「ちょっと、アンタ正気?」 「かわいいでしょ?」 「…そりゃ、アンタが子どもとかだったらね。なにそれ。まさか術?」 「んー?イルカ先生の愛?」 「あきれた…!アンタまさかあの子にちょっかい掛けてたの?真面目な子なんだからそっとしときなさいよ」 「俺の飼い主だし」 「…隅に置けないって言っておけばいいのかしら…。変わった趣味ね。こんなのがタイプだなんて」 「これね、わざわざ用意してくれたの。愛されてるでしょ?」 「そうね。…そういえばアスマが頭が痛い相談がどうとか言ってたっけ…。カカシ。変な事させるのはやめときなさいよ?かわいそうなんだから」 「クマに相談したの?ふぅん?」 「あの子は慎重なの。好きな人がいるからどうのーっていうの、私も相談されたことあるわよ?イルカちゃんかわいいんだから大丈夫って太鼓判押してあげたけど、まさかアンタが相手だなんて」 「うちの子って言ってくれるよ」 「…大事にされてるのね。まあお互い幸せならいいんじゃない?」 「イチャパラの最新刊にね。獣耳プレイがあって」 「そういうの、好きよねー。呆れちゃうわ」 「紅だってクマ好きじゃないの」 「あれは素でしょ?アスマがクマのきぐるみきてたって…うーん。アリ、かも」 「でしょ?」 「そうね。どこで買ったのか教えてもらおうかな。イルカちゃんに」 「聞いといてあげてもいいけどー?直接は駄目ー」 「やーね。独占欲が強すぎる男は嫌われるわよ?」 「イルカ先生も結構凄いよ?ほら」 「あら首輪。へぇ…?」 「クマに首輪はやめてよね。アイツとペアルックとか虫唾が走るでしょ?」 「そうね。ただ首輪ってだけじゃ詰まらないわよね」 「…こわーい」 「アンタに言われたくないわ。で?イルカちゃんは一杯頑張ってくれちゃったの?」 「迷ったんですけどコレでって、ウサギのくれたから、余ってた猫の方はイルカ先生につけてもらったよ」 「あらまあ。アンタがウサギってガラなの?」 「ウサギって年中発情期なんですよーって言ったら納得してた」 「…あらそう。だからここのところ受付に変な連中が目を血走らせてるって訳ね」 「えーなにそれ」 「おいしそうにみえるってことよ。アンタの恋人は」 「俺の飼い主に手ェ出すなんて許せないよねー」 「そののんびりした口調で殺気撒き散らすの止めなさいよ。適当に一匹捕まえて見せしめにしてやったらいいんじゃない?あの先生になにかあったらうちの子たちが心配しちゃうもの」 「そーね。ありがと」 「お礼はちゃんと聞いといてね」 「りょーかい。じゃあね」 「行ってらっしゃい。…うーん。ボディピアスとかもいいわよねー?」 ******************************************************************************** 適当。 ぶっ倒れておりましたよ。風邪菌恐い恐い。 ご意見ご感想お気軽にどうぞ。 |