床暖房(いつでも側に…!)


「しっかしすごいな、床暖房ってのは。エアコンもストーブもないのにここまで温かいんだもんなぁ!」
「うふふふふふ…!」
「家に帰っても凍えなくて済むってのはいいな!やっぱり!」
「あ、あともうちょっと…!」
「…踏まんぞ。全裸で転がってた所で。…そもそも貴様一人程度じゃ床暖房にはならん!」
「踏み心地最高!し・か・も!とぉっても温かいですよー!!!も・ち・ろ・ん!むしろ熱くなれるステキな機能が…!!!」
「しまえ。むしろソコを踏み潰してやりたい…!」
「あ、ああん!想像だけで…!」
「悶えるな!飯と風呂だ!貴様はいらん!」
「はぁい!美味しいものは最後がいいんですね…!!!」
「い・ら・ん!」
「ふふふー…そんなテレ屋さんなイルカ先生には…とってもステキな…!」
「なんだかわからんが全てお断りだ!飯もだせん駄犬なら…」
「はぁい!美味しいお鍋ですよー!!!かに、海老、ホタテに、お肉もついて、勿論お野菜も締めのうどんも!!!」
「…この間ので懲りてなかったのか貴様…!?」
「ささ、お腹一杯食べてくださいね…!!!」
「ちっ!食いもんに罪はないか…?」
「うふふふふふふふ!!!」
「気色悪い笑い方するんじゃねぇ!食う!飯!」
「はぁい!」
「油断はできんな…!」
*****
「ふぃー!食った食った!…相変らず飯だけは美味いな…!」
「ああ…!熱く火照ったイルカ先生…!」
「風呂だ。邪魔すんなよ?」
「ご飯食べたばっかりですしぃ!今からちょっと腹ごなしに運動しませんか!」
「下半身の運動は間に合ってる。…今朝も貴様のせいで…!」
「折角の床暖房を堪能しないと!ささ、しっかり乗って感触を堪能…」
「貴様…!?まさかそのために!?」
「あ、むしろ熱いですね!そんなに美味しそうに赤く染まっちゃって…!」
「くっ!おい駄犬!そんなにいうなら冷たい飲み物でも…!」
「ささ、脱いで脱いで!あ、それと絞りたての白酒ならすぐに…!熱いときこそ熱いモノを…!」
「そんなもんよりとっとと…!」
「はぁい!な、中に欲しいんですね…!」
「違うに決まってるだろうが!…貴様がそんな態度を取るようなら…これはやらんぞ?」
「な、なにかなぁ!かわいいプレゼントボックスからイルカ先生の匂いがする…!!!」
「気色悪い感想だが…まあ間違いはないな。俺の作った煙玉だ」
「欲しい!欲しいですぅ…!!!」
「…ならここでハウスだ。俺は風呂に入ってくる」
「はぁい!い、イイ子で待ってます…!曇りガラス越しのイルカ先生の艶かしい…」
「黙れ!」
「ああん!も、もっと…!」
「はぁ…とにかく、風呂だな…生徒に配ったのばれたら面倒だが、余ったの持ってて良かった…!」
*****
「おい変態。足拭きマットはどこだ?」
「こ、ここでぇす!」
「全裸の貴様を踏んでも水気が取れんから却下だ!」
「大丈夫です…!綺麗に舐めて…味わって…!!!」
「うぎゃああああ!」
「ああ…イルカせんせの足…!!!」
「な、なんだ!?どうしたんだ駄犬!?普段から異常に踏まれるのが好きだが、今日は更に輪をかけて異常だぞ!?」
「だぁってぇ!イルカ先生が床暖房なんて誉めるから!俺の方がいい仕事します!床だけじゃなくて中からたっぷり…!!!」
「確かに最近寒いから床暖房のありがたさを語ってた気がするが…!?」
「ちゃーんと色々準備もしてあります!」
「うわぁ!?…し、寝室…!?」
「ささ!ベッドの中でも床暖房を堪能してください…!!!」
「…なんでベッドに貴様の影分身が詰まってるのかは分かったが、いらんから失せろ!変態は1匹だけで十分だ!!!大体ベッドは床じゃないだろうが!?」
「お、俺だけでいいなんて熱烈な…!イルカ先生の愛、確かに俺の胸に届きました!今すぐ一人でも熱く!激しく!一晩中!いや、一日中!むしろ一生!イルカ先生を悦ばせ続けると誓います!」
「ひっ!?離せ!め、飯も食ってないのに…!」
「ご飯も…勿論用意しますよ…!でもイルカ先生に触れるのは俺だけです!」
「あ!…ぅあ…!下らんコトに術をつかう、な!…んぅ!?」
「うふふふふふふ!沢山沢山温かくなってくださいね…!!!」
「なんで、こうなるんだ…!!!」


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色々いつだって全力です!←大迷惑。
嫉妬深い駄犬のお取り扱いにはご注意下さい?
ではではー!ご意見ご感想など、お気軽にどうぞー!

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