ほわいとくりすます2（変態さん）

「じんぐるべーるじんぐるべーる…うふふふふふふふふ…！」
「…チッ！」
「イ・ル・カせんせ！楽しみですね…！イルカせんせが気に入ってくれるリサーチしようかと思ってましたけど、イ、イベント当日までは我慢…！」
「まあいい。貴様の全裸も見飽きたが、変態臭い衣装よりはましだろう」
「当日かつっとかぁ…！がつっと…複数プレイ？恋人はサンタクロースですし！もうもうプレゼントは俺と俺と俺と俺と俺と…！」
「ああ、その件だが」
「はい！」
「こういうときだけ目ぇきらきらさせやがって…！」
「あぁん！イルカせんせが…み、みてる…！」
「ぎゃあ！なんでおっ勃てて…！ってまあいつものことか…」
「ど、どのような趣向で…！」
「言い方が気持ち悪いが…まあいい。いいか？俺の指定通りのクリスマスを楽しませてくれるんだよな？勿論」
「ええ！勿論です！なにせ俺はプレゼント且つサンタクロース且つ永遠の伴侶にして魂の片翼！一晩中愛し合い白い愛情もたっぷり掛け合っちゃいますよー！」
「ホワイトクリスマスがどうのってここんとこ五月蝿かったもんな…」
「イルカせんせには…白が似合います…！たっぷりこってり白く染め上げて…！うふふふふふふ…！」
「お前の頭の中は桃色だけどな。さっきも言ったが、そいつをさっさと大人しくさせておいた方がいいぞ？」
「えっとぉ！イルカせんせの側にいたら無理って言うかぁ！」
「ほう。…当日、楽しめなくなってもいいんだな？」
「えぇ！？そんなの駄目ですぅ！駄目ぇ！ぜーったいぜったい！イルカせんせとの熱く燃え上がる白き聖夜を楽しむんですから！安心してくださいね…！間男だろうが泥棒猫だろうがぼけ老人だろうが！邪魔者は欠片も残さず抹殺します！」
「そうか。なら勃てるの禁止だ」
「え？」
「…そうそう。そうだ。いろんな意味で、な…！白い聖夜とやらを楽しみたいんだろう？」
「はぁい！もっちろん！イルカせんせの肌に白い白い俺の愛を叩き付けたい…！勿論中にも一杯…！」
「そのためには準備が必要だろ？」
「えっとぉ…！準備なら俺も色々…！」
「俺の！指定通りにすると言ったな？」
「はぁい！いつだってなんだってイルカせんせのためなら…！」
「ならいい。…当日、俺から指示があるまで我慢できるよな？」
「お薬…！あぁんでも耐性あるから効かない…！どうしましょう？」
「知るか！」
「イルカせんせみたら元気になっちゃうんですよねー？だってほら！俺の最愛の人ですし！髪の毛一筋でも気配だけでももうもうたまらないっていうかぁ！思い出すだけでも…！」
「もういっそのことぶった切って…！いやまて我慢だ俺！これでもコイツは里の稼ぎ頭…！」
「でもイルカせんせから離れるなんてしんじゃいますし…」
「…もういい…好きにしろ…」
「は、はい…！イルカせんせからのお誘い…！」
「だー！？待て待て待て！そうじゃねぇ！その、勃たせるのは自由だ。その分お楽しみが減るぞっていうだけの話だ」
「き、禁欲プレイですね…！なんだかもうわくわくしちゃって…！」
「結局勃ててんじゃねぇか…！なんでそう四六時中発情できるんだ駄犬が！」
「どんなプレイなんですか…！楽しみすぎてもうもう…！」
「ヒントはやろう。…縛ってやるぞ？」
「え！ホントですか！イルカせんせが…！？」
「ああ、勿論俺がだ。…依頼した所で貴様を縛り上げてくれるような猛者は知り合いにいないからな…」
「すごい…！さすが恋人で俺のサンタクロース…！」
「舞い上がってる所悪いが俺は腹が減った」
「はぁい！お待たせしましたー！冬の元気が出るご飯ですよー！」
「相変わらず飯は美味いよな」
「うふふふふ！愛情とかぁ色々いっぱい注ぎ込んでますから！勿論イルカせんせの中にもたっぷりあふれ出しても更にどんどんいくらでも追加で…あぁん！」
「楽しみにしてろよ？クリスマス」
「も、もっと踏んで…クリスマスは更にコレに縛ってもらえて…ぁあん！」
「今年こそ…俺は勝つ！」

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変態さん。
決戦間近。
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