深夜のアカデミー(いつでも側に…!)

「眠いー…!」
「そうか。俺もだ…」
「安心しろ。勿論俺もだ」
「俺もー…つうかさ、もう日付変わってるよなー…」
「あーもう!こんな量、すぐ終わるわけないだろ!!!」
「誰だよ!こんな時期に書庫の整理しろなんていいだしたの!折角テスト期間中だってのに!これから採点地獄だってあるんだぞ!」
「言い出したのって主任か?」
「いや、多分違うだろ」
「…っつーか言いにきたのは主任だけど、何かあからさまに顔色悪かったしなぁ?」
「ってことは必然的に…」
「アレか」
「アレだな」
「アレだよな」
「アレ確定だろ」
「…そういや、この面子なのにイルカがいないって言うのも…あ、でもアイツ宿直!…ってことは…!?」
「無事、じゃないだろうなぁ…」
「明日って補習授業とか入ってないよな…?入ってたら代わり探さないと」
「…なにされちゃってるんだろう?」
「それ、考えない方がよくね?」
「ココに俺たちを閉じ込めるのが目的なら、わざわざ書庫の整理なんていわないで、さっさと帰れって言ってくれればいいのになー…」
「一応応援だけしとくか。助けには間違っても行けないし」
「そ、だな。命掛かっちゃうしなー…」
「頑張れイルカー!」
「でも正直もう俺的にはどうでもいい!」
「あ!裏切り者!…でも俺も眠気に負けそう…!」
「これも任務だけどさ…緊張感がないから眠くて眠くて…!」
「もういいんじゃね?寝ても。ココ綺麗にするのが目的じゃないだろうからさ」
「そうだな…」
「帰るか…って!開かない!?け、結界…!?」
「…もういいぜ。ココで寝よう。そんで全て忘れよう」
「そうだ。寝るのが一番だ」
「お休みー」
「アレのことなんかもうしらねー…」
「イルカー…まあ適当にがんばれー…」
*****
「そこどきやがれ!」
「んー?どうしよっかなー?」
「…くっ!足元見やがって…!」
「だぁってぇ!イルカ先生のかわいい顔見せてっていったのにずっと顔隠したまんまだったしぃ…!」
「うるせぇ!神聖な学び舎でとんでもない行為に及びやがって!宿直室が…!ふ、ふとんとかどうしてくれるだ!」
「ちゃぁんと!イルカ先生のお仕事の邪魔をしそうなのは排除しておきましたよー!」
「邪魔ってなんだ!見回りにもいけなかったんだぞ!?」
「あ、大丈夫です!見回りなら俺が影分身で行ってきました!書庫の整理も終わってるはずですよー!」
「なんでだ!俺がやるはずだったんだぞ!お前にアカデミーの資料なんて分かるわけないし…!補習の資料が…!」
「んー?俺じゃわかんないので、ちゃんと分かりそうなのに頼みました!出来るまで出られないし!」
「…ちょっとまて!?なにしやがった!」
「えっとぉ…!それはもう!目くるめく夜でしたよね…!足りなかったんですね!」
「そっちじゃねぇ!っつーか隠せ!そんなもんぶらぶらさせてるヒマあったらさっさと…」
「はぁい!続きですねー!!!」
「うぎゃあ!違う!離せ!俺は…んあっ!」
「ああ…イ、イルカ先生の蕩けるような熱く甘い吐息が俺に…!!!」
「黙れ!くっそう…っ!皆無事でいてくれ…!」
「ああん!もっと踏んでください…!」
「ぎゃあ!?舐めるなー!」
「深夜のアカデミープレイ…!残す所はシャワールームと教室ですね…!!!」
「させるか…!覚悟しやがれ!」
「うふふふふ…そ、そんなにやる気だなんて…!も、もう股間が…!」
「うわっ!い、いれるなぁ…っ!あ…っ!」
「イルカ先生の中が俺に絡み付いて締め付けて…サイコーです…!!!」
「うぁ…っ!ぁ…!」
「ああんもう!し・あ・わ・せ…っ!」
「なんで…こうなるんだ…!」


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アカデミーに潜む罠?
慰安旅行編はできれば本編にしたいなぁ…。
ではではー!ご意見ご感想など、お気軽にどうぞー!

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