だんだんと近づく例の日。本来なら甘酸っぱい思い出と甘い感情が入り混じったイベントであるはずだ。中にはまあちょっと所でない悲しみを背負っちゃうやつもいるわけだが。 …俺も昔は…。だが今は全くもって違うものなのになってしまった。 バレンタインもとんでもない目に合った。つまりホワイトデーも確実にヤツは何か仕掛けてくるに違いない。 考え続けても答えは出なかった。…そう、当日の今日まで。 だからこそ、ヤツの奇襲を恐れる余り俺は恐らく冷静さを失っていたし、どちらかというと実際に何とかできると思っていたわけじゃなく、藁をも縋る思いでたまたま受付に立ち寄ったアスマ先生に聞いてみただけだったんだ。 白と聞いて思いつくものは何かと。 結果的にソレは正解だった。変態が考えそうなことの中で、最も俺が忌避したいものが分かったのだから。 アスマ先生…!さすが上忍だ!あの変態と違って尊敬できるよな! だが…白い悪夢は間近に迫っている。これまでの経験からして、まず間違いなくヤツはその恐ろしい計画を実行に移すだろう。 ためらいなど欠片もなく、むしろ歓喜の表情さえ浮かべて。 白無垢…ありえないと思いたいが、ヤツがありえないと思ったことばかりしでかすのは周知の事実。 そうなると、当然変態行為の内容も想像するのも恐ろしいモノになるだろう。 一番恐れるべきは被害の拡大だ。逃げても追ってくるのは確実なのだから、むしろこっちから仕掛けてやれば…!? いや、だが最近その考えに基づいて実行した諸々の変態行動阻止作戦はあえなく失敗に終わっている。 もう、俺にはどうしたらいいか分からなかった。 受付所でヤツの仕掛けてくるであろう行為のヒントを得たときは、それなりに嬉しく思ったが、改めて冷静になってみると、それをどうやって防ぐかという方法は全く持って思い浮かびすらしない。 ヤツの行動を予想し、その先手を打つことを考えて作戦を想定しても、失敗することしか想像できなかった。 ヤツならどうするか。 それが良く分かりすぎている自分が空しくてならない。 家に帰りたくない。だが帰らなければ強制的に迎えが来るだけだし、それはそれで異常に周囲が迷惑をこうむるので避けたい所だ。 俺は…鉛のように重い足を引きずって、家に帰るという選択肢を選ばざるを得なかった。 ***** 俺を迎えに来なかった場合、玄関からヤツがじっとりねっとりと見つめてくるのはいつものことだ。 新婚プレイだかなんだか知らないが、いつも通り裸にエプロンだけを纏ったヤツがちらちらとこちらを伺っている。 股間の盛り上がりにも、エプロンに滲み広がっていく不審な染み…もう、慣れてしまった。こんなにも異常な光景だというのに、だ。 「うふふふふふふふふ…!」 …どうやらいつも通りではないこともあるようだ。 あの、異常な笑い方。…まあコイツはいつだって変態な駄犬だからある意味異常なのが当たり前なのだが、それだけじゃない。 …コイツの中で、なにかがあったに違いない!…そう、俺に対してなにかけしからんことをする計画が。 「初夜プレイってステキですよね…!」 …聞きたくなかった。想定される中で最悪の結果だ。 予想は、当たってしまった。ソレも恐らく最悪の形で。 「黙れ。退け!」 嫌な予感を押し隠し、不快な格好をした変態も無視して室内に入るとそこには…! 「コレ…すてきですよね…!イルカ先生の艶かしさを引き立てつつその清純さを最大限まで引き出して…!」 衣紋掛けに掛かっていたのは目を射るほどに美しい純白の輝きを放つ白無垢だった。 …やっぱりか! しかもだ。悲しいコトに、俺はソレに見覚えがあった。 「こんなもん!誰が着るか!俺は…これを俺と添い遂げてくれる人と…!」 母ちゃんがいつか俺の嫁さんになる人のために残してくれた白無垢。里が崩壊寸前になった時もこれだけは大事にしまってあった地下室にあったから無事で、三代目に預かってもらっていたはずなのに…! そうだ。チビの頃はそんなこと全然考えなかったけど、俺はこれをいつか俺の嫁さんになってくれる人のために着てもらおうと大事にしていたのに…! 冷や汗と共に涙が滲んで止まらなかった。 状況的にこれを着せられるのは俺の可愛い嫁さんなんかじゃなく、俺だろうと分かってしまったからだ。 俺の中の母ちゃんの思い出を守りたくて、とっさに衣紋掛けから白無垢を引っ剥いで逃げようと思ったのに。 「そ、そうですね…!俺がこっちを着て、イルカ先生には俺お手製のウエディングドレスを…!」 すでに、ヤツは俺の手の中にあるハズの白無垢を纏い、俺は…! 「うぎゃああああ!」 …いつぞやコイツに勝手に着せられたヤツと思しき純白のドレスを身に着けていた。…ちょっとだけデザインは変わっていたが。 ちらちらと覗くすね毛が、我ながら恐ろしい光景を繰り広げている。 悲鳴をあげてもすね毛はなくならないし、そもそもなんで野郎がドレス着なきゃいけないんだ! …駄犬のくせに妙に白無垢が似合っているのも、俺の精神をこれでもかと痛めつけてくれた。 母ちゃんも色白で、これが凄く似合ってたんだと自慢してた父ちゃんを思い出したが、今はそのことさえ恐ろしい光景とあいまって、恐怖の記憶になりつつある。 角隠しまでしっかり身につけ、穏やかに…だが確かな歓喜を湛えて微笑んでいる。まさに花嫁にふさわしすぎる表情だ。 …それが、うっすらと股間を盛り上げている変態でなければ。 あの分厚い着物越しにも分かるって…どんな状態なんだよ!? ベール越しに見えるすさまじい代物に、俺の精神は限界を迎えようとしていた。 「うふふ…!しょ、初夜プレイですもんね…!まずは…お布団でご挨拶…!」 脱力しきった体をひょいっと抱き上げていそいそと運ぶ変態に、抗うことすら出来にないほどに。 ***** 寝室に連れ込まれた段階で、正気に戻った。 …とんでもないコトになっていたからだ。 「なんだこれは!?」 普段なら変態の用意した、野郎二人が寝ても余裕のあるやたらデカイベッド(あからさまに何か企んだ上での選択をうかがわせる代物だが、寝心地はいいのでそのままにしている。…今更何を言っても無駄だからな。)が置いてあるはずのそこに、きれいに整えられたこれまたデカイ布団とそれから行灯とが置かれていたのだ。当然枕は並んで置かれており、部屋自体もフローリングだったはずなのになぜか畳敷きになっていて、よくわからん高そうな衝立まで設置されている。 …枕元にそっと添えてあるティッシュがまた恐ろしい。 「初夜ですもんね…!」 そんな光景をうっとりと目を細める変態は、見た目だけは着ているもののせいで恥らう乙女のように見えなくもなかったが、こすり付けられるごりっとした代物がそんな幻想を簡単に打ち破った。 初夜に恥らう花嫁にこんな余計なモノはついてねぇ! 「貴様は散々俺のことを好き勝手してるだろうが!こんな珍妙なマネをさせられるいわれはない!まず飯だ!それから風呂!寝ることは寝るが貴様は家から出て行け!」 抱き上げられたまま変態を怒鳴りつけた。 …が、当然この状況で駄犬が俺の話など聞くはずもなく…。 「照れちゃって…!も、もうイルカ先生ったら、これ以上俺を夢中にさせちゃうつもりなんですね…!勿論!一生どころか生まれ変わってもどこまでも永遠に添い遂げます…!」 やたら嬉しそうに笑った変態に一瞬怯んで、そのせいでひらひらするドレスに情けなさを覚えつつも、俺は抵抗した。 「降ろせー!大体なんで両方とも女装しなきゃならないんだ!珍妙な仮装は貴様だけで十分だろうが!」 …大分譲歩を含んだ俺の主張に、変態はにこっと笑った。 「指輪…似合ってます…!」 だめだ。もうヤツはプレイに夢中だ。元々会話などまともに成立したためしがないが、いつも以上に意志の疎通が出来てない。 「もう駄目、なのか…!?」 なんだって花嫁姿の男に組み敷かれなきゃならないんだ! 角隠しをひっぱっても、ヤツが何かの仕掛けを施しているのかはずれもしないし、もう一生…本来の用途に使う機会は失われたのかもしれなくても大事な形見だ。乱暴には扱えない。 ソレをいいコトに、駄犬の分際で全身から喜びのチャクラを放つ変態は、静々と大仰に整えられた布団に正座した。 …俺を膝に抱きかかえたままで。 「一生…大事にします…!俺を貰ってください…!!!」 桃色に染まった頬だの恥じらいに伏せ目がちな表情だのはさておいて、何だって俺を抱き上げたままなんだコイツは! 「意味ねぇだろうが!降ろせ!そもそも不本意だが既にお前の籍入ってるだろうが!?今更こんな茶番は止めろ!」 当然の主張は最後の意地だ。 どうせ無駄になることが分かっていても、俺は足掻かずには入られなかった。 「優しく、します…!」 …その感動に震える声に、どうやっても無駄なんだというコトを思い知らされても。 ***** 駄犬は自分のセリフに勝手に感動して納得して満足したのか、そっと…まるで壊れ物でも扱うかのようにやっと俺を解放した。 とっさに逃げ道を模索したが、すでにヤツの手は俺の…ドレスのすそを捲り上げていた。 「ぎゃあ!」 ショックなんてもんじゃない。アカデミーにはスカートめくりなんてものをやる子どもは必ずいるが、女性がどれだけこの行為を嫌がるのかが分かった気がした。 無防備に晒される下半身。急所を相手に…しかも確実のどうこうしようとしてくると分かっているのにさらけ出す行為なんて忍じゃなくてもイヤに決まってる。 女性と違って、羞恥心より恐怖心が先立ってはいるが、今度から生徒たちは厳罰に処そう。どれだけ恐ろしいか身を持って体験したんだから、せめてソレを何かに活かしたい。 現状からの逃避だと理解しながら、俺はできるだけ自分の足元から視線を逸らしたかった。 だがヤツは…俺の露になった股間をまじまじと見つめて固まったので、イヤでもみるコトになってしまった。 ドレスの下がどうなってるかなんて知りたくもなかった。だが、否応無く視界に入り込んできたそれは、俺の理解を超えていた。 いつの間にか俺の下着は3枚セットの特売品から得体の知れない純白で光沢を放つ女性物に変わっていたのだ。 「うぎゃあ!なにしやがる!?いつの間にこんな…!」 そういえば妙にキツイと思ったが、こんなうすっぺらくて布の少ない下着を身に着けていれば当然だろう。 そのビジュアルはエグイの一言に尽きた。 「に、似合いますね…やっぱり…!」 やっと動き出した変態が、よだれをたらさんばかりに瞳を輝かせて俺の股間の感想を呟いたが、頭がおかしいとしか思えない。…悲しいコトにいつも通りに。 「どこがだ!公害だろうが!?」 納める隙間が小さいせいで、隠し切れないふくらみが白いその下着を押し上げ、奇妙な盛り上がりが出来ている。 …そう、その隙間を凝視していたのだ。この変態は! どうしてこんなコトが許されるんだ…! そもそも何が楽しいんだ!自分でも気色悪いと思うこの光景のどこが…!? ヤツの底知れぬ変態性に、ぞくっと震えが走った。 それを何と勘違いしたのか、駄犬はさらに俺にとって恐ろしい行動を取った。 「俺も…イルカせんせの好きにしていいんですよ…?」 それならお前を今すぐどこかに捨ててきたいと叫びたかった。 だが、はらりと肌蹴られる胸元。するりと布団の上に落ちる帯。 …普段よりは異常にゆっくりなそれ。だからこそヤツの意図が分かった。 きっと俺に見せ付けたいのだ。 ちらちらとこちらの様子を伺いながら、駄犬はじったりと焦らしながら大事な俺の白無垢を脱ぎ捨てていく。 …汚さないで済みそうな事は歓迎だ。あとはもう…色々諦めた。 何せ、目の前に広がる光景が光景だったから。 少しずつ覗く透き通るように白い肌。そして俺に向けられる甘い視線と吐息。 …つまり、駄犬が俺にそのストリップもどきを見せ付けるだけでどんどん興奮していくのが分かる。 駄犬は見た目だけは凄みを感じるほど整っていることを今更ながら思い知らされた。 だが思わず視線が吸い寄せられる理由なんて考えたくも無かったから、他の事を必死で考えた。 とりあえずこの隙にこっそりこの最悪の下着だけは…ある程度の被害を見込んだ上で脱ぎ捨てようか、それともいっそコイツがちゃんと白無垢を汚れのつかないところに脱ぎ捨ててから行動するべきか迷ったのだが。 変態の奇行は、それだけで終わらなかった。 結局、襦袢だけになった変態は、だがしかしいつもの様には飛び掛ってこなかったのだ。 「お、おい…!?」 決して!断じて!欠片も!期待などしていたわけではないが、ふわりと微笑んだ変態に俺は戸惑いを隠せなかった。 見ているだけではなかった。だがそれはいつもの異常は早業とは程遠かったのだ。 そっと頬に触れた手がゆっくりと滑り降りて、俺の肩を抱き寄せ、絡みつく腕に驚く間もなく、そっとその蕩けるような笑顔を浮かべた顔がが寄せられる。 これはもう、間違いなく変態行為の始まりだろう。 諦めとともに身構える俺に、変態はそっとその頬を摺り寄せてきた。 「な、なんだ!?」 キス…若しくはもっととんでもない所を舐められるかと思ったのに。 うろたえる理由を考えるとすさまじい空しさに襲われるので、その辺は置いておいたが、やはり動揺は隠せなかった。 普段ならソレにさえ瞳をぎらつかせる変態は…だが今日はくすっと笑った。優しげな光をその瞳に宿して。 「好きです。俺の大事な大事なイルカせんせだから…!今日は大事に大事に…沢山きもちよくなりましょうね…!」 ちょっとでも期待したのがまずかった。 俺の落胆はすさまじく、全身から力が抜けそうになったが、同時に怒りも湧き上がってきたので当然怒鳴りつけてやろうとした。 「どこが大事にしてるんだー!結局ヤルことはヤルんじゃないか!」 そう叫ぶはずだった口は、そっと合わされた唇に閉じ込められてしまったのだが。 「うふふ…!ちゃんと…!新婚初夜らしいプレイを…!」 その言葉に目の前が真っ暗になった気がした。 ***** 「んぁ…うぅ…!」 前を肌蹴ただけの変態が、同じくドレスを捲り上げられただけの俺の上で腰を振っている。 幸い例の下着だけはとっとと変態が脱がせて、匂いかいだり舐めたりして、その後しっかり懐に仕舞いこんだからまだましと言えなくも無いが…。 見た目からいったらとんでもないことになっているはずだ。 幸いというか、俺はソレを目にする事はできないし、そもそもそれ所じゃない状態だ。 中を抉る動きは普段の嵐のような激しさと違って穏やかで、だが執拗だった。 もどかしいほどの愛撫の後にゆっくりと入ってきただけで達してしまい、それに動揺する俺を慈しむように、変態は俺を快楽の海に突き落とした。 気持ちイイのが一層屈辱的だ。 今の格好を除けば…今までで一番普通に近い行為なのもあって、油断すると拒めなくなる。 そもそも男同士という点では普通じゃないのは分かっているが、コイツと付き合ってると常識というものの水準が狂ってくるのも無理はないと思う。 ゆるゆるとぬるま湯のような快感に浸って、思考に霞が掛かっていく。 だんだん抵抗する理由すら考えられなくなってきた頃、変態がとんでもないたわ言を言った。 「幸せです…!イルカ先生の初めてになれて…!」 野郎は初めてだ。そういう意味では確かにコイツは初めての相手だが、そもそも大抵の野郎はこんな行為をしないまま一生を終えるはずだから、コイツの喜びはあさって過ぎるといわざるを得ない。忍はその辺が適当とは言えど、どちらかと言うとゴツイ方の俺に欲情するコイツが疑問すぎる。まあ変態だからなのか…!? そもそも…こんなことになるまえに、既にコイツには散々な目に…! 「なにが…初めてだ!」 怒鳴りつけはしたが、その声の弱弱しさに自分で驚いた。 調子が、狂う。 こんなに穏やかに普通に…いや、格好は十分すぎるほど異常だが…とにかく、行為自体はいつもの変態性はなりを潜め、道具も妙な術も使われていない。 ただ生ぬるい快感が与えられ続けて、腰から体が蕩けそうだ。 こんな…駄犬に突っ込まれてるって言うのに。 「ああ、そうですね…!最初の頃のイルカ先生もすっごく気持ちよかったですけど、今はもっともっと…!!!愛と二人の努力の賜物ですね!!!」 「うぅぅ…!」 あさって過ぎる発言に何か言ってやりたいのにくらくらする頭では言葉すら紡げなかった。 気持ちいいのかそれとも空しいのかわからない。衝動的にこぼれた涙を、ふわっと笑った変態が拭った。 その、唇で。 「ん。涙まで甘い…」 …いつもの行為だ。コイツは涙に限らず俺の体液などに異常な執着を示し、そのせいで生じる被害も半端じゃない。 だがこれは…これはきっと、違う。 「ん、で、そんな…!」 整わない呼吸は、すぐにもっと酷く乱されるコトになった。 「大好きです…!一生所かずーっと永遠に…!一緒にいますから…!!!」 そんなコト言われたら、嫌悪と恐怖しか湧いてこないはずなのに。 どうして俺は…今、どこかでホッとしたんだろう? 「ぁ…っ!」 ぐっと打ち込まれた熱い肉のもたらす快感に、瞳の裏に星が飛び散って…気がつけば目の前の白いくせに上忍らしく鍛えられた体に手を回し、縋って、喘いでいた。 …相手は変態駄犬野郎なのに。 「も、…ぃや…だ…っ」 訳が分からないうちにこぼれる甘く鼻に掛かった声が自分のものだなんて信じたくなかった。どんどん身のうちに溜まっていく熱が、はじける瞬間を待ち望んでいる。 そう、ソレはきっともうすぐだ。 「ああん!怖がらないで大丈夫ですよ…!俺が、いますから…!!」 あさって過ぎるほどあさってなそのセリフに反応を返すことなく、俺の意識は急速に薄れていった。 何度目か分からないほどの強烈な快楽の波に飲まれて。 ***** 「初夜…!最高でしたね…!」 目覚めると、そこはやっぱり俺の家で、駄犬が嬉しそうに俺の上で脂下がっていた。 …まだ白無垢を纏った変態がつやつやした顔でそう言うのを無言で殴り飛ばし、こちらもまたいつの間にか着せられていたドレスを脱ぎ捨て…るとまだ危険だと判断したのでそのまま風呂場に飛び込んでさめざめと泣いた。 己の中の常識が壊れていくのを感じながら。 ********************************************************************************* 大遅刻…っ! 今更言いわけは出来ねぇのですが、ド変態でごめんなさい…!!! でも最後までエロ神様は降りてこなかった…orz。 えー…ご意見突っ込み感想などございましたら御気軽にどうぞー…。 |