梅雨の悩み(よめばなし。)


洗濯物片手によめさんがなにか困り顔をしている。
これは一大事だ!大事な大事な…世界で唯一の俺のよめさんを困らせるなんてどこのどいつだ!
まさかまたクマ…もといアスマ先生だろうか?
この間全力で制裁して依頼、その外見にそぐわぬすばやさで俺から逃げるようになっていたのに。
紅先生にもお願いしてあるしなぁ…?二人とも懲りずに何かしたら痛い目に合うのは分かっているはず。
それとも…まさかまたじいちゃ…三代目が!?
じいちゃんは…最近どうも怪しいのは確かだ。
顔色が悪いから心配すると優しい子じゃ…とかなんとかいうんだけど、俺がよめさんのことをちらっとでも惚気ようものなら青筋を立てて倒れそうになるし、ひょっとしてまさかまたよめいびりでもたくらんでるんじゃないだろうか?
…それとも俺のよめさんの魅力にじいちゃんまで…!?
でもなんでだか知らないけど、じいちゃんは俺のかわいいよめさんの悪口も言うからな…。
じいちゃんは俺がガキの頃からずーっと俺をかわいがってくれて、それにすごくすごく心配性だ。
…まあ俺のかわいいよめさんに比べたらそうでもないけどな!
あんなにできたよめなのに、じいちゃんはどうしてあんなに嫌うんだろう…俺の方が悲しくなる。
よめさんだって気丈に振舞ってはいても、傷ついているだろう。
俺の、大事な大事な人を傷つけるものは何人たりとも許せない。…たとえそれがじいちゃんであっても。
…でもむしろ…!誰かまた俺のかわいいよめさんの強さやかわいさに嫉妬した心無い外道共に絡まれでもしたんじゃ…!?
かわいそうに優しいよめさんが寛容なのをいいことに、これまでもなにがしかのちょっかいをかけるものがいたと言うのは知っている。
…そしてそいつらは諦めが悪いのだということも。
受付所で心無い発言をしようものなら片っ端から俺の特性トラップの餌食にしてきたけど、よめさんの任務に毎回ついていくことは出来ない。
よめさんの性格からして…一人でそっと耐えているのかもしれないのだ。
怒りに我を忘れかけて、うっかり壮大な掃討作戦まで計画しそうになったけど、こんなときこそ冷静にならなければならない。
俺までよめさんの負担になったらそれこそ目も当てられないもんな!
こういうときはさりげなく…そしてできるだけよめさんを傷つけないようにそっと聞くのが一番だろう。
何があっても守ると決めた俺のよめ。
それを傷つけるものなんて全部排除しなくては!
「…一人で悩まないで。なにがあったか俺に教えてください…!」
そっと手を握ると、よめさんがぽっと頬を染めた。
恥らう仕草も伏目がちになる所もなんていうか…相変わらずなんて奥ゆかしくてかわいいんだ!
…胸がどきどきして本来の目的を忘れそうになったけど、いちゃいちゃするのはあとだ。
俺としてはこんな時期だからこそしけっぽさを吹き飛ばすくらい二人で一緒に楽しく過ごしたいけど、それには後顧の憂いをきっちりしっかり断っておかないと。
続きを促すために視線で訴えると、かわいいかわいい俺のよめさんは言い辛そうではあったけど、そっと俺に教えてくれた。
「あの、洗濯物が乾かないんです…。乾燥機はあるけど、シーツとか大物がね?でも、術を使えばすぐ乾きますから…!だから別に心配要らないんですよ?ただその…ちょっと困ったなぁって」
はにかむよめさんに胸が高鳴った。
それならそうと早く言ってくれればよかったのに!
「最近雨続きだったからなぁ…!大丈夫俺が乾かすから!」
任務に追われているのに家事まで頑張ってくれるよめさんの悩み…俺が完璧に片付けてみせる!
トラップの応用でなんとかできそうだし、それこそチャクラで乾かしたっていい。
そんなことでよめさんが笑ってくれるならいくらでもがんばるに決まってる!
「イルカせんせ…!」
え?あれ?なんで俺はベッドの上にいるんだ?
いつの間に移動させられたのかさっぱり気づかなかった。でも、なんていうかその…。
こうやってぎゅうっと抱き締めあえるのは正直嬉しい。かわいいかわいい俺のよめさんが俺の腕の中でうっとりと目を細めて…ついでになんでかしらないけど脱いでる。
透き通るように白い肌がまぶしい。それに、せわしなく触れてくる手が…なんていうか愛おしくてくらくらした。
「大丈夫。俺が…」
よめさんが困らせるものをなんだって片付けて見せると誓うはずだった口は、よめさんからの積極的な口付けで塞がれて、ついでに俺の服もいつの間にかなくなって…。
「イルカ先生ったらもう…!なんでそんなにかわいいんですか!」
「あっあぁ…っ!」
…要するにいつものようにちょっと…いや大分ケダモノなよめさんと別の意味でずーっとくっついて過ごす羽目になった。
*****
「ご、ごめんなさい…!我慢できなくて…!」
「大丈夫、だから…でもちょっとその、もうちょっとだけ休ませて…」
酷使した体は悲鳴を上げているが、よめさんに悲しい顔をさせたいわけがないから、ここは男の意地だ。
にかっと笑うとよめさんがほぅっと甘いため息をついて、さっきそれはもう散々激しく交じり合っていたのに、懲りない俺の心臓がきゅんきゅん言い出した。
どうしてこんなにかわいいんだ!
「また洗濯物増やしちゃいました…ごめんなさい…!」
「ああ…!そんな顔しないでも大丈夫だから!あとで、俺が…!」
そういえば最近雨のおかげで外にでることが少ないから、家の中ですることが多かったっけ。綺麗好きのよめさんは毎回綺麗に、俺の中まで…いやその!えーっと!
とにかくきっちり片づけまでしてくれるから、きっと気に病んでいたんだろう。
「イルカせんせ…!」
心配そうなよめさんの体を抱きしめると、びくりと驚いたのが分かった。
「いいから、もうちょっと俺と一緒に寝てなさい!…折角のお休みなんだから」
腕の中のよめさんはぱぁっと顔を輝かせて、それからちょっとだけ戸惑った顔もしたけど、俺がしっかり抱きしめなおすと今度こそふにゃりと頬を緩ませてくれた。
「…どうしよ。でも流石にもうちょっと我慢しなきゃ…!」
「え?」
よめさんがぼそりと言った言葉は聞き取れなかったけど、どうやら一緒に寝てくれるらしい。
…雨は憂鬱だけど、こんな風にゆっくり一緒に過ごせるならそれもいいよな!だるい体は気合でなんとかすればいいし!
ふわりと俺に微笑むよめさんは世界で一番かわいい。引く手数多で間男も下種共も寄ってき安いよめさんに、いつだって心配ばかりだけど、こんな風に過ごすためなら俺はきっとなんだって出来る。
「好き。大好きです…!」
愛しい俺のよめさんのかわいい告白に蕩けそうになりながら、俺は最高のひと時を満喫することにしたのだった。


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よめ。
油断した旦那様ははぁはぁしだしたよめさんに美味しく頂かれました(*´∀`)←いつものこと。
ではではー!ご意見ご感想等御気軽にどうぞ!

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