もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどん…(中略)…勢いあまってアップしておきます。 こそり…。 「さて…今日はなにを準備しようか」 「父さん。とりあえずはさ。俺とイルカで洗濯は出来ると思う。それにしばらくはミルクだけだよね?いくらお義母さんが食べるっていっても」 「夜泣きは、どの程度なんだろうか?確かイルカ君が生まれた頃のうみのは酷く憔悴していたように思ったが」 「うーん?それって、お義母さんが追い掛け回してるからじゃないのかなぁ?今だって、父さんが貰ってきた丸薬が無かったらきっともっと大変なことになってるよね?」 「そうか」 「育児書、一応読んではみたけど、お義母さんの子どもだもんね…。どうなるかなんてわかんないし」 「そうだな。うみのは確か、育児書に向かってこんなのウソだと叫んでいたが」 「あー…うん。そうだろうね。イルカの身体能力からしても、明らかにお義父さんの考えるレベル超えてそうだもん」 「そうか。では、まずは周囲への被害を出さないことを目標としよう」 「そうだね!木の葉周辺の狩られそうな動物の絶滅とかも防がないとだし!」 「食事の量も十分に用意しないといけないな。それから、寝室のことだが」 「そういえば、あの部屋ってベビーベッドだけだよね?お義母さんは一緒に寝ないの?」 「様子をみてから同じ部屋にベッドを入れようと思っている」 「様子…うーんそっかそうだね。まだどんな風になるのかわかんないし」 「服は…足りるだろうか?」 「間違いなく足りると思うよ?あとね?父さんはどのサイズの服まで用意しちゃってるの?」 「…どこまで、だったか…?似合いそうだと思うとつい」 「忘れてるんだね…。まあいいけど。俺とイルカで探した範囲だと、とりあえず振袖まではあったよ?」 「そうか」 「あとシルクの生地の山は…あれってどっちの?」 「ああ、それは恐らくイルカ君用だ。練習に使おうと思っている」 「練習にしてもあんなに大量には要らないと思うんだ。もうさ、父さんが買ってくるべきものってないはずだから!」 「そうか」 「いくら三つ子でも、一部屋服で一杯にする必要はないでしょ?成長に合わせてそろえればいいんだし!」 「だが、3ヶ月もすればもう…」 「父さん…イルカ見てて分かるでしょ?猫じゃないんだからそんなにすぐおっきくはならないよ?」 「…そうか…」 「うん。まあいいや。父さんだもんね。実際イルカも歩き出すのは相当早かったみたいだから」 「楽しみだな」 「…うん。そうだね。父さんがすっごく楽しみにしてるのは良く分かるよ」 「彼女は生まれる寸前でも落ち着いていたが、奥方もそうだな。女性は強い」 「うん。そうだね…。お義父さんはなんかもう危険な状態だもんね」 「うみのは…いつでも一生懸命に物事に取り組む。奥方のことを愛しているから、酷く心配しているんだろう」 「うん…なんていうかさ。俺、色々勉強になったよ!」 「そうか」 「ドレスの件は俺がデザインしてるから、今度生地使って練習させてもらってもいい?」 「ああ、もちろんだ」 「縫い方も父さんに一度教えてもらおうかな?あれだけあったら何着も作れるし」 「そうだな。まずは基本のものを何着か作ろうか」 「楽しみだなぁ…!イルカ、大きくなってもきっと可愛いから!」 「そうだな。楽しみだ」 「じゃ、そういうわけだから、父さんはその買い物袋は置いてちょっと休んでてね?あと忍犬たちも帰しとくから!」 「そうか。では後は食事の仕度を」 「もうほとんど出来てるから!とうさんあちゃんと休まないとでしょ?お義母さんとお義父さんのためにもさ!」 「そうだな。任務はいいとして、うみのには丸薬以外にも何か方法を考えなければ」 「ほらいいから!ちゃんと布団敷いて、あと掛け布団もかけて寝てねー!縁側、今日は暖かいから気持ちイイと思うんだ!」 「そうか」 「…ふぅ…。任務が忙しくなったから、お土産は減ってくれたけど…このままじゃうちが埋まっちゃうもんね。気をつけないと!」 ***** 「う、うぅ…!」 「父ちゃん苦しい?ふさふさ起きない!」 「どうして…!?さっきまで寝室でお義母さんに捕まってたはずじゃ!?」 「う?母ちゃんも寝てる!」 「あー…そっか…。きっとお義父さん持って出かける途中に、寝てる父さん見つけちゃったんだね…」 「母ちゃん気持ちよさそう!イルカもお昼寝?」 「そうだね。もうお洗濯も片付いたし、一緒に寝よっか?父さん何とかしなきゃいけないし。こうなったら俺が」 「うぅ…カカシ、君か…?ここは危険だから…」 「父さん!ほらこっち!」 「…?…」 「わっ!…これで、まあしばらくは…」 「にゃ!ぎゅー!ふさふさ寝てる!」 「サクモさんー…起きて、くださ…カカシ君がー…イルカがー…ううぅ…」 「…お義父さん。お疲れでしょうから、できれば退避…するのは無理そうだもんね。俺とイルカが捕まってる間に逃げられればよかったんだけど」 「父ちゃんおやすみなさぁい!」 「おや、すみ…?」 「縁側、これからちびっちゃいのが増えるから狭くなるかなぁ?父さんには気をつけさせないと!」 「ぬくぬく!カカシと一緒!…ねむ…」 「そうだね。とりあえず、休息も大事だし。お休みイルカ…」 「おやすみなさぁい!」 ********************************************************************************* 子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きを(中略)出来心でアップしてみる。 とりあえず、ふさふさの説得は成功したようでいてしていないかもしれないという話。 …そろそろ皆様飽きたかなぁ…。 もうチョイで一区切りつけるかもですー。 ではではー!ご意見ご感想などございましたらお気軽にどうぞー! |