出会い

「おかえり。…どこ行ってたのよ?」
任務帰りにイルカがいないのは、ありうることだと分かっていても腹がたつ。何せ折角の休みだというのに、イルカが側にいないことになるからだ。
俺が玄関先で帰って来たイルカを迎えると、やたら元気良く返事を返してきた。
「あ!たっだいまー!!!」
「酒くさっ!どこ行ってたのって聞いてるでしょ?」
無防備に真っ赤な顔でふらふらしてたのかと思うと、怒りを抑えきれずに肩を掴んで問い詰めていた。
「アンタが…任務に出かけちゃったから心配して凹んでたら、同僚が飲み誘ってくれたんです!アンタに文句言われる筋合いはない!!!」
真っ赤な瞳で睨まれて、いつもなら可愛いと思えるが、今日は別だ。
「他の男の匂い…。風呂入るよ。」
タバコと酒の匂いに混じって、一緒に飲んでいたらしい奴らの匂いが染み付いたイルカの腕を掴んで風呂場に引きずり込もうとした。
だがイルカは俺の腕を振り払って座り込んでしまった。
「お断りだ!俺はもう寝るんです!あんたも寝ろ!」
言ってることはいつものイルカと似たようなものだが、座り込んでいる辺りがやはり酔っているのだろう。
「駄々こねてないで。行くよ。」
「放せよ!」
そのまま喚くイルカを抱き上げて、風呂場に連れ込んだ。
「わ!」
驚いた声を上げたイルカはやはり反応が遅い。酔っ払いらしく動きの鈍いイルカをいなすのは簡単だった。すぐに不愉快なにおいのついた服を 剥ぎ取って風呂場に押し込む。そのまま自分も一緒に入ろうとしたが、いきなり殴られた。
「なにすんの!」
酔っ払いの拳などたいした威力ではなかったが、変なにおいつけて返ってきたくせにこの扱いは納得できない。
腹が立ったので、イルカを押さえつけようとしたが、あからさまに酒が回ったその顔に、あきらめていったん追い出されてやることにした。
俺がおとなしく従ったのに、イルカは不満そうだったが。
「風呂でたら覚悟しとけ!全部聞き出してやるからな!」
イルカは勝手にぷりぷり怒りながら仁王立ちでそう宣言した。
「…何をよ?」
唇を尖らせて赤い顔をされても、怖さなど全く感じないし、むしろ押し倒したくなる。
「うるさい!さっさと出てけ!」
「…はいはい。キレイに洗ってよね。」
俺がそういうと、また眉間に皺を寄せたイルカに、バタンと勢い良く扉を閉められてしまった。しばらくはブツブツ文句を言っていたが、 そのうちのんきな声が聞こえてきた。
「あー…気持ちイイ…。」
「ホント…腹立つなぁ…。」
あれだけ酔っているから、多少言動がおかしくても普通なのかもしれないが、俺に断りなくフラフラした上に怒鳴られて、 しかも今はのんきに風呂を楽しんでいるイルカ。
…後でそれなりのものを返してもらおうと決めた。
「ま、その前に何聞きたいんだか確かめないとね…。」
俺の怒りを他所に、イルカは風呂場でご機嫌に鼻歌を歌っていた。
*****
やたら長風呂なイルカをイライラしながら待ち、風呂場から上がったのを確かめて、今度は居間引きずってきた。
ぶーぶー文句をいいながら、俺を睨む風呂上りのイルカに、絶対に後で鳴かせてやると心に誓う。
…だがその前に。
「で、聞きたいことってなによ?」
俺がそう言うと、イルカは真っ直ぐに俺を見つめて聞いてきた。
「アンタは、何で俺のこと好きになったんですか?」
「今更ソレ聞いて意味あるの?」
俺だけを映す瞳は最高だが、今更何を聞くつもりなんだ?どうせ聞いても手放す気はないし、それにイルカを好きになったのは…。
「だっておかしいだろ?皆に心配されるくらいアンタ俺のこと虐めてたじゃん。それで好きとかって何なんだよ…!?」
酔っているわりにイルカの言っていることはわかりやすい。要するに酒の席で何か聞かれでもしたんだろう。
「で、誰に聞かれたの?」
「え?」
「誰にって…皆、アンタがなんで俺にこんな、執着してるのか不審がってるんです。だって今までとっかえひっかえだったくせに!なんで急に 俺にこんな…だから皆心配して…」
どうやら俺のイルカに妙な事を吹き込んだヤツがいるらしい。
そいつらの処理は今後の課題として、…今はイルカを納得させることのほうが重要だろう。さっさといちゃいちゃしたいし。
「じゃ、話すけど。終わったらアンタも俺に付き合ってよね。」
「いいからさっさと話す!」
酒でいつもより攻撃的なイルカの濡れた瞳を楽しみながら、俺はあの頃の自分を思い返し、話し始めた。
「アンタさ、受付にいたでしょう?」
*****
その頃の俺には上忍師になるためだなどと言われて、長く住み慣れた暗い住処から追い出され、普通の上忍として任務を引き受けていた。
ソレでも俺は俺だった。まあつまり、俺が受ける任務には受付を通すものなんてほとんどなかったってことだ。
それでも時々は里の空気を知れと、老獪な爺さんに命令されて、呆れるほど簡単な任務も負わされていた。
そこに、アンタがいた。
「お疲れ様です!」
「あ、どーも。」
「…!単独任務で2週間ですか…。これから2日間、休みですから、ゆっくり休んでくださいね!」
こんな生き物もいるんだと、正直驚いた。輝くような笑顔で、俺のこなした大したことのない任務まで気遣った。
最初は、何でこんなにニコニコしてるんだか疑問に思ったくらいだったが、それから…気がつけばイルカのところに並ぶようになってた。 まあそれもそれほど多くは無かったが。
自分でも不思議だったけど、あのときからずっとイルカのことが気になってたんだろう。
それから、上忍師なんて仕事を任されて、絶対に無理だろうと思ってたらソレが意外に素質があって…。そのせいでそれこそ遊びみたいな 任務をこなす日が続いた。
…それで、またイルカに会うようになった。
「イルカせんせーい!!!任務終わったってばよ!俺ってば大活躍!!!」
「お疲れ!よく頑張ったな!」
「ウソばっかり言わないでよナルト!」
「足引っ張ったくせに…」
「なにぃ!俺はちゃんと頑張ったってばよ!」
いつもの様に自分の活躍を自慢しては、サクラとサスケに突っ込まれているナルトを、心底嬉しそうにはアンタが見ていた。
「皆こっち来い。」
じゃれあう子どもたちを呼び寄せて、いきなり3人の頭を乱暴になでてやった。
「本当によく頑張ったな!後はチームワークだぞ?」
アンタはニヤッとイタズラっぽく笑って、子どもたちの額を軽く小突いて、報告書を読んではニコニコしていた。
子どもたちも…普段素直じゃないサスケでさえ、嬉しさを隠し切れないでいた。
アンタが子どもたちをなでた手と笑顔。なぜかそれが、頭に焼き付いて離れなかった。
受付で笑ってナルトたちをなでたその手から目が離せなかった。報告書をめくるのは、なんてこと無い男の手。クナイだこがあって、でかくて…。
それなのに。俺は…。
「カカシ先生!お疲れ様です!コイツらの相手でお疲れでしょう?」
そういって微笑むアンタに、さりげなく話を続けた。
「大丈夫ですよ。な、ナルト?」
「そうだってばよ!だってカカシ先生働いてねーもん!!!」
「この馬鹿もの!何てこと言ってるんだ!…すみません!カカシ先生!」
「いーえ。」
どうにか取り繕って、それでも何故かその目が話せなくて。その日も胸にもやもやとわだかまるものを感じながら子どもたちと別れた。
これから修行だといきまくナルトとじゃれるサスケたちを見送りながら、気がつけば一人つぶやいていた。
「なんでかねぇ。」
無意識に視線を向けてしまうイルカから、意識して視線を外し、己の手を見た。…あの日届かなかったものに良く似た手。まあ親子だから当然か。
…なぜこんなにイルカが気になるのか分からなかった。
*****
それからイルカを見ないようにしようと思っても視線が向かってしまってしまい、それならと観察することに決めた。
俺が報告書を持っていくと、いつも笑顔で迎えてくれるイルカにどうしてこんなに惹かれるのか知るために。
…原因が分かる前に苛立ってしまうことになったが。
「イルカー!コレ頼む!!!」
「何だコレ…締め切り今日じゃねぇか!!!」
「忘れてたんだよー!!!頼む!ちょっとでいいから手伝ってくれ!」
「しょうがねぇなぁ…今度奢れよ!」
「ありがとー!!!イルカちゃーん!!!」
「その感激は酒に変えてくれ!」
「おうとも!じゃ、これとこれと…」
同僚と楽しげに話すイルカは明るく笑って、俺に向かって話す時と違っていた。憎まれ口を利いたり、抱きつかれたり…何故かそれが酷くに気に障った。
「なにあれ…。」
イラつくのなら見なければイイと分かっているのに、それでも目を話せなくて観察して…。それで気付いた。
イルカはいつも笑っている。イルカの周りも。
でも、みんなに同じ笑顔を向けて、ソレは俺にも同じで、特別なのは子どもだけだ。コレまで求めてもいないのに、散々特別扱いされてきて、 それなのにイルカにとっては子どもたちや同僚たちの方がトクベツなのだ。
ものすごくイライラした。どうしてもイルカのトクベツが欲しくなった。
でも本人の前でソレをどういったらいいかわからなかった。
悩んで考えてそれでも分からなくて…。
「ねぇ…アンタどうしてそんなにへらへら笑ってるの?」
気がついたらこんな事を口にしていた。
その瞬間、いつもの視線と全然違う、鋭い視線でイルカは俺を見た。俺だけを。
その怒りの瞳で見つめられるとゾクゾクした。
それからだ、イルカを見るとちょっかいをかける様になったのは。
プライドを踏みにじられ、それでもできるだけ丁寧な口調で話そうとするイルカを更に追い詰めた。その燃える様な瞳を向けられている間だけは、 俺もイルカのトクベツだ。
色々やらせた。屈辱に震えるイルカを見て喜びを覚えた。コレで絶対にイルカは俺を忘れないと思った。
ずっと見ていた。だからその内、イルカが弱ってきたことにも気付いた。それでも、このまま追い詰めるつもりだった。
…俺以外を見ているから。
ゆがんだ思考にとらわれている自覚あるのに、ソレを押さえようと思えなかった。
弱って、どうしようもなくなったときに捕らえてしまうかもしれないと暗い予感を胸の内に秘めながら。
*****
そうしていつもの様にイルカを甚振って、それから、その日もイルカの瞳を感じるために受付所に行った。
でもイルカはいなかった。そこに座ってたいつもイルカになれなれしく話している同僚を締め上げても素直に白状しなかったから、暗示をかけて捨ててきた。
イルカは。逃げた。
…なら追いかけなくては…!
でもなぜ、こんなにイルカに執着するんだろう?
一瞬よぎった思考を覆い隠すほどに広がった、俺から逃げたイルカへの怒りが、俺を駆り立てた。
任務のときのようにイルカを追って、そうして見つけたイルカは可愛くない事を言って、また逃げて…それが我慢できなくなって俺はイルカを閉じ込めた。
俺の作った結界の中で眠るイルカに狂喜した。
「アンタは。俺の。」
自分の言葉にやっとなぜココまでイルカに執着したのか理解した。
俺は、イルカが欲しいんだ。
それから少しずつ、イルカから戦う気力を奪っていくつもりだった。いつか俺だけを見るようになったら、全部俺のものにする。それまでは…。
…でもイルカは頑固で何をしてもあきらめなかった。どんなに追い詰めても怒りで輝くあの瞳で俺を睨んだ。
だから一芝居うった。判断力は低下してるはずだから効果はあるだろうと思ったら、予想通り、イルカは否定しながら打ちのめされた表情を見せた。
早く諦める様に追い詰めたら今度は死のうとした。これは一応予想していたから暗示も仕掛けてあるし仕込みも外しておいたが、それでも焦った。
だが、これでイルカには縋るものがなくなった。早晩俺の事を受け入れるだろう。嬉しさに堪えきれず、俺は眠るイルカを抱きしめた。
*****
いつもは目を閉じていても眠れたことなど無かったのに、温かいイルカを抱きしめていると自分でも気付かない内に深い眠りに落ちていた。
腕の中のイルカが身じろぎして、目を覚ますと、イルカが今まで俺に向けたことの無い視線で俺を見ていた。
戸惑って、それでも怒っているわけじゃなくて、呆れている?
イルカが変わったことに驚きながらも、嬉しくてずっとイルカに抱きついていた。
イルカを腕の中にしまいこんでいると安心できた。でもイルカは変わったのになつかなくて、しかもちょっと弱ってきて。
…イライラしてて集中力が欠けていたのかもしれない。…毒を食らった。
それでも別の隠れ家にイルカの所に帰ってきた。イルカが眠っていることにホッとして、勝手に煽られた熱のままにイルカをめちゃくちゃにしてしまいそうで、 みっともなくよたつきながら風呂場に篭って処理した。解毒剤を飲んでも去らない熱をもてあましながら。
それでも、イルカの寝顔と抱きしめたときの感触と、俺に向けられる視線。思い出すだけでどんな女よりも気持ちよくイケた。
吐き出しても吐き出しても篭る熱が苦しいのに、イルカを襲うよりマシだと思った。抱けば楽になるのに。
イルカの気配がすぐ側にあったことに気づいたのは間抜けなことに途中だったが、そのことに余計煽られた。
吐息にのせてイルカの名を呼んで、毒が抜けるまで想像の中のイルカに溺れた。
もう大丈夫だと確信するのに、朝までかかったが、そのまま何気ないそぶりでイルカを抱きしめて眠った。それからも毎回。
…イルカがまた変わってきている。それに気付いたのはそれからすぐのことだった。
真剣な顔で俺を見つめている。最初はその顔が嬉しかった。でも、その内怖くなった。
…イルカは諦めないかもしれない。このままずっと。それなら…もう絶対に外に出さない。
その日、俺を問い詰めてきたイルカは、真剣な目をしていた。何かを決心したみたいな瞳。ソレがいやで俺が適当に返事するたびに、 しつこく食い下がってくるイルカにしがみ付いて、黙らせようとした。案の定、イルカは絶対に懐かないとか、可愛くないことばかり口にする。それに俺を殴る。
もう本気で黙らせようと写輪眼を向けたのに、いきなり抱きしめられた。それに虚をつかれて黙っていたら、俺のことを馬鹿馬鹿言いながら説教し始めた。
イルカは俺の事を拒絶するかもしれない。そう思ったら殺気を出していたが、イルカはそんなものは怖くないと言い切った。
しかも、口説けと。
その後顔を真っ赤にしているイルカを見ていたら、ものすごく納得した。イルカは捕まえても駄目だけど、ほだされやすい。それならこれからいやって言うほど 愛を囁いて俺以外を見ないようにすればいいんだ。
今更絶対に届かないと思っていた言葉を。
イルカが怒るので閉じ込めるのは諦めたが、一生面倒見ると約束した。言質をとって、それから後は…既成事実だ。
俺が今まで言わないでいた言葉を口にすると、イルカは真っ赤になりながら受け入れてくれた。
*****
それこそ任務でもないくらい真剣に追い詰めて手に入れたつもりがソレでも手に入らなくて苛立って、そうしたら自分から飛び込んできた。
イルカは変わっている。まあ俺のものだからいいんだけど。
「…ってこと。これでいい?」
俺が全部話し終えてイルカを見ると、ちゃぶ台に顔を乗せたまま、半分以上眠っていた。
「う…ん…?」
「ちょっと!…寝てるし。折角早く帰ってきたのに!」
俺が任務を急いで終わらせて作った時間を無駄にしたくなかった。
だが…。
「ん…」
眠るイルカの目の下の隈に今になって気付いた。…イルカは心配性だから、俺の帰りを待っていたんだろう。ずっと。
急な任務だったから任務期間を告げずに発った。それできっと眠れないでいたに違いない。
「しょうがない。か。」
ため息をつきながらイルカを抱き上げ、寝室に運ぶと、イルカが眉間に皺を寄せながらつぶやいた。
「何でこんな馬鹿のせいでこんなに心配しなきゃいけないんだよ…。馬鹿…。」
悔しそうに、でも心配そうに。
ソレを見ていたら自分の欲求を押さえこんでいるのが馬鹿らしくなった。
「イルカ。話したんだからいいよね。」
「え…?わ!」
寝ぼけ眼で慌てているイルカの服をはいで、その肌の感触を楽しむ。
「イルカが、好きな理由。わかった?」
「は?何が?」
酒のせいで記憶を飛ばしたらしいイルカは、驚いた様子でもがいていたが、やがて諦めたのか力を抜いた。
「…おかえり。そんなにしがみ付かなくても俺は逃げませんよ?」
「うん。」
そのまま腕を伸ばしてきたイルカを抱きしめて、イルカの匂いと俺の匂いが混ざるまで混じり合った。
*****
「で、どうしてこんなことに?」
「寝てなさいよ。」
昨日のせいでぐったりしているイルカにくっ付いたままもう一眠りしようとしたら、耳をひっぱられた。
「だから。何でこうなったのか言え!」
イルカは怒ってるみたいだが、俺は別に何もしていない。強いて言うなら。
「イルカが酔っ払って誘ってきたから。」
「はぁ!?」
俺のセリフに目を見開いて驚くイルカを改めて抱きしめて、耳元で囁いてやった。
「だから、今日はご要望にお応えしてずっとくっついてようと思って。」
「何言ってんだ!」
「いいじゃない?そんな日があっても。」
だって俺は休みだし、イルカはどうせ動けないし。
「今日だけだからな!それと、…おかえり。」
「昨日聞いたけどやっぱり覚えてないのね。」
俺がからかいながらイルカの身体をまさぐると、また耳を引っ張られた。
「返事!」
「ただいま。」
イルカはその返事にホッとした様に微笑んだ。心配かけたのは悪いと思っても、こうやって俺のせいでイルカが変わるのは嬉しい。
「で、いちゃいちゃも?」
「ふざけんな!もう無理に決まってんだろこれ以上!」
怒ったイルカに拳骨を食らったが、コレで今日はイルカを独り占めできる。
俺が思わずニヤついていると、イルカがつぶやいた。
「…たまには、いいよな。」
ぼそっとちょっとテレながら言うイルカを俺はしっかりと腕の中に閉じ込めた。
「そ。」
「寝る。」
腕にかかるイルカの重さが嬉しくて、俺はひっそりと笑ったのだった。

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カカシがイルカに惚れた理由を書こうとして失敗…。
書き直すかもですが一応上げておきます。

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