「雨、強いですね…」 「そうですね。やっと梅雨かな?」 「梅雨が来ないと困るのは分かってるんですけど…やっぱりちょっと心配です」 「昨日一緒にでちゃんと支柱と水はけの確認はしたから、大丈夫ですよ!」 「でも…折角イルカ先生が…」 「ふふ…後で見に行きましょうか?こんなに振ってると多分濡れちゃいますけど」 「はい!」 「雨、冷たいだろうから着替えとか用意しておきますね?」 「は、はい!…うっわぁ…ひょっとして、これ、チャンス…!?」 「色々仕度しないと…」 「え?」 「ああ、なんでもないんです!さ、まずは雨合羽だしてこないと!」 「俺も手伝いまーす!」 「ありがとうございます!」 ***** 「ふぅ…やっぱり相当濡れちゃいましたね?」 「そ、そうですね…!胸元とかぐっしょりでち、ちく…」 「…カカシさん。頭まですっかり…雨合羽じゃだめでしたね…」 「ああ!?大丈夫ですって!この程度…わっ!?」 「駄目ですよ!濡れたままで放っておいたら!あ、でもシャワー浴びちゃいましょうか?」 「イルカ先生の方が冷たいじゃない!お湯、入れてでましたよね?今すぐ…!」 「カカシさんこそ!こんなに濡れちゃってるんだから先に…!」 「あ、あのぅ…一緒に、入りませんか…?」 「そ、そうですね!その方がいっぺんに終わっていいかもしれません!」 「…あんまり大人しくお風呂に入れるかどうかは分かりませんけど」 「え?」 「ああ、なんでもないんです!さ、入りましょ?」 「わっ!あ、俺も結構濡れちゃってたんだ…」 「そうですそうです!だからちゃーんと温まりましょうね!」 「ふふ…そうですね!」 「背中とか流しますよ!」 「俺も、カカシさんの頭洗ってあげます。こんなに綺麗なのにもったいない…」 「あ、の、イルカ先生?近い…キスしても…!?」 「ああ、ごめんなさい。手触りがいいからつい!早く温まらないと風邪ひいちゃいますもんね!行きましょう?」 「は、はい!…風呂場でなら…!」 「濡れててもつやつやで綺麗だなぁ。ふふ…」 「ああもう!誘ってるよね絶対…!」 「かわいいなぁ。…おいたが過ぎないように適当に遊んでやらないとな…?」 ********************************************************************************* 黒イルカてんてーが黒かったりして。 らぶらぶー?お風呂でのお遊びはなんだかんだと二人で楽しんだという話。 ではでは!ご意見ご感想など御気軽にどうぞ! |