「お疲れ様です。はい、お茶。」 「ありがとう!でも、こんな時間だから先に寝ててくだ…」 「だって、イルカ先生がこんなに忙しいのに、寝てなんかいられません!」 「新学期だからどうしても…でもカカシにも任務があるんだから、ちゃんと休んで!」 「お仕事、忙しいイルカ先生が心配なんです…!俺だけのんきに休むなんて…!」 「頑張って早く終わらせるから!せめて布団に入って待っててください!」 「でも…俺、イルカ先生がいないと寂しくて眠れません…!」 「なんてかわいいこと言うんだ!さすがうちのよめさんは…!!!」 「何か手伝えることって無いんですか…?」 「う…でも、コレは俺の仕事だから…!」 「俺じゃ、役に立てないんですね…?…こんなにイルカ先生が大変そうなのに…!!!」 「ああ!?泣かないで!じゃ、じゃあこの書類だけお願いします!」 「はい!どこをどうしたらいいですか?」 「えーっと。こっちからここへ書き写して、それからここにも。」 「わかりました!さ、がんばりましょうね?」 「…うちのよめさんは出来すぎで困る…!」 ***** 「できた!」 「こっちも終わりましたよー!」 「手伝ってもらった随分速く終わったなぁ!さすがうちのよめさん!」 「えへへ!褒めてもらえて嬉しいです!」 「明日の任務は大丈夫?」 「ええ!あ、でもイルカ先生は?」 「明日はこの書類提出して、授業が終わったら、会議が2つだけ!」 「春は大変ですね…。俺に出来ることがあったら、いつでも言って下さいね?」 「うん。ありがとう!」 「さ、今日はもう寝ないと!お片づけ終わったら先にお布団入ってて下さい!俺は湯のみ洗ってきますから!」 「結婚して…よめさんがいてくれて本当に良かったなぁ!」 「…いちゃぱらはしばらく我慢か…。いっそ上に手を回すか?」 ***** 「ん…あ、良かった!片付け終わった?」 「先に寝てて良かったのに…!待ってて、くれたんですね…!」 「そりゃ…よめさんが手伝ってくれたのに先に寝たりなんかしません!」 「嬉しい…!!!」 「さ、もう寂しくないから!一緒に寝ましょう!」 「はい…!!!」 「ん?もっとくっ付く?」 「だ、大丈夫です!…あー…我慢…!」 「おやすみ…」 「あー…寝ちゃった。ふふ、かわいい…!」 「うー…?」 「俺も、結婚してよかったですよ?旦那さま?」 「えへへ!うちのよめさんは世界一だ…!」 「おやすみなさい。…もうちょっとお仕事減らせるようがんばってきますからねー?」 ********************************************************************************* お持ち帰りのお仕事を頑張る旦那さまを労わりつつも、黒いコト考えてるよめ。 教務主任の運命やいかに!?とかになるのかなぁ…? |