「カカシさん!」 「イルカ先生!」 「明日、一緒に行きたい所があるんです。」 「デートのお誘いですか!」 「もうカカシさんったら…」 「イルカ先生…」 「受付でいちゃつくんじゃねぇ!」 「あ、独り身熊」 「アスマ先生お疲れ様です!」 「で、まだ仕事なのか?」 「いえ、コイツはもう上がりです。猿飛上忍。いつものはたけ上忍待ちなんで。」 「じゃ、お前らもう帰れよ。」 「明日のお出かけってどんなかなー?」 「それは明日まで秘密です。」 「ケチー!教えて下さいよー!」 「ダ・メ。秘密です。」 「ちぇー…でも大好きです!」 「…俺も…!」 「…聞いちゃいねぇ…。」 「いつものことなんで…。」 「お前も大変だな…。」 「もう慣れました…。」 ***** 「カカシさん!」 「イルカ先生!」 「お待たせしちゃいましたか?」 「いいえ全然!…待ち合わせって、何かいいですね!」 「ふふ…そうですね!」 「一緒の家に暮らしてても、イルカ先生が外で待ってるってだけですっごく嬉しいな…!」 「…俺も…!カカシさんが…」 「イルカ先生…」 「えと…じゃあ行きましょうか!」 「もー照れちゃって可愛いなー!!!」 「カカシさんこそ!」 ***** 「ここは…慰霊碑…。」 「とおちゃん、かあちゃん、それに…カカシさんのお友達さん!カカシさんは俺の大切な人です。コレからずっと一緒にがんばっていきますから、 安心してください!」 「イルカ先生…!」 「…カカシさんのお友達とか…俺の両親とかにご挨拶したいなって…。」 「イルカ先生!!!」 「カカシさん!!!」 「大好きです!」 「俺も!」 ***** 「お!イルカ先生!あのイタズラボウズ抜きとは珍しいね!」 「こんにちはテウチさん!…今日は俺の大事な人連れてきたんですよ。だからナルトは…。」 「へぇ!イルカ先生も隅に置けないね!」 「あの、大事な人って…!」 「カカシさんですよ?」 「う、嬉しいです…!!!」 「いやー!熱くて当てられちまいそうだね!ま、ラーメン食ってどんどん熱くなってくんな!!!」 「「はい!」」 ***** 「カカシさん!今日はありがとうございました!!!」 「こちらこそ!とってもその…嬉しかったです!でも…今日はどうして…?」 「…カカシさんの誕生日だから…。」 「そういえば、今日誕生日だったんでした!いやすっかり忘れてましたよ!」 「大切なカカシさんの誕生日だから、…皆に俺の大事な人を紹介したくて…。」 「イルカ、先生…。」 「えと、カカシさんにはいっぱい連れ回して大変でしたよね…誕生日なのにごめんなさい…。」 「いいえ!!!今までで最高の誕生日です!!!」 「カカシさん…。」 「イルカ先生…!」 「…えと、あとは、予約しておいたケーキとか取りに行って、家でゆっくりしようかなって…。」 「そうですね!早く家に帰ってイチャイチャしましょうね!!!」 「もう…!カカシさんったら…!」 「俺、すっごく幸せです!!!」 「俺も…すっごく幸せです!!!」 ********************************************************************************* 慰霊碑に父親が入っていないこととか、いろんなことを良く調べてあると言う話。 まあ二人とも幸せなので…。 |