新年(妖精さん)

「ん…」
「おはよ」
「あ!カカシさん!おかえりなさい!」
「帰還、遅くなってごめんね?」
「いいんです!そんなことより怪我は!?」
「大丈夫。でも、おそば待っててくれたのに…」
「今から一緒に食べましょう?それから、御節も」
「ん。ありがと」
「あ!お風呂が先ですよね!今もう1回沸かし直してきます!」
「ね。待って」
「え?はい!」
「あけましておめでとう。去年も楽しかったけど、今年も宜しくね?」
「あ!そうだった!…えっと!あけましておめでとうございます!今年も…それからこの先も、ずーっとずーっと一緒にいられるように一杯頑張りますね!」
「ん。俺も。…イルカには適わないよねぇ…」
「お風呂沸かしてる間になにかたべますか?お雑煮もつくんなきゃ!おもち焼いて…」
「うん。でもその前に」
「えーっとえーっと?おそばのお湯も?」
「御節も楽しみだけど…今はイルカが欲しい」
「俺?え?え?んっ!?」
「…ん。こういうこと」
「えーっとえーっと!?」
「イルカと一緒にいたい。ずっと離れてたから、補充させて…?」
「うっ…あ、あの!俺、がんばります!」
「っと!…ありがと」
「ぎゅーっていっぱいします!それでも足りなかったらもっともっとぎゅーってしますから!だから…消えたりしないで…!」
「あー…なるほど、こっちできちゃったか。イルカらしいけど」
「あの!足りませんか?どうしよう!?」
「ん。大丈夫。ちょっと一息つけたから」
「おせちとか一杯食べてください!それから今日も明日も俺がずっと着いてますから!」
「楽しみにしてるね?ご飯食べてからも、ずっと側にいて?」
「はい!任務で疲れてるときだから、初詣は明日でもいいし!」
「そうね…ま、明日歩ける状態にしてあげられるかどうかわからないけど」
「お風呂沸かしてきます!」
「ありがと」
「急がなきゃ!」
「…さて、そばと雑煮は俺がやるか。余計な茶々も入ったけど、今日から三日は独占させてもらわないとねぇ…?ふふ」


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とりあえずお出かけ編その後がさきにできちゃったというー…。
新年本編はいじめっ子ネタが先だと思ひます…。←計画性皆無
ではでは!ご意見ご感想など、お気軽にどうぞー!

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