任務まみれの日々を送り、やっと久しぶりに家に帰ったら、ベッドでぐっすり眠っている恋人がいたので襲ってみました。 「ふぇ…あっ!な、え?ああおかえ…ってなにす…んんっ!?」 寝ぼけて抱きついてきて、眼を覚まして挨拶してから驚くなんていう器用な真似をしてくれたけど、感じた顔があまりにもそそるから、からかうつもりが…んー?ちょーっと本気になっちゃったかな! とりあえず無言でパジャマは引っぺがします。半脱げも美味しいけど、今日はそこらじゅう一杯触りたい気分だから。 背中の傷も好きだし、腹筋もいいよね! 内勤といえど、多分この人はいまでも前線に立てる。鍛えてるし、傷の場所からして避け方も分かってるから、必要だと思ったらずたぼろになっても最後まで戦おうとするだろう。 そんなこと俺がさせないけど。 俺以外の誰かを庇った傷だらけなのは気に入らないんだけど、急所すれすれの傷たちに舌を這わせると、面白いように体を震わせてくれる。 皮膚が薄くなってるのと、やっぱり急所だしね。そりゃ刺激も強いって…まあ俺にとってもだけど。 悶えて半開きの口から舌を覗かせてあえぐ姿なんて、俺以外の誰も知らないだろう。 不埒な任務から伽役なんてものまで、その手のことから遠ざけた三代目には感謝したい。 それが単なる孫馬鹿に近い感情からだったとしても、この人のこういう所を知っているのが俺だけって言うのは素直に嬉しいから。 ま、俺も一役買ってたおかげで、小さい頃からこっそり粉かけてたし、他の女からも引き離してちゃっかり恋人役に収まったなんてことは、知らない方が幸せだろうけどね。 脱がすだけ脱がせてからちょっと感動してたら、息も絶え絶えなイルカせんせに睨まれた。 「…ぁんた…なにやってんですか!ちゃんとただいまくらい…!」 「ただいま。いただきまーす!」 ご要望どおり挨拶してみたんだけど、当然のことながら青筋立てて怒鳴ろうとしてきたから、しっかりその口をふさいでおいた。 だってほら、近所迷惑だしね? それ以上に怒った顔が色っぽかったからなんてのはいわない。言ったら怒るしそれ以上に落ち込むし、そんなことになったらまたしないって言われちゃう。 それはそれでこっちも楽しいんだけど、もんもんとしだしたら、普段は健康的で朗らかで清らかで、如何にも先生って感じの顔が、どうにも色っぽくなるから心配でもある。 ま、仲良くいちゃぱらできる方がいろんな意味でいいよね。 「ふっぁ…!あ!馬鹿なにして…!」 鼻傷も舐めて、首筋にもしっかりあとを残しておいた。 足の間にぶちまけたローションは置きに召さなかったみたいだけど、今日はおなか一杯俺のを食ってもらう予定だから、しっかり広げとかないとね! 押し広げた肉は熱くて柔らかくて美味そうだ。奥まで入れてくれるくせにきゅうきゅうに締め付けてくれるのを知ってる。 はやく。はやく。 この中に入りたい。 「イルカせんせ。好き。だーいすき。もうイルカせんせに会えなさ過ぎて倒れちゃうところだったんだから!」 任務の長さとイルカ切れについて熱く語るはずが、呆れた顔したイルカ先生に抱きしめられた。 「アンタが馬鹿なのはよーくわかってますから。…いいから黙って…続き」 つっと背に回った腕がわざとらしいほどゆっくりと尻まで撫でていった。 こういうところ男だよねぇ。この人。負けず嫌いだし、なんだかんだいって慣れてきたら結構積極的。 隙見せたらひっくりかえされそうだから気をつけないと。…っていっても、なんだかんだいって嫌だって言ったらできないんだろうけどねー?まあその辺がイルカせんせらしいっていうか。 「りょーかい!」 足を抱えあげた瞬間ふぅっ息を吐いたのは、緊張を逃がすためかそれとも…それとも興奮しすぎているせいか。 あてがって押し込んで、飲み込まれていく自分の分身に舌なめずりして悦んだ。 気持ちイイ。…イルカ先生もそうだといいな。まあ多分もうそんなことにも気遣ってあげられなくなりそうだけど。今日は。 「ん、あ!はっ、ぅ…!」 「イルカせんせ」 いつも入れてすぐは苦しそうにしてるけど、今日はもう蕩け始めている。 お互い飢えているってことだろうか。 「さっさと、動け」 「勿論!…いっぱいしてあげる」 どろりとした欲望に瞳を潤ませて、睨みつける視線さえ心地良い。 この体がぐちゃぐちゃになるまでたっぷりどろどろにするってもう決めている。 律動にあわせるように上がる声にうっとりと眼を細めた。 こんな夜が永遠であればいいのにと思いながら。 ********************************************************************************* 適当。 発情期な雄二匹ってことで。 ではではー!ご意見ご感想等御気軽にどうぞ! |