「あ!しまった!」 「え?どうしたんですか?味付け、おかしかった…?」 「そんな!こんなに美味いのに!彩りだってキレイだし、俺のよめさんの料理は最高です!」 「も、もう!そんなに誉めないでください!…色々、我慢が…!」 「そうじゃなくて、もう1年たつんだなぁって」 「え?何がですか?」 「ほら、明日!いいふうふの日!」 「あ、ホントですね!そういえば去年は…」 「今年も休みはとったけど、色々準備しようと思ってたのに、うっかり新学期でばたばたしててなにも…」 「今年もお休みとってくれたんですね…!嬉しい…!」 「うわぁもう!うちのよめさんはかわいいなぁ…!」 「かわいいなんて…イルカ先生の方こそかわいいです!」 「俺のよめさんが世界で一番かわいい!…俺、もっといい夫にならないとなぁ…!料理も結局作ってもらってばっかりだし…」 「そんな…!イルカ先生は最高の旦那さまですよ?」 「なんて優しいんだ…!俺もいつまでもよめさんにそういってもらえるようにがんばらないとだなぁ…!」 「イルカ先生は、俺を誰よりも大切にしてくれる…最高の旦那様です!」 「俺のよめさんの方が俺をすっごく大切にしてくれるし、なんでもできるし、かわいいし、かわいいしかわいいし!」 「…あーもう!無自覚に誘ってくれちゃうし…!恥らう顔もイイし、時々大胆だし、素直に喘いでくれるし、締まりはいいしかわいいし、こんな人他にいないよね…!」 「え、えっと、だから俺、明日はずっと一緒に…!」 「も、もうがまんできません!」 「へ?え?あぁっ」 「イルカせんせ…大好きです…!」 「お、俺も…ん…!」 「いっぱい気持ちよくなりましょうね!」 「程ほど…って…無理だろうなぁ…がんばるぞ…!」 ***** 「あ、も…だめ…!」 「ああもうかわいい…!日付、丁度変わりましたよ?」 「え?あぁっ!そこ、でちゃうから…!もう無理…んぁ…!」 「ん、今年も、いい日にしたいですね?」 「うぁ…あっ…ま、まあいいか。喜んでくれてるし…がんばら、ないと…ぅあっ」 「いいふうふって、簡単に言えるかどうかなんて分からないですけど…俺、幸せです…!」 「俺も、かわいいよめさんと一緒に過ごせて幸せです…!」 ********************************************************************************* 今年も美味しく頂かれた旦那さまだったとさ! ド粗品だけでも祝いたかったので…! |