「カカシさんカカシさん!」 「なぁに?」 「どうして…お外出してくれないんですか?首の紐が取れない…。」 「んー?だって、今日寒いでしょ?」 「そういえば…昨日まであったかかったのに急に寒くなったような…。」 「だからねぇ。お外に行っちゃだめ。風邪引いちゃったら困るでしょ?」 「でもでも!お外はいい天気だし!買い物とかお洗濯とか…」 「全部済ませといたよ。折角のお休みなんだし、ゆっくりしょうよ?」 「でも…お天気がいい日はおさんぽしたいです!カカシさんと!」 「んー?でも、お外は寒いよ?」 「…ちょっとだけ…だめですか?」 「ま、いいけど。…俺は寒いの平気だし。」 「ありがとうございます!」 「じゃ、行くよー。どうせならお弁当でも買ってこうか?」 「ホントですか!えへへ!」 「ピクニックシートと毛布ももってって…」 「はぁい!」 「タオルもねー。」 「?何に使うんですか?」 「ま、後でね。それより、お弁当は何がいい?」 「えっと!から揚げとか、お結びとか…!」 「りょーかい。よっと。」 「あ!鳥!…式ですね!」 「頼んどいたから。後で忍犬が持ってきてくれるよ。」 「楽しみだなぁ…!」 「じゃ、先に行こうか。」 「はぁい!」 「あの森がいいかなー?誰も来ないし。」 「ピクニック久しぶりだー!えへへ!」 ***** 「お天気いいですね!」 「そうねー。」 「ここ、本当に静かで誰も来ませんね!」 「そうねー。」 「お弁当美味しかったし、ちょっと眠くなってきたかも…」 「じゃ、寝ようか?」 「あれ?毛布。地面に敷くんですか?」 「直接は冷えちゃうでしょ?」 「え?え?なんで服脱がすんですか?」 「脱がないと出来ないでしょ?」 「…えっと?何を?」 「とりあえずこっち向いて目、閉じて。」 「はい!んむっ!?」 「まだ早いと思ったけど、いいよねー?」 「あっ!?ここで…スルんですか…!?」 「静かだし、いいよねここ。」 「静かですけど…!やっ!」 「誰にも聞こえないから一杯鳴いていいからねぇ?」 「あぁん!」 「こうなるからお外行かせないようにしといたのにねぇ?」 ********************************************************************************* 休日の中忍教師閉じ込め癖のある黒上忍? 引き続きアホ話…。 本当は首に縄つけてしまっておきたいと思ってたりして! |