ティエリアが前を行く。 相変わらずいいケツしてるよな。 思わずじーっと見ていたら、突然ティエリアが止まった。 「うわっ・・・。」 思わずぶつかりそうになって慌てて止まった・・・つもりがここは無重力。 慣性の法則に従い、ティエリアにぶつかっちまった。 こいつが倒れないよう、慌てて抱きとめ、そのまま二人でふわふわと浮かぶ。 さっき見ていたケツが俺の腹の辺り。 うん。心地いい。 「・・・すまん。部屋に忘れ物をしてきた。」 ティエリアが無造作に俺の手から抜け出そうとする。 おい。待てよ。こっちはもう少し、こうしてたいのに。 「俺が取ってきてやろうか。」 抜け出さないように、ぎゅっと抱き締める。 「結構。自分でなければわからない。」 つれないよなー。 こんな風に抱き締めるのもなかなかさせてくれないんだ。 せっかくだから少し遊ぶ事にした。 目の前には背中開きのスーツのジッパー。 手はティエリアを抱きとめてるから、歯でジッパーをくわえ、そのまま少しおろしてやった。 「・・・!おい!何してる!」 慌てるのをしっかり抑える。 うほっ。きれいな肌。 ちろっと舐めてやったら、びくんとしやがった。 それなのにキツイ事言うんだよな。 「今すぐ手を離せ。破廉恥きわまる」 その割りに顔が赤いぜ。さっきみたいに手から抜けようともしないし。 だから、一気にそのまま下までおろしてやった。 ケツの割れ目が少しのぞくくらいまで。 うん。サイコーの眺め。 「お前!万死に値するぞ!」 そんな事言うくせに、露出した背をつつっと撫でてやったら、あっという間にとろけちまった。 「ああ・・・ん」 背中が反って色っぽいぜ。ティエリア。 「忘れ物・・・一緒に取りに行ってやるよ。」 ついでにベッドの上で楽しませてやるさ。 俺の考えてる事がわからないわけはないのに、大人しくうなずいた。 「お前が来たいなら・・・しょうがないな。」 口は相変わらず憎たらしい。 でも、顔が赤くなってるのが可愛いから許す。 ティエリアを抱いたまま、床を蹴る。 無重力は便利だ。 背の高いお前でも、抱いたまま運べるからな。