「なぁなぁカカシ先生。なんでイルカ先生んちにいるんだってばよ?」 「んー?お前こそなんでここにいるのよ。イルカせんせならまだ帰ってきてないけど?」 「俺はいーの!だってさだってさ!じゃーん!すっげぇだろ!貰ったんだってばよ!」 「へー?果物?これどうしたの?」 「え?先生ももらったじゃんか!この前の任務!えっと、三日でかんじゅく?だから美味くなってから食おうと思って取っといたんだ!そんでさ、イルカ先生んちの冷蔵庫でしーっかり冷やしといてやろうと思ってさ!」 「あーそういえばそーね。イルカ先生に上げちゃったからなー?」 「え!じゃ、じゃあさ…これ…いらない?」 「それはないでしょ。あの人食い意地張ってるし」 「そっか!そうだよな!へへー!いーっぱい食うんだってばよ!いっしょに!」 「ま、俺もいるけどねー?」 「あ、そうだった!だからさぁ!なんだいるんだってばよ!カカシ先生が!ここはイルカ先生んちだぞ!変な事したらゆるさねーからな!」 「へー?例えば?」 「え?えーっとえーっと!そうだ!どうせカカシ先生のことだから、エロ本隠したり、エロイもの隠したり、イルカ先生に飯作らせたりしてんだろ!」 「それはおまえでしょーが。大方晩飯たかりにきたんでしょ?」 「ちげーってばよ!カキ氷のお礼もしてねぇし!それにイルカせんせーんちで飯ならサスケもいっしょだってばよ!俺ってば色々ちゃーんとかんがえてんだかんな!」 「あの人は…ほんっとに隙だらけだよねぇ?」 「すきだらけ?俺はイルカ先生大好きだぞ!サスケもスカしてていけすかねぇやろーだけど、イルカ先生にだけはちゃーんとしてっから許してやってんだ!」 「ま、いいんだけど。今日はお泊りは許可しないから」 「おとまり?なんでだよ!イルカせんせーんち泊まってもカカシ先生には関係ないだろ!」 「あるんだよねぇ?それが。そろそろほら、食べごろだし」 「食べごろ?だからもらったやつは今日皆で一緒に食おうって言ってるってばよ?カカシ先生いっつも遅刻してきてんのにもう寝ぼけてんのかよ?」 「見てるだけで楽しかったんだけどね。からかうのも反応がおもしろいし」 「…なんかよくねぇこと考えてるだろ…!イルカ先生にへんなことしたらゆるさねぇ…!」 「野生の勘は鋭いねぇ?見てるだけじゃ足らなくなっちゃったから」 「…出てけ!イルカ先生にちかづくんじゃねぇってばよ!」 「えー?それは無理じゃない?」 「お?ナルト!あ、カカシさんもまたですか…。まあいいや。今日はカレーだ!ガイ先生に特別にスパイスを分けてもらってきたぞ!」 「カレー!カレーってあれだよな!肉入ってるよな!」 「おうとも!鶏肉だけどな。今日は奮発してたっぷり買ってきたぞ!あ、でももちろん野菜も食えよ?たまねぎは俺がやるから、ナルト!お前はじゃがいも頼むな?はい。カカシさんは人参」 「任せとけってばよ!…え?でも」 「はーい。人参は輪切り?それともいちょうぎり?」 「皮を?いて乱切りで。ナルトは4等分で切ってくれ」 「っし!任せとけってばよ!」 「こんなかんじー?」 「そうそう。あ。たまねぎはな。こうやって繊維に直角に切ったのと、平行に切ったのを混ぜると美味いんだって聞いたんだ」 「へー?俺ってばよくわかねんねぇけど、美味いの?」 「それは作ってみてのお楽しみだな?あ、スパイスに鶏肉漬け込んでもんどいてください。ナルト…じゃがいもはでっかいの買ってきたけど、皮はこうやって薄く?く練習をしろよ…?」 「うー…むずかしいってばよ!」 「美味いカレー、食いたいだろ?」 「うん!…わかったってばよ!みてろよー?カカシティーチャーなんかにまけねぇかんな!」 「はいはい。しっかりがんばってねー?」 「ムキー!うるせぇってばよ!みーてーろーよー!」 「ナルト。この人はこんなんでも一応お前の上司なんだから、言葉遣いに気をつけろ」 「えー!でもさ!でもさ!」 「後ジャガイモが茶色くなる前にむき終わってくれよ?」 「あ!ほんとだ!おお!まかせとけってばよ!?」 「カレー食ったら風呂入ってカキ氷な?」 「あ!それとさ!俺さ!この間貰ったんだ!果物いっぱい!れーぞーこにいれといたからそれも!」 「おお!すごいなこれ!ありがとな!ナルト!…ん?でもこの間似たようなのを…まあいいか!たっぷり食おうな!」 「へへー!あたぼうだってばよ!」 「チッ」 「カカシさん…?アンタ子どもの前でなにしやがりましたか…?」 「なんでもないでーす。せんせー肉終わったしたまねぎもやっときましたー」 「お?じゃあ、あとは炒めてスパイスと…ヨーグルトは後でいいからこっち量ってっと…」 「せ、せんせー!できたってばよ!」 「お?前よりはマシになってきたな!がんばれよ!」 「おう!まあすぐにカカシティチャーなんてめじゃねぇくらいできるようになるってばよ!」 「はは!頼もしいな!よーっし!作るぞー!」 「おうとも!」 「…潜り込むのには成功したんだけどねぇ?やっぱり既成事実か」 ******************************************************************************** 適当。 ご意見ご感想お気軽にどうぞ。 |