もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどんがんがんばりばりさくさくぽりぽり勢いあまってアップしておきます。 …流石にそろそろ皆様飽きた頃だろうと思うので、次あたりから別の物を更新しようかなぁ…? 「はぁ…。」 「どうした?カカシ。久しぶりに料理したからな…。もしかして味がおかしかったのか?」 「ううん!おいしいよ!とうさん、料理上手だもん!母さんだって好きだったじゃない!」 「そうか。ありがとう。…では、なにかあったのか?」 「なにかっていうか…結婚できるまで、あと十年くらいあるんだよね…。」 「そうだな。確か、結婚できる年齢は16歳…?だったか?」 「とうさん。自分が結婚した年齢は覚えておいた方がイイと思うよ?あってるけど。」 「そうか。」 「イルカとできるだけ毎日会いに行ってるんだけどさ、どうしても日をまたぐ任務もあるから、何日か会えないこと多いでしょ?」 「ああ、そうだな。」 「三日ぶりとかでみるとさ、イルカがどんどん可愛くなってるのが凄く良く分かって不安になる。前に変なのに狙われてたし…誰かに取られる前に俺のモノにしたいなって思うけど…。」 「会ったその日にというわけにはいかないからな。まだ子どもだ。」 「…それに、お義母さんは許してくれてるけど、まだお義父さんがね。」 「うみのは慎重だ。それに、イルカ君の一生の問題だから、色々と思うところがあるんだろう。」 「俺は確かにまだ子どもだけど、もう中忍だし、本気なのに…!どうしてイルカはあんなにかわいいんだろう!いつも心配してないといけないよ!」 「そうだな…。母さんを一目見たときに、俺も目が離せなくて…」 「うん。それ、凄く良く分かる!…でもね?とうさん。普通、初対面の人にいきなり結婚申し込んで、しかもさらっちゃうのは、ちょっとまずいと思う。」 「…そういえば、そう言い聞かせられたな。最初は怒っていたようだったし。だが、聞こえなかったかと、もう一度申し込んだら、笑ってくれて、それから優しい声で…」 「とうさん。」 「ああ、話がそれたな。」 「攫っちゃうのが無理でも、せめてご両親の了解は得たいんだよね。」 「うみのがやはり要か…。」 「お義父さんも、ちょっとずつだけど、俺のことを認め始めてくれてるって思うんだ!…ただ、どうしてもイルカを見てるとさ、キラキラしてて、可愛くて…!全身で好きっていってくれるから…!」 「うみのは優しいが、厳しい。全く見込みがなければばっさり切って捨てるくらいのことはする。…カカシは、見込みがあると判断されているようだから、努力次第だろう。」 「そうだよね…!諦めないでがんばれば、いつかきっと…!」 「ああ。母さんも、最初は色々あったが…」 「俺さ…正直、かあさんの器の大きさは尊敬してる。父さんのことも勿論尊敬してるけどね!」 「そうか。」 「とりあえず料理とかもそうだけど、お義父さんのツボって言うか…ねらい目を探そうと思ってるんだ。」 「なら、できるだけ家に遊びに来てもらえるように、誘ってみよう。」 「うん!ありがとう!とうざん!」 「いや。うみのの家族と過ごすのは、俺も楽しいから。」 「そうだね!なんかさ、とうさんとお義父さんをみてると、俺も楽しいもん!」 「そうか?」 「あ!そうだ!とうさん!俺にあのちょうちょの式の作り方教えてくれる?」 「ああ、あれなら簡単だ。…ほら、こうして…。」 「えっと…こう、かな?」 「ほら、出来た。」 「やったぁ!なんかさ、イルカってばちょうちょが欲しいから、ふさふさもつれてきてっていうんだもん!」 「作るくらいなら簡単だから、ついていこうか?」 「…とうさん。恋人と一緒にいる時に、父親同伴って微妙だと思わない?」 「そうだな。」 「だからさー…やっぱり、こうもっと色々術を覚えたいんだよね!強くなったら安心してくれるかもしれないし。」 「修行なら、一緒に出来る。なんならイルカ君と奥方も一緒に来ればいい。」 「そっか!それでお義父さんを驚かせれば…!」 「明日は任務もない。」 「俺は…Bランクが一個だから大丈夫かな?」 「では、明日…」 「朝早いけど、ちゃんとご飯は用意していくから食べてね?」 「ああ。…この間の弁当も美味かった。ありがとう。」 「えへへ!ちゃんと食べてくれたんだね!」 「うみのも感心していた。」 「そっかぁ…!お義父さんもかぁ…!がんばらなくっちゃ!」 「さあ、もう寝なさい。遅くなると任務に差し支える。」 「そうだね!明日は色々あるし…おやすみなさい!」 「おやすみ。」 ***** 「失礼する。」 「こんにちはー!イルカ!一緒に修行しない?」 「あ!カカシ!しゅぎょう?美味しいの?」 「美味しくはないかなー?食べ物じゃないから。でもね?追いかけっこみたいでたのしいかもしれないよ?」 「なら行く!」 「母ちゃんもー!」 「じゃ、一緒に!」 「うみのは今日は確か任務だったな。後で俺も合流するが。」 「うん!えっとねぇ?父ちゃんは任務!」 「あのね?ついてきたらもう抱っこしてくれないって言うから、ちょっとだけは我慢してあげてるの!でも飽きたら遊びに行くー!」 「母ちゃんもいくなら、イルカもー!」 「…そうか。」 「イルカー!ほら!ちょうちょ!」 「にゃ!ふさふさのちょうちょ!」 「これはね。俺が作ったんだ!だから今度からいつでも遊べるよ!」 「すごいすごい!カカシすごい!」 「…いいなぁ?母ちゃんも…」 「ああ、奥方はこれを。」 「でっかい鳥!待てー!」 「いいなぁ!かあちゃんいいなぁ!…カカシ、アレ欲しい!」 「ちょっと待ってね!父さん…!」 「ああ。これは、こうして…」 「こうだね!」 「あ!鳥ー!うにゃ!うぅー!逃げるー!」 「イルカ、やっぱり可愛いなぁ…!」 「カカシ。後で応用を教えよう。」 「うん!…俺、がんばるんだ!」 「ああ。」 ********************************************************************************* 子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きをがんがんどんどんばりばりじゃんじゃんサクサクぽりぽり出来心でアップしてみる。 いない間に色々企まれる父だったりして! ご意見ご感想などお気軽にどうぞ!!! |