
全身を痙攣=
373;せて、戦闘不能に陥=
;っている。
「させない=
431;！！」
ドスの右腕=
364;振り下ろされる寸前=
;、サクラは持てるだ&#=
12369;のクナイを投げ付{=
69;た。
「あー…もう…」
特殊な手甲―響鳴スピ=
540;カーで全てのクナイ=
;を弾く。
（ねェ！逃=
370;よー！アイツらそー=
;とーヤバイよー！！&#=
65289;
（サスケは=
814;も角、ナルトまで気=
;絶してるみてーだが…一体どう=
356;う事だ…）
（『あの』=
522;ーもボコられてサク=
;ラ１人だ…お前はど=
540;すんだよ、いの！？=
;）
（まだダメ=
424;！今出て行っても状=
;況は変わらない！サ&#=
12463;ラ達には悪いけど…様子を見=
427;しかないわ！！）=
（つーか、=
469;クラだけじゃなく=
…このまま=
376;ゃナルトまでやべー=
;ぜ、良いのかよ！？&#=
65289;
今の状態で=
399;十中八九、サクラ達=
;は殺される。
暗部とは言=
360;、意識を失っている=
;ナルトでは成す術も&#=
12394;い。
そう思って=
356;るからこそ、シカマ=
;ルはいのに問い掛け&#=
12390;いるのだ。
（分かって=
427;！そんな事は分かっ=
;てるわよ！！）
眼を鋭く、=
356;のは奥歯を噛み締め=
;る。
行き場の無=
356;怒りを拳を握り締め=
;て踏み止めた。
いのの爪が=
484;に食い込み、真っ赤=
;な血が地面に流れ落&#=
12385;て行く。
（いの…お前…）
シカマルは=
599;く事しかできない。=
;
最も辛く…今にも飛=
403;出したいと思ってい=
;るのは彼女だ。
（私だって…！私だっ=
390;ェ！！）
今度は手裏=
091;を取り出し、ドスに=
;向かって放つ。
「全く…もう…」
ウンザリと=
375;た様子で、響鳴スピ=
;ーカーを盾代わりに&#=
12375;てガード。
だが、その =
524;前に人影が割り込ん=
;だ。
「ハッ！！=
301;
その人影は=
470;ク・アブミ…印を結ん=
391;前方に両手を突き出=
;す。
すると、掌=
398;穴から凄まじい風圧=
;が吹き荒れた。
「キャ…！！」
（空気圧…手裏剣が$=
339;ね返された！？）=
自らの放っ=
383;手裏剣が跳ね返され=
;、サクラ自身を傷付&#=
12369;る。
その痛みに=
671;を取られている間、=
;彼女の後頭部に違う&#=
30171;みが走った。
「私より良=
356;艶してんじゃない=
…コレ」
音忍３人衆=
398;紅一点、キン・ツチ=
;がサクラの桃色の髪&#=
12434;鷲掴んだ。
「フン…忍の癖に色気付き&#=
12420;がって…髪に気を=
351;う暇があったら修行=
;しろ……」
「痛いッ！A=
281;」
キンの手が=
289;サクラの髪を力任せ=
;に引っ張る。
「ザク…この男好きの目の&#=
21069;で、そのサスケと{=
63;言う奴を殺しなよ<=
span
lang=3DEN-US>…」
「コイツに=
385;ょっとした…余興を見=
375;てやろーよ…」
「オイオイ…」
（そ&#=
8230;そんな事、やらせ&#=
12427;理由には…！！）
「動くな！=
301;
サクラの手=
364;ホルスターに伸びた=
;瞬間、音忍達の叱咤&#=
12364;飛ぶ。
（サ&#=
8230;サクラさん=
…）
もはや、指=
968;本すら動かす事が叶=
;わなくなったリー。
（身体が…動かない……私…また…足手纏いにしかな&#=
12387;てないじゃない…！！
何時だっ=
390;守られてるだけ…悔しい…今度こそ=
399;…って思っ=
390;た。
今度こそ=
399;、大切な人達を私が=
;守らなきゃって…）
ザクが嫌ら=
375;い笑みを浮かべ、サ=
;スケの元へ歩みを進&#=
12417;ていく。
サクラはホ=
523;スターからクナイを=
;取り出す。
「無駄よ！ =
169;にそんなモノは効か=
;ない…」
クナイを片=
163;に持ち替え、笑みを=
;浮かべるサクラ。
「何！！？=
301;
「「！！」=
301;
サクラの艶=
420;かな桃色の髪がバッ=
;サリと切られ、宙を&#=
33310;う。
私は、いつ=
418;…一人前の=
525;者のつもりでいて=
……サӟ=
3;ケ君の事、いつも好&=
#12365;だって言っといて……。
ナルトに、=
356;つもえらそーに説教=
;しといて……私ӗ=
9;ただ―いつも２=
154;の後姿を見てただけ=
;…。
「チィ…キン！殺れ！！」
ザクの言葉=
434;合図に、キンは片手=
;に４振りの千本を構&#=
12360;た。
そして、背=
434;向けているサクラに=
;全体重を掛けて突き&#=
21050;す。
その一瞬の&=
291;、サクラは印を結ぶ=
;。
（フン…あの印…
ザクの眼に=
399;ハッキリとサクラの=
;印が見えた。
「！！」
（『変わり$=
523;の術』…！！）
キンは確か=
395;サクラの背を突き刺=
;した。
だが、白煙=
392;共に現れたのは変わ=
;り身用の丸太。
（右か…なめてんのか…そんな基 =
990;中の基礎忍術で…オレに向=
363;って来るなんてな！=
;）
「キン！離=
428;ろ！！」
両手にクナ=
452;を持ったサクラと直=
;線状に並んだキンは&#=
12289;ザクの言葉通りにƂ=
26;れた。
サクラはザ=
463;に向かって駆け、そ=
;の加速力を利用して&#=
12463;ナイを投げ付けるz=
90;
「無駄だ！=
301;
（空気圧１A=
296;０％ 超音波０％出=
;力！！）
再び両の掌=
434;サクラに向けた。=
サクラは急=
356;で先程と同様の印を=
;結び始める。
「バカの１=
388;覚えか………」
『斬空波！A=
281;』
ザクの放っ=
383;空気圧が、サクラの=
;クナイを跳ね返す。
跳ね返され=
383;クナイがサクラの身=
;体を切り刻む。
だが、白煙=
364;巻き起こり丸太に姿=
;を変えた。
「バレバレ…上だ！」
上空を見上=
370;たザクの視界には、=
;『変わり身の術』の&#=
21360;を結んだサクラ。
「２度も３=
230;も…通用しね=
540;って言ってんだろが=
;！！」
忍具ポーチ=
363;らクナイを取り出し=
;、サクラに向かって&#=
25237;げる。
「てめーは=
371;れで十分だ！！」=
ザクの投擲=
375;たクナイが全弾命中=
;。
「クク…次は何処だァ？」
今度は何処=
363;ら現れて仕掛けて来=
;るのかを、楽しみに&#=
36794;りを見回す。
「ん？…何だと！？」
上空から降=
426;注ぐ水に気を取られ=
;、再び見上げるザク&#=
12290;
そこには血=
615;れになりながらも、=
;クナイを振り下ろす&#=
12469;クラ。
（今度は―変わり身=
376;ゃないだと！！）=
そんな驚く=
247;もなく、サクラのク=
;ナイがザクの右腕に&#=
25276;し込められる。
「くっ！！=
301;
残った方の=
038;腕の掌をサクラの顔=
;面に押し付けた。
サクラは残=
387;た左の手首に噛み付=
;く。
「離せ、コ=
521;！！」
まるでスッ=
509;ンのように噛み付き=
;、離れようとしない&#=
12469;クラを何度も殴打{=
77;る。
「うえ～ん…うっうっ…」
『私はー【=
665;中いの】ってーの=
…アンタは=
540;？』
「アタシ、=
469;クラ…春野サク=
521;…」
『…サクラだっけ…アンタ明=
085;も此処に来なよ』=
「え？」
『良い物あ=
370;るからさ―♪』
『ホラ…こっちの方が可愛&#=
12356;よ―サクラは…そのリボ=
531;あげる…』
『でもなに=
540;？』
「おでこが……」
『それって=
540;隠してるから余計に=
;バカにされんのよォ&#=
65281;』
「いのちゃ=
435;…」
いのの脳裏=
395;浮かぶ、幼き頃の思=
;い出。
（みんな…みんなを=
432;んなきゃ…）
寧ろ、その=
847;志は徐々に強くなっ=
;て行く。
ザクはサク=
521;を殴り飛ばし、両手=
;が自由になると印を&#=
32080;ぶ。
「このガキ=
451;！粉々に吹き飛ばし=
;てやるッ！！」
『斬空波』=
434;放とうとした瞬間、=
;茂みから飛び出した&#=
65297;つの人影が、ザク{=
98;眼前に立ちはだかる=
。
「ガキはア=
531;タよッ！！」
その人影の=
491;体は『山中いの』=
様子を見る=
392;言っていたが、我慢=
;できなくなって出て&#=
26469;たようだ。
「てめェ！=
309;モンだ！？」
突如現れた=
154;影に驚き、攻撃の手=
;が一瞬だけ止まった&#=
12290;
それを機と#=
211;たいのは、『脳天・=
;鼻骨・喉・肺・水月&#=
12303;の部分を走る正中ł=
18;に向かって掌打を連=
続で叩き込む。
瞬時にしてA=
301;ヶ所の部位に衝撃を=
;受け、ザクはかなり&#=
12398;距離を吹き飛ぶ。
「いの……」
「別にアン=
479;を助けた理由じゃな=
;いわ…コイツら=
364;気に入らないから出=
;て来たまでよ…」
目尻に多少=
398;涙を浮かべ、いのは=
;応える。
「…ったく…
続いて茂み=
363;ら出て来たのはシカ=
;マルとチョウジ。
「放すか、=
496;カ！面倒臭ェけどし=
;ょーがねーだろ！い&#=
12398;が出て行くのに、Ĭ=
07;のオレらが逃げれる=
か！！」
チョウジの'=
318;元に巻かれたマフラ=
;ーをクイクイと細か&#=
12367;引く。
「巻き込ん=
376;ゃってゴメンね―！私…どうしても我慢で&#=
12365;なくてさ―！！」
「ま、なる=
424;うになるさ…オレも頭=
395;来てた所だ…」
「クク…お前は抜けたって&#=
33391;いんだぜ…『おデブ=
385;ゃん』」
鳩尾を押さ=
360;、苦痛で表情を歪め=
;ているザク。
だが、その=
968;言がいけなかった。=
;
「え？今、=
309;て言ったのあの人=
…ボク、あ=
435;まり聞き取れなかっ=
;たよ…」
「ボクはデ=
502;じゃない！！『ポッ=
;チャリ系』だ！コラ―！！」
先程まで逃=
370;腰だったチョウジ。=
;
そんな彼が=
302;デブ』の一言で、途=
;端に好戦的な性格に&#=
22793;わってしまった。
「よーしィA=
281;お前ら分かってるよ=
;な！！これは木ノ葉&#=
12392;音の戦争だぜェ！ʌ=
81;」
ビシィッと=
481;ョウジは指を突き立=
;てる。
（これでや=
387;とまともに戦えるな=
;…さーて、=
569;しは真面目に行きま=
;すか！！）
（あのナル=
488;がこんなになってる=
;なんて……そӚ=
8;よりもまずはコイツ&=
#12425;を…！！）
チョウジに=
341;き続き、いの・シカ=
;マルも共に思考を戦&#=
38360;用に変える。
「サクラ…後ろの２=
154;…頼んだわ=
424;！」
「うん……！」
全ての準備=
364;整い終わり、『音忍=
;３人衆』ＶＳ『イノ&#=
12471;カチョウ』の戦闘{=
64;勃発した。
「それじゃ…いのチー=
512;、全力で行くわよ=
――！ᦀ=
1;」
「「おう！A=
281;」」
先手を切っ=
383;のは『イノシカチョ=
;ウ』チームであった&#=
12290;
「フォーメ=
540;ション猪鹿ちょ――うᦀ=
1;！」
チョウジが=
823;声で張り叫び、次い=
;で印を結ぶ。
『忍法 倍=
270;の術』
続いて……。
『木ノ葉流=
307;術 肉弾戦車』
父親譲りの=
525;術でチョウジは身体=
;を肥大化させる。
「なんだ、=
371;のヘンテコな術は=
……」
『いの連撃=
303;のダメージを残しな=
;がらも、ドスは何と&#=
12363;立ち上がる事が出Ĉ=
69;た。
そして、チ=
519;ウジの術を見ての感=
;想がそれだった。
『斬空波！A=
281;』
掌に空いて=
356;る風穴から放たれる=
;衝撃波がチョウジを&#=
35186;う。
しかし、高$=
895;回転で突っ込んでく=
;るチョウジに衝撃波&#=
12391;は余り効果は見え{=
94;い。
多少スピー=
489;が落ちたが、その文=
;字通りの『肉弾』は&#=
22320;形を利用して跳ね{=
83;。
「何ィ！跳=
397;やがった！！」
（あの回転=
376;ゃ、いまいち空気圧=
;は効かねーか…かと言っ=
390;超音波をやるにして=
;も…
こんなも=
435;直接…手で触れ=
383;ら骨が砕けちまう=
…どうすり=
419;良い…？）
そう考えて=
356;る間にも、チョウジ=
;の身体が迫ってくる&#=
12290;
（チィ！！A=
289;
ザクの意外=
394;苦戦にを見たドスは=
;、内心で舌打ちをし&#=
12390;加勢に加わるべくƉ=
66;けた。
（させるか=
424;！てめーが一番厄介=
;だからな…）
『忍法 影 =
495;似の術！！』
奈良家に代=
293;伝わる秘伝の術をシ=
;カマルはアレンジ。
相手の動き=
434;止めるだけじゃなく=
;、自分と相手の影を&#=
32331;ぎ合わせ同じ動き|=
34;させる事ができる。=
（むっ…！身体が…<=
/span>！？）
加勢に向か=
387;たドスであったが、=
;何の前触れもなく自&#=
12425;の動きが止まって{=
75;まった。
「なに…！？影が…<=
/span>！！」
地面に眼を=
521;けると、シカマルと=
;自分の影が繋がって&#=
12356;るのが分かる。
「な！？」
ドスが奇声=
434;上げ、突如ヘンテコ=
;なポーズを取った。
両手を猿の=
424;うに頭に乗せている=
;…かなり屈$=
785;的な格好である。=
「ぐっ！！=
301;
ドスの身動=
365;が封じられている中=
;、ドスは寸前でチョ&#=
12454;ジの攻撃を避けたz=
90;
「！？…こ、こんな時に何&#=
12434;やってる…ドス！！=
301;
第３者から#=
211;ればドスは遊んでい=
;るようにしか見えな&#=
12356;。
キンは大声=
434;張り上げて怒鳴って=
;いる。
「いの！後=
399;あの女だけだ！」=
「分かって=
427;わよ！…あんな女=
395;術なんか必要ないわ=
;…」
以前までの=
444;女なら術の方が得意=
;であったが、ナルト&#=
12395;会ってからは体術{=
64;主体だ。
「私の拳で=
508;ッコボコにしてやる=
;！！」
ドスに気を=
462;られているキンに向=
;かって、いのは凄ま&#=
12376;い速度で間合いをŢ=
40;める。
「何ッ！？=
301;
「アンタも=
899;なら分かるでしょ～=
;！髪を失う辛さがッ&#=
65281;！」
キンが気付=
356;た時には既に遅く、=
;いのが繰り出す掌打&#=
12364;次々と襲い掛かっ{=
83;。
正中線は勿#=
542;の事、人体急所を的=
;確に狙いを定めてい&#=
12427;。
『いの連撃=
303;の直撃を喰らったキ=
;ン……そӗ=
8;瞳にはもう焦点が合&=
#12387;ていない。
肉体がダメ=
540;ジの限界量を凌駕し=
;てしまったのだ。
いのはホル=
473;ターからクナイを取=
;り出すと、足元のグ&#=
12521;ついているキンのʼn=
72;後に回り、首筋に突=
き付ける。
「アンタ達A=
281;一歩でも動いたら、=
;このキンって子の命&#=
12399;ないわよ―！！
此処で終=
431;りたければ巻物を置=
;いて立ち去るのね！
アンタ達=
398;チャクラの気配が消=
;え次第、この子は解&#=
25918;したげる！！」
いのの一言=
391;決着が付いたと思わ=
;れた時、ドス・ザク&#=
12398;２人が嫌らしい笑|=
15;を浮かべていた。<=
span
lang=3DEN-US>
（コイツら…何が可笑=
375;いの…？）
キンにクナ=
452;を突き付けながら、=
;いのは怪訝に思う。
「！！…ヤバイ、ソイツら&#=
12399;…！！」
音忍達の性=
684;を知っているサクラ=
;が突如叫ぶ。
それと同時=
395;ザクが、いのに向か=
;って左腕を向けた。
『斬空波！A=
281;』
腕にある風 =
348;から放たれた衝撃波=
;が、いのとキンの２&#=
20154;を吹き飛ばす。
「ガハッ！A=
281;」
凄まじい空=
671;圧を喰らい、いのの=
;身体が木に叩き付け&#=
12425;れた。
「な&#=
8230;何て奴等なの…仲間の身=
307;如…傷付ける…なんて…」
木に激突し=
383;ダメージが思いの他=
;大きく、いのの口元&#=
12363;らは真っ赤な鮮血{=
64;一筋……。
「我々の目 =
340;は下らぬ巻物でもな=
;ければ…ルール通=
426;、無事にこの試験を=
;突破する事でもない…」
（ヤバイ！=
936;われるって―！！）
（巻物じゃ…ない？）
（コイツら…何が狙い=
394;の～！？）
上から順に=
471;カマル・チョウジ・=
;サクラ・いの。
それぞれの=
605;いを別に、ドスは静=
;かに口を開く。
「ボク達の =
401;いは…サスケ君=
384;よ！」
（チィ…そろそろオレの術&#=
12364;解けちまう…）
「ほう…この術、５分が限&#=
30028;ってとこですか……。
それと…その子の=
307;術は脅威でしたが、=
;その様子じゃ動けそ&#=
12358;もないですねェ…」
その下から=
986;て来た特殊手甲『響=
;鳴スピーカー』が不&#=
27671;味に光った。
「フン…気に入らないな。&#=
30000;舎者の『音忍』風÷=
73;が……。
そんな二 =
218;級をイジメて勝利者=
;気取りか…」
「なに！？=
301;
ドスが見上=
370;た木の枝には『日向=
;ネジ』…そして『=
486;ンテン』の姿が見え=
;た。
「ワラワラ=
392;ゴキブリみたいに出=
;て来やがって……」
地面にツバ=
434;吐き、鬱陶しそうに=
;呟いたザク。
ネジが視線=
434;向けた先には意識を=
;失っているリー…。
「リー」
冷たい言い=
041;だが、彼なりの心配=
;の言葉なのだろう。
その頃テン=
486;ンは…『リー』=
392;呟いた後すぐにナル=
;トに眼を向けていた&#=
12290;
（あれはリ=
540;さんのチームの…）
日向一族特=
377;の白い瞳の周りに無=
;数の血管が浮き出る&#=
12290;
（なんだ…こいつの=
840;てを見透かすような=
;眼は…）
「これ以上=
420;るようなら…全力で行=
367;…ん！？」
（このチャ=
463;ラは……！ᦀ=
1;）
「フフ…気に入らないのな&#=
12425;…格好つけ=
390;ないで、此処に降り=
;て来たらいい…」
それが原因=
391;ネジは言葉を止めた=
;。
「いや…どうやら、その必&#=
35201;はないようだ…」
ネジの物言=
356;に疑問符を浮かべる=
;ドス。
ちょうどそ=
398;時だった…１つの人=
433;が立ち上がる。
その影とは=
469;スケか…それとも=
490;ルトなのか…？