俺が残業を終えてお家へとぼとぼと歩いていたときのことです。 今日はカカシさんが任務でいないので、何だか気分が落ち込んで、石ころ蹴ったりしながら、くさくさと歩いていました。 すると…いつも通る道の路地裏から、じっとこっちを見つめている誰かがいたのです! 「カカシさん!」 帰還が早まったのでしょう。街灯の明かりでキラキラと輝く銀髪めがけて、俺は大喜びで飛びつきました。 「あ、驚かそうと思ったのにー!でも…ただいま。」 そういって俺をなでてくれるカカシさんの手には、何故かロープと布切れがにぎられていましたが、そんなコトより早くお家に帰って、離れていた時間を 埋めなくては!と俺は決意しました。 「カカシさんカカシさん!早くお家に帰りましょう!」 いつのもの様にカカシさんの手をにぎってにっこり笑うと、カカシさんも笑ってくれました。 「そうですね…帰りましょう…?」 何だか楽しそうなカカシさんの笑顔に、俺も嬉しくなってきました。 暗い夜道でも、カカシさんがいれば怖くなんかありません。 「えへへ!」 俺はお家に帰ってからカカシさんに話す事を考えながら、温かい手をにぎって、お家へ急いだのでした。 ********************************************************************************* 据え膳。…というか変質者??? …つい出来心でやっちまいました…。 まともなモノは書けないのか自分…。 |