もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどん…(中略)…勢いあまってアップしておきます。 じいちゃん相談会開催! 「三代目!」 「なんじゃどうした?朝っぱらから騒がしいのう?」 「あのですね、カカシ君のことでご相談が…!」 「うみのか。ふむ…体調が優れんようじゃな…?やはりアヤツにはもう少し色々と手伝わせるべきかのう?もうすぐ生まれるというにこれでは…」 「そ、その件で!あの!カカシ君に何をさせるつもりなんですか!?まさか…!?」 「ああ、そうじゃなぁ…カカシにも色々と、な?」 「三代目。先日は大変ご迷惑をおかけしました。カカシにもご配慮下さってありがとうございます。今後も精進し、イルカ君と共に生きて行くためにも修行を…」 「おお!サクモ!大分顔色がいいのう!どうじゃ?アヤツは?師匠がちとアレなせいか、ズレた所もあるが、お主となら上手くいきそうじゃろう?」 「師匠…ああ。そういえば、彼の弟子でしたか。強く優しい瞳をしていました。いずれ、二人には仲人をと」 「わー!?サクモさん!?何の話ですか!?大体まだけっこ…」 「そうかそうか!そうじゃな!アヤツらにも上手く行ってほしいもんじゃが…クシナははねっかえりのじゃじゃ馬じゃし、アヤツはアヤツですっとぼけとるくせに女子に好かれすぎおるしのう。そのくせ本命には口説き下手ときとる」 「俺も、似合いの二人だと思います」 「お主もそう思うか?ふむ…勘の鋭さは信用できるからのう!手出しは控えてしばらく様子を見るべきか…?」 「手作りの弁当を作るのだと言っていました。真っ直ぐな思いは必ず伝わると、以前彼女も」 「弁当か…。確かにアヤツは食いしん坊じゃが、やはり心配じゃな…?ううむ?じゃが、アヤツも一癖も二癖もありおるから、うかつに手出しはできんし…!」 「サクモさん!三代目!恋愛話は後にして下さい!そんなことよりカカシ君の話が先でしょう!」 「カカシの将来?それなら、イルカ君と一緒にうちに離れを作ろうと思っている。それから…そうだな。式はやはりドレスだけでなく両方…」 「そっちじゃないです!サクモさん…!あと俺の息子になんの躊躇いもなくドレス着せようとするのは止めてください…!」 「落ち着け、うみの。…今、カカシと組ませるのに丁度良い年頃の中忍がおらんでな。師となるアヤツもまだまだ若い。年嵩のものとはやりにくかろう。完全とはいかんが、ある程度は実力が釣りあう相手を探すまでちと待たせてしまうかもしれんがのう」 「それでしたら、カカシなら年上の相手とばかり組んできているので大丈夫だと思います。上忍師というものがまだ良く分かりませんが、共に任務に就けばよい修行に…」 「あ、サクモさんはちょっと黙ってて下さいね?えーっと…ってことは、しばらくは今までみたいに、単独任務が主体ですか…?」 「いや、しばらくはアヤツと組ませるつもりじゃが?」 「ちょっ!ちょっとまってください!まさかカカシ君を前線に…!」 「慌てるでない。しばらくは足慣らしも兼ねてせいぜいBランク任務だけじゃ」 「Bランク!?大丈夫なんですか…!?あの、カカシ君との相性とか!どうもイルカにちょっかいかけたかなにかしたらしくて、結構険悪なんですよ!?それにしばらくって…!?」 「いずれは高ランク任務も任せたいがの。まずは里から長くは離れぬようにさせるつもりじゃ。短期のものばかりになるじゃろう。…アヤツも訳ありでな」 「え…!?」 「…彼に、何か?」 「アヤツは、若すぎるんじゃ。実力の割にな。…お主と同じじゃ。まあ煙たがられても性格がああじゃから、今までは大事にならんかったんじゃが…」 「若すぎる…?」 「えーっと…なんていうか、この間の件も…」 「そろそろ式を挙げられる年齢になっていると思うんだが…?」 「えーっと。サクモさんには後で説明しますね?…三代目、もしかしてサクモさんを狙ったのと同じ奴らが…?」 「サクモの守りを固めたせいで、アヤツにターゲットが移った節もある。が…まあ、アヤツはサクモほど隙がないからの。むしろアレじゃ、アヤツがまた振られたの笑ってくれたのと、いちいち騒いで落ち着かんのでな。応急処置も兼ねておる」 「へ?」 「隙…そうですか。気をつけなくては」 「サクモさん。戦闘以外のことについてですから!…今度ゆっくり相談しましょうね?」 「そうか。ありがとう。うみの」 「はぁ…相変らずじゃのう?」 「あの、その、一生懸命なだけなんです!悪気は…!」 「申し訳ありません。三代目」 「あー…その、な?謝らんでもよいぞ?…アヤツも性格はともかくあの顔じゃからのう?無駄に女子を寄って来させては無自覚に惚気おるからタチが悪いじゃ。…それで本命に怪我でもさせたらことじゃでな。流石にアヤツがおるのに狙うバカは居るまい?」 「…なるほど。そういえばあの女性は…。俺も気をつけようと思います」 「そうじゃな。お主は…なんというか…他の所もなんとかせねばならんが」 「えーっとですね。サクモさんは、そのままでいいと思いますよ?ただその、カカシ君はがんばりやさんすぎますから、色々気をつけてあげないと!アレも…上忍師にして大丈夫なのかっていうレベルで天然だしなぁ…」 「家事は中々のものじゃぞ?予行演習に励めと伝えてあるからの。いろいろと手伝わせてやるがよい」 「予行演習…そうですね。料理全般はある程度は。…ドレスの縫い方と護衛用の術をいくつかと…」 「家事って…!?あの、もったいないというか…それに最近里の戦力がうちに集中してる気がするんですが!?」 「まあ、そうじゃな。…生まれてくる子を攫おうなどと考える愚か者もおるらしいからのう…」 「ええええええ!?俺の子を!?…今すぐ対策を…!でも嫁さんにじっとしてろって言っても無理だし…!?」 「ああ、それなら。結界もトラップもすでに。それから綱手姫にも色々と教わってあります。もし奇襲されても、奥方の安全は確保できるかと」 「そうじゃな。いくら強くとも幼子の内ならばと…イルカのときも色々とあったもんじゃが…。元気な子じゃったからのう。アヤツが連れて歩いておったから、何事もなく強く育った。今回も配慮すれば問題あるまい」 「そうですね。とても可愛らしいです」 「そうじゃろう!そうじゃろう!しかも今度は女子じゃ!きっとそれはもう…!」 「そ、そんなことあったなんて…!?」 「お主はそれ所ではなさそうじゃったなぁ…。護衛の者は悲鳴を聞かぬ日はなかったと報告してきおったし。…まあ今回も大丈夫じゃろう。産んでしばらくは油断できんが、落ち着けば寄ってくる敵を許すほど甘くなかろう?アヤツは」 「俺もついている。うみのは奥方を安心させてあげてくれ」 「そ、そうですね…!もうすぐ、うちの子が…!サクモさんが全力で護衛してくださるなら、早々何かされたりは…!」 「性格はちとアレじゃが、一応ミナトもつけておるしのう!安心せい!」 「ああ、そうですね。心強い」 「俺も色々考えなくちゃな…!」 「では、奥方が運動しているので、少しだけ俺も」 「…無理をするでないぞ?お主はそれでなくとも、あの子らに心配をかけ…」 「彼女にも、怒られました。いつか会えた時に悲しませないように頑張りたいと思います」 「アヤツが…そうか。それで…」 「え?え?何かあったんですか?」 「では、御前失礼」 「あ!まってくださいサクモさん!三代目―!と、とりあえず失礼します!」 「もうすぐじゃな…。打てる手は打った。後は…名前じゃな!」 ********************************************************************************* 子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きを(中略)出来心でアップしてみる。 じいちゃんの考えた名前候補が、そろそろ100を超えました。 …こっそり地味ーに真冬の子ぬこ祭り開催中!…かもしれませぬ…!ニーズあるといいな! |