これの続き。 「おい。おせぇ…ってなんだイルカは寝てんのか?」 「わかってんなら静かにしてよ。ってか帰れ」 「おめぇなぁ…任務はどうしたよ?」 「休み」 「…ホントか?」 「イルカが泣くんだもん。今回のは俺じゃなくてもいいし」 「おいおい。まさかまた」 「いい勉強でしょ?テンゾウだってもそこそこやれるんだし」 「後輩に尻拭いさせるなよ…」 「ねぇ。いつまでいる気?邪魔なんだけど」 「…あーあー分かったよ。イルカもかわいそうになぁ…」 「うるさいよ」 「ん、うー…?カカシ…」 「…かわい…」 「…おい。そんな触り方…!?」 「まだ早いから。…理性なんていらないとも思うけどね。壊したくない」 「…くそガキ。悪ぃこと言わねぇから、とっとと言っちまえよ」 「やーだよ。…誰にもイルカは渡さない」 「お前ぇ、耐えられんのか?…今ならまだ間に合う。長期任務にでも行けばその間にイルカだって」 「ばかじゃないの?…離れる位なら里抜けるから」 「…馬鹿野郎」 「うーるさいよ。…ギリギリまでは我慢するから帰れ」 「そんだけ押さえ込んでたもんが爆発したらどうなるか位、おめぇにもわかんだろうが」 「さあ、ね?」 「ったく…!いいか?もしそうなったら…そうならねぇことを祈ってるが。お前ぇの記憶もコイツの記憶も抜いて、引き離す」 「アンタの親父ならそうするだろうねぇ?ま、そう簡単に思い通りになるつもりも、イルカを傷つけるつもりもないよ」 「…親父は関係ぇねえ。…お前、そんなんじゃ…自分がどんな目ぇしてるかわかってんのか…!?」 「当然でしょ?…それでも、俺は」 「うぅー…カカシ…」 「寒い?…おいで。ほら」 「えへへ…あったかい…」 「…かわんねぇなぁ。コイツは」 「そうね。ずーっと意地っ張りで負けず嫌いで。…綺麗で真っ直ぐで俺の一番」 「あー…まあ、いい。無茶はすんな。限界来たら呼べ。任務にゃ…あの目ばっかりのチビスケと行って来てやる」 「そーして。…目ばっかりって、アンタ顔見たの?」 「アイツもあぶなっかしいよなぁ。ま、お前ぇよりゃましだ」 「どうでもいいけど、ちょっといい加減しつこくない?もういいでしょ」 「じゃあな。…ったく。めんどくせぇ」 「う…?なんかいる…?」 「なんでもないよ。ねよ?」 「うん…カカシも」 「そうね。ね、イルカ…」 「ん…?なに…?」 「…大好き」 「なんだよ…?寂しいのか?ほらこっち」 「わっ!…暖かい」 「へへ…カカシのがでっかくてあったか…」 「…おやすみイルカ。待ってるから早く大きくなってね…?」 ********************************************************************************* 適当ー! ということでこそこそまた子カカイル。 ではではー!なにかご意見ご感想等ございますれば御気軽にお知らせくださいませ! |