あなたはそのままで3



急に押し倒された事で畳にぶつけそうになっているイルカの頭を支えると。
カカシはそこから邪魔な髪紐を取り去りながら、その唇を再び貪った。
そのままイルカのアンダーをたくし上げ、その胸元を指先で探る。
小さく主張する突起を発見すると、カカシはそこをきゅっと摘み上げた。
「んぅ・・・っ」
途端に、カカシの下に組み敷いたイルカの身体が跳ねる。
その反応に気を良くしたカカシは、合わせた唇の隙間から漏れ聞こえてくるイルカの、甘い吐息交じりの声を聞きながら、 緩急つけてそこを捏ね回し、小さいそれがプクリと硬くなっていくのを楽しんだ。
少し強張っていたイルカの身体からくたりと力が抜けたのを感じたカカシが、そっと口付けを解いてイルカを伺うと。
そこには。
普段とは全く違う、艶やかな表情を見せるイルカがいた。
いつも可愛らしい笑みを浮かべるその顔はほんのりと桜色に染まり、カカシをいつだって真っ直ぐに見つめてくる漆黒の瞳は、 いつも以上に潤んで輝いている。
優しい言葉を紡ぐ唇は濡れ光り、少し開いた唇の隙間から、先ほどまでカカシが吸い上げていた真っ赤な舌が、 イルカの呼吸に合わせて蠢いているのが見える。
解いた黒髪がシーツに漂い、イルカの艶やかなその姿をよりいっそう際立たせていた。
「・・・イルカ先生」
そっと声を掛けてみると、少しぼんやりとした表情でイルカが見上げてくる。
そんなイルカの瞳をじっと見つめ返しながら、カカシは自分の中で溢れそうになっている劣情を口にした。
「あなたを・・・抱かせて・・・?」
掠れた声でそう告げたカカシの言葉に、イルカは一瞬、ひゅっと息を呑んだが。
それでも。
しばらく迷う素振りを見せた後、見つめるカカシから視線を逸らしながら、真っ赤な顔をして小さく頷いてくれた。


寝室に移動してイルカの衣服を剥ぎ取ると。
上半身だけ脱ぎ去ったカカシは、用意しておいた潤滑剤をポーチから取り出し、キャップを口に咥えながら、 イルカの膝裏を片足だけぐいと押し上げた。
「や・・・っ」
知識が全く無いから、何をされるのか分からなくて怖いのだろう。
ふるふると小刻みに震えるイルカが、瞳を潤ませながらカカシを見上げてくる。
大切な所どころか、恥ずかしい所までカカシの目の前に晒されて隠したいだろうに。
カカシが「隠したらダメですよ。全部見せなきゃ」と教えたから、隠したいのを懸命に堪えて、その手はずっとシーツを 握ったままだ。
「・・・慣らしますから。じっとしてて?」
キャップを外し、片手にとろりとした液体を出しながらイルカへと説明しているカカシは、優しそうな笑みを浮かべた その顔を崩さないようにするのに苦労していた。
(絶景だねぇ・・・)
カカシの目の前に晒されているイルカの、高ぶり始めた雄や、その奥にひっそりと息づく蕾。
それらをこうやってじっくり見る事が出来るのも、何も知らないイルカだからこそだ。
さすがに電気は消してあげたが、忍の目には暗闇なんて隠れる要素にはならない。
カカシのその目には、しっかりとイルカの恥ずかしい部分が見えている。
そこをじっと見つめているカカシを、真っ赤な顔をしたイルカが見ないでと言わんばかりに、縋る表情で見上げてきているのだが。
カカシはそんなイルカにニッコリと笑みを向けて、受け入れてもらうための準備を始めた。
手にした潤滑液を、たっぷりとイルカの蕾の周囲に塗り込める。
「ひぁ・・・っ」
そこだけでなく、揺れる袋や、ぴくんと震えた綺麗な色をしている雄にだって、とろりとした液体を塗りつけていく。
「ゃあ・・・っ、あッ!ぁん・・・っ」
緩く扱いてやると、カカシの手が潤滑液でぬるぬるしているのが気持ちいいのか、イルカの雄はすぐに大きく育っていった。
息を荒くさせ可愛らしい嬌声を上げるイルカに軽く口付けながら、イルカの引き締まった下肢を滑る手でゆっくりと撫で回す。
内腿をするりと撫でると、イルカの身体がびくんと大きく跳ねた。
そんなイルカに、口元に笑みが浮かぶのを抑えられない。
「・・・感じやすいね、イルカ先生。反応が凄い・・・」
カカシの笑みを含むそんな囁きを耳にしたイルカが、少し不安そうな顔を向けてくる。
「・・・俺・・・、変、ですか・・・?」
イルカのその言葉に、カカシは内心苦笑してしまった。
初めての事ばかりで戸惑っている所に聞こえてきたカカシの言葉に、何も知らないイルカは感じやすい自分が変なのではと 思ったのだろう。
「あぁ、大丈夫ですよ。・・・あなたは感じやすくて、とってもかわいい。・・・もっと感じて・・・?」
安心させるように笑みを浮かべたカカシはそう言いながら、下肢を撫でるその手を滑らせ、イルカの蕾に指を一本、 つぷりと侵入させた。
「ん・・・っ」
途端に、イルカが眉間に皺を寄せる。
指にもたっぷりと絡んでいる潤滑液のお陰で、カカシの指は容易にイルカの中へと侵入を果たしていく。
「・・・痛くない?」
指を咥え込まされて少し震え始めたイルカに、痛そうではなかったがそう訊ねると。
「・・・へんな・・・感じ、です・・・」
異物感が強いのか、そんな言葉が返ってきた。
「ちょっと我慢しててね・・・。探すから」
根元まで中に潜り込ませた指をくゆらせながらそう言うと、意味が分からなかったのか、蠢くカカシの指に時折顔を 顰めながら首を傾げたイルカが、「なに、を・・・?」と訊ねてきた。
そんなイルカに卑猥な笑みを浮かべて見せて、
「・・・イルカ先生のイイ所」
と、耳元で低く囁くと。
きょとんとした表情でカカシを見上げていたイルカが、次の瞬間、ボンッと音がしたのではないかと思うほど真っ赤になった。
そんな可愛い反応を返すイルカに笑みを深めながら、カカシの指にしっとりと纏わりついてくるイルカの内部を探る。
イルカの中は、火傷しそうな程に熱い。
その熱を指に感じながら、ぐるりと中を撫で回してみると。
「ぁん・・・ッ!」
指が少し盛り上がったところを掠めた途端、イルカの身体がびくんっと大きく跳ねた。
「な・・・、なに・・・?」
自分の身体の反応の大きさに戸惑ったイルカが、縋るような視線を向けてくる。
「・・・見つけた。ココがイルカ先生のイイ所ですよ」
言いざま、見つけたばかりのソコを数度擦ってやると、イルカの口からあられもない嬌声が上がり、その身体が何度も跳ねた。
触れていないイルカの雄が天高くその存在を主張し、その先端から美味しそうな蜜を溢れ出し始める。
「やだ・・・ぁっ、何で・・・、んんッ!」
中で感じる事に戸惑っている風ではあったが、カカシがもう一本指を潜り込ませても、イルカは痛いとは言わなかった。
揃えた二本の指を、イルカのイイ所に当たるように抜き差しすると。
たっぷりと塗りつけた潤滑液が、カカシのその動きに合わせてぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てた。
指を突き入れるたび、イルカの先端から新たな雫が押し出されるように溢れ出し、その怒張を濡らしながらゆっくりと流れていく。
卑猥過ぎるその光景に、カカシは小さく喉を鳴らした。
「ココ、イイの・・・?」
喘ぐイルカにそう訊ねてみると、眉根を寄せ目尻に涙を滲ませているイルカが、カカシを見上げながらこくこくと頷いた。
「そう・・・、初めてなのにこんなに感じてイヤラシイ子。・・・お尻、もっとして欲しい?」
素直なイルカに笑みを浮かべながら、意地の悪い言葉を口にして、今度はそんな事を訊ねてみたら。
イルカは否定するどころか、再びこくこくと頷いた。
(あぁもう・・・っ!)
従順すぎるイルカに、カカシはもう耐える事が出来なかった。
咥え込ませていた指を引き抜き、その指を惜しむイルカの強請るような声を聞きながら、その両脚を抱え上げる。
「・・・息吐いて」
上気した顔で見上げてくるイルカに短くそう告げて。
カカシはイルカの中に突き入った。



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つ、ついに…!イルカ先生が…っ!!!ふひひひひ…!!!
yuki様のサイトにも、ステキ作品がありまくりますので、是非是非リンク部屋へ!
それと…こちらの作品のお持ち帰りは厳禁!ですので、宜しくお願いいたします!


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