「おい駄犬。傷薬持ってないか?…勿論安全で余計な代物が混ざってないヤツだぞ!」 「はぁい!せ、戦場プレイですか…!傷薬を潤滑剤の代わりに…!」 「違う!生徒が怪我したときに使うのが切れただけだ!今から調合するよりお前ならすぐ出せるだろ?」 「もちろん!イルカ先生のおねだりならなんでもかなえちゃいます!今日は後ろからしてでも、一晩中抜かないででも、むしろずっとつながったままでいたいでも…!!!」 「世迷いごとはいい。薬をよこせ」 「んー?アカデミー生用なら一般人用でいいですよねー?えーっと?この辺に…」 「とっととよこせばいいものをグダグダと…!いいから見せろ!」 「ああん!イ、イルカ先生に奪われちゃった…!」 「気色悪いことを…!ちまちまポーチの中探ってるからだろうが!こんなもん全部中身出せば…!」 「あ!」 「…な、なんだこれは!?」 「えっとぉ…イルカ先生のベストショット写真集携帯用です!!!」 「これも…これもこれもこれも…全部服着てねぇじゃねぇか!は、はめ…いやまさか…!?」 「素のままのイルカ先生の魅力があふれ出ちゃってますよね!!!」 「没収だ。…焼却する」 「だめですぅー!焼き増しした持ち歩き用だけど、イルカ先生を燃やすなんてそんな…!」 「や、焼き増しだと…!?どこだ!どこに隠してあるんだ!?」 「イルカ先生はむしろ踊り食いの方が美味しいって言うか、生が一番っていうか、直接中を一杯に満たしたい…きゃ!言っちゃった!」 「…ここか…?いやむしろたんす…?ベッドの下も怪しいが…」 「うふふ!ひ・み・つでぇす!!!」 「この駄犬が…!」 「イルカせんせいったらぁ!愛のメモリーはそんなに簡単に見つかりませんよー!表紙を見ただけでイルカ先生の色気がにじみ出ちゃいますから!しっかりばっちり結界と風印綬と俺のチャクラにだけ反応するように…」 「とっとと出せ!」 「お、俺とのプレイ日記がそんなに見たいんですね…!体位からイルカ先生の反応から写真からなにから…」 「抹消したいだけだ!いつの間に妙な写真を…!プレイ日記!?そんなもん存在してたのか!?」 「もちろん!であった頃からずぅーっとですよ!!!」 「ポーチの中にあんな破廉恥な写真仕込んでうろちょろしやがって…!ナルトたちに見られてないだろうな!?」 「もちろん!イルカ先生のステキな姿を見ていいのは俺だけですから!他の間男や泥棒猫どもにはぜぇーったいに見られないようになってます!!!でもぉ…」 「その気持ちわるい話し方しやがって…!一体何しやがったんだ!」 「俺と一心同体!いつだって二人で一つって言うか常に一つになってたいって言うか…!」 「つまり、なんなんだ!?」 「イルカ先生なら、俺の全てを見てもらいたいんです…!!!」 「脱ぐな!もう見飽きた!…すべてっていうか…お前なんで勃っ…!?」 「イルカ先生が写真を見て恥らう姿…やっぱりサイコーです!!!」 「ひっ!ちかよんな!狙ってやがったのか!?」 「今度はビデオ見ながらでもいいですよね…!」 「ビデオ!?そんなもんまであるのか!?」 「ああでも…今、俺の瞳に余すことなく焼き付けたい…!」 「赤い目ン玉回って…!?」 「さあ!今すぐ愛を感じあいましょうね!!!」 「ぎゃあ!離せー!」 「照れないで…!俺の全てを見てください!!!」 「い、いらねぇー!!!」 ***** 「駄犬…」 「はぁい!イルカせんせ!今日もステキでした…!締め付けも甘い声も…!その色っぽさが空気の色さえ…」 「だまれ!写真、見せろ」 「はい!どうぞ!」 「…やけに素直だな…?当然これは抹消…って、なんだこれ!?」 「えへへ!イルカ先生用に俺写真集です!!!イルカ先生に対する愛で一杯になった俺の心を表現してあります!!!イルカ先生への愛は大きすぎて十分に現しきれなかったのが残念ですが…俺がいないときに使ってください!!!」 「何にだー!?ってかこれ!普段のお前そのものだろうが!服を着ろ!…立派な本になってるが、まさかこれ印刷…!?」 「お手製でぇす!もしイルカ先生のほとばしる熱い欲望が飛び散っても簡単にふき取れるように特殊な加工を…!」 「飛び散るとしたら貴様の血液だろうな。…覚悟しろ!」 「ああんもう!足りなかったんですね!!!元気一杯なイルカ先生…!俺の愛、もっともっと沢山伝えさせてください!!!」 「ちっ!すばやい…!しかも俺は本調子じゃないし…!ま、またなのか…!?」 「うふふふふふ…!今度は一緒に愛の記念写真を…!」 「うぎゃあああああ!!!」 ********************************************************************************* ご投票いただけているので変態さん! 因みにお家に置いてあるのは全部焼き増ししたもので、ネガも他の特選写真もすべてがしみつの倉庫に眠っていることをイルカてんてーは知らない…! ご意見ご感想など、お気軽にどうぞー! |