夜の日課(いつでも側に…)

アカデミーにかばんを奪いにくる変態を、俺が筆を拭ったりした使用済みのティッシュなどで撹乱しつつ、家路を急ぐ。
家に帰ると、エプロン姿の変態が、しゃもじ片手に何時もの様に「お帰りなさいイルカせんせ!まずは俺?それともご飯?やっぱり俺?風呂?風呂と 見せかけて俺?やっぱりここは俺ですね!!!」などと、世迷い事をまくし立てるので、無視して洗面所に向かう。
手と顔を洗い、寝室に向かう。仕掛けられた怪しい物を除去し、ビニール袋にまとめてほうり込み、一旦庭に出て焼却処分する。
居間に戻ると変態が期邪な欲望を感じさせるねっとりとした視線を向けながら、俺に飯を勧めるが、無視して飯を食う。
飯を食い終わると、いつもの様に変態が「次はお風呂ですか?!それともやっぱり俺ですか!!!」等といいながら俺にまとわりついてくるので、 さっさと引っぺがして風呂場に向かう。着替えは用意しておくが、風呂は最も危険なのでまず変態を部屋から蹴り出す。
その後「いいか。今すぐ火影岩の上で、スクワット1000回と腹筋と背筋10000回だ!終わったら、そのまま崖登り100回こなして来い。」といって変態を追い払う。
それだけだと「ええー?」などと騒ぎ立てるので、「帰ってきたら褒めてやる。…褒美もありうるな…。」と言ってやる。変態は単純なので、 「はぁーい!!!」と無駄にイイ返事を返し、目にも泊まらぬ速さで飛び出していく。
その隙にさっさと風呂に入り、パジャマに着替える。寝室に入ると、何故かベッドの上で正座した変態が期待に満ち満ちた瞳で俺を見つめてくるので、 取り合えず蹴り出す。ついでに腹を軽く踏んでやった後、一応頭をゴリゴリと力いっぱいなでてやる。
「こっから先に入るな。入ったら…貴様への褒美は金輪際ないと思え。」といいすて、ぎゃあぎゃあわめいている変態を置いて寝室に入る。
かぎ、お守り、魔よけ、結界などを手早く設置し、再度仕掛けの有無を確認する。ベッドに潜り込んでしばらくすると、カリカリと扉を引っかく不快な音がするが、 無視して寝る。
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「それなのにどうして貴様は俺の布団に乗ってるんだろうなぁ…?」
「イルカ先生が俺の魂の片割れだからです!!!」
「…そしてどうして言葉が通じなんだろうな…?」
「心と心でつながりあってるんですよー!!!…そろそろ別のところもつながりあいませんか!!!」
「…取り合えず…どけ!!!」
「おっと!…イルカ先生ったら…テ・レ・や・さん!!!」
「…今日も…一日が始まったのか…。」

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変態さんでどんどこ!!!
何だか脳みそが切羽詰ってくると変態さん製造モードに入るようです…。
もうちょっとしっとりしたものを増やしたい…。

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