もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどん…(中略)…勢いあまってアップしておきます。 ひっそりと! 「にゃ!これおもしろい!ふさふさに似合うと思う!」 「うーん?ハート柄か…なんかそれはそれで喜びそうな気もするんだけど、ちょっと可愛すぎるかな?この辺一応ブランドものっぽいんだけどなぁ?デパートとかじゃないと種類が少ないのかも…?」 「んー?じゃこれ!」 「わー!こんな柄のあるんだね!でもなぁ…魚柄かぁ…しかもリアル…!」 「これもおもしろい!こっちも!」 「龍と寅…!?あと牡丹と獅子かな…?な、なんか凄いんだけど…!?ある意味凄く似合いすぎそうだし!」 「あー!これ!これがイイと思う!」 「え?あ!ホントだ!これいいね!手裏剣柄!これなら父さんでも似合いそうだし!デザインもいいよね!ありがとイルカ!」 「えへへ!…んっと!これも楽しい!」 「あ、これ、小さいサイズもあるんだ」 「これね?カカシにも似合うと思う!」 「そ、そっかな!…買っちゃおうかな…!」 「いっぱい黒いの!可愛い!」 「イルカパンツって感じだよね…!黒猫一杯で!」 「ふさふさのはこれでいーい?」 「うん!あと…ね、イルカ。これとかどうかな?俺に似合うと思う?」 「んー?なんかぎゅーってなりそうなパンツ!」 「紐パンは駄目か…。えーっと。じゃ、こっちとかどう?」 「かっこいい!でもさっきのやつのが好き!」 「カーキでボクサーはアリだけど、猫柄の方が好み…」 「ねぇねぇ?カカシお腹痛いの?大丈夫?」 「え?あ!うん!大丈夫だよ!ちょっと将来に向けての計画って言うか!」 「う?よくわかんない!」 「そうだね…まだ先だよね…!リサーチは慎重にしないと…!」 「いっぱいパンツ!イルカも父ちゃんに買おうかなぁ?」 「そうだね!どれがいいかな?」 「あのね?あっちのわごん?の中の三枚セットのやつ!履き心地がいいからって言ってた!」 「うーん?お義父さんの趣味だとこの辺でもイイと思うんだけどなぁ?でも俺が買って帰ったら気にしそうだよね…?」 「父ちゃん、カカシががんばると喜ぶけど困ってる!変なの!」 「えーっと。とりあえず父さんのを包んでもらって、あとこの猫のも買ってこうっと!」 「穿いたら見せてー!きっと似合う!」 「う、うん!…なんか…すっごくどきどきしてきた…!」 「えへへ!イルカが選んだの!」 「そうだね!父さんもだけど…俺もすっごく嬉しい!ありがと!イルカ!」 「誉められた!…帰ってからもがんばる!お仕度するの手伝う!」 「あ!そういえばもう結構経ってるね!お腹減ったでしょ?急ごう!」 「お家―!あとでパンツ見せてもらう!」 「うん!一緒にお風呂入ったら、楽しみにしてて!」 「ふさふさのも!」 「…そうだね…。父さんには…負けないぞ…!」 ***** 「お仕度―!終わった!」 「ありがと!イルカ!それから、お義父さんと父さんもお疲れ様です!」 「い、いや、俺はほら、皮剥いてただけだから!」 「カカシとイルカ君とうみのが手伝ってくれたから、大分早く済んだな。これで明日は仕上げするだけだ。夕食もついでに作れた。ありがとう」 「サクモさんは本当になんでもできますよね!」 「じゃ、勝負は明日だね!…気をつけないと…!」 「誉められたー!えへへ!…じいちゃん明日もお髭もさもさかなぁ!撫でてもらうの!そんでお髭で遊ぶの!」 「イルカはあんまりじゃれすぎないようにしなさい!それと、ちゃーんとご挨拶できるな?」 「はぁい!」 「イルカはこの間もお茶出してくれたり、お菓子出してくれたりしたんです!ねー?」 「ねー!カカシはね!いっぱい準備してくれてね!じいちゃんえらいってなでてくれたの!」 「そ、そうか…俺がいない間に…!」 「うみのは、忙しかったからな」 「…なんていうかある意味正しいんですけどね…面目ない…!」 「さて、では夕食を」 「そうだね!お義母さんはまだかなぁ?」 「夢中になると時間忘れちゃうからなぁ…?そろそろ探しに…」 「大丈夫だうみの」 「へ?うわぁ!?」 「ただいまぁ!美味しい匂い!肉?食べたい食べたい!」 「母ちゃんお帰りー!」 「ただいまぁ!ねぇねぇ!いっぱい取ってきた!誉めて!」 「こ、こりゃまた凄い量だなぁ…!?」 「ありがとう。奥方。木の実や果実はかごに入れるか。肉は捌いて包んでおこう」 「えへへ!凄い?凄い?」 「ああうん。凄いけどな…どうしようなー…こんだけあったら流石に持って帰るの厳しいんじゃ…?」 「母ちゃん凄いー!でもイルカもがんばったもん!はい!これ!」 「ん?…うまぁい!これなぁに?なぁに?」 「イルカが焼いたの!ハンバーグ!」 「イルカ凄い!」 「えへへー!」 「お義母さん!他のおかずもありますから、ご飯にしましょう?」 「はぁい!」 「そうだな。食事にしよう」 「食べてからですよね…!色々何もかも…!」 「ご飯―!食べたらお風呂でパンツー!」 「パンツ?ああ、サクモさんのか」 「んー?えへへ!」 「ねー?後でだよね!イルカ!」 「…サクモさん、風呂場で子どもたちに奇襲されないように気をつけてくださいね…!?」 「そうか」 「眠い…眠いけど…肉―…!」 「あ、お義母さんが!」 「わー!?わかった!ほらご飯食べような?」 「にゃ!これも美味い!」 「イルカも食べるー!」 「いっぱい食べてねー!」 「そうだな。成長のためには…」 「父さんもね?はい。これ!」 「ああ。ありがとう」 「明日かぁ…なんか不安だ…!」 ********************************************************************************* 子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きを(中略)出来心でアップしてみる。 もうすぐじいちゃんが来るかもしれないという話。 ご感想などございましたらお気軽にどうぞー! |