「あら、カカシ。珍しいわねこんなところで」 「そ?ねぇ。それよりなんかイイコトでもあったの?ご機嫌じゃない?チョコは?決まった?」 「ヤ、ヤダ!そんなにおかしかった?チョコはね、ま、まあね。お酒たっぷりのこの間話してたお店のにしようかっておもってるんだけど…。ね、ねぇ。私今、そんなに変かしら?」 「んー?ちょーっと地に足がついてないかなーって感じ?チャクラもふわふわしてるっていうかね」 「そ、そうかしら?ヤダもう!」 「ま、いいじゃない?別に任務でなにかあったとかじゃないんでしょ?」 「まあそうね。任務じゃないわ」 「で、なにがあったの?」 「それがね?ふふ!これ!」 「えーっと指輪?」 「買ってもらったの。アスマに」 「へー?よかったねぇ。じゃ、そろそろ年貢の納め時?」 「まあそんなものね。色々決まったらまた連絡させてもらうと思う。恥ずかしがっちゃってかわいかったんだから!」 「そ。ま、楽しみにしてるよ」 「ねぇ。そういうカカシはなにがあったの?」 「え?」 「カカシもさっきから落ち着かないって言うか…なにかあったの?いちゃぱらさかさまよ?」 「あーわかっちゃう?えーっとね。俺も。これ」 「えーっと。…それ。もしかして首輪…?」 「買って貰ったの。イルカ先生に」 「そ、そう」 「指輪じゃアンタの仕事の邪魔になるでしょうからって、他になにがいいか一生懸命考えてくれたんだよね。ここ一ヶ月くらいずーっと。俺としてはチョコレートのリサーチしたかったんだけどねー?」 「まあ確かに印結ぶのに指輪はさすがにね…でもだからってなんで」 「色もね。すごーく悩んでくれたみたい。やっぱり似合うって褒めてもらっちゃった。かわいいでしょ?」 「まあ趣味はひとそれぞれよね…」 「まあ結局選びきれなかったみたいでスペアがいっぱい家にあるんだけどね。赤いのも青いのも黒いのもあとえーっと、緑と黄色と…」 「そ、そう」 「アンタ犬みたいだからちょうどいいでしょうって。真っ赤になってかわいかったよー?プレゼントなんてもらったの初めてだし嬉しくてつい」 「…幸せになんなさいね」 「紅もねー?」 「まあ幸せってひとそれぞれよね…」 「うん。俺今最高に幸せよ?」 「…そう。ならよかったわ」 「おいこらカカシさん!アンタまさかアレつけてうろちょろ…!」 「あ。イルカ先生だ!じゃーねー!」 「…どこまで愛の証なのかしら?」 ******************************************************************************** 適当。 ヲトメ上忍のチョコレートは当然自作だったとか、この人こんなんじゃ俺以外相手できないよな…ってほだされたり。 ご意見ご感想お気軽にどうぞ。 |