「あけましておめでとうございます!いろんな意味でおめでとうございます!新たなる一年もこれから先も過去も未来もずっとずっとずぅーっと!一緒に幸せになりましょうね…!」 「あ?」 「おっはようございまぁす!ささ、今日の朝ごはんは御節とお雑煮とぉ…お・れ・の!絞りたて生ミルクとか…!」 「年越し、たんだよな?」 「はぁい!年越しもいっしょにすごせましたね…!」 「やられてないっつーか元旦なのに突っ込まれてない…!」 「ごはんの前に、ですね…!わかりました…!ささ。今すぐ…!あぁん!」 「腰は…そうか、例の怪しげな丸薬飲んでねぇからちょっと重いが…もしかしなくても今年は普通に限りなく近い年越し…!」 「お、おいしいです…イルカせんせの…あしぃ…!」 「よおっし!酒だ!酒もってこい!初詣にも行くぞ!御節も食うし像にも食うし!お年玉…!」 「はぁい。ど・う・ぞ!」 「妙なもん握らせんじゃねぇ!?違う玉…って、なんだ?それにしてもどうした?お前まさか風邪とか…?めちゃくちゃ体力あるし、そもそも馬鹿は風邪を引かない…ああでも前もひいたことあったな?」 「イ、イルカせんせ…!イルカせんせが触ってくれてる…!」 「熱…はよくわからんな。お前いつもはぁはぁいってるし。任務もないんだろ?寝てろ!初詣にはいってくるが、粥くらいなら作ってやるから」 「イルカせんせ…介護プレイですか…!奇跡がまたここにも…!お、おむつならここに…ぁあん!」 「脳までおかしくなってるのか、元々なのか…?」 「イルカせんせい…!今年もこれからも永遠に!二人で溢れんばかりにたっぷりいちゃぱらハッピーに生きていきましょうね…!」 「遺言かそれは…!?医療忍を呼んで来る!いいか?お前は!ハウスだ!」 「はぁい!」 「妙に大人しい…!大人しすぎる!なにがあったんだ…!?犬座りにも慣れたがこんなに普通の…いや普通じゃないな。毒されてきてる…のか。俺は」 「うふふふふふふ…!」 「あの気色悪ぃ笑い声…うぅ!いつも通りのような気も…?」 「御節食べつつ二人羽織でつながりながら…!」 「…通常運転だな。風邪なら…少し様子を見るか。おい駄犬。玉子酒でいいいな?寝てろよ?」 「イルカせんせの…たまごっていうかぁ…!」 「ね・て・ろ!」 「はぁい!うふふふふふふ…!な、なにされちゃうのかなぁ…!」 「新年早々何やってんだお前は…。馬鹿でも風邪引く…あれか、変態は風邪ひくってことなのか?」 「おいしいおいしいイルカせんせ…!」 「…寝てろ。いいから。うどんでもいいからなんかあったよな。いいか!でるなよ!」 「あぁん…看病プレイなんて…!今年もきっと一杯色々できちゃうってことですね!最高の元旦…!」 ******************************************************************************** 変態さん。 双方の希望はすれちがいつづけるのでありました。 ご意見ご感想お気軽にどうぞ。 |