「お、イルカ!久しぶり…って程じゃないが、お前が休むの珍しいもんな」 「すまんすまん。ちょっと息抜きしてきた」 「へー?そういやなんかすっきりした顔してるな?」 「なんだよー?なにしてきたんだ?」 「へへ!ちょっとな!温泉に!」 「お、温泉!?アレは!?アレは大丈夫だったのか!?」 「つらかったら無理しなくていいんだぞ…?有給たまりまくってるんだからちょっとくらい休んだって…」 「保護者同伴だったからな。今回は。…俺も見習わないと」 「保護者…?三代目か?」 「まさか四代目…いやでも!?流石に反魂は…ないよな!?やめてくれよーそういうの無理なんだよー」 「イルカせんせの犬は俺だけですよねとか詰め寄られたが、たまに遊びに来てもらうことにしたんだ」 「犬…忍犬か!」 「そういやあの人の忍犬って全員上忍クラスなんだよな?」 「他力本願ってのは頂けないが、この際贅沢は言ってられん。普通のわんこはかわいいしな!」 「そ、そうだな、アレは犬じゃないしな!」 「首輪とか恐ろしく似合うけどな!」 「適度にかわいがってやるといいとか、アドバイスまでくれるんだ!」 「そ、れ…忍犬がなのか?」 「すげぇな…どっちが主人なんだよ…」 「駄犬が子供のころからみてたから色々心配なんだと。ありがたいよな!協力者の存在って!なんていうか予想外に保護者がいい人だったみたいな感じだ」 「そうだな!まあその!色々気になるけど!」 「イルカが楽になるならいいんじゃないかな!」 「へへ!ありがとな!背中の傷も腰の具合もよくなったし、湯治はやっぱりいいなぁ…!謎の薬物よりやっぱり自然治癒力高めた方が安心できる」 「温泉に行っても色々無事だったんだな…!」 「本当にこれからアレがどうにかなるかもしれないよな…!」 「まあ見てろって!ちょっとずつだがどうにかしてみせるから!」 「そ、そっか?」 「無理すんなよー?」 「おうとも!」 「…でもあいかわらずだよなー…ここでの行動は」 「めちゃくちゃこっちみてるもんな。威嚇してきてるけど…ちょっとおとなしい?か?」 「ん?どうした?」 「い、いやなんでもない!」 「がんばれよー!イルカ」 「へへ!ありがとな!」 「「…とりあえず…そっとしとこうな?」」 ********************************************************************************* 変態さん。 ではではー!ご意見、ご感想などお気軽にどうぞー! |