これの続き。 「よーし!皆よくがんばったな!明日は休みだからちゃんと体を休めて、修行もしとけよ!解散!」 「はーい!」 「…一番がんばったのって…」 「言うな。…とりあずさ、今度先生になんか奢ってあげようよ」 「イルカ。帰ろう?お腹減っちゃった」 「なんだよ!さっきお弁当食べただろ?カカシのだけなんかおかずが多かったし!」 「あ、それ、俺が作ったやつだから」 「え!」 「昨日簡単に作れるの教えてもらって作ってみたの。だからイルカには味見してもらったでしょ?」 「う、うん…」 「おいしいって言ってくれたし、他のも作ってみるね!」 「…お、俺だって!煮物教わったんだからな!」 「食べたいなー?イルカの手料理」 「だって今日の当番カカシじゃん!」 「でもイルカの煮物、たーべーたーいー!」 「しょうがないなもう!…他のおかずはカカシだからな!」 「うん!じゃ、かえろ!」 「あ、ちょっと待ってて。…せんせー!」 「…え?あ。なんだ?イルカ」 「大丈夫?なんかぼんやりしてるけど」 「…それはお前がアレと仲がよすぎるせいで度肝を抜かれたと言うかだな!?」 「あのさ、先生。カカシのせいでごめんね?わがままっていうかさ…寂しがりやだし!」 「頭が痛くなってきた…」 「え!?大丈夫!?病院行く?」 「イルカは優しい子だよなぁ…だからってあんなのに…!」 「え?え?なにが?」 「イルカー!まだかかるの?」 「ちょっと待ってて!…先生。無理しちゃ駄目だからな!具合悪かったらちゃんと病院行ってね!」 「ああ。イルカも何かあったらすぐに教えるんだぞ?俺と仲間がついてるんだから!」 「うん!…あ、カカシが待ってるから先に帰るけど、具合悪かったら教えてね!看病はなれてるから!」 「そうならないように気をつけるよ。じゃあな!気をつけて帰れよ!」 「うん!ありがとう!」 「…やっぱり消しときゃよかったか…?」 「くそガキ…!あのチビすけにも言っとけ!仲間に術なんか使わせるんじゃない!」 「うーるさいねぇ…?まあいいや。商店街寄ってこうね!イルカ!」 「そうだな!材料ないし」 「いっぱい食べて早く大きくなってね?」 「あったりまえだ!いつかカカシよりでっかくなってやるんだからな!」 「ふふ…まあそれでもいいけど。かわいいだろうから」 「かわいいって言うな!絶対いつか…!」 「やっと開放された…!先生。大丈夫?」 「あ、ああ。すまん」 「もう一人のに変な術掛けられてたし、気をつけて帰ってね?」 「…俺の班の下忍たちは本当に優しい子が多いなぁ…!おまえたちも気をつけて帰れよ!」 「はーい!」 「…先生ってなんだかんだいいつつ結構タフだよね。上忍ってみんなああなのかな…」 「すごかったよなー…いきなりツタとか絡んでくるんだぞ?あの銀色のは最初から規格外としてもさ、あの黒いのも相当なんだろうな。しかも絶対イルカには気づかせないし」 「とりあえず、あんまり係わり合いにならないでおきたいよね…」 「そうだよなー…」 ********************************************************************************* 適当。 春なモノを続きで。 ではではー!なにかご意見ご感想等ございますれば御気軽にお知らせくださいませ! |