桃色ピンク(適当)



間違いなくカカシさんは寝入っている。
最近忙しいみたいだし、今日も今日とて夜の運動までたっぷり済ませて幸せそうにすいよすいよと寝息を立てていて、かわいいかぎりだ。
つまり、今がチャンス。
手早くパジャマを肌蹴させ、そこからちょこんと覗くかわいらしいピンク色にすかさず触れた。
「へへ…カカシさんのちーくーびー!」
今日もピンクでつやつやだ。
肌の色が白いからまさかなーってずっと思っていた。
初めてあったとき…まさに電撃が走ったってヤツだ。
この人なら俺の求める乳首をそなえているかもしれないと。
だからって流石に上忍いきなりひん剥くわけにも行かないし、直球で聞くのはまずいって事くらいわかりきっていた。女性相手じゃなくても普通にセクハラだ。
俺だってそりゃ女性のおっぱいが一番だ。できるなら。
でも絶対この人の乳首こそが俺の求めるモノに違いないっていう確信があった。
俺のこだわりはサイズよりもむしろ質だ。
まだ見ぬ乳首に恋焦がれ、きれいなピンクで、できれば乳輪小さめで、でもつんとたってたりなんかしたら最高だよなーなんてことまで妄想していた日々は遠く、今や機をみれば好き放題に乳首を眺める事が出来るのだ。
最高だ!なんでこんな関係になっちまったのかはさっぱりだが、とりあえずこの人の事が好きだし、この人も多分めろめろだ。
いきなり人を思い余って押し倒しておいて、全部終わってから泣きながら土下座するくらいには。
変な人。でもかわいい人だ。
そんな状況でうっかりほだされた俺も大概だと思う。
勿論初めてご開帳された時の乳首があまりにも理想通りすぎて度肝を抜かれるどころか一瞬心臓が止まったかと思ったくらいだったってのもある。
抵抗しようにも目の前の桃源郷にくらくらして、それどころじゃなくなった。
そしてその隙をつかれてそっちの方でもしっかりちゃっかり業師だった男にあっという間にとろかされて、気がつけばあんあん喘いでいたというかなんと言うか。
おもわずちょっと触ってもすがり付いてると思ったのか凄まじい色気を放ちながら笑うだけで、これならもっと触れるかもと思ったときにはもう手足の動きがおぼつかないほど激しく揺さぶられていた。
だがしかし!それだけじゃない!
それ以外にも…この人がいちいちかわいいのがいけないんだ。
「うー…?」
こりこり弄っているとくすぐったいのかもぞもぞと身じろぎして、その度にふさふさの銀髪がもふりもふりと俺を撫でる。
顔もきれいなんだよ。それがまた擽ったそうに歪められて…なんともいえず色っぽい。
自分が変態だったんだなぁとしみじみするのはこういうときだ。
「カカシさんはーかーわーいーいーなーへへ!」
嫁さんにするなら、かわいくて家庭的でピンクの乳首の人がよかった。まさに理想だ。
男で、つっこまれてるのは俺のほうだが細かいことにこだわるやつは男としての器が小さいってもんだよな。
「いつまでもピンクでいてくださいねー」
思う存分堪能した後、乳首とカカシさんにおやすみなさいのキスをして瞳を閉じた。
それはもう幸せな夢が見られた。
*****
翌日、いじりすぎると乳首って黒くなるらしいですよというカカシさんの発言に右往左往するはめになったんだが。
実はそれが夜中に乳首を弄られるたびに目を覚ましていたカカシさんの安眠確保作戦だと知るのは…もうちょっと後のことだった。


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てきとう。
桃色乳首正義!
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