「飯、食ったのか」 「今から食べ…っ!いったー!なにすんの!」 「俺は食いもんじゃない!飯を食え!」 「別にそんなの後でいいでしょ?」 「いい訳あるか!アンタ隊長だろ!」 「だからなに?」 「だからなにって…こんなことしてる暇あったら、ちゃんと体調管理しろよ!」 「体調管理、ねぇ…?」 「補給要請するほどなんだから、食料とか足りなかったんだろ?アンタ一番の戦力なんだからこんなとこに俺引っ張りこんでるヒマがあったら…」 「ふらふら無防備にこんなとこ来る方が悪いでしょ?」 「そんなこと言ったって任務は任務だ!人手足りないんだからしょうがないだろ…」 「ま、丁度いいけど」 「何がだ?」 「支援物資」 「一応要請どおり、食料に武器も。人員要請はなかったからこのまま帰還予定だけど、必要なら残るぞ」 「人員要請しといたよ。特定個人だけど」 「アンタまさか…!?」 「中忍一人よこしてくれたらがんばるんだけどなーって。危ない所に連れてく気はないけど、この任務時間かかるだけなんだもん。でも冗談のつもりだったのに」 「そんな命令は受けてない!俺は帰る!」 「ダメ。こんなとこ来る方が悪い」 「んっ!任務、中だろ…!」 「だからなに?…でもそうね。ここでやると色々面倒だし、さっさと片付けるか」 「できるなら…最初っからやれ!」 「いった!なにすんの!」 「作戦を。…俺も参加する」 「だーめ。アンタはここで待機。危なっかしくて連れて行けない」 「残れって言ったのはアンタだろ?」 「わがまま言わないで。アンタじゃ無理」 「無理って…そりゃアンタよりゃ弱いけどな!俺だって…!」 「ダメ。色仕掛けなんてできないでしょ?っていうかさせないし」 「へ?」 「敵の指揮官が色ボケにかわったんだよねぇ?女体化して潜り込んで寝首かき切って来れば簡単なんだけどね。全身改められるし、雑兵の前でストリップなんて気がすすまないでしょ?部下にやらせる気もしないし、失敗したら終わりだもん」 「…地道にやったらどれくらいかかるんだ?」 「あと3日かなー?」 「そっちなら手伝う。そんなこと絶対にするな」 「危険っちゃ危険だけどね。素手でやりあっても勝てるよ」 「そうじゃなくて!そ、その!」 「それって…嫉妬?」 「うーうるさいうるさい!アンタばっか好きだとか思うなよ!」 「うそ…!ホント?…あーもう…!ヤバイ」 「なにがだ!馬鹿野郎!確かに任務に私情挟んだらまずいのは分かってるけど、危険で成功率が低いんだから…んぐ!」 「一杯鳴いてね?」 「ばっ!なに…んん!?」 「もーだめ。…ここじゃ何度もできないからさっさと終わらせて帰るよ!」 「こんなことしてる暇…っ!」 「なんのサービスって思ったけど、さっさと片付けろってことね?ま、今回は乗せられてやってもいいか」 ********************************************************************************* いじめっこ。 喧嘩する話しかかいとらん(;´∀`) ではではー!ご意見ご感想等御気軽にどうぞ! |