その後

「あ、カカシさんおかえりなさい！」
「イルカ先生。ただいま！！！」
「あ、薬減りましたね！袋が小さい。…通院も大変ですけど、最近よくなってきて本当にホッとしてますよ。アンタ心配ばっかりかけるから…。」
「あーまあ結構怪我しちゃいましたからね。」
「しかも…俺が行ったらとんでもないことになってたし。まあ間に合ったんで良かったんですけどね。」
「でも、イルカ先生も…。」
「ああ、コレくらいのことはなんでもないから心配しないで大丈夫。俺も中忍ですから。」
「コレ。まだ痛みますか…？」
「あのときのカカシさんを見たときより全然痛みませんよ。」
「イルカ先生…。」
「そんな顔しないでいいから、悪いと思ってるなら…そうだな。今日は俺といっしょにゆっくり過ごすこと！あんた最近修行始めたでしょう？まだ駄目ですよ！」
「それは…でも！そんなの俺ばっか嬉しいじゃないですか！」
「俺も嬉しいからいいんです！」
「男前なんだから…。」
「そりゃ。俺は男ですから。」
「大好き。」
「…俺もなんでこんなに好きなのか不安になるくらい好きですよ。勝手に怪我して死に掛けるようなアンタがね！」
「ふふ…そういうトコも好き。」
「…じゃ、飯食って…いちゃいちゃしますか！」
「今すぐしたい。」
「ばっ…！うー…怪我治りにくくなるでしょうが！さっさと食う！…そしたら、いい、ですから。」
「うん。」
「あーもう。くっつかない。ソレは後！」
「うん。」
「しょうがねぇなぁ…。ん。」
「んっ」
「はいコレでしばらく我慢！座っててくださいね！」
「…はい。」
「…アンタの方がよっぽど直截な言い方するくせに何でそんなに照れてるんですか？」
「イルカ先生が悪いんでしょ？…後で絶対泣かす！」
「あー…はいはい。」
「余裕ですね！」
「そりゃもう！アンタが元気なら俺はいつだって余裕ですよ！」
「かなわないなぁ…」
「今頃気付きましたか！さ、さっさと食って、風呂入って…」
「それからずっとくっ付いてるんですよね？あ・さ・ま・で。」
「うっ…はい。」
「今度は俺の勝ち？」
「いいから食え！」
「はいはい。」
「返事は一回！」
「もうさっきは自分でやってたくせに。」
「いいから、そんでさっさと俺を安心させなさい！」
「もちろん！証明しますよ？元気だってね。」
「そっちは程ほどでいいです…。」
「ふふ。じゃ、いただきます。」
「…いただきます。」
「イルカ先生はあとでね。」
「黙って食え！」
「はーい！」

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とりあえずその後を置いておきます。誰もご覧になってない気もしますが。
これから他の何かを書こうと思います。