「んー!大分暖かくなったなぁ!春はこうじゃないとだよな!まあ多少不愉快な物体が視界によぎるくらいなら寛容になれ…」 「そ、そうですね…!暖かい…!開放感溢れる季節がすぐそこに…!」 「ないな。…おい駄犬…!?もしかして水着かそれ!?」 「ああん!すぐに分かっちゃうなんて…!イルカ先生には俺の全てを知られてますもんね…!俺も、イルカ先生の締め付けも甘い声も味も匂いも…!」 「黙れ!…とりあえずそんな穴だらけの妙な代物はいらん!捨てて来い!」 「ぴっちりとした水着の隙間から…!」 「隙間どころか要所要所が全開だろうが!なんだこれ!びりびりだし…もはや水着っていうよりはぼろきれ…」 「あ、これはですね!ちょぉっとだけ…!使用手順を復習してたらいつの間にか…ね?」 「にこやかに微笑むな!照れるな!気色悪いわ!結構丈夫な生地なのにもったいねぇ!大体穴あけるくらいなら…っていうか、使用手順って!?」 「そ、そうですね!水着だけじゃなく…まずは梅雨って言う素敵な季節が来ますもんね!」 「梅雨は確かに来るが…どこがステキな季節なんだ!洗濯物は乾かないし、雨ばっかりで演習の予定も立てにくいし!」 「濡れて張り付いた服を少しずつめくり上げて…!いやむしろ!強引に引き裂いて冷え切った身体に…!!!」 「まあ何でもいいから勝手にやってろ。俺は洗濯がある」 「あ、お洗濯ならもうやってあるから大丈夫ですよー!」 「なにい!?…ほ、ほんとだ!全部干して…ない!?」 「下着はぁ!夏の気配を感じ始める前に交換済みでぇす!ほ・ら!夏がきてイルカ先生の濃厚な汗とか汗とか汗とか汗とか汗とか…ああん!」 「黙れ!…もう下着は諦めるしかないのか…!?っていうか下着以外の服も怪しんでみた方が…!?」 「あっああ…!も、もっと…もっと踏んでください…!!!そ、そこぉ…!」 「ちっ!…まあいい。駄犬が来てから、梅雨でも着る服がなくなるって事がなくなったからな…。何事もプラス思考に…!」 「じゃ、破りますね!」 「何をだ!?」 「昨日…!俺の腕の中でつややかな肢体を晒しつつ、健やかに眠る…ああん!」 「貴様のせいで散々な眼にあったのは認めるが、なんでこれ以上俺の服を破られなきゃいけないんだ!あの水着もまさか何時も使ってるのじゃ…!?」 「あ、大丈夫でぇす!イルカ先生の大事な大事な大事なお尻に触れたステキな水着はもうすでに回収済みですから!」 「…そうだと思ったけどな…ってことはあれ新品なのにあんなに酷い状態になるまで…!?一体何しやがったんだ!?」 「上からもいいですけどぉ!やっぱり…ズボンからっていうもありですよね!破って縛って…!」 「ふざけるなー!なんの話だ!」 「脱がせて少しずつっていうのも最高だし、プレゼント包装を破くように露になるその匂い立つような色気をたたえた素肌に…!」 「きいちゃいねぇな…?おい駄犬!」 「はぁい!イルカせんせ!あなたの犬です!いい仕事します!アナタのためだけに…!!!」 「うるせぇ!…いいか?そんなことしたら、その、俺の使用済みの下着が…」 「そうですね!まずはお風呂で新しい下着を新しい気持ちで破った方が楽しいですね!さすがイルカ先生…!あらたなるプレイはやっぱり二人で…!」 「誰がそんな話をした!?俺はこんな下らない事は止めろと…うぎゃあ!」 「さ、お風呂プレイから始めて、色々やりましょうね!折角の連休ですから!」 「うぎゃああああああああ!」 ********************************************************************************* 初日からこんな感じなので、連休中は激しく…げふんごふん! ガンバレーイルカてんてー!!!と叫んでおこうと思います! |