「疲れた…」 「そりゃそうでしょうよ。ほら風呂入ってきなさい。飯も用意してあるんで、食ったら流しに放り込んで、今日はそのまま寝ちまえばいいでしょうが」 「ヤダ。イルカ先生が食べたい」 「無理です」 「えー?なんで?どうして?」 「そんな悲しそうな顔したって駄目です。アンタ俺がぶっ倒れる寸前までやり倒して任務行ったの、いつだったか覚えてます?」 「んー?いつだっけ?もう俺イルカ切れで死にそう」 「…昨日だ昨日!おかげで腰が抜けちまって大変だったんだぞ!」 「そうでしたっけ」 「…そんな嬉しそうにニヤニヤしても駄目です」 「ヤダ。イルカ先生に会いたくて会いたくて急いで頑張って帰ってきたのに…」 「そ、そんな声出したってほだされたりしねぇぞ!ヤらねぇったらヤらねぇ!」 「…くっついてるだけでも駄目?」 「くっ…!あんたそんなこと言って結局色々仕掛けてくるだろうが…!」 「だって…」 「ああくそ!いいから!とにかく風呂だ風呂!飯は手抜きだアンタのせいだ!アンタもういい年なんだから加減ってもんを…!」 「…一緒に寝てくれる?」 「…普通に寝るだけならいいでしょう」 「!お風呂入ってきます!」 「…あーあ。しょうがねぇなったく」 ***** 「お風呂!上がりました!」 「くっつくな!飯を食え!」 「はーい!」 「ああほら!どんぶりもんだからって掻きこむとむせるでしょうが!ゆっくり食べなさい!」 「…ゆっくりねぇ…?」 「そんな顔してもやりません」 「ちぇー」 「ちぇじゃねぇ。食え」 「ごちそうさまでした。おいしかったです」 「…早いなおい。じゃあ歯を磨いて…」 「磨いてきました!」 「…まあもうなんでもいいです。ほら、布団入って寝なさい」 「そうですね。寝ましょう寝ましょう」 「ひっぱらんでも寝ます。妙なまねしたらたたき出すからな…? 「…はーい」 「チッ!目ぇ逸らしやがって…!まあいいや。お疲れ様です」 「ふふ…もっとなでてください」 「また。あした」 「あら寝ちゃった?…今日は駄目って言われたけど明日ならいいってことだよねぇ?楽しみ」 ******************************************************************************** 適当。 あほっぷる。 |