秘密のお出かけ(肉食獣のいる生活もしも編)

もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどん…(中略)…勢いあまってアップしておきます。
とりあえずなんかもう脳が子ぬこモードなので一応置いておきます…。これ、本には入れられぬ…ページ数がもうエライこっちゃー…。170超えても許されますか…?


「カカシー!」
「わっ!?どうしたの?イルカ!」
「う?だって帰ってくるの遅かったから!」
「ああ、ごめんね…?ちょっとこの任務、梃子摺ってて…!」
「えへへー!なでてー!カカシいないのヤ!すっごく我慢した!」
「うん!俺も離れてるのすっごく寂しかった…!…ああ…久しぶりに見ると、またすっごくかわいくなってるなぁ…!」
「だからね!遊びに来た!」
「うーん?でもね?多分…お義父さんが怒るんじゃないかなぁ…?」
「うぅー…!父ちゃん怒ると怖い…!でも、カカシいないのヤ!」
「…俺、もっと強くならないと…!」
「ねぇカカシ…じいちゃんに行って来ますしてきたけど、やっぱり父ちゃん怒る?任務でいなかった!」
「えーっと…微妙かな?でも、俺が一緒に怒られるから!だって、イルカを一人にしちゃったの、俺だもん!」
「カカシと一緒?…なら平気かも!父ちゃんカカシにはあんまり怒らない!でもよく困ってる!ふさふさにも!」
「なんていうか…お義父さんは真面目な人だからなぁ…。父さんのことで苦労ばっかりかけてるよ…」
「そうだ!ふさふさ!ふさふさも任務でいない!多分父ちゃんと一緒!」
「え!…あ、そっか。そうだよね。俺が里を出てからもう2週間だし、父さんたちにも任務はいるよね…」
「ねぇねぇ!帰ろう!何したら帰れる?イルカいっぱいやっつけるのできる!」
「うん!…今さ、やっと追い詰めた敵が、この森に潜伏してて…しらみつぶしに探してるんだけど、まだ狩りきれないんだよね。トラップで負傷者がでて、人手も足りないから…」
「う?イルカがんばる!だめ?」
「うん!イルカが来てくれたから凄くヤル気出たよ!今からちょっと探してくるから…」
「イルカも行く!」
「危ない目にあわせたくないんだ!何か結構えげつない手を使う相手で、もう何人もやられてる。まだ怪我だけで済んでるけど、何かあったら…!」
「んーっとね?あっちにいたのと、あっちのあっちにいたのと、その近くにいたのはやっつけた!通せんぼしてきたの邪魔だから!」
「…うーん。それだけやっちゃってると今更か…。ありがとイルカ!…一緒に、ちょっとだけ手伝ってもらおうかな?」
「イルカがんばるー!そしたら帰ってなでてー!褒めてー!あとちゅーも!」
「う、うん!…俺、がんばるよ!ちゅーかぁ…!えへへ!」
「がんばるー!早く帰ろうねぇ!」
「うん!…帰ったらイチャイチャできるし…!!!」
「にゃ!あっちいた!」
「うん!…行こう!」
*****
「これで全部みたい」
「たくさんやっつけた!」
「えーっと…?いた。コイツだ。…コイツが仲間に…!」
「ふぅん?もっとやっつける?」
「いや。拷問尋問部に引き渡す」
「う?よくわかんないけど。カカシはそれでいいの?」
「良くないけど…!でも、ここでコイツを消しても、怪我が治るわけじゃない」
「カカシ…痛い?痛い?うぅー…!」
「ああ、大丈夫だよ!だってイルカがいてくれるもん!」
「カカシが痛くならないなら、イルカずっと側にいる!」
「うん…!ずっとずっと…側にいてね…!」
「ねぇねぇ!帰る?」
「あ、えっと。うん。数が多いからコイツらの回収のために増援要請したんだ。ソレが来てからなら帰れるよ!」
「にゃ!…早く来ないかなぁ!ぞーえー?わかんないけど!」
「そうだね!それまで、怪我人の手当てとかもしないと…」
「お手伝いする!お薬もってきた!」
「あ!ホントだ!ありがとイルカ!」
「カカシがね?怪我してたらやだから!母ちゃんが父ちゃん遅いってお出かけする時は、父ちゃんいっつも怪我してるもん!」
「お義父さんは愛されてるなぁ」
「イルカもカカシ大好き!」
「うん!俺もイルカのこと大好きだよ!」
「ぞーえー来るまでお手伝いー!」
「早く来て欲しいけど…イルカと一緒にいられるからどっちでも…いや、ダメだ!父さんが!それにお義父さんたちが…!」
*****
「お家ー!えへへ!でも…とうちゃん、いる…?」
「えっと…まだ帰ってきてないみたいだね!」
「にゃ!なら怒られないかも!」
「とりあえずお風呂入ってからご飯にしようね!」
「ご飯!お腹減った!肉!」
「うん!冷凍庫の中のストックまだあったから、すぐ温めるね!」
「お風呂ー!ご飯―!カカシと一緒!えへへ!」
「かわいいなぁ…!疲れてても癒されるって言うか…!」
「…で、怒られないってどういうことかな?イルカ?」
「にゃ!?父ちゃん…!」
「まさかまた勝手に大人の階段とか…!?いやでも!カカシ君だって帰って来たばっかりだと三代目が…!」
「お帰りなさいお義父さん!あの、まだなにも…!」
「ただいまカカシ君!…まだって!?イルカ!お留守番してる間にナニやってたか、父ちゃんに教えなさい!」
「うーんと。えーっと…!うぅー…!」
「唸ってもダメ!大体どうしてそんなに泥だらけなんだ!」
「あの、お義父さん。お風呂に入ってからでもいいですか?汚れちゃうので…」
「あ、うん。じゃあ、今から俺と…」
「ヤ!カカシと入るの!」
「じゃあ三人な!父ちゃんが洗ってあげるから来なさい!」
「あれ?そういえば父さんは…?」
「あー…サクモさんは…その、うちのがまた…」
「ああ、なら早くお風呂入ってご飯作らなきゃ!」
「カカシ君は帰って来たばっかりだろう!俺が食事作るから!お風呂入ってきなさい!」
「はい!ありがとうございます!行こう!イルカ!」
「お風呂―!カカシと一緒!」
「はっ!?もしかして、俺今…!?」
*****
「おかえり。カカシ」
「ただいま父さん!お義母さんも!」
「ふさふさちっこいの久しぶり!…じゃれようかなー?」
「ダメ!カカシはイルカの!」
「奥方。今すぐ食事の仕度をするから」
「肉!早く早く!」
「出来てます!サクモさんもお風呂入ってきてください!お前はあとな?」
「だが」
「俺と一緒に後で入りますから。子どもたちと違ってあんまり汚れてないですし。…それに、あの、風呂入ったら。その…」
「ああ、そうか。…結界だな」
「ソレは要りませんから!」
「肉―!まだ?」
「ああほら!はい!親子丼!」
「肉ー!」
「時間なかったから手抜きだけど、まずちょっとお腹に入れような?」
「美味い!」
「うみのの料理は美味い」
「サクモさんとカカシ君には敵いませんけどね。ほら、ほっぺたついてる!」
「んー?取って?」
「はいはい。よしとれた。ゆっくり食べないとダメだぞ?」
「はぁい!もっと!」
「カカシ君とイルカも!しっかり食べなさい!」
「はい!頂いてます!とっても美味しいです!ほらイルカも。あーん!」
「あーん!えへへ!」
「…俺のいない間に何があったんだ…!」
「仲がイイののはいいことだな」
「後で絶対聞きだすぞ!でも、カカシ君がいるからなぁ…」


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子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きを(中略)出来心でアップしてみる。
お出かけ子ぬこ?
ではではー!ご意見ご感想などお気軽にどうぞ!!!


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