夏休みの宿題(教えて妖精さん!)

「ただいまー!くまくま!サボ君…」
「おかえり。イルカ。」
「カカシさん!早かったんですね!」
「今日は7班の任務だけだったから。それに…」
「なんですか?なにかあったんですか…?」
「イルカ、疲れたでしょ?アカデミー、今日からだから。」
「確かに今日は久しぶりのアカデミーだから皆もちょっとまだお休み気分が残っててぽわんとしてましたけど…大丈夫です!」
「そ?でも、それ…。」
「ああこれ?これは夏休みの宿題です!これから採点して、日記も読んで…。」
「すごい量…大丈夫なの?」
「楽しいんですよ!夏休みの間何をやってたか色々わかるし…!それに、お休みが長いと、その間に苦手科目頑張る子もいるし!…逆に遊びすぎちゃって勉強忘れちゃう子もいますけど…!でも!」
「…イルカ、楽しそうだもんね?」
「はい!プールとか登校日とかには会ってたけど、やっぱり久しぶりなので楽しかったです!」
「夏休みの間は色々出来たんだけどねぇ…?根っからの教師なんだから…!」
「え?なんですか?」
「なんでもないよ。…何か手伝えるコトは?」
「えっと…えっと…うーん?どうしよう…!」
「ああ、うん。ならいいから。…とりあえずご飯仕度は済んでるし、丸つけだけならやるから教えて。」
「ありがとうございます!でもでも!俺がご飯とか…!」
「今日は丁度新鮮な秋刀魚が売ってたから、イルカに食べて欲しかったんだけど、…いやだった…?」
「そんなことないです!秋刀魚好きです!」
「じゃ、ちょっと待っててね?」
「はい!」
「さて、どうするかな…?」
*****
「どう?終わりそう?」
「え?あ!もうこんな時間!」
「熱中しすぎちゃダメでしょ?明日もアカデミーなんだから。…それとも、それってそんなにすぐに採点しないとだめなの?」
「そんなにすぐじゃなくてもいいんですけど…でも!皆が夏休みの間中ずっと一生懸命やってきてくれた宿題だから!日記だけでもできるだけ早く見てあげたいんです!」
「…俺も、ずっとイルカの心配してるんだけどな…。」
「え!あ!はい!だ、大丈夫です!だから先に寝て待ってて…」
「心配で眠れないかも…。俺も明日単独任務なのに。」
「そんな!寝ないとダメです!」
「だから、イルカも一緒に寝て?…日記以外なら手伝えるから…ね?」
「はは、い!…ちゃんとゆっくり休んでください!」
「そうね。イルカと一緒なら。」
「えっとえっと!これからお風呂入って…!
「じゃ、一緒に行こうか。」
「わっ!!俺、自分で歩くから…!」
「そ?でももうついたから。服脱いでー。」
「は、はい!んっしょ…」
「…ま、帰りは歩けないだろうけど。」


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久しぶりの生徒にテンション高いイルカてんてーに、妖精さんは拗ねてみました!
…多分、らぶらぶです!!!
ご意見ご感想など、お気軽にどうぞ…!

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