職権乱用8(毒暗部)

「うぅぅ…なんでそんなにしつこいんだ…」
「んー?だって折角だし?」
「折角って…お前里にいてもやりたい放題じゃないか…!」
「そ?」
「自覚無かったのか…!?」
「ま、いっか。かわいかったし」
「よくねぇ!護衛中だってのに…!」
「あ、それなら大丈夫。大本も処分済みだってさ」
「…そっか。それなら」
「そこまではいいんだけどねぇ…?」
「なんだ?何かあったのか…?」
「お嬢様っていうの連れて戻ったら、また任務押し付けられそう」
「へ?」
「めんどくさいのと取引してたみたいでねぇ…。あーやだやだ」
「やだやだって…任務だろ!まあ確かに厄介そうなのは心配だけど…俺は何をすればいい?」
「んー?帰還してもらおうかなー?」
「なっ!?厄介な相手なんだろ?だったらせめてサポートくらい…!」
「だっていたら襲っちゃうもん」
「はぁ!?」
「テンゾウも来るとかもういるとか言ってるし、これ以上イルカにちょっかいかけられるのヤだしね」
「ま、まあ確かにあの人はちょっとあれだけどな?多分一生懸命って言うか…でもむしろあの人返した方がいいんじゃないか…?お前と一緒だとアレじゃ…?」
「そうね。でもなんでかしらないけど既に合流してるとかなんとか」
「俺も行く。足手まといになるなら別だけど、あの子が狙われてるんだろ?あんなにいい子なのに!」
「そーね?いい子っていうか・・・イルカにくっつきすぎだよね?」
「人見知りしない子だよなぁ?あんな父ちゃんだと結婚とか大変かもしれないけど、まっすぐ育ってくれるといいな!」
「うーん?どうしよ?」
「確かに俺は中忍だけど、お前から見てもそこそこやれる方なんだろ?だったら…!」
「ここでしっかりヤリ貯めしといて、任務終わるまで我慢かなー?」
「何の話だ!?」
「今日はいっぱいしようっと。まだ時間あるもんね?」
「こ、こら待て!なっぁ…!」
「浜辺でいちゃいちゃできなかったのは残念だけど…全部片付いたら今度こそゆっくりいちゃいちゃしようね?」
「んっ!も、さんざん…!確かに海沿いだけど、まさかそれでこの任務引き受けたのか…!?」
「ま、今度休みとるからそのときにねー?」
「なんでだー!?」
*****
「うぅぅ…あ、お嬢様。お迎えにあがりました」
「あ!こんにちは!…もしかしてもう帰らなきゃいけないの…?」
「は、はい!すみません。遅くなってしまって…」
「いいの。本当はもっと遊びたかったから。でも、お父様にお土産もこんなにたくさん!」
「随分たくさん取れたんですね!きれいだなぁ!」
「わんちゃんが手伝ってくれたの!」
「へぇ!凄いなぁ!お疲れ様!」
「じゃ、もどっていいよー?」
「あ!なんだよ!挨拶くらい…!」
「だって、イルカの取り分減っちゃうし?」
「お前は…!」
「ふふ!仲がいいのね!…お父様も待ってるから、私もご挨拶してきます!」
「…いい子だよなぁ…ほんとに」
「そうね。物分りがよくて助かるよね。とっとと戻って、すぐ片付けちゃお?」
「そうだな。ともかく、あの子がちゃんと安全に暮らせるようにしたいもんな!」
「あー早く帰りたい」
「はぁ…お前ががんばったらいいだろ。俺もがんばるけど。そしたら…」
「そしたら?」
「…ちょ、ちょっとだけならサービスしてやる!」
「ホント!…あ、なんかやる気でたかも」
「その代わり任務中は駄目だからな!ほ、ほら行くぞ!」
「りょーかい。楽しみにしてるねー?」


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毒暗部。
なぜかまだまだ続くのでしたよ…暑いからってことで!
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