女装ネタ?注意!!! …かわいいよめはマニアックという話なので、マニアックなのが苦手な方はくれぐれもご無理をなさらないことをお勧めいたします…! イルカ先生はかわいいけど、凄く男前だってことを忘れてた。 不言実行とか、やるからには途中で絶対に諦めないとか、…よめである俺を誰よりも何よりも大切にしてくれる所とか。 全部全部俺にとってはイルカ先生の魅力の一面だけど、今回はそこが…。 「絶対似合う!…遠慮はしなくていいから、さ、安心して着て見せてください!」 思わず心が和むその笑顔と、幾多の生徒たちにヤル気を起させてきた温かく安心できる励ましと、期待に満ちたその瞳。 断れないのは分かってる。…この、やたらふわふわしたネグリジェを着ることを…。 ***** 発端は結婚記念日に決行した温泉旅行だった。 これを考え付いたのはやっぱりイルカ先生で、これのために色々とそれはもう一生懸命になってくれた。…俺のために。 休みをもぎ取るのにだって一生懸命になってくれたし、お金は気にしなくていいから好きなところを選びなさいとか言ってくれちゃって、宿も俺に選ばせてくれたし、イルカ先生があんまりにも魅力的だからちょっとやりすぎちゃった俺にも…それはもう優しくしてくれた。 それに、プレゼントも用意してくれてたんだが…。 ふわっふわのネグリジェ。色は勿論純白で、胸元や裾にあしらわれたフリルがかわいらしい。それと、全体的にちょっと透けてて、しかも…ミニ。 多分、これがイルカ先生の考える、かわいいよめに似合うネグリジェなんだろう。 クノイチなんかは絶対に着ないデザインだ。確かにちょっと透けるけど、お色気たっぷりっていうより、かわいらしい印象で、悩殺ってかんじではない。どっちかというと、清楚な感じがして、俺よりもイルカ先生にぴったりだ。 でも、イルカはこれで雰囲気を盛り上げようとしてくれた…んだそうだ。 ミニなのは、結婚式の時にも俺の足が綺麗だって何度も言ってたからそのせいだろうけど…俺は男でしかもそれなりに大柄なので、結婚式同様、かなり壮絶な光景になるだろう。しかも丈はあのウエディングドレスより短い。これだけ着たらナニの先が見えるかもしれないくらいだから、より一層ダメージは大きくなるはずだ。 温泉中はもったいないからと何とか逃げ切ったが、当然、イルカ先生は諦めてくれるわけがなかった。 めずらしくというか、恐らくイルカ先生が頑張って手を回してきっちり暦どおりに取った連休の初日…ゆっくりと二人で過ごして、風呂にも入って、いざこれからいちゃいちゃに…という時になって、イルカ先生はにこやかにプレゼントを持ち出してきた。 色白で可愛いから似合うと勧めてくれるイルカ先生の愛が、痛いほど俺に向けられていて、とても断れる雰囲気じゃない。 イルカ先生を喜ばせたいのは俺だって一緒だ。 だが、この羞恥プレイを乗り切るためには、それだけだと辛い。 だから、俺は温泉では何とかして逃げ切り、しっかり対策を講じた。 「イルカせんせ…あの、俺、これは凄く嬉しいけど、俺ばっかり貰うのはいやだから…。」 「うちのよめさんは奥ゆかしいなぁ!普段頑張ってくれてるんだから、安心して受け取っていいんです!」 やはり、期待に盛り上がるイルカ先生の大プッシュは止まらない。予想通りだ。 これは、腹を括るしかない。 だから俺は、隠しておいた最終兵器をそっとイルカ先生に手渡した。 「俺も用意したんです!コレ、受け取ってください…!」 ちょっと照れたようにはにかんで、それから上目遣いも忘れない。…イルカ先生の大好きな俺のおねだり。これなら絶対に間違いなく…! 「なんて…気がつくよめなんだ…!ありがとう!早速…」 ああ…なんてかわいい人なんだ…!こんな所も俺を魅了してやまない。 …着ないわけじゃない。ただ、着るのが俺一人じゃ辛いってだけのこと。 これなら、俺だって何とか耐え切れるはずだ! 俺の変な格好より、イルカ先生の可愛らしい格好から目が離せないだろうからな! 俺が腕によりをかけてふわふわに仕上げた包装をおっかなびっくりイルカ先生が開けていく。 そして、中には。 「こ、これ!?」 「イルカ先生とおそろいもいいなぁって思ってたんですけど、それよりこっちの方が似合うかなぁって!…一緒に着てください。ね?」 戸惑うイルカ先生に、とびっきりの笑顔でおねだりしてみた。 ちょっと震える手にひっかかってるのは、俺にとっては最高に夜を盛り上げるステキなアイテム…! 俺が腕によりをかけて採寸からなにから精魂こめて完成させたガーターベルト…!勿論素材にもこだわって、おそろいのパンティもきっちり俺自身の手で測ってサイズぴったりのを作り上げた。 色は白でおそろいもイイと思ったんだけど、やっぱりイルカ先生の健康的に日焼けした肌には、白よりももっと色っぽく、でも何ものにも染まらない近寄り難いほどの純粋さも表現できる黒が映えると思ったから、イルカ先生が疲れて寝てしまってからしっかり色合わせをして選び抜いた一品だ。 それに、腰ひもの部分は細身で、肝心な部分は透けそうで透けない禁欲的なレースで覆われる。 本来ストッキングを止めるけど、イルカ先生にはまだ早いと思ったから、太腿の部分にはレースと細い紐を絡ませるデザインにした。 予定としては、着てもらったパンティを恥らうイルカ先生を味わいながら脱がせ、ガーターだけになってもらったら、焦らしながら透けて見えるその部分を味わって…想像するだけで、期待と興奮で鼻血が出そうだ! でも、今の俺は可愛いイルカ先生だけのよめ。滾りきった欲望は極力抑えて、イルカ先生への微笑はしっかり維持した。 「ごめんなさい…!これ、なんですか…?綺麗だけど…。」 パンティは流石に何かわかったらしく、イルカ先生は今にも鼻血がこぼれそうな赤い顔で鼻筋を押さえ、視線を逸らしている。でも、ガーターの方は分からなかったんだろう。ひもを指でつまんでぶら下げて、レースの部分をまじまじと見つめている。 こんな所もかわいくてたまらない! 「じゃ、俺が着せてあげますね!」 さりげない優しさを装ってイルカ先生に触れると、にっこりと笑ってくれた。 「ああ、なら、俺もこれ着せてあげますから!」 …それは、どうだろう?イルカ先生の前で服なんか脱いだら暴走する気がする。 それに、できればこんなもん着たくないのに、わざわざイルカ先生に着せてもらったら、いやでもそっちに視線が行くじゃないか! でも、イルカ先生にはこれを俺の手で着せてあげたい…! 笑顔のイルカ先生に、俺はとっさに言っていた。 「そ、それはちょっと…はずかしいから…!」 イルカ先生が想像しているのとは別の意味でだけど、恥ずかしいのは事実だ。 いい年した成人男子が、コスプレまがいの可愛らしいフリフリネグリジェ(しかも純白ミニ)を着せられることを思えば、想像だけだって大ダメージを受けること受け合いだ。 …この危機を乗り切るには…対イルカ先生用必殺技、よめの照れる顔攻撃で何とかできるはず! 案の定、俺が伏せ目がちにイルカ先生を見つめると、イルカ先生は顔を真っ赤にして照れてしまった。 よしよし。掴みはオッケーだ! 「あ、そうですね!…えっと、その!…俺、出てまってるから、先に着てください!それから、この紐とかの付け方を教えてもらえればいいから!」 俺が自分でも気持ち悪いと思う恥じらいの仕草は、イルカ先生ツボど真ん中なのはよく知ってる。 俺のプレゼントの箱を大切そうに持って部屋を出て行ったイルカ先生を見送り、俺はベッドの上で禍々しいまでに存在感を主張するやたら可愛らしいネグリジェを手に取った。 …一般的に言ってかわいいデザインだ。…これだけを見るなら。 俺に合わせてサイズがでかくて、ウエストの部分なんかもちょっと大きめだけど、イルカ先生が俺のために選んでくれた宝物だ。 自分の乱れる呼吸が耳障りだったけど、俺は恐る恐るソレを手にとって…。 「さっさと着ちゃおう…。」 目を瞑って、意を決してさっさと全部服を脱いで…何とかしてソレを身に着けるコトに成功した。 着てしまえば、返って全体のデザインが俺の視界に入ってくることはないから、ダメージは小さいはず! そう思ったが、俺は忍だ。それも比較的有能な部類の。 …つまり、俺は視界で動く物にはすばやく反応するから、ひらひらと俺の太腿の付け根が見えるか見えないか微妙なラインで揺れるレースがさっきから気になって仕方がない。 すーすーと心もとない足の間も、なんとも言えない不安感を感じさせる。 「出来ましたかー?」 ショッキングな光景に乱れ、荒くなった呼吸を落ち着かせる前に、イルカ先生の緊張した声が届いた。 イルカ先生は普段は慎重だけど、こういう時は気が短い。 心の準備なんて欠片も出来てなかったのに、ふすまが勢い欲開いて、イルカ先生が入ってきた。 …俺を凝視したまま、固まっている。 「あ、あの…っ!」 やっぱり、俺への愛でちょっと特殊なフィルターが目に掛かっているイルカ先生から見ても、俺の格好は…! 慌ててとっさに裾をひっぱったりしてみたが、視線は出来るだけそっちに向けたくないので、必然的にイルカ先生だけを見つめるコトになって…。 ちょっと驚いた顔から、うっとりと目を細めて俺に手を伸ばすところまで、つぶさに見ることが出来た。 「綺麗だ…!」 …イルカ先生の瞳に掛かった愛という名の特殊フィルターは健在だった。 上から下までしっかり見つめ、俺の全身をその瞳に焼き付けようとしているかのようだ。 その視線だけで、興奮した。 俺の羞恥プレイはここまで。…次は、俺の可愛いイルカ先生を美味しくおいしく頂かなくちゃね! 「ありがとう…ございます…!」 お礼を言って、俺に引き寄せられるように近寄ってきたイルカ先生を抱き寄せて、そっとパジャマに手をかけた。 「え?」 ちょっと驚いた顔をしたけど、イルカ先生の手に握り締められていたガーターを手にとって、目の前で見せ付けるようにして微笑んであげたら、納得してくれたみたいだ。 …というより、俺から目が話せなくて、後のコトはどうでもいい状態になっている気もしたけど。 嬉しいんだけど、ちょっと複雑だ…。だが、まずはイルカ先生を美味しく頂くことが優先! 「コレ、着てくださいね…?」 上半身をするりと剥ぎ取り、ズボンも一緒に脱がせてしまった。 「あっちょっ!」 慌てて制止した理由はすぐに分かった。 生唾モノの光景がそこに広がっていたから。 「先に、こっちだけ着てくれたんですね?良く、似合ってる…!」 イルカ先生の肌に、黒いレースがよく映えている。それに、俺の姿にちょっと興奮しちゃったのか、窮屈そうに押し上げられているのがたまらなく俺を煽った。手で隠そうとしてもちらちら見えてるソコが、俺のせいで…! まるで、拘束具のようだ。 勿論毛なんかそってないから。豪奢なレースの下に透けて見える。 …思わずそのままヤってしまいたくなる美味しそうな光景…!だが、やはり折角のイルカ先生。もっともっと上を目指すべきだ。 引き剥がそうと動き始めていた手を何とか食い止め、今度は逆にやさしくやさしくイルカ先生にガーターベルトを留めた。 「んっ…!」 留めている時にちょっと触れてしまっただけで、イルカ先生が俺にしがみ付くから、理性が飛びそうになったが、上忍の意地で耐え切った。 そして、耐え切った俺にはすばらしいご褒美が待っていた。 俺の思ったとおりに、イルカ先生のきわどい所まで見えるのに、完全には見えない所がむしゃぶりつきたいほどおいしそうだし、引き締まった太腿を拘束する黒いレースも最高に似合っている。 「イルカせんせ…良く似合ってます…!」 「ん、あ…っ!よめさんの方が似合ってて、美人です…!」 太腿に留めたレースとちょっと遊びを持たせて留めてある紐が、イルカ先生の肌に触れて刺激になっているみたいだ。堪えきれずにこぼれる声が俺の欲望をダイレクトに刺激する。 …それでも、イルカ先生は俺の言葉に必死で答えてくれる。イルカ先生の愛が向けられるのは俺だけだと確信させてくれる。 だから俺は、今自分がしている格好のことなんか、忘れてしまうコトにした。 ***** よめへのプレゼントはそれはもう、恐ろしいほど似合っていた。 月明かりに照らされたよめは、天使が舞い降りたんじゃないかって言うくらい神々しくて、美しくて…それに壮絶に色っぽかった。 最初見たときは視線を奪われるどころか、魂まで吸い取られてしまったんじゃないかと思うくらいで、よめだって分かっているのに息も一瞬止まったくらいだ。 思わずフラフラと引き寄せられてその腕に抱きとめられたら、よめの優しい声が降って来て、ふにゃりと体から力が抜けた。 あの時、俺のよめさんは本当に女神様かなんかなんじゃないだろうかと本気で信じそうになった。 人ではありえない完璧さは、そのせいだったんじゃないかって。 だからこのまま俺の腕からするりと逃げて…消えてしまうんじゃないかと不安で胸が真っ黒になった。 それなのによめがあまりにも完璧すぎるほどに美しいから体がろくに動いてくれないし、ちょっとでも視線を動かすとよめの足とかが視界に入ってそっちにも釘付けになっちゃうしで、焦るばかりの俺に、よめはそっと触れてきて…。 俺の肌に愛おしそうに触れるよめの手に、俺をうっとりと見つめるよめの瞳に…もの凄くホッとした。 こんなに俺を欲しがってくれるよめはどこかに行ったりなんかしない。それに、…そんなことになりそうになったら、俺は命を懸けてでも止める。 ふわふわした気分のまま、よめが俺の服を脱がすのをただ見ていた。ただ、下半身に手がかかった時には流石に慌てた。 …よめのせっかくのプレゼントだから、着方が分かりそうな方だけは何とか着てみていたからだ。 着てみて、ちょっと所でなく俺は引いた。 だって俺には致命的に似合わないんだ。この黒いスケスケパンツ。 何か全体的に透けてるし、さっき渡された時はよめが来た姿を想像して鼻血がでそうになったけど、俺が着たらちょっとぴっちりしすぎだし、トイレに行く時に困りそうなデザインだし…。 普段は着られないから、よめが残念がったらどうしようと思った。 まあ、すぐに、よめがプレゼントを着てくれることの方に意識がいっちゃったから、すっかり忘れてたけど。 で、そんな似合わないパンツに、よめがショックを受けたら…と俺は慌てたが、よめは逆にそんな姿に感激してくれた。 「先に、こっちだけ着てくれたんですね?良く、似合ってる…!」 もしかしたら気を使ってくれたのかもしれなくても、かわいくて美人でよく気がつくよめにそんなコトを言われたらその気になるのも無理はないだろう。 よめが熱心に俺に着せてくれる変な紐とひらひらしたレースは似合うとは思えなかったけど、よめの手付きがそっと俺を労わるように丁寧だったから、俺は耐えた。ちょっと股間がキツイけど、よめのためなら我慢できる! よめの手があんまりにも丁寧すぎて、ちょっと触れるだけでどきどきして声がもれちゃったが、よめが嬉しそうだったからイイコトにしておいた。 それにしても…よめのネグリジェはやっぱりこれにして良かった…!丈の長いのも背が高いから似合うだろうなぁと思って、最後まで迷ったけど、こうやってくっついてると、やっぱり丈の短い方がよめの体のラインを隠さないから良く似合う。 嬉しくてよめをじっとみつめたら、よめがにっこり笑って、俺をベッドに押し倒した。 下から見るよめのネグリジェ姿…! …こんな言い方をするのはなんだけど、天国にいるみたいだと思った。 白くてふわふわなネグリジェから、よめの完璧すぎる身体がちらちらと覗き、そのよめの視線は俺だけに向けられている。 …ちょっと所でなく興奮している部分も見えていて、きっと今晩は離して貰えないだろうけど、よめの愛なら全部受けとめられる! するすると俺の太腿をなでているよめを抱きしめて、俺は覚悟を決めた。 溺れるほど愛されている幸せを感じながら…。 ***** ネグリジェのイイ所は、その気になったらすぐ肝心な部分を取り出せるところだ。 イルカ先生があんまりにも熱い視線をくれて、しかも抱きついてきたりなんかするから、焦らしプレイは次回に持ち越すコトにして、俺はさっさとイルカ先生のパンティをずらした。 …完全に脱がしちゃうのはもったいないから、必要な部分が出る位だけ。 窮屈な下着に閉じ込められていたソレが、すっかり形を変えているのは分かっていたが、それでもやっぱり目の前にあるのと隠されてるのじゃ違う。 腰で留めてるガーターもそのままだから、乱れた感じが凄くイイ。 「んっ…!」 何もシテないのにとろんとした瞳で俺を見るイルカ先生は、か細い声を漏らしただけで、まだ俺から視線を外さない。 あーもう!そんなに見られたらその気になるでしょうが! もう今回はこのままやらせてもらっちゃおう。イルカ先生もその気だし。 そう独り決めして、そっとイルカ先生のかわいい蕾に手を伸ばした。 こんなにつつましいのに、俺を受け入れて、その気持ちよさは際限なく俺を猛らせる。 脱がせていないからちょっと足は開かせにくいけど、いざとなったら切っちゃってもいい。次は別のデザインのを用意すればイイし。 でも、ちょっとだけでいいから、イルカ先生からも欲しがってほしい。 きっとおねだりするイルカ先生はものすごくかわいいに違いないから。 「ねぇ…もっと触ってもいいですか…?」 俺の下で腰をくねらせるイルカ先生の耳下吹き込んだ。イルカ先生のことだから、照れて真っ赤になるか、もじもじするか…想像してニヤついていた俺に…。 イルカ先生は凄くすごく優しい顔で、ふわっと笑ってくれた。 俺の…文字通り全てを受け入れてくれる微笑みで。 「好きに、していいから。」 そういって幸せそうに瞳を閉じて無防備な肢体を晒すイルカ先生に、俺の胸も熱くなる。 だって、そうだろう?こんなに俺のことを愛してくれる人は絶対に他にいない。…こんなに俺が愛する人も。 「イルカせんせ…!」 理性はすっかり白旗を上げた。 俺に出来たのは目のまでに俺のためだけに開かれる体をむさぼることだけだった。 ***** 「んっ!あっ…ふぁ…!」 「好き、大好き…!」 元々よめが暴走するだろうコトは覚悟していたが、俺がよめのかわいさに見ほれて、思わず口走ったセリフのせいで、それに拍車が掛かったようだ。 いきなり泣きそうな顔をしたかと思うと、ぎゅうぎゅう抱きついてきて、それから恐ろしい速さで俺の体を暴き、中に入ってからも出て行く気配がない。 「んんっ!」 また、快感の波が来る。…よめもきっとそろそろだ。 達しても、すぐに視界に普段と違う刺激的な姿が視界に入るから、お互い何度放っても収まらなくて…さっきから折角貰った下着も、よめの可愛らしいネグリジェもどろどろだ。 …でも、そんなところさえ色っぽくて、全然歯止めが利かない。 蕩けるような笑顔と、よめにぴったりのネグリジェ。 例え明日歩けないだろうと思っても、この幸福感に浸っていたい。 「くっ…!」 「あぁっ!」 視界が真っ白になる。よめと、よめのネグリジェと、それから頭を焼き尽くすような快感で。 とろとろと溢れる熱い液体が、太腿の紐にまとわりついて、くちゅくちゅと水音を立てていて、胸に掛かる吐息も熱く切なげで…勝手に腰が動く。 すぐに俺の中でよめが体積を増していくのがわかって、これが最後じゃないこともわかって…。 俺は幸せな気分で意識を手放した。 ***** 「イルカ先生…目、醒めたんですね…!」 「え。あ…おはよう。…てててっ!」 痛い。予想通り、腰だの人に言えないところだのがやたらと痛む。 それと、視界に入るよめが普段どおりの服なのにもちょっと残念で、…でもちょっとホッとした。 俺だけのよめ。…外では絶対にあんな格好をしないようにきつく言い含めておかなくては…!あんなよめを見たら、どんなヤツでも欲しくなるに決まってる! 「駄目ですよ!寝てて下さい!…昨日はあんまりイルカ先生がステキだから…!ごめんなさい!」 謝る姿も、甲斐甲斐しく俺をベッドに寝かしつけてくれる姿も、可愛いこといっちゃうところも…全部全部俺だけのものにしておくんだ! 「俺が、イイといったから、いいんです!…それより、今日はお休みなんだから、一緒にゆっくりしなさい!」 ちょっとわがままを言いたくなって、よめを布団に引っ張り込んだら、蕩けるような笑顔で微笑んでくれた。 「イルカ先生…大好きです…!」 ちゅっと可愛いキスを貰って、俺からもキスを返して…俺はよめとの骨がなくなりそうなくらい甘く蕩ける休日を満喫しようと決めたのだった。 …それと、体をまさぐり始めたよめの手に、そっちの方も覚悟も。 ********************************************************************************* だんな様に対し一計を案じ、お返しとしてネグリジェの代わりにセクシーランジェリーをぶちかましたよめとの夜をお送りいたしました。 …ガーターについて調べるのに時間かかって書くのにも時間が掛かったアホでございますよー…。 これ、リクエストにお答えできてるんだろうか?と不安になりつつ…。 M様ー!ご意見ご感想つっこみなどお待ちしております…! …何処までもマニアックなのは中の人が変態だからなので見逃してくださると…! |