これの続き。 「あれ?先生は?」 「緊急任務だってさ。中止って言いに行こうかと思ったんだけどお風呂入ってたし。…それともお風呂場に入っても良かった?」 「うっ!それは駄目だけど!でもなんで急いでたのに風呂入れなんて?」 「合宿なんて言ってたけど、野営でもするつもりだったんじゃない?」 「そっか。俺が風呂好きなの、先生よく知ってるもんな!」 「…ふぅん…?」 「先生、大丈夫かなぁ…?」 「ま、弱そうだし、心配になるのは分かるけど、大丈夫じゃない?いい年なんだし」 「いい年って…先生まだ若いだろ?年聞いたことないけど」 「さあどうだか。年ばっかり食って弱いんじゃどうしようもないでしょ?」 「うるさい!俺だって…お前の年くらいには中忍になってやるからな!絶対!」 「上忍じゃないの?」 「…なりたいけど、お前みたいにすぐなれないのは分かってる。でも諦めないからな!」 「イルカ」 「な、なんだよ!」 「…ねぇ。中忍になっても上忍になっても、ずっと俺から離れないで」 「そんなの当たり前だろ?」 「ホント…!」 「あ、でもお前が変なことしないならな!」 「ふぅん?変なことってなにかなー?」 「へ、変なことは変なことだ!にやにやすんな馬鹿!」 「だって、イルカがかわいいんだもん!」 「かわいくない!ふつーああいうのはお嫁さんになる人にするもんだ!父ちゃんが酔っ払ったときにそう言ってた!」 「あー…なんか想像できるかも」 「…母ちゃんにちゅーして、なに言ってるのよって殴られてたけど、嬉しそうにしてたし」 「ふふ…俺も幸せよ?」 「うぅ…いいから!とりあえずえーっと!?」 「ご飯冷めちゃったけど食べよ?」 「そうだった!…ごめんな?折角作ってくれたのに…」 「んーん。いっぱい食べてね?」 「おうとも!あ、美味そう!ハンバーグ…!」 「野菜も食べてねー?」 「カカシもちゃんと食えよ!」 「そうね…?ま、ちょっと油断してるとき狙った方がいいかなー…?」 「じっと見るな!食べずらいだろ!」 「そうね?おいしそ」 「…変なことしたら許さないからな」 「どうするの?許さないって」 「うっ!えーっと!その!…とりあえず殴る!あとお前のエロ本全部捨てて、パンツとか全部裏返しにしてやる!」 「んー?嫌いにならないならいいかなー?」 「え?あっ…なんだよ!さわんな!ちゃんと飯食え!」 「好きだよ。ずーっと」 「ん…っ!へ、変な声で変なこというな!」 「おかわり、いる?」 「…いるけど…」 「ご飯食べたらね?」 「何だよ?」 「とりあえず俺もお風呂入ってくるかなー?」 「…先に寝てる。お前も勝手に寝ろ。あと変な事言うな。するな」 「りょーかい。…勝手に、ね…?」 「うぅぅ…!母ちゃん、父ちゃん…!カカシがおかしくなった…!」 「はい。おかわりどーぞ」 「あ、ありがと…」 「…暖かくなってきたし、色々ちょうどいいよね?」 「そうだな。春って暖かいもんな。昼寝とかしちゃいそうになるけど」 「いっぱい食べてね?」 「…なんか…何たくらんでるんだ…!?」 「ふふ。ひーみーつ。…がんばるね?」 「訳わかんないから、がんばらなくていい!」 「そ?ま、程々に?」 「にやにやすんな!あと食器は洗っといてやるから風呂入れ!」 「はいはーい」 「返事は一回!」 「ふふ。はーい」 「…カカシ…元々ちょっと変なのにもっと変になった…どうしよう…!?」 ********************************************************************************* 適当な子カカイル続きまくり。 ひっぱりがちなのは脳みそがアレなせいです。 ではではー!なにかご意見ご感想等ございますれば御気軽にお知らせくださいませ! |