素直な後輩（毒暗部）

「先輩！お食事お持ちしました！」
「んー。ありがと。」
「それに、出撃準備もすでに！」
「そ。」
「今回は先輩の手を煩わせるほどの任務じゃないのに参加して頂いて申し訳ありません。でも…先輩がいてくださって心強いです！」
「はいはい。」

「相変わらずだなぁ…テンゾウ。」
「隊長もなー…一応話は聞いてるんだろうけど、ずっといちゃぱら読んでるしなぁ…。」

「僕新しい術を考えたんです！後でお見せしますね！先輩！」
「あ、そ。」
「先輩の戦う姿を見習って、すばやさと敵の意表をついた攻撃を…」
「へー。」

「…哀れだな…。」
「そろそろ行くか…。」
「そうね。行こうか。」
「先輩！お供します！」
「聞いてたんですね…。隊長…。」
「テンゾウもめげねぇなぁ…。」
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「先輩！どうでした？」
「あー…イルカが待ってるからって帰ったぞ。」
「お前もそろそろさぁ…」
「そうですか…先輩と恋人さんとの愛のひと時を邪魔するわけには行かないし…じゃあ、僕も帰ります！」
「おう！」
「ちゃんと足元見て気をつけて帰れよ！」
「あ、こけた。」
「わっかりやすいやつだよなぁ…」

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先輩崇拝の強烈な後輩をふやしてみました…。
そのころイルカはイルカで酷い目に合っていたという…。