あそびにきてね?(肉食獣のいる生活もしも編)

もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどん…(中略)…勢いあまってアップしておきます。
子ぬこになでなでしてもらうじいちゃんのはなし。


「じいちゃん!おじゃましまぁす!」
「おおイルカ!よく来たのう!丁度いいおやつがあるんじゃ!」
「にゃ!おやつ!食べたい食べたい!」
「…こんにちは?三代目」
「カカシ…やはりか…」
「で?随分必死ですけど、イルカは俺のですから。その辺ちゃんとわかってますよね?」
「く…っ!…お主の分もおやつはある。一緒に茶でも…」
「んっとんっと!じいちゃん!ありがとーございます!えへへ!カカシといっしょ!」
「うん!そうだね!…一緒に食べよう…?」
「えへへ!食べる!じいちゃんも一緒!」
「おお!そうじゃのう…!…急ぎの決済もないでな。少し休憩するかのう?」
「ちっ!…ま、いいけど。じゃ、お茶入れるね?…イルカ」
「お手伝いー!」
「ありがと!」
「…なんというか…ほんにお主はサクモに似たのう…」
「カカシはふさふさにそっくり!でもね?ふさふさの黒いのにもそっくり!あのね?黄色いのが、ふさふさと黒いのとそっくりでちってすごいって言ってた!」
「え!?アイツまた来たの!?大丈夫!?変なことされてない!?」
「う?なでなでされた!いもーとにフーっってされて、じゃあねだった!」
「あの黄色頭…!頭緩いくせに油断も隙もない…!」
「あー…その、じゃな。アヤツは一応お主の上忍師として…」
「必要ありません。今までだって単独で任務をこなしています。…わざわざ上忍師をつける意味はないでしょ?」
「まあ待て。お主はまだ幼い。アヤツは…その、性格はちとなんじゃが、戦術には見習うべきことが多いぞ?イルカを、守りたいのじゃろう?」
「…!だからって、アレは…!大体なんか勝手に家に上がり込むし父さんにやたらと料理教わったりしてるし!全然戦術と関係ないじゃないですか!迷惑ばっかり掛けて…!」
「…アヤツは…!…ま、まあ、あれじゃ。惚れた女子意外みえんのじゃろうなぁ…。サクモとはある意味気が合うじゃろう?」
「そういえば…!?でも、あれって大丈夫なんですか?はっきり言って、酷いでしょ?」
「仕方があるまい。アヤツも師がなぁ…そういう意味ではワシの責任でもあるのか…」
「えーっと…師、ってことは…あの人の上忍師だったのって?」
「…自来也じゃ。知っておるじゃろう?」
「強いっていうのは。会った時は、なんかちょっと軽薄っていうかエロ爺っていうか…。折角器量がよいのになんじゃ男か!って言われたような?…でも、それだけじゃないんでしょ?教育に悪そうではありましたけど」
「あー…まあ、なんというか。そのう…女子の口説き方がのう…はぁ…」
「じいちゃんじいちゃん!お話まだ?お腹すいた!」
「おお!すまんのう!…食べながらにしような?」
「おやつ!おやつ!」
「イルカ…!かわいい…!足りなかったら俺のも食べてね?」
「うー?やだ!カカシといっしょがいい!美味しいの好きだけどカカシが食べないならイルカもいらないもん!」
「イルカ…!でもね?俺は甘いモノがそんなに好きじゃないから、足りなかったら遠慮しないで食べて欲しいな?」
「うー…!カカシの分はカカシが食べるの!でもあーん!はする!」
「!う、うん!あーんしようね?…最高…!」
「えへへ!あーん!」
「あーん!…イルカも。あーん!」
「あーん!…美味い!ふさふさのおやつのが美味いけどこれもふわってする!」
「よかった!イルカが食べさせてくれたのも美味しいよ!」
「にゃ!がんばる!んっとんっとあーん!」
「あーん!…えへへ!」
「はぁ…。アヤツもこれくらいのことができればのう…。勢いばかりで女心の機微をわかっておらぬから…」
「無神経なだけでしょ?この間もいきなり父さんに…!まだ落ち込んでるし…まあ、あれは偶然だけど。あの人ちょっとどうかと思いますよ?相手の人は…なんていうかそういうのに慣れてない感じだからそれもあるのかもしれないけど」
「…互いに思いあっておるのは端から見れば分かるんじゃがのう。クシナは素直になれぬし、ミナトはミナトでその辺がわからぬから、しつこくしすぎるんじゃ。それがまたアヤツの師のせいで手段がのう…」
「…それは…えーっと。…当事者同士で何とかして欲しいんですけど」
「黄色いのは赤いのが大好き!でね?赤いのも黄色いのがキライじゃないんだって!でもしつこいとか一杯言ってた!…だからキライなの?ってきいたら好きって言ってあかぁくあかぁくなってた!なでなでぎゅーってしてくれた」
「え!なにそれ!…イルカ…!ぎゅーは俺だけにして…!」
「う?あのね、困った困ったでうぅーってなってたからぎゅーなの!カカシのぎゅーはもっと、んーっと、大好きー!のぎゅーだもん!」
「イルカ…!俺もイルカのこと大好き…!!!」
「えへへ!ぎゅー!ちゅーも!」
「うん…!」
「…まあなるようになるじゃろう。なんだかんだとあっても、男女の中というモノは…」
「じゃ、さっさとなんとかしてくださいね?もう父さんに迷惑掛けないで」
「にゃ!ふさふさが…赤いのにごめんなさいしたいって言ってた!でもね?赤いのはごめんって言いたいって言ったら、あかぁくなって、きゃー!って!そしたら黄色いのがあおーくなってた!」
「あー…まあ自業自得だよね。あんな時間に女の人連れて来るなんてさ。その後もなんかやらかしたみたいだし」
「アヤツは…!」
「ねぇねぇ!じいちゃんにごしょーたいは?」
「あーそうだった。…三代目。父さんが三代目をご招待したいって言ってるんです」
「なんじゃ?なにかあったのか?」
「いもーとが出てきたからじいちゃんにもなでなでしてもらおうって!ふさふさがいっぱいごちそうつくる!父ちゃんは寝てるけど頑張ると思う!」
「おお!そうかそうか!じゃがまた…」
「眠いときじゃなければ三代目でも大丈夫だと思いますよ。ま、俺たちはいつでも触らせてもらえますけどね?」
「く…っ!ま、まあよい。あの子らには早めによい番を探してやらなければならぬし…!」
「いもーともじいちゃんのお髭好きだと思う!…イルカもふさふさしていーい?」
「ああ、もちろうんじゃとも!」
「ろくでもないことばっかり企むよねホントに…!…ってことで、また都合がいいときを教えてください」
「そうじゃのう!…土産をかんがえておかねば…!名前は結局断られたが…今度は女子じゃし、色々と用意する物も…!」
「あ、父さんがそれこそウエディングドレスまで用意してますから。多分いらないと思いますよ?食材の方がいいと思います」
「サクモ…!またか…!止める者がおらぬとこれじゃから…!」
「んーっとんーっと!じいちゃん遊びに来てね!いもーとがにごにごでふさふさにずーっとくっついてて楽しい!イルカも乗せてもらう!」
「おお!そうかそうか!…サクモは…」
「…父さんは…ま、ずっとあんな感じですから。お義父さんもお披露目したいって言ってたので、お待ちしております」
「そうじゃな!楽しみじゃのう…!」
「お料理こねこねー!がんばる!」
「うん!俺もがんばるね!」
「うむうむ!良い子に育ったのう…!サクモとうみのの様子もみなければならんし、早めに時間をとらんと…」
「…父さんの様子、ちゃんと見ないと…!がんばろう!」
「ふさふさのご飯美味しい!いもーととじいちゃん…遊んだら楽しいかなぁ!楽しみ楽しみ!」


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子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きを(中略)出来心でアップしてみる。
という訳で派遣された子ぬことカカシ編だったりして!
そしてまだ母ちゃんは父ちゃんの上で寝てます。

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