ついに念願の海プレイが実現するときが来た!!! 「海だー!!!」 獲物は目の前でぴちぴちと嬉しそうに跳ね回っている。水着は勿論ぴちぴちビキニ!!!俺も勿論おそろいだ!この時期の海辺を貸しきるのは、 ちょっと大変だったが。 …俺とイルカ先生のステキなバカンスのために、ちょっとした犠牲は付き物だ。 さ、日焼け止め塗ろうっと。イルカ先生…ちょっと手が滑る予定だけど、後で日焼けで痛いよりいいよね。 「イルカ先生、こっち。ほら、こんなに晴れてると、日焼けしちゃいますよ?」 「別に平気…」 「…心配なんです…。」 「うちのよめさんは心配性だなあ。…背中、お願いします。」 「はい。」 背中といわず、足といわず、全身お願いされますよ!!!俺は頼まれなくても気配りできちゃうよめですから!!! 心の中で快哉を叫びながら、イルカ先生をビーチパラソルの下に連れて行って、シートの上でうつぶせに寝てもらった。…真ん中の傷さえ、 鮮やかに見せる、均整のとれた背中…それだけでもぐっとくるが、昨日俺がつけた痕が残っているのをみると、より一層々こみ上げてくるものがある。 …さっそく、イルカ先生の背中に冷やしておいた日焼け止めを垂らした。 「つめたっ!」 「あ!ごめんなさい…。クーラーバッグに一緒に入れてきちゃったから…」 「ああ!大丈夫大丈夫。冷たくてきもちいいから!!!」 イルカ先生は優しいので、しょげる俺を気遣ってくれた。…そう、勿論!これからもっと気持ちよくなってもらいます!!!すっと、背中に手を滑らせる。 白い液体がイルカ先生の伸ばされている…。これから待っている計画のことを想像させられて、…興奮する。 なんでもないようなフリで、日焼け止めを垂らしながら、ちょっと余計なところもついでに撫で回し、イルカ先生の反応を楽しんだ。 「んっ。…はっ…あっ!…」 イルカ先生は、日焼け止めの冷たさにもだえているだけなのに、別のことばかり考えてしまう。にやけるのを必死で堪えて、一生懸命日焼け止めを塗る風を装った。 ああ、幸せだ…。だが、ずっと同じところを塗っているわけにも行かない。背中を十分堪能したので、俺はイルカ先生に言った。 「はい、背中はおわりましたよ。」 「ああ、もうおわりましたか?」 「はい。…背中はね…。」 このまま背中だけで終わらせるつもりはありません! 「じゃ、後は自分で…」 「えー!自分で塗ると、塗り残しとかできちゃいますよ!せっかく一緒に来てるんだし、俺に塗らせて下さい!…だめですか?」 「うー。…おねがいします。」 おねだり大成功!!!イルカ先生!ありがとう!!! 「じゃ、まず…腕からがいいかな…。」 本日の日焼け止めうっかりイヤンコースのメインディッシュは、足を予定しているのだ。イルカ先生を座らせて、俺も横にぴったりくっ付いた。 「うでならやっぱり自分で…」 「すぐ済みますから!」 ちらちらと海のほうを見て、泳ぎたそうにしているイルカ先生をさりげなく誤魔化して、さっさと日焼け止めを塗り広げていく。 うん、この二の腕、最高!筋肉がちゃんとついてるのに、筋肉達磨などっかの馬鹿と違って、すらっとして実用的だ。するすると撫で回して、 イルカ先生の質感を楽しむ。 あ、ついでに脇腹もイっとこう。 「せんせ。こっちも塗っちゃいますね。」 熱心に塗っているフリをしつつ、わき腹につめたい日焼け止めを塗る。 「ひゃう!!!」 イルカ先生の弱点はいろんなところにあるが、ここは中々いいポイントで、なでてよし、舐めてよし、…勿論塗ってよし!!!なので、 じっくり楽しみたいところだ。 「すぐ済ませますからー。」 うそですけどー。 「うー。つめたい…。…海ー。」 ああ!うちのイルカが海を恋しがっている!!!イルカ先生が海に帰っちゃったら困るので、すぐそんなこと忘れさせて差し上げますよ!!! 熱心に日焼け止めを塗りながら、片手はちょっといけないゾーンまで伸ばしてみる。…まだ反応なし。ふむふむ。冷たいのは駄目でしたか。 …じゃ、暑くなってもらいましょう!!! 「え!あっ…ちょっ…待っ!」 流石に不審がられたか?…いっそのこと一気に行くか。 「ごめんなさーい!」 謝りながら十分に日焼け止めを手に取り、するすると脇腹から腹に手を滑らせた。イルカ先生が冷たさに、声もだせずにプルプルしている。 …ふふ。もうちょっとですよー。新しい世界が見えてくるはずですから!!! 腹の辺りを塗っているフリをしながら本日のメイン、足にも取り掛かる。せっかくなので、景気良く日焼け止めをふりかけ、するすると撫でて、広げる。 足首とか、足の裏もしっかり塗った、というか撫で回した。 「あっ、も、いいか、ら!」 冷たさと感じ始めた快感で、もだえるイルカ先生の声がさっきから耳元で響く。 …そんな声出したら、もっともっともだえさせたくなります! 「ああ、そうですね…。」 もう俺も我慢できません! …というわけで。 「じゃ、もっと気持ちいいこと、しましょう?」 いい感じに仕上がったイルカ先生を、そのままそのまま砂浜に押し倒した。さっきから俺に高められていたイルカ先生に、抗う気力は残っておらず。 …そのまましっかり頂きました。 ***** ちょこっとやりすぎたせいで、ぐったりしたイルカ先生をホテルに持って帰って、水を飲ませた。汗もかいたから、しっかり水分補給して、 明日までには元気になってもらわないと。 「ううう…うみー…」 イルカ先生は、アレだけヤられたのに、まだ海を諦められないでいるようだ。凄い執念だ。ま、…好都合だけど…。 「明日!明日は海で一緒に遊びましょう!!!」 イルカ先生は、なぐさめる俺に向かって、ベッドの上で浜辺にうち上げられたイルカ状態のまま、言った。 「うー…絶対!約束!海!」 「はい!絶対!約束します!」 明日は海辺でやりたいことがありますから!!! …今日はもう、風呂場でちょっといちゃいちゃするだけにしておこう。 **** 「海ー!!!海だー!!!!」 昨日お預けを食った分、イルカ先生の感慨もひとしおのようだ。テンションも高く、海に向かって叫んでいる。 …ちなみに今日は日焼け止めを塗らせてくれなかったが、かわりにイルカ先生が俺に塗ってくれたのでいいことにした。 …ここ、塗れてませんよープレイは次回にしておこうと思ったが、思いのほか早く叶った。…うん。海に来て、良かった。 イルカ先生が早速生みに飛び込んで、楽しそうに泳いでいる。流石イルカだけあって、泳ぐのも早い。 普通に泳ぐのに飽きたのか、イルカ先生が海に飛びこんだ。そのままもぐって、いつまでも上がってこないので、いくら忍でも溺れたかと飛び込んだら、 本人はいたって普通に、魚たちと遊んでいた。…苦しくないのかな? イルカ先生も、飛び込んだ俺に気づいたらしく、すいすいと泳いで近寄ってきた。にこにこと微笑みながら、俺の手を引く。どうやら、 魚たちを見せてくれる気らしい。イルカ先生には魚も逃げないで近寄ってくる。 気配を消して水中に忍んでいれば、魚たちも気にせず泳いでいるが、こんな風に気配も消さないで、魚に寄ってこられるのは初めてだ。 …さすがうみの家の男。なんだろうか?よめである所の俺にも、魚たちは寛容だ。これは、やっぱりイルカ先生の癒しオーラが魚にも…。 そう考えると、イルカ先生を魚ごときに分けてやるのも腹立たしくなった。さっきと逆に、今度は俺がイルカ先生の手を引いて、水面まで泳ぐ。 「イルカせんせ。」 「…ふうっ…息、苦しかった?」 イルカ先生は全然苦しくなさそうだ。 「ね、どうしてそんなに長く潜れるんですか?」 俺も別に長く潜るのは平気だが、チャクラでも使わないと、あそこまで長く潜っていられない。心から疑問に思って聞いたが。 「ああ!海が好きだから!!!」 イルカ先生は、サクッと答えてくれた。…好きだと長く潜っていられるのか…。うみの家は奥が深い…いや、イルカ先生の奥が深いのか…。 ちょっと考えさせられたが、それはそれ、とりあえずは計画が優先だ。 …さっき十分泳いだから、もうこれからのイルカ先生は誰にも分けてやらない。 「イルカ先生!さっきステキな岩場を見つけたんです!また魚とかいるかも!一緒に行きましょう!!!」 「へえ!魚!楽しそう!」 「あ、そーだ。ね、どっちが早く着くか、競争しましょう。岩場はあっち。…じゃ、よーいドン!」 「あ、ずるい!!!」 きゃあきゃあ喜ぶイルカ先生と一緒に、かけっこしながら岩場にたどり着いた。 「同着!引き分けですね。」 「ずるかったから、俺の勝ち!」 イルカ先生が美味しそうな唇を尖らせている。ああ、これからこの唇どころか、全身増すところなく頂くことが出来る…!いちゃいちゃの神様! ありがとう!!! 「はーい。俺の負け。じゃ、負けちゃった俺からプレゼント!」 「わっ!」 イルカ先生を抱き上げて、岩の上まで連れて行った。 「おおー!魚!蟹!」 岩のくぼみに綺麗な魚と小さな蟹がうろちょろしている。イルカ先生が好きそうだなと思っていたが、当たりだった。目をキラキラさせて魚をつついたり、 蟹を手に乗せたりしている。…俺は、魚よりも蟹よりも遥かにかわいい、魚と蟹で遊ぶイルカ先生を眺めて楽しんだ。 …ひとしきり楽しんだ後、イルカ先生が満足したようなので、そろそろ次の準備に入ることにした。 「イルカ先生。ここ!こっち!ほら、昼寝にちょうどいいでしょ?」 「あ!ホントだ!でっかい岩だなー!日陰だからひんやりしてる!」 さりげなく本日のステージに誘うことに成功した。…イルカ先生も沢山泳いで疲れていたのか、岩場にコロンと横になった。 「俺も一緒に寝ていいですか?」 「もちろん!はい、どうぞ!」 イルカ先生がすぐにスペースを空けてくれたので、そのままさりげなくイルカ先生の隣に横になった。 「あー気持ちいい。海の音がする…。」 イルカ先生が、波の音に目を瞑って聞き入っている。そのうっとりとした横顔が、…凄くソソる。 …もうすぐ、もっと一杯、気持ちいいって言わせてみせます!!! 「イルカ先生。寝ちゃった?」 「んー。眠いー…昼寝…一緒に…。」 これから一緒にするのは昼寝じゃなくて、もっと楽しいことですよ…。 うつらうつらしているイルカ先生に、近づく。まだ俺が何をしようとしているのか気付かないで、すっかりお昼寝モードだ。 さて、どうしようかな。このまま寝込みを襲ってもいいが…それより、イルカ先生にもその気になってもらいたいなー。 「イールカせんせ。ねぇ…。」 「うー…?」 寝ぼけているイルカ先生の腰を抱き寄せてぴったりとくっ付く。これはいつものことだから、イルカ先生も気にしない。そのまま腰の当たりで手を 遊ばせながら、首筋に頭を擦り寄せた。 「んあ?あー…寂しい?こっちきなさい…。」 イルカ先生が俺の様子を気遣って、そっと手を伸ばしてくれた。こうなればこっちのものだ。体重をかけないように、イルカ先生の上に覆いかぶさる。 「あ?よしよし。だいじょぶだいじょぶ…。」 イルカ先生…頭より別のところを撫でて欲しいです。ああ、ここまでやっても気付かない天然なところも大好きだ! 「ね、せんせ。ちゅーしていいですか?」 「はいはい、どうぞ…。」 流石イルカ先生!寝ぼけていても、俺のおねだりを断ったりしない。多分何をねだられたかはわかってないだろうけど。 「んん?」 早速ちゅーしてあげた。口じゃなくて、二の腕に。 …昨日日焼け止め塗ってて、改めて気付いたが、イルカ先生は二の腕もイイ。他の所も、昨日しっかり確認したので、イルカ先生の魅力探訪ができた。 早速その成果を活かすときがきたのだ! 「なに…?虫?やっ…んっんん…」 虫じゃありません。貴方のかわいいよめですよ。それが証拠に、イルカ先生をきもちよくしてます! イルカ先生が閉じていた目をゆっくりと開いていく。潤んだ漆黒が、俺を捉えた。まつげに残る涙が、真夏の太陽を反射して輝いている。 「え?え?っ…ちょっ…はっ、あ、あ…」 「んー、何ですか?」 「何?どうして?」 「イルカ先生がちゅーしていいって言ったから、ちゅーしてるんです。」 今は足の付け根に挑戦中。つま先も捨てがたいけど、また寝ちゃったら困るから、早期決戦を狙う。 「んっ…えっと、ここで???」 ちょっと正気づいたイルカ先生が慌てている。当然!ここでヤリます。逃がしません。 「イルカ先生、ちょうだい?」 そういってイルカ先生の唇も頂いた。背中に手を回してしっかり抱きしめると、海水と岩で冷えた肌が、俺のせいで熱くなっていた。昨日の再発見した 魅力ポイントを辿るたびに甘い声が響く。 「あっ…ああッ…」 波の音、やさしい潮風、輝く太陽、白い砂浜…そしてイルカ先生のかわいい鳴き声。これぞ海!!! 「水着。ぬいじゃいましょうか。」 「え…?やあっ…!」 さっと腰を持ち上げて水着を引っぺがした。せっかく海にいるんだから、自然なままのイルカ先生を堪能したい。 「あ、ちゃんと流されないようにしておきますから、だいじょぶですよ!じゃ…」 「う…そこっ…!?」 ああ、これ?ここはやっぱり嫌なのかな?でもちゅーしていいって言ったし。今日はホラ、せっかくの海だし! 「んっ…んー…あ、ちょっと待っ…」 イルカ先生が足をばたつかせているのが、俺が足の間にいるから、蹴ってしまいそうで、本格的に暴れられないようだ。その隙に、 しっかりイルカ先生を味わう。…も、いいかな? 「イルカせんせ。足こっちね。」 「え…?あっ!」 ああ、夢にまで見たイルカ先生の海でいただきます計画が…!ついに…! いざ!頂きマース!!! ****** 「うみー…」 イルカ先生が、またベッドの上で唸っている。 …興奮してやりすぎました…。岩場で身体傷つけないように、チャクラで守るくらいしか出来なかった…。 「あの、ごめんなさい。」 「うみー…」 謝ったが、イルカ先生は疲れきって、夢の世界に旅立ってしまったようだ。難しい顔をして、眉をぴくぴくさせながら、海をよんでいる。 …今度はもうちょっと自重します…。 昨日よりぐったりしたイルカ先生の隣で、流石に反省した。…ちょっとだけ。 ********************************************************************************* 傍若無人なよめの話。但しこれはよめの妄想なので、実際のイルカ先生はもっと手ごわいです。 一応…番外編のつもりです。ああ、ストーリー的にも、アレ的にも微妙かもです…。すみません…。 4000HIT祝い的な何かのつもりですので、もっとやれなど、何かご意見ご要望がありましたら、お気軽にどうぞ…。 修正等、やれるだけやってみますので…。 …でも出来は保障しかねます…。 |